Form No. 3391-857 Rev A Reelmaster® 5410-G お よ び 5510-G ト ラ ク シ ョ ン ユ ニ ッ ト シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 03608—シ シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 03609—シ 製品の登録は www.Toro.com.
警告 モデル番号 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 カリフォルニア州では、この製品に使 用されているエンジンの排気には発癌性 や先天性異常などの原因となる物質が含 まれているとされております。 シリアル番号 この説明書では、危険についての注意を促すため の警告記号図 1を使用しております。死亡事故を 含む重大な人身事故を防止するための注意ですか ら必ずお守りください。 図1 重要 この製品のエンジンのマフラーにはスパー クアレスタが装着されておりません。カリフォル ニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこの機 械を使用する場合には、法令によりスパークアレ スタの装着が義務づけられています。他の地域に おいても同様の規制が存在する可能性があります のでご注意ください。 1.
目次 燃料ラインとその接続の点検 .............................37 燃料ピックアップチューブのスクリー ン .....................................................................37 電気系統の整備 .....................................................38 バッテリーの整備 ...............................................38 ヒューズの点検 ..................................................38 走行系統の整備 .....................................................39 走行ドライブのニュートラル調整 ......................39 後輪のトーインの調整........................................39 冷却系統の整備 ....................
安全について • • 間違った使い方や整備不良は人身事故などの原因と なります。事故を防止するため、以下に示す安全上 の注意や安全注意標識のついている遵守事項は必ず お守りください。これは「注意」、「警告」、「危 険」など、人身の安全に関わる注意事項を示してい ます。これらの注意を怠ると死亡事故などの重大な 人身事故が発生することがあります。 • 安全な運転のために 燃料の安全な取り扱い トレーニング • • • • • • • このマニュアルや関連する機器のマニュアルを よくお読みください。各部の操作方法や本機の 正しい使用方法に十分慣れておきましょう。 子供や正しい運転知識のない方には機械を操作 させないでください。地域によっては機械のオ ペレータに年齢制限を設けていることがありま すのでご注意ください。 周囲にペットや人、特に子供がいる所では絶対 に作業をしないでください。 人を乗せないでください。 本機を運転する人、整備する人すべてに適切な トレーニングを行ってください。トレーニング はオーナーの責任です。特に以下の点について の十分な指導が必要です – 乗用芝刈り機を取り扱う上で
• • • • • • • • • • • エンジンを掛ける前には、アタッチメントのク ラッチをすべて外し、ギアシフトをニュートラ ルにし、駐車ブレーキを掛けてください。 「安全な斜面」はあり得ません。芝生の斜面で の作業には特に注意が必要です。転倒を防ぐため – 斜面では急停止・急発進しない。 – 斜面の走行や小さな旋回は低速で。 – 隆起や穴、隠れた障害物がないか常に注意 する。 – 急な旋回をしないでください。バックする時 には安全に十分注意する。 – マニュアルに指示があれば、カウンタバラン ス やホイールバランスを使用すること。 隠れて見えない穴や障害物に常に警戒を怠らな いようにしましょう。 道路付近で作業するときや道路を横断するとき は通行に注意しましょう。 芝面以外の場所を走行するときはブレードの回 転を止めてください。 アタッチメントを使用するときは、排出方向に 気を付け、人に向けないようにしてください。ま た作業中は機械に人を近づけないでください。 ガードが破損したり、正しく取り付けられてい ない状態のままで運転しないでください。イン タロック装置は絶対に取り外さないこと、ま た
• • • • • • • に停止したのを確認してから、修理などの作業 に掛かってください。 火災防止のため、カッティングユニットや駆動 部、マフラーの周囲に、草や木の葉、ホコリなど が溜まらないようご注意ください。オイルや燃 料がこぼれた場合は必ずふき取ってください。 必要に応じ、ジャッキなどを利用して機体を確 実に支えてください。 機器類を取り外すとき、スプリングなどの力が 掛かっている場合があります。取り外しには十 分注意してください。 修理作業に掛かる前にバッテリーの接続を外し てください。バッテリーの接続を外すときには マイナスケーブルを先に外し、次にプラスケー ブルを外してください。バッテリーを接続する ときにはプラスケーブルを先に接続し、次にマ イナスケーブルを接続してください。 リールの点検を行うときには安全に十分注意し てください。必ず手袋を着用してください。 可動部に手足を近づけないよう注意してくださ い。エンジンを駆動させたままで調整を行うの は可能な限り避けてください。 バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の 良い場所で行ってください。バッテリーと充電 器の接続や切り離しを行
• Toro正規代理店でタコメータによるエンジン回 転数検査を受け、安全性と精度を確認してお きましょう。 • 大がかりな修理が必要になった時、補助が必要 な時Toro 正規代理店にご相談ください。 • いつも最高の性能と安全性を維持するために、 必ずToroの純正部品をご使用ください。他社の 部品やアクセサリを御使用になると危険な場合 があり、製品保証を受けられなくなる場合があ りますのでおやめください。 搬送する場合 • トレーラやトラックに芝刈り機を積み降ろすと きには安全に十分注意してください。 • 積み込みには、機体と同じ幅のある歩み板を使 用してください。 • 荷台に載せたら、ストラップ、チェーン、ケー ブル、ロープなどで機体を確実に固定してくだ さい。機体の前後に取り付けた固定ロープは、 どちらも、機体を外側に引っ張るように配置し てください。 7
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損 したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 112-5019 93-6681 1. 手足の切断の危険 – ファン可動部に近づかないこと。 93-6689 1. 危険 乗らないこと. 106-6754 1. 警告 表面が熱い。触れないこと。 2. ファンによる手足切断危険、およびベルトによる巻き込まれ の危険可動部に近づかないこと。 93-7272 1. ファンによる手足の切断の危険 可動部に近づかないこと。 93–6696 1. 110-0986 負荷が掛かっている危険 オペレーターズマニュアル を読む こと。 93-6688 1. 警告 整備作業前にマニュ アルを読むこと。 2. 手足や指の切断の危険 エ ンジンを止め、各部の完全 停止を待つこと。 98-4387 1. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 8 1. 駐車ブレーキの操作方法ブレーキペダルと駐車ブレーキペ ダルを踏み込む 2. ブレーキの操作方法ブレーキペダルを踏み込む 3.
110-8921 106-6755 1. 2. 冷却液の噴出に注意。 3. 爆発の危険オペレーターズ 4. マニュアル を読むこと。 警告 表面が熱い。触れな いこと。 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 1. トラクションユニットの速度 2. 低速 3. 高速 110-9642 1. 負荷が掛かっている危険 オペレーターズマニュアル を読 むこと 2. ロッドブラケットに一番近い穴にコッターピンを移し、昇降 アームとヨークをを外す 110-8869 117–0169 1. 2. オペレーターズマニュアル を読むこと。 3. 4. ヘッドライト 10 A 電源 10 A 電源ソケット 10 A 5. エンジン始動 15 A 6. エアライド・シート・サスペンションオプション 20 A 7. コンピュータによるエンジン管理回路 C 7.5 A 8. コンピュータによるエンジン管理回路 B 7.5 A 9. コンピュータによるエンジン管理回路 A 7.5 A 9 1.
バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります 1. 爆発の危険 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこ と。 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと 9. 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 禁止。 5. を読むこと 。 バッテリーに人を近づけな いこと。 7. 保護メガネ等着用のこと爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり 6. 125–8754 1. ヘッドライト 2. 入 3. PTO 4. 切 6. 低速 7. カッティングユニット下降 8. カッティングユニット上昇 9. オペレーターズマニュアル を読むこと。 5. 125–2924 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 2 3 4 5 必要なパーツはありません。 – タイヤ空気圧を調整します。 必要なパーツはありません。 – ステップの高さを調整します。 必要なパーツはありません。 – コントロールアームの位置を調整します。 前ホースガイド 右 前ホースガイド 左 1 1 カッティングユニットを取り付ける。 必要なパーツはありません。 – ターフ補正スプリングを調整します。 6 カッティングユニットのキックスタンド 1 カッティングユニットにキックスタンドを 取り付けます。 その他の付属品 数量 用途 オペレーターズマニュアル エンジンマニュアル 1 1 運転前にマニュアルをよく読んでください。また、この機械 に関する情報源としてお役立てください。 パーツカタログ 1 交換部品のご注文などには、パーツカタログ で部品番号を ご確認ください。 オペレータのためのトレーニング資料 1 機械を実際に運転する前に、トレーニング資料をよくご覧く ださい。 刈り込
図2 1. ステップ 2. ステップのブラケット 2. 希望の高さに合わせてステップをブラケット に付け直す。 3. 機体の反対側でも同じ作業を行う。 図3 1. コントロールアーム 2. リテーナブラケット ボルト 2本 コントロールアームを希望位置に動かし、ボ ルトを締めて固定する。 2. 3 3. 4 コントロールアームの位置を調 整する カッティングユニットを取り付ける 必要なパーツはありません。 この作業に必要なパーツ 手順 オペレータが運転しやすいように、コントロー ルアームの位置を調整することができます。 1. 1 前ホースガイド 右 1 前ホースガイド 左 手順 コントロールアームをリテーナブラケットに 固定している2本のボルトをゆるめる図 3。 12 1. 出荷用ブラケットからリールモータを取り出 す。 2. 出荷用のブラケットを外して破棄する。 3. カッティングユニットをカートンから取り出 し、同梱されている オペレーターズマニュア ル にしたがって組み立ておよび調整を行う。 4.
図6 1. 反対側のキャリアフレーム タブ D. 5. カウンタウェイト どのカッティングユニットも、カッティング ユニットの右側にターフ補正スプリングを取 り付けて出荷している。ターフ補正スプリン グは、リール駆動用モータを取り付ける側に 取り付ける必要がある。以下の要領で、ター フ補正スプリングの位置換えを行う A. ロッドブラケット カッティングユニットのタブにロッドブ ラケットを取り付け、キャリッジボルト2 本とナットで固定する図 6。 重 要 #4左 左 前 カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト と 、#5 右 前 カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト で は 図 7、 、ロッ ドブラケット取り付けナットを使って、 各ユニットのタブの前に、ホースガイド 。ホ ー ス ガ イ ド は 、 中 央 を 取 り 付 け る 図 8。 カッティングユニットに向かって傾斜す と図 9。 。 る の が 正 し い 図 8と 図4 1. 2. カッティングユニットのタブにロッドブ ラケットを固定しているキャリッジボル ト2本を外す図 5。 図7 図5 1.
1 1 g019284 図9 1. ホースガイドは、それぞれ中央カッティングユニットに向かって傾斜するのが正しい。 注 カッティングユニットをトラクション ユニットに取り付ける時には、ロッドブラ ケットの隣にあるスプリングロッド穴にヘ アピンコッターを、忘れずに取り付けて ください。カッティングユニットをトラ クションユニットに取り付けていない時 には、ロッドの端部にある穴にヘアピン コッターを忘れずに取り付けてください。 6. 全部の昇降アームを完全に下降させる。 7. 昇降アームのピボットヨークからスナッパピ ンとキャップを取る図 10。 図 11 1. 昇降アーム 2. キャリアフレームのシャフト 9. 図 10 1. 8. スナッパピン 2. 昇降アームのピボットヨーク 刈高が 19.5mm を超える場合、後カッティング ユニットは以下の手順で調整してください。 A. キャップ 3.
B. 昇降アームのヨークをキャリアフレーム のシャフトに通す図 11。 C. 昇降アームのシャフトを昇降アームに差 し込み、ワッシャとリンチピンで固定す る 図 12 。 10. キャリアフレームのシャフトと昇降アームの ヨークにキャップを通す。 11. スナッパピンを使って、キャップとキャリアフ レームのシャフトとを昇降アームのヨークに固 定する。カッティングユニットをステアリン グモードで使う場合はスロットを使い、固定 モードで使用する場合には、穴を使う図 10。 12. スナッパピンを使って、昇降アームのチェー ンを昇降アームに固定する図 13。カッティ ングユニットの オペレーターズマニュアル に 従って、決められたリンクを使用すること。 図 14 1. リール駆動モータ 2. 取り付けボルト 5 ターフ補正スプリングを調整する 図 13 1. 昇降アームのチェーン 2. チェーンブラケット 3.
図 15 1. ターフ補正スプリング 3. スプリングロッド 2. ヘアピンコッター 4. 六角ナット 図 16 スプリングロッド前部の六角ナットを締め て、スプリング圧縮状態の長さが以下の通り になるようにするリールマスター5410の5イン チカッティングユニットでは 12.7 cmリールマ スター5510の7インチカッティングユニットで は 15.9 cm 図 15 。 2. 1. カッティングユニットのキックスタンド スタンドを立てたら、スナッパピンでキックスタン ドをチェーンブラケットに固定します図 17。 注 アップダウンの激しい場所で使用する時に は、スプリングの長さを 12.
製品の概要 で調整します。刈り込みを行っていない時負荷が 掛かっていない時には、ペダルを一杯に踏み込む と最高走行速度になりますすエンジンの速度設定 はハイアイドル位置。 ペダルの踏み込みをやめると、ペダルは中央位置に 戻り、走行を停止します。 図 18 1. エンジンフード 5. 座席 調整コントロール 2. 運転席 6. 前カッティングユニット 3. コントロールアーム 7. 後カッティングユニット 4. ハンドル 図 20 各部の名称と操作 1. 走行ペダル 2. 刈り込み速度リミッタ 5. 駐車ブレーキ 3. スペーサ 6. チルト調整ペダル 4.
バックラップレバー せ、ちょうど良い位置になったら、ペダルから足 を離します。 バックラップレバー図 22は、回転許可/禁止スイッ チと連動し、リールをバックラップするときに使 用します。 エンジン速度スイッチ エンジン速度スイッチ図 21は、2つのエンジン速度 モードを切り換えます。スイッチを軽くたたくと、 エンジン速度を100rpmずつ増加または減少させるこ とができます。スイッチの端を押し下げてそのまま 保持すると、エンジン速度は自動的にハイアイドル またはローアイドルになります。 2 1 1 3 4 5 6 G021208 g021209 図 21 1. 昇降コントロールレバー 4. 回転許可/禁止スイッチ 2. キースイッチ 5. エンジン速度スイッチ 3. インフォセンター 6. ヘッドライトスイッチ 図 22 1.
注 各ボタンの機能はメニューの内容によって、変 わります。各ボタンについて、その時の機能がア イコンで表示されます。 インフォセンターのアイコン 定期 整 SERVICE DUE定 備時期です 定期整備時期であることを示します Engine rpm/status—エンジン速度を 表示します アワーメータ 情報アイコン 図 24 1.
クセス・ボタンを押します。ボタンを押すとメイ ンメニューが表示されます。各メニューにおいて どのような内容が表示されるかは、以下の表をご 覧ください。 イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア イ コ ン (cont'd.
Engine Runエンジン作動 エンジンを始動させるための入 力、許可、出力の状態を表示 します。 バックラップ バックラップを行うための入 力、許可、出力の状態を表示 します。 Settings 設 定 メニュー項目 内容 Units 単位 インフォセンターで表示される 項目の単位を選択することがで きます。ヤードポンド系または メートル系から選択します。 Language言語 インフォセンターの表示に使う 言語を選択することができます *。 LCD Backlightバックライト LCD 表示の明るさを調整しま す。 LCD Contrastコントラスト LCD 表示のコントラストを調整 します。 前ユニットのバックラップ速度 前方のカッティングユニットの バックラップ時のリール速度を コントロールします。 後ユニットのバックラップ速度 後方のカッティングユニットの バックラップ時のリール速度を コントロールします。 SN マシンのシリアル番号を表示 します。 Machine Controller Revisionコ ントローラ改訂番号 マスターコントローラのソ
刈高の設定方法 注 パスワードを忘れてしまった場合には、代理店に ご連絡ください。 • オートアイドルの設定方法 • • • 「設定メニュー」にて、下へスクロールすると 「オートアイドル」があります。 • 右ボタンを使って、オートアイドル時間を、 OFF, 8S, 10S, 15S, 20S, および 30S から選択します。 • 刃数の設定方法 • 「設定メニュー」にて、下へスクロールすると 「Blade Count」があります。 • 右側のボタンを使用して、刃数を 5、8 または 11 から選択してください。 前後のリール速度の設定方法 前後のリールの速度は、刃数、刈り込み速度および 刈高からインフォセンターが自動的に計算します が、いろいろな刈り込み条件に対応するために速 度設定を手動で変更することができるようになっ ています。 • リール速度設定を変更するには、 F Reel RPM、 R Reel RPM またはその両方までスクロールして ください。 • 右側のボタンを使用して、リール速度を変更し てください。設定の変更をしているとき、ディ スプレイには、刃数、刈り込み速度
運転操作 2 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でも いつでもエンジンを始動させることができ、 危険である。 整備・調整作業の前には、必ずカッティングユ ニットを床まで降下させ、駐車ブレーキを掛 け、キーを抜き取っておくこと。 エンジンオイルの量を点検する g02121 1 図 26 エンジンにはオイルを入れて出荷していますが、初 回運転の前後に必ずエンジンオイルの量を確認し てください。 1. 油量は約 6 リットル フィルタ共 です。 外気温度に合った適切なタイプのオイルを選んで ください。 7. トロのプレミアムエンジンオイル 10W-30 または 5W-30を代理店にてお求めいただくことができます。 SAE30 または SAE 10W-30 SAE 15W-40 0 ℃ 25 ℃ SAE20 または SAE 10W-30 0 ℃ -20 ℃ 平らな場所に駐車し、エンジンを停止させ、 駐車ブレーキを掛けてキーを抜き取る。 2. フードを開ける。 3.
警告 燃料を飲み込むと非常に危険で生命に関わる。 また気化した燃料に長期間ふれると身体に重篤 な症状や疾病を引き起こす。 • 燃料蒸気を長時間吸わないようにする。 • ノズルや容器の口に顔を近づけない。 • 燃料蒸気が目や肌に触れないようにする 危険 1 燃料は非常に引火 爆発しやすい物質である。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災な どを引き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた 状態で行う。こぼれた燃料はふき取る。 • 箱型トレーラに本機を搭載した状態では、 絶対に本機への燃料補給をしてはならない。 • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎 を絶対に近づけない。 • 燃料は安全で汚れのない認可された容器に 入れ、子供の手の届かない場所で保管する。 30 日 分 以 上 の 買 い 置 き は 避 け る 。 • 運転時には必ず適切な排気システムを取り 付け正常な状態で使用する。 g021214 図 27 1. 補助タンク 2. 冷却液が不足している場合には、補助タンクに 補助 タ ン ク に 入 れ す ぎ な い こ と 。 補給する。補 3.
1 -36.7°C-45°C 流動点 ASTM D97 11 以上 FZG, フェールステージ 500 ppm 最大 水分含有量新しい液 産業規格 Vickers I-286-S, Vickers M-2950-S, Denison HF-0, Vickers 35 VQ 25 (Eaton ATS373-C) 車両用に製造されている適切な油圧オイル産業プラ ント用の油圧オイルではありません。マルチウェ イト・タイプの ZnDTP または ZDDP アンチウェア 磨耗防止剤入りの製品アッシュレスではありませ んを使用してください。 G021210 図 28 1. 4.
かっていることを確認し、エンジン速度ス イッチを中央位置にセットし、リール回転許 可スイッチEnable/Disableが回転禁止になって いることを確認する。 1 2. 走行ペダルから足を外し、ペダルがニュート ラル位置にあることを確認する。 3. キーを差し込んで右に回し、エンジンを始動 させる。 エンジンの停止手順 1. すべてのコントロールをニュートラルに戻 し、車ブレーキを掛け、エンジン速度スイッ チを低速にセットしてエンジンの回転数が下 がるのを待ちます。 2. 始動キーを OFF 位置に回して、抜き取る。 g021215 図 29 1. 3. 油圧オイルタンクのキャップ 補給口の首からディップスティックを抜き、ウ ェスできれいに拭う。もう一度首に差し込んで 引き抜き、オイルの量を点検する。ディップス ティックのマークから 6.3 mm の範囲にあれば 適正である。燃料を入れすぎないでください。 4. 油量が少なければFULLマークまで補給する。 5.
2. スプリングの長い方の端部にチューブのよう なものを取り付けて、スプリングアクチュ エータの周囲に巻きつけるようにして希望位 置にセットする図 30。 注意 スプリングには力が掛かっている。 スプリングの調整は安全に十分注意して 行うこと。 図 31 1. 1 スイッチ 2. 昇降アームのセンサー 緊急時の牽引移動 2 g019276 緊急時には、油圧ポンプについているバイパスバル ブを開いて本機を前進方向に牽引または押して移 動することができます。 図 30 1. 3. スプリング 2. スプリングアクチュエータ 重要 トランスミッションを保護するために、牽引 ま た は 押 し て 移 動 す る 時 の 速 度 は 、 3-4.8 km/h 未 満 としてください。本機を押して或いは引いて移動 させる場合には、必ずバイパスバルブを開く必要 があります。 もう一方のスプリングにも同じ作業を行う。 旋回時の昇降アームの高さを調 整する 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを 下降させ、エンジンを停止させ、駐車ブレー キを掛けてキーを抜き取る。 2.
7-11 Nm1.0-1.5 kg.m = 5-8 ft-lbを超えないよう にすること。 重要 バイパスバルブを開いたままでエンジ ンを回転させるとトランスミッションがオー バーヒートします。 ジャッキアップポイント 注 必要に応じ、ジャッキなどを利用して機体を確実 に支えてください。 前各前輪の内側、アクスルチューブの下にあ る四角いパッド(図 33) • 図 34 1. 車両前部のロープ掛けポイント 後車両の左右側それぞれの後フレーム(図 35) • 図 33 1. • 車体前部のジャッキアップポイント 後後アクスルの四角いアクスルチューブ ロープ掛けポイント • 図 35 前各前輪の内側、アクスルチューブの下にあ る四角いパッド(図 34) 1.
注 インフォセンターは、出力のチェックソレノイ ドやリレーに通電があるかどうかを行うこともで きます。これらにより、故障の原因が電気系にあ るのか油圧系にあるのかを容易に判断することが できます。 1 TORO 出力機能のチェック手順 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニット を降下させ、エンジンを停止し、駐車ブレー キを掛ける。 2. 始動キーをON位置に回すが、エンジンは始 動させない。 3. インフォセンターの故障診断メニューから、 確認すべき出力内容を探し出す。 4. 運転席に座り、点検したい機能の操作を実際 に行ってみる。その機能の出力表示が変われ ば、ECMから適切に出力信号が出力されてい ると判断してよい。 g021272 図 36 1.
警告システムについて 作業中に警告灯が点灯したら、直ちに機械を停止 し原因を確認してください。異常を放置したまま 作業を続けると本機に重大な損傷を招く可能性が あります。 刈り 込み エンジンを始動し、エンジン速度を FAST 位置に セットする。リール回転スイッチを「回転」にし、 ジョイスティックでカッティングユニットの制御を 行います前ユニットは後ユニットより早く降下して きます。走行ペダルを前進側に踏み込めば刈り込 みが始まります。 注 高負荷で運転した後は、エンジンを停止させる 前に5 分間程度のアイドリング時間をとってくださ い。これを怠るとターボチャージャにトラブルが発 生する場合があります。 移動走行モードでの運転 芝刈りが終ったらリール回転スイッチを「停止」と し、カッティングユニットを上昇させてから移動を 開始します。刈り込み/移動走行切り替えレバーを 移動走行にセットしてください。狭い場所を通り抜 ける時、カッティングユニットをぶつけて損傷しな いよう十分注意してください。斜面の通行には最大 の注意を払ってください。また、転倒事故を防止す るために、速度の出しすぎや急旋回に十分注意して
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 1 時間 • ホイールナットを 95-122 Nm(9.5-12.2 kg.m)にトルク締めする。 使用開始後最初の 8 時間 • オルタネータベルトの磨耗と張りの点検を行う。 使用開始後最初の 10 時間 • ホイールナットを 95-122 Nm(9.5-12.2 kg.
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 第週 月 点検項目 火 水 木 金 インタロックの動作 ブレーキの動作 エンジンオイルの量と燃料の量 エアフィルタのインジケータの表示。 ラジエターとスクリーンの汚れ。 エンジンからの異常音がないか点検する。 運転操作時に異常音がないか点検する。 油圧オイルの量を点検 エアフィルタのインジケータの表示1 油圧ホースの磨耗損傷を点検 オイル漏れなど タイヤ空気圧を点検する 計器類の動作 リールとベッドナイフの摺り合わせ 刈高の調整の点検。 グリスアップ個所の点検 2 塗装傷のタッチアップ 1. エンジンを始動し、オイルが通常の作動温度に達した状態で点検する。 2. 車体を水洗いしたときは整備間隔に関係なく直ちにグリスアップする。 要注意個所の記録 点検担当者名 内容 日付 記事 1 2 3 4 5 6 7 8 重要 エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンマニュアルを参照のこと。 注 配線図や油圧回路図はオンラインで入手可能です www.Toro.com.
定期整備ステッカー 図 37 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険 である。 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停止し、キーを抜いておくこと。 潤滑 ベアリングとブッシュのグリスアッ プ • 昇降アームのシリンダ各アームに2ヶ所 図 39 運転 時 間 ご と に一般用2号リチ 通常の使用では50運 ウムグリスによる潤滑を行います。車体を水洗い 直ち に グリスアッ したときは整備間隔に関係なく直 プしてください。 グリスアップ箇所は以下の通りです • ポンプ駆動シャフト3ヶ所 図 38。 図 39 • g021216 図 38 33 昇降アームのピボット各アームに1ヶ所 図 39
• カッティングユニットのキャリアフレームと ピボット 各 (図 40) • アクスルのステアリングピボット1ヶ所 図 43 図 43 • 図 40 • 昇降アームのピボット各アームに1ヶ所 図 41 図 41 • ステアリングシリンダのボールジョイント 2ヶ 所 図 44 図 44 後アクスルのタイロッド2ヶ所 図 42 • ブレーキペダル1ヶ所(図 45)。 G011615 図 45 図 42 34
エンジンの整備 1 2 3 エアクリーナの整備 エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がないか点 検してください。破損していれば交換してくださ い。吸気部全体について、リーク、破損、ホースの ゆるみなどを点検してください。 g021218 図 47 エアクリーナのフィルタの整備は、インジケータ図 46が赤色になってから行ってください。早めに整備 を行っても意味がありません。むしろフィルタを 外したときにエンジン内部に異物を入れてしまう 危険が大きくなります。 重要 本体とカバーが正しく、しっかりと密着して いるのを確認してください。 1. エアクリーナのカバーをボディーに固定して いるラッチを外す(図 46)。 1 1. 2. エアクリーナのカバー エアクリーナのフィルタ 3. エアクリーナのインジケータ 4. カバーについている異物逃がしポートを清掃 する。カバーについているゴム製のアウト レットバルブを外し、内部を清掃して元通り に取り付ける。 5. アウトレットバルブが下向き後ろから見たと き、時計の5:00と7:00の間になるようにカバー を取り付ける。 6.
図 50 1. 5. 1 1. g021213 図 49 オイルフィルタ 4. 新しいフィルタのガスケットに薄くエンジン オイルを塗る。 5. アダプタに新しいフィルタを取り付ける。ゴ ム製ガスケットがフィルタのアダプタに当た るまで右回しにねじ込み、そこから手締めで 十分に締め付ける。 重要 フィルタを締め付けすぎないでくださ い。 6. クランクケースにオイルを入れる エンジンオ イルの量を点検する (ページ 23)を参照。 7. エンジンをしばらく回転させて、オイル漏れ がないか点検する。必要に応じてオイルを補 給する。 点火プラグの交換 点火プラグは、2000 運転時間ごとに交換します。 エア・ギャップを 0.76 mmに調整してください。 使用する点火プラグは NGK IFR6F8DN です。 注 点火プラグは非常に耐久性のある部品ですが、 エンジンにトラブルが出た場合は必ず点検してく ださい。 1. 点火プラグを外した時にエンジン内部に異物 が落ちないようにプラグの周囲をきれいに清 掃する。 2.
燃料系統の整備 燃料フィルタの交換 危険 ガソリンは非常に引火 爆発しやすい物質であ る。発火したり爆発したりすると、やけどや火 災などを引き起こす。 g021236 エンジンが冷えてから燃料タンクからガソ リンを抜き取る。この作業は必ず屋外の広い 場所で行う。こぼれたガソリンはふき取る。 • 図 52 ガソリン取り扱い中は禁煙を厳守し、火花 や炎を絶対に近づけない。 • 1. 燃料ポンプカバーを燃料タンクに固定してい るねじ 5本 を外してカバーを外す 図 51。 1 1 1. 燃料ポンプ 2. ホースクランプ 1 燃料タンクの上部から燃料ポンプのキャップ を外す 図 52 。 5. タンクから、燃料ポンプアセンブリと燃料 フィルタを外す図 52。 6. 燃料フィルタのホースを燃料ポンプのフィッ ティングに固定しているクランプを外す。 フィッティングからホースを取り外す図 52。 7. 新しい燃料フィルタホースに、新しいホース クランプを取り付ける。 8. ホースを燃料ポンプに接続し、クランプで固 定する。 9.
電気系統の整備 ヒューズの点検 重要 電気系統を保護するため、本機に溶接作業を 本の ケ ー ブ ル を 両 方 行 う 時 に は 、 バ ッ テ リ ー か ら 2本 本の ワ と も 、 電 子 コ ン ト ロ ー ル モ ジ ュ ー ル か ら の 2本 イヤハーネスを両方とも、そしてオルタネータから のターミナルコネクタを外してください。 全部で8本のヒューズを使用しています。ヒューズ ブロックは、コントロールアームのアクセスパネル の裏側にあります図 53。 バッテリーの整備 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 バッテリーやバッテリー関連製品には 鉛が含まれており、カリフォルニア州 では発ガン性や先天性異常を引き起こ す物質とされています。取り扱い後は 手をよく洗ってください。 1 g021219 図 53 1.
走行系統の整備 7. 後輪のトーインの調整 走行ドライブのニュートラル調整 走行ペダルから足をはなしても本機が動きだすよう でしたら調整が必要です。調整が必要な場合は、以 下の要領で行います 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニット を下降させ、エンジンを停止させる。 2. 機体前部をジャッキアップして前タイヤを床 から浮かす。落下事故防止のために、ジャッ キスタンドや支持ブロックなどを使って機体 をサポートする。 試験運転で調整を確認する。 1. ハンドルを操作して後輪を真っ直ぐ前に向け る。 2. 各タイロッド図 56の端についているジャム ナットをゆるめる。 注 タイロッド外側に溝が切ってあるところの ネジは左ネジですから注意してください。 注 WD モデルでは後輪も浮かせてください 3. ハイドロスタットの右側にあるトラクション 調整カムのロックナットをゆるめる図 55。 図 56 1. ジャムナット 2. タイロッド ロックナット 2.
冷却系統の整備 冷却部の清掃 1 スクリーンとラジエター/オイルクーラを毎日清掃 してくださいほこりの多い場所で使用するときはさ らに間隔を詰めて清掃してください。 1. エンジンを止め、キーを抜き取る。 2. エンジン部を丁寧に清掃する。 3. クランプをゆるめ、後スクリーンを開く図 57。 g021238 図 58 1. 5. 図 57 1. 4. 後部スクリーンのラッチ 2.
ブレーキの整備 駐車ブレーキの調整 駐車ブレーキが掛からなくなったら、ブレーキの ツメの調整が必要です。 ブレーキの調整 1. ブレーキペダルの遊び 図 59 が 25mm以上となった り、ブレーキの効きが悪いと感じられるようになっ たら、調整を行ってください。遊びとは、ブレーキ ペダルを踏み込んでから抵抗を感じるまでのペダル の行きしろを言います。 駐車ブレーキのツメをフレームに固定してい るネジ2本をゆるめる(図 61)。 2 4 1 図 61 図 59 1. 遊び 注 調整の前と後に、ホイールモータのバックラッ シュ ギアのガタ を利用してドラムを前後にゆす り、ドラムが何にも接触していないことを確認し てください。 1. 遊びを減らすブレーキを締めるには、ブレー キケーブルのネジ山の前ナットをゆるめ、後 ろのナットを締める (図 60)。 1 2 図 60 1. ブレーキケーブル 2. 3 前ナット 2. 後ナットを締めてケーブルを後方に移動させ て、ホイールがロックする前のブレーキペダル の遊びが 12.7 - 1.95 mm なるように調整する。 3.
ベルトの整備 油圧系統の整備 初日の運転が終了したらオルタネータベルトの状 態と張りの点検調整を行い、その後は100運転時間 ごとに点検調整します。 油圧オイルの交換 通常は 800 運転時間ごとにオイルを交換します。オ イルが汚染されてしまった場合は油圧系統全体を洗 浄する必要がありますので、Toro 代理店にご連絡く ださい。汚染されたオイルは乳液状になったり黒ず んだ色なったりします。 オルタネータベルトのテンション 調整 1. フードを開ける。 2. オルタネータとエンジンプーリ間の中央部で オルタネータベルトを指で押してオルタネー タベルトの張りを点検する 図 62。 1. エンジンを止め、フードを開ける。 2. タンク図 63の下についているフィッティング の下に、オイルを受ける大型の容器を置く。 図 63 1. 図 62 1. 2. ブレース オルタネータベルト 3. ピボットボルト 79 mm 程度のたわみが出るのが適正である。た わみの量が適正でない場合は手順 3 へ進む。 適正であれば調整は不要である。 3.
油圧フィルタの交換 インジケータに油圧オイルフィルタの交換時期が表 示されます図 64。エンジンが常温運転中温度で作動 しているときにインジケータの表示が緑色のゾーン にあれば交換は不要です。表示が赤色の領域に入っ たら、油圧フィルタを交換してください。 図 66 1. 図 64 1. 油圧フィルタの目詰まりインジケータ 重要 純正品以外のフィルタを使用すると関連機器 の保証が適用されなくなる場合があります。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを 下降させ、エンジンを停止させ、駐車ブレー キを掛けてキーを抜き取る。 2. フィルタ取り付け部付近をきれいに拭い、下 に容器を置く図 65と図 66。 油圧フィルタ 3. フィルタを外す。 4. 新しいフィルタのガスケットに油圧オイルを 薄く塗る。 5. 取り付け部が汚れていないのを確認する。 6. ガスケットが取り付け部に当るまでフィルタ を手でねじ込み、そこからさらに1/2回転締 め付ける。 7. もう1つのフィルタについても、同じ要領で 作業を行う。 8.
1 警告 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体 に重大な損傷を引き起こす。 • 油圧を掛ける前に、油圧ラインやホースに 傷や変形がないか接続部が確実に締まって いるかを確認する。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作 動油が高圧で噴出しているので、絶対に手 などを近づけない。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 • 油圧関係の整備を行う時は、内部の圧力を 確実に解放する。 • 万一、噴射液が体内に入ったら、直ちに専 門医の治療を受ける。 g021221 油圧システムのテストポートの使 用 1 図 68 1. 油圧回路の油圧試験を実施できるように、テスト ポートがあります必要に応じ弊社代理店にご相談 ください。 刈り込み回路テストポート2個 昇降マニホルドブロックついているテストポート図 69は、昇降回路の故障探究用です。 前油圧チューブについているテストポート図 67は、 走行回路の故障探究用です。 図 69 図 67 1. 1.
カッティングユニットの保守 8. リールの回転が止まってしまったり、回転が 一定しない場合には、安定する速度までバッ クラップ速度を少しずつ上げていき、安定し たところから希望する速度まで戻す。 9. バックラップ中にカッティングユニットの調 整を行う場合は、必ず、ジョイスティックを 後ろに倒してリールを停止し、リール回転ス イッチを回転禁止にセットし、エンジンを停 止させる。調整が終ったら4-8を行う。 カッティングユニットのバックラップ 警告 バックラップ中にリールに触れると大けがをす る。 • リールその他の可動部に手指、足、衣類等 を近づけないよう注意すること。 • エンジンが動いている間は、止まったリー ルを絶対に手や足で回そうとしないこと。 1 注 バックラップの時は、前ユニット、後ユニットが それぞれ共に回転します。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニット を降下させ、エンジンを停止して、駐車ブ レーキを掛け、リール回転スイッチを回転禁 止位置とする。 2. ラッチのロックを外してフードを開けるとバッ クラップレバーが見える図 70。 3.
保管 • 始動できなくなるまでエンジンの始動運転 を続ける。 トラクションユニットの整備 • 抜き取った燃料は地域の法律などに従って 適切に処分する。廃油などはそれぞれの地 域の法律などに従って適正に処分する。 1. トラクションユニット、カッティングユニッ ト、エンジンをていねいに洗浄する。 2. タイヤ空気圧を点検する。全部のタイヤ空気 圧を 83103kPa に調整する。 3. ボルトナット類にゆるみながいか点検し、必 要な締め付けを行う。 4. グリス注入部やピボット部全部をグリスアッ プする。余分のグリスやオイルはふき取る。 5. 塗装のはがれている部分に軽く磨きをかけ、 タッチアップする。金属部の変形を修理する。 6. バッテリーとケーブルに以下の作業を行う 重 要 コ ン デ ィ シ ョ ナ 入 り の ガ ソ リ ン で も 90 日間以上の保存はしないでください。 7. 点火プラグを外し、点検を行う 点火プラグの 交換 (ページ 36)を参照。 8. 点火プラグの取り付け穴から、エンジンオイ ルをシリンダ内にスプーン2杯程度流し込む。 9.
メモ 47
Toro 一 般 業 務 用 機 器 の 品 質 保 証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラー に対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercia