Form No. 3433-313 Rev A バーチカッター Reelmaster® 5010-H シ リ ー ズ 用 7 イ ン チ リ ー ル用 シリ ア ル 番 号 405130001 以 上 モ デ ル 番 号 03618—シ モ デ ル 番 号 03619—シ シ リ ア ル 番 号 405130001 以 上 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連する全ての欧州指令に適合していま す。詳細についてはこの冊子の末尾にあるDOI適合 宣誓書をご覧ください。 はじめに このバーチカッターキットは、乗用型の装置に取り付け て使用する専門業務用の製品であり、そのような業務 に従事するプロのオペレータが運転操作することを前提 として製造されています。この製品は、集約的で高度 な管理を受けている公園、スポーツフィールドや商用 目的で使用される芝生にバーチカット作業を行うことを 主たる目的として製造されております。この機械は本 来の目的から外れた使用をすると運転者本人や周囲 の人間に危険な場合があります。 この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十 分に理解し、他人に迷惑の掛からない、適切で安全 な方法でご使用ください。この製品を適切かつ安全に 使用するのはお客様の責任です。 g280722 図1 1. 製品の安全や取り扱い講習、アクセサリなどに関する 情報、代理店についての情報の入手、お買い上げ 製品の登録などをネットで行っていただくことができ ます www.Toro.
目次 安全について 安全について ............................................................. 3 安全に関する一般的な注意 .............................. 3 カッティングユニットの安全確保 ......................... 4 刈り込みブレードについての安全事 項............................................................. 4 安全ラベルと指示ラベル ...................................... 4 組み立て ................................................................... 5 1 バーチカッターの点検 ................................... 5 2 移動用ローラを取り付ける ............................. 6 3 Oリングとグリスフィッティングを取り付け る ......
刈り込みブレードについての 安全事項 カッティングユニットの安全確 保 トラクションユニットに取り付けたカッティングユニット は、機械の一部となります。ですから、トラクショ ンユニットの オペレーターズマニュアル もお読みに なって、機械全体を安全に取り扱う方法を良く学 んでください。 異物をはね飛ばしたときや機体に異常な振動を感じ たときにはまずマシンを停止し、キー付きのマシン ではキーを抜き取り、各部の動きが止まってからよ く点検してください。異常を発見したら、作業を再開 する前にすべて修理してください。 各部品が良好な状態にあり、ボルトナット類が十分 にしまっているか常に点検してください。読めなく なったステッカーは貼り替えてください。 アクセサリ、アタッチメント、交換部品は、必ずトロ の純正品をお使いください。 • • • • 磨耗の進んだブレードや破損したブレードは、回転中 にちぎれて飛び出す場合があり、これが起こるとオペ レータや周囲の人間に多大の危険を及ぼし、最悪の場 合には死亡事故となる。 • ブレードが磨耗や破損していないか定期的に点検 すること。 • ブレードを点検する時
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 1 2 3 用途 バーチカッター 1 バーチカッターを点検します。 移動用ローラアセンブリ コッターピン リング グリスフィッティングストレート 2 2 1 1 4 ショルダボルト 5 ショルダボルトを取り付けますRM5010 ハイブリッドのみ 5 エンドウェイト・キット別売 1 エンドウェイト・キットを取り付けますモ デル 03618 のみ。 6 7 必要なパーツはありません。 – バーチカッターを調整します。 必要なパーツはありません。 – バーチカッターリールの取り付け. 移動用ローラを取り付けます。 Oリングとグリスフィッティングを取り付 けます。 その他の付属品 内容 数量 オペレーターズマニュアル パーツカタログ別途入手してくださいパーツカ タログの入手方法については、同封の葉書 をご覧ください。 用途 1 マニュアルはよくお読みになってから適切な場所に保管し てください。 – 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 3.
2 3 移動用ローラを取り付ける リン グ と グ リ ス フ ィ ッ テ ィ ン グ Oリ を取り付ける この作業に必要なパーツ 2 移動用ローラアセンブリ 2 コッターピン この作業に必要なパーツ 1 リング 1 グリスフィッティングストレート 手順 手順 コッターピンを使って、移動用ローラブラケットを各サイ ドプレートのピンに固定する図 3。 バーチカッターのリールモータ側にグリスフィッティング を取り付けてください。図 4を参照して、各位置に配 置されたバーチカッターのどちら側にリールモータを取 り付けるかを確認する。 g031275 図4 g028401 図3 1. コッターピン 2. 移動用ローラ・アセンブリ 1. バーチカッター 1 2. バーチカッター 2 3. バーチカッター 3 4. バーチカッター 4 1. 注 ローラは、バーチカッターの後ろに取り付けます。 6 5. 6. 7.
4 ショルダボルトを取り付ける RM5010 ハ イ ブ リ ッ ド の み この作業に必要なパーツ ショルダボルト 5 手順 リールマスター 5010–H にバーチカッッターを取り付け る場合には、リールモータ側のサイドプレートについて いるショルダボルト図 7とリールの接触を避けるため に、新しいショルダボルトへの交換が必要です。 g028407 図5 1. キャップスクリュ 2. ストレートグリスフィッティン グ取り付ける 3. 固定ねじ外して捨てる 2. グリスフィッティングストレートを取り付ける 図 5。 3. リールモータのサイドプレートにボルトが付いて いない場合は取り付ける 図 5。 4. リールモータにOリングを取り付ける 図 6。 注 図は電動モータ油圧モータにも同じ作業を 行う。 g029157 図7 1. g027164 図6 1. リング 7 古いボルト 2.
5 6 エンドウェイト・キットを取り付 け る モ デ ル 03618 の み バーチカッターを調整する 必要なパーツはありません。 この作業に必要なパーツ 手順 エンドウェイト・キット別売 1 バーチカッターを調整する (ページ 9)を参照。 手順 7 マシンに合ったエンドウェイト・キットを購入して取り付 ける 図 8 。 • 電動 リールモータ用にはウェイトキットモデル 03411 • 油圧 リールモータ用にはウェイトキットモデル 03412 バーチカッターリールの取り 付け 必要なパーツはありません。 手順 バーチカッターは、通常のカッティングユニットと同じよ うにトラクションユニットに取り付けます。取り付けにつ いての詳細はトラクションユニットの オペレーターズマ ニュアル を参照してください。 リールモータを取り付けてサイドプレートからグリスを注 入する。リリーフバルブからグリスが漏れてくるまで入 れること バーチカッターの潤滑 (ページ 11)を参照。 g028413 図8 1.
製品の概要 運転操作 仕様 トレーニング期間 モデル 純重量 03618 エンドウェイトなし バーチカッターリールを実際に使用する前に、希望す る作業深さに設定して試運転を行い、仕上がり具合を 確認してください。テスト用のエリアを作り、予想通り の仕上がりになるかどうかを確認してください。必要に 応じて調整してください。 49.4kg エンドウェイト小装着 時油圧モータ用: バーチカッターを調整する 52.6 kg エンドウェイト大装着 時電気モータ用: ブレードの深さを調整する 55.8 kg 03619 注 ブレードの深さの最大推奨設定値は以下の通りです • モデル 03618 は3 mm • モデル 03619 は6 mm 59.9kg 1. バーチカッターのリールを、平らな場所に置く。 2. 希望する深さ刃が地面に食い込む深さと同じ厚さ のゲージバーを 2 枚用意し、ユニットの左右で 後ローラとバーチカッターリールの下にあてが う図 9。 g028402 図9 1. ゲージバー 2.
1. グラスシールドのピボットについているボルトを ゆるめる 図 10 。 4. その後、フランジナットを締めて調整を固定する。 移動用ローラを調整する 整備場の床にバーチカッターを降ろすときやトラクショ ンユニットから外して床に置く場合には、ブレードが床 にあたって破損しないよう、必ず移動用ローラを降ろ してください 図 11 。 1. 移動用ローラブラケットをサイドプレートのピンに 固定しているコッターピンを外す。 2. 移動用ローラを以下のようにセットする g028403 図 10 1. 2. 後グラスシールド 2. • バーチカッターを床から作動位置まで上げて からローラブラケットを上げる。 コッターピンを使って、移動用ローラブラケットを サイドプレートのピンに固定する。 4.
保守 バーチカッターの潤滑 一週間ごとに、5ヶ所のグリスポイント図 13にNo.2リ チウム系汎用グリスを注入します。 キックスタンドを使ってカッティ ングユニットを立てた状態に する グリスポイントは、前ローラ2ヶ所、後ローラ2ヶ所、 リールモータのスプライン1ヶ所です。 重要 カッティングユニットを水洗いした直後にグリスアッ プ作業を行うと、機械各部から水分を追い出してベアリ ングの寿命を延ばすことができます。 注 バーチカッターを立てる場合には、必ずキックスタン ドトラクションユニットの付属品をお使いください図 12。 1. グリスニップルの周囲をウェスできれいに拭く。 2. ローラのシールやベアリングのリリーフバルブ からきれいなグリスがはみ出てくるまでグリスを 注入する 図 13 。 g028400 図 12 1. キックスタンド g029271 図 13 1. 3.
ブレードをシャフトから取り外す バ ー チ カ ッ タ の ブ レ ー ド を 取 り 1. バーチカッターシャフトの一方の端ワッシャが 1 枚 付ける とナットが 1 個ついている側を万力に固定する。 2. シャフトの反対側についているナットを左回りに回 し、ナットを取り外す。 注意 1. ブレードを組み付ける 図 15。 2. 大きいスペーサを取り付ける。 3. 組み付け時にブレードを裏返しにしないように注 意すること。 ブレードは非常に鋭利であり、バリなどがつ いていて手を怪我する恐れがある。 注 一部の刃を裏返しに取り付けてしまうと、使用 中の摩耗した側と未使用の側が入り混じってしま い、よい仕上がりが得られなくなります。 シャフトからブレードを外す時には保護手袋を 着用すること。 3. 4.
標準以外のブレード間隔 モ デ ル 03618用 用 ブ レ ー ド 間 隔 13 mmモ バーチカッターのブレード間隔を標準18 mmから13 mm に変更するには、スペーサP/N 17-158034個と、カーバイ ドブレードP/N 106-635510枚または通常のブレードP/N 17-159010枚を追加する必要があります図 16。 g017411 図 16 1. 13 mm 間隔 2. 18 mm 間隔 モ デ ル 03619用 用 ブ レ ー ド 間 隔 25 mmモ バーチカッターのブレード間隔を標準30 mmから25 mmに変更するには、スペーサP/N 93-309219個と、カーバイ ドブレードP/N 106-86254枚または通常のブレードP/N 3038-034枚を追加する必要があります図 17。 g017456 図 17 1. 25 mm 間隔 2.
ローラの整備 必要なすべてのベアリング、ベアリングナット、内 側シール、外側シールをセットにしたキットです。 ローラリビルドツールキットは、ローラリビルドキットをつ かってローラの再組み立てを行うのに必要な工具と説 明書のキットです。詳細は、パーツカタログをご覧にな るか、代理店にお問い合わせください。 ローラの整備用として、ローラリビルドキット Part No. 114–5430 およびローラリビルドツールキット Part No. 115–0803 を販売しております 図 18 。 ローラリビルドキットは、ローラの分解組み立てに g007790 図 18 1. ローラリビルドキットP/N 114–5430 2. ローラリビルド工具キットP/N 115-0803 6. 7. 3. 内側シール 8. ワッシャ 4. ベアリング 9. ベアリング/外側シールツール 5.
メモ
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