Form No. 3428-608 Rev A バーチカッター Reelmaster® 5010-H シ リ ー ズ 用 5" お よ び 7" リール用 シリ ア ル 番 号 403470001 以 上 モ デ ル 番 号 03618—シ モ デ ル 番 号03619—シ シ リ ア ル 番 号 403470001 以 上 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連する全ての欧州指令に適合していま す。詳細についてはこの冊子の末尾にあるDOI適合 宣誓書をご覧ください。 モデル番号 シリアル番号 この説明書では、危険についての注意を促すための警 告記号 (図 2) を使用しております。これらは死亡事故 を含む重大な人身事故を防止するための注意ですか ら、必ずお守りください。 はじめに この製品は、集約的で高度な管理を受けている公園、 スポーツフィールドや商用目的で使用される芝生にバー チカット作業を行うことを主たる目的として製造されてお ります。この機械は本来の目的から外れた使用をする と運転者本人や周囲の人間に危険な場合があります。 g000502 図2 危険警告記号 この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十 分に理解し、他人に迷惑の掛からない、適切で安全 な方法でご使用ください。この製品を適切かつ安全に 使用するのはお客様の責任です。 重要 は この他に2つの言葉で注意を促しています。重 注はその他の 製品の構造などについての注意点を、注 注意点を表しています。 製品の安全や取り扱い講習、アクセサリなどに関する 情報、代理店につ
目次 安全について 安全について ............................................................. 3 安全に関する一般的な注意 .............................. 3 カッティングユニットの安全確保 ......................... 4 刈り込みブレードについての安全事 項............................................................. 4 安全ラベルと指示ラベル ...................................... 4 組み立て ................................................................... 5 1 バーチカッターの点検 ................................... 5 2 移動用ローラを取り付ける ............................. 6 3 Oリングとグリスフィッティングを取り付け る ......
刈り込みブレードについての 安全事項 カッティングユニットの安全確 保 トラクションユニットに取り付けたカッティングユニット は、機械の一部となります。ですから、トラクショ ンユニットの オペレーターズマニュアル もお読みに なって、機械全体を安全に取り扱う方法を良く学 んでください。 異物をはね飛ばしたときや機体に異常な振動を感じ たときにはまずマシンを停止し、キー付きのマシン ではキーを抜き取り、各部の動きが止まってからよ く点検してください。異常を発見したら、作業を再開 する前にすべて修理してください。 各部品が良好な状態にあり、ボルトナット類が十分 にしまっているか常に点検してください。読めなく なったステッカーは貼り替えてください。 アクセサリ、アタッチメント、交換部品は、必ずトロ の純正品をお使いください。 • • • • 磨耗の進んだブレードや破損したブレードは、回転中 にちぎれて飛び出す場合があり、これが起こるとオペ レータや周囲の人間に多大の危険を及ぼし、最悪の場 合には死亡事故となる。 • ブレードが磨耗や破損していないか定期的に点検 すること。 • ブレードを点検する時
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 1 2 3 用途 バーチカッター 1 バーチカッターを点検します。 移動用ローラアセンブリ コッターピン リング グリスフィッティングストレート 2 2 1 1 4 ショルダボルト 5 ショルダボルトを取り付けますRM5010 ハイブリッドのみ 5 エンドウェイト・キット別売 1 エンドウェイト・キットを取り付けますモ デル 03618 のみ。 6 7 必要なパーツはありません。 – バーチカッターを調整します。 必要なパーツはありません。 – バーチカッターリールの取り付け.
1 バーチカッターの点検 この作業に必要なパーツ バーチカッター 1 手順 バーチカッターの梱包を解いたら、以下のことを確認 してください リールの両側にグリスが付いていることを確認す る。リールシャフトのスプラインの内側に、目視 でグリスを確認できることが必要である。 1. 2. ボルト ナット類にゆるみがないか点検する。 3. キャリアフレームのサスペンションが自由に動く こと、特に、前後に揺れるときに引っ掛かりが ないことを確認する。 g028401 図4 コッターピン 1. 2.
g031275 図5 1. バーチカッター 1 2. バーチカッター 2 3. バーチカッター 3 4. バーチカッター 4 1. 5. 6. 7. バーチカッター 5 リールモータ ウェイトまたはアクセサリ 別売 g027164 図7 リング 1. リールモータのサイドプレートの固定ねじを外す。 ねじは廃棄する 図 6。 4 ショルダボルトを取り付ける RM5010 ハ イ ブ リ ッ ド の み この作業に必要なパーツ ショルダボルト 5 手順 リールマスター 5010–H にバーチカッッターを取り付け る場合には、リールモータ側のサイドプレートについて いるショルダボルト図 8とリールの接触を避けるため に、新しいショルダボルトへの交換が必要です。 g028407 図6 1. キャップスクリュ 2. ストレートグリスフィッティン グ取り付ける 3. 固定ねじ外して捨てる 2. グリスフィッティングストレートを取り付ける 図 6。 3. リールモータのサイドプレートにボルトが付いて いない場合は取り付ける 図 6。 4.
5 6 エンドウェイト・キットを取り付 け る モ デ ル 03618 の み バーチカッターを調整する 必要なパーツはありません。 この作業に必要なパーツ 手順 エンドウェイト・キット別売 1 運転操作 (ページ 9)を参照。 手順 7 マシンに合ったエンドウェイト・キットを購入して取り付 ける 図 9 。 • 電動 リールモータ用にはウェイトキットモデル 03411 • 油圧 リールモータ用にはウェイトキットモデル 03412 バーチカッターリールの取り 付け 必要なパーツはありません。 手順 バーチカッターは、通常のカッティングユニットと同じよ うにトラクションユニットに取り付けます。取り付けにつ いての詳細はトラクションユニットの オペレーターズマ ニュアル を参照してください。 リールモータを取り付けてサイドプレートからグリスを注 入する。リリーフバルブからグリスが漏れてくるまで入 れること バーチカッターの潤滑 (ページ 11)を参照。 g028413 図9 1.
製品の概要 運転操作 仕様 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 モデル 純重量 03618 エンドウェイトなし トレーニング期間 バーチカッターリールを実際に使用する前に、希望す る作業深さに設定して試運転を行い、仕上がり具合を 確認してください。テスト用のエリアを作り、予想通り の仕上がりになるかどうかを確認してください。必要に 応じて調整してください。 49.4kg エンドウェイト小装着 時油圧モータ用: 52.6 kg エンドウェイト大装着 時電気モータ用: バーチカッターを調整する 55.8 kg 03619 59.9kg ブレードの深さを調整する 注 ブレードの深さの最大推奨設定値は以下の通りです • モデル 03618 は3 mm • モデル 03619 は6 mm 1. バーチカッターのリールを、平らな場所に置く。 2. 希望する深さ刃が地面に食い込む深さと同じ厚さ のゲージバーを 2 枚用意し、ユニットの左右で 後ローラとバーチカッターリールの下にあてが う 図 10 。 g028402 図 10 1. ゲージバー 2.
後グラスシールドを調整する 2. 注 有機物の多いターフやサッチが非常に厚くなってい るターフでは 後ろ側の排出口を開いてください。 スクレーパのロッドの位置を調整して、スクレー パとローラとの間に 0-0.75 mm のすき間を作る。 3. スクレーパのロッドがローラおよび床面と平行に なっていることを確認する。 4. その後、フランジナットを締めて調整を固定する。 1. グラスシールドのピボットについているボルトを ゆるめる 図 11 。 移動用ローラを調整する 整備場の床にバーチカッターを降ろすときやトラクショ ンユニットから外して床に置く場合には、ブレードが床 にあたって破損しないよう、必ず移動用ローラを降ろ してください 図 12 。 1. 移動用ローラブラケットをサイドプレートのピンに 固定しているコッターピンを外す。 2. 移動用ローラを以下のようにセットする g028403 図 11 1. 2. 後グラスシールド 2.
保守 ブレードをシャフトから取り外す バーチカッターの潤滑 一週間ごとに、5ヶ所のグリスポイント図 13にNo.2リ チウム系汎用グリスを注入します。 1. バーチカッターシャフトの一方の端ワッシャが 1 枚 とナットが 1 個ついている側を万力に固定する。 2. シャフトの反対側についているナットを左回りに回 し、ナットを取り外す。 注意 グリスポイントは、前ローラ2ヶ所、後ローラ2ヶ所、 リールモータのスプライン1ヶ所です。 ブレードは非常に鋭利であり、バリなどがつ いていて手を怪我する恐れがある。 重要 カッティングユニットを水洗いした直後にグリスアッ プ作業を行うと、機械各部から水分を追い出してベアリ ングの寿命を延ばすことができます。 1. グリスニップルの周囲をウェスできれいに拭く。 2. ローラのシールやベアリングのリリーフバルブ からきれいなグリスがはみ出てくるまでグリスを 注入する 図 13 。 シャフトからブレードを外す時には保護手袋を 着用すること。 3.
バーチカッタのブレードを取り 付ける 1. ブレードを組み付ける 図 15。 2. 大きいスペーサを取り付ける。 3. 組み付け時にブレードを裏返しにしないように注 意すること。 注 一部の刃を裏返しに取り付けてしまうと、使用 中の摩耗した側と未使用の側が入り混じってしま い、よい仕上がりが得られなくなります。 4. 次のブレードを右に 1/6 回転ずらして、つまり、 合い印が面一枚分右にずれるようにして、取り付 ける 図 15 。 g017524 図 15 1. 5. 目印穴 以上の手順を繰り返しながら、ブレードとスペー サを交互に、最後まで取り付けてゆく。 注 正しく組み上がっていれば、リール全体がき れいにねじれた形状の円柱となる。 6. 小さいスペーサをシャフトに取り付ける。 7. ナットに青色ロクタイト #242 を塗る。シャフトに ナットを ナットの面取り面をスペーサに向けて取り 付け、109135N·m 11.113.8kg.
標準以外のブレード間隔 モ デ ル 03618用 用 ブ レ ー ド 間 隔 13 mmモ バーチカッターのブレード間隔を標準18 mmから13 mm に変更するには、スペーサP/N 17-158034個と、カーバイ ドブレードP/N 106-635510枚または通常のブレードP/N 17-159010枚を追加する必要があります図 16。 g017411 図 16 1. 13 mm 間隔 2. 18 mm 間隔 モ デ ル 03619用 用 ブ レ ー ド 間 隔 25 mmモ バーチカッターのブレード間隔を標準30 mmから25 mmに変更するには、スペーサP/N 93-309219個と、カーバイ ドブレードP/N 106-86254枚または通常のブレードP/N 3038-034枚を追加する必要があります図 17。 g017456 図 17 1. 25 mm 間隔 2.
ローラの整備 必要なすべてのベアリング、ベアリングナット、内 側シール、外側シールをセットにしたキットです。 ローラリビルドツールキットは、ローラリビルドキットをつ かってローラの再組み立てを行うのに必要な工具と説 明書のキットです。詳細は、パーツカタログをご覧にな るか、代理店にお問い合わせください。 ローラの整備用として、ローラリビルドキット Part No. 114–5430 およびローラリビルドツールキット Part No. 115–0803 を販売しております 図 18 。 ローラリビルドキットは、ローラの分解組み立てに g007790 図 18 1. ローラリビルドキットP/N 114–5430 2. ローラリビルド工具キットP/N 115-0803 6. 7. 3. 内側シール 8. ワッシャ 4. ベアリング 9. ベアリング/外側シールツール 5.
メモ
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