Form No. 3397-868 Rev B 22 イ ン チ DPA カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト 枚刃 5 イ ン チ リ ー ル 8 枚 刃 ま た は 11枚 Reelmaster® 5010 シ リ ー ズ ・ ト ラ ク シ ョ ン ユ ニ ッ ト シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 03621—シ シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 03623—シ 製品の登録は www.Toro.com.
警告 モデル番号 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 シリアル番号 この説明書では、危険についての注意を促すため の警告記号図 2を使用しております。これらは死亡 事故を含む重大な人身事故を防止するための注意 ですから、必ずお守りください。 この製品は、関連する全ての欧州指令に適合してい ます。詳細は、この冊子の巻末にあるDOI適合宣 誓書をご覧ください。 図2 1. はじめに 危険警告記号 重要 は この他に2つの言葉で注意を促しています。重 注はその他の 製品の構造などについての注意点を、注 注意点を表しています。 この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十 分に理解し、他人に迷惑の掛からないまた適切な方 法でご使用ください。この製品を適切かつ安全に 使用するのはお客様の責任です。 目次 弊社のウェブサイト www.Toro.
安全について この機械は、EN ISO 5395:2013 規格およびANSI B71.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 カッティングユニット 1 カッティングユニットを点検する. 2 必要なパーツはありません。 – カッティングユニットを立てるときにはキッ クスタンドを使用します。 3 必要なパーツはありません。 – 後シールドを調整します。.
4 付属部品を取り付ける この作業に必要なパーツ 1 グリスフィッティングストレート 1 リング 2 ねじ 図3 1. 手順 カッティングユニットのキックスタンド カッティングユニットのリールモータ側にグリス フィッティングを取り付けてください。図 5 を見 て後ローラとリールモータの位置を確認してくだ さい。 3 後シールドを調整する 必要なパーツはありません。 手順 図5 ほとんどの場合、後シールドは閉じておく刈りカス を前に排出するのがベストです。濡れ芝などのよう に草が非常に重い時はシールドを開ける方が良い 場合もあります。 シールド図 4を開けるには、シールドを左サイド プレートに固定しているキャップスクリュをゆる め、シールドを開位置にセットし、キャップスク リュを締めてください。 1. 1番カッティングユニット 5. 5番カッティングユニット 2. 2番カッティングユニット 6. リールモータ 3. 3番カッティングユニット 7. ウェイト 4. 4番カッティングユニット 1.
4. 製品の概要 リールモータにOリングを取り付ける 図 7。 仕様 モデル番号 リールモータを取り付ける。 6. サイドプレートからグリスを注入する。グリ スベントからグリスが漏れてくるまで入れる こと 図 6 。 51 kg 03623 52 kg トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリ がそろっており、マシンの機能をさらに広げること ができます。詳細は弊社の正規サービスディーラ、 または代理店へお問い合わせください弊社のウェブ サイト www.Toro.com でもすべての認定アタッチメン トとアクセサリをご覧になることができます。 リング 5. 03621 アタッチメントとアクセサリ 図7 1.
運転操作 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 調整を行う リールと下刃の調整を行う この調整によって、リールと下刃のすり合わせを行 い、双方の刃先の状態および切れ味を確認してくだ さい。また、この調整を終了したのち、必ず実際の フィールドでカッティングユニットの刈り上がりを 確認してください。フィールド試験の結果にもとづ いて、必要に応じて微調整を行ってください。 図9 1. 重要 リールに対して下刃を強く押し付けすぎると、 下刃が破損しますから注意してください。 • バックラップや研磨を行った後には、実際に数 分間の刈り込みを行うとリールと下刃が互いに 馴染むので、その後に刃合わせ調整を行うとス ムーズな場合があります。 • ターフの密度が非常に高い場合や、刈高が非常 に低い場合には、更に微調整が必要となる場合 もあります。 3. カッティングユニットの右端からおよそ 25mm の位置でリール刃が下刃と交差するように リールを回して位置を決める。その後の調整 をやりやすくするために、この刃にマーカー で印をつける。リール刃と下刃が交差して いる場所で、リール刃と下刃の間に、シム 0.
9. 10. この位置あと1クリック締めるとシムが通らな くなる位置から、ベッドバーアジャスタをそ れぞれ右に2クリック締める。 3. 各ローラブラケットをそれぞれのサイドプ レート取り付けフランジおよびスペーサに固 定しているナット2個を外す。 注 1回のクリックで、下刃が 0.018mm 移動す 調整 ね じ を 締 め す ぎ な い よ う に 注 意 し て る。調 ください。 4. サイドプレート取り付けフランジとスペーサ から、ローラとボルトを外す。 5. スペーサを、ローラブラケットの上にしてボ ルトに通す。 6. ローラブラケットとスペーサとを、サイドプ レート取り付けフランジの下側に、先ほど取 り外したナットを使って取り付ける。 7.
チェーンリンク 定刈り込みの強さ、ローラの種類と位置、ベッド ナイフの種類、装着するアタッチメント、ターフ 補正装置の調整なども、実効刈高に影響を与えま す。ターフエバリュエータモデル 04399を使って、 定期的に実効刈高を確認し、名目刈高との差を把 握しておくことをお勧めします。 昇降アームチェーンを取り付ける位置によって、後 ローラのピッチ角が決まります図 14。 刈り込みの「強さ」 カッティングユニットの「強さ」あるいは「きつ さ」は、刈り上がりに大きな影響を与えます。「強 さ」とは、地表面と下刃との角度を言います 図 13。 この角度を何度にセットするのが一番よいかは、 ターフのコンディションによって、また、どのよう な刈り上がりを希望するかによって異なってきま す。使っていくうちにベストの設定がわかるように なります。ターフのコンディションはシーズンを通 じて変化しますから、それに合わせてカッティング ユニットの姿勢を変えて構いません。 図 14 2. サイドプレートの取り付け フランジ 3. 2. ブラケット 3.
刈高表 刈高設定 刈り込みの「強さ」 後スペーサの数 チェーンリンクの数 グルーマキットを取り 付 け て い る 場 合 ** 6.4 mm 弱め 普通 強め 0 0 1 3+ 3+ 3 Y Y - 9.5 mm 弱め 普通 強め 0 1 2 4 3 3 Y Y - 12.7 mm 弱め 普通 強め 0 1 2 4 3+ 3 Y Y Y 15.6 mm 弱め 普通 強め 1 2 3 4 3 3 Y Y - 19.1 mm 弱め 普通 強め 2 3 4 3+ 3 3 Y Y - 22.2 mm 弱め 普通 強め 2 3 4 4 3 3 Y Y - 25.4mm 弱め 普通 強め 3 4 5 3+ 3 3 Y Y - 28.6mm* 弱め 普通 強め 4 5 6 4 3 3 - 31.8mm* 弱め 普通 強め 4 5 6 4 3 3 - 34.9mm* 弱め 普通 強め 4 5 6 4 3 3 - 38.
刈り高の調整 注 刈高を 2.54mm よりも高く設定するには高刈り キットが必要です。 1. 刈り高ブラケットをカッティングユニットの サイドプレートに固定しているロックナット をゆるめる 図 15 。 図 17 重要 前後のローラにゲージが当たり、ねじ頭 がリールにぴったりと掛かっているのが正し い調整状態です。下刃の左右端でこの状態と なるように調整してください。 5. 図 15 1. 調整ねじ 2. ロックナット 2. 3. 刈高ブラケット ゲージバー図 16のナットをゆるめ、調整ねじ を希望の刈り高に合わせるねじの頭の下から バーの表面までの距離が刈り高となる。 図 16 1. ゲージバー 4. グルーマ搭載時にグルーマ の刃先の高さ調整に使う穴 2. 3. 高さ調整ねじ ナット 5. 使用しない穴 3. ゲージバーのねじの頭を下刃の先端に引っか け、バーの後端を後ローラに当てがう図 17。 4.
以下の表により、希望する刈高に最も適した ベッドナイフを決定してください。 ベッドナイフ選択チャート ベッドナイフ パーツ番号 ベッドナイフのリップの高さ 刈高 ローカット オプション 110-4084 5.6mm 6.4 12.7mm EdgeMax® ローカット モ デル 03623 127-7132 5.6mm 6.4 12.7mm 先長ローカットオプション 120-1640 5.6mm 6.4 12.7mm 先長ローカット EdgeMax® オプション 119-4280 5.6mm 6.4 12.7mm EdgeMax® モデル 03621 108-9095 6.9mm 9.5 38.1mm * スタンダード オプション 108-9096 6.9mm 9.5 38.1mm * ヘビーデューティーオプション 110-4074 9.3mm 12.7 38.1mm * 暖地型芝草を 12.7mm 以下の刈高で刈り込む 場合には、ローカット用ベッドナイフが必要 となる場合があります。 図 18 1.
注 出荷時に面取りを施していますが図 21、こ の面取りはベッドナイフの寿命の中ほど40%で なくなりますので、面取りが必要になります。 になっており、最適の調整を簡単に手早く行うこ とができます。また、このデュアルノブ方式では 非常に正確な調整ができますので、ベッドナイフ とリールとが相互に研磨しあうようになり、鋭利 な刃先が長持ちして、高品質な刈りを長時間持続 させることができ、バックラップの頻度を大幅に 減らすことができます。 毎日または必要に応じて、刈り込みに出発するまえ に、各カッティングユニットの下刃とリールの刃合 この 点 検 は 、 前 日 の わせ状態を点検してください。こ 調子に係わりなく毎回行ってください。 1. 手でリールをゆっくりと後ろ向きに回転させ、 リールと下刃の接触状態を耳で確認する。 注 調整ノブのねじを1ノッチ回転させること により、ベッドナイフが、0.018mm 移動しま す。 リールと下刃の調整を行う (ページ 7)を 参照してください。 2. 図 21 ベッドナイフ右端に形成さ れた面取り部 2. 6.4mm 1.
保守 機体のグリスアップ 定期的に、各カッティングユニットの 6 か所全部 の潤滑個所にNo.2汎用リチウム系グリスを注入し ます 図 22 。 前ローラに2ヶ所、後ローラにも2ヶ所、そしてリー ルベアリングに2ヵ所のグリスポイントがあります。 注 カッティングユニットを水洗いした直後にグリ スアップ作業を行うと、機械各部から水分を追い出 してベアリングの寿命を延ばすことができます。 1. 2. 3. グリスニップルの周囲をウェスできれいに拭 く。 図 23 モデル 036321 きれいなグリスがローラのシールやベアリン グの逃がしバルブからはみ出してくるまでグ リスを注入する。 1. 30度 2. 1.3mm はみ出したグリスはふき取る。 図 22 左側のグリスフィッティング位置 図 24 モデル 03623 リ ー ル の2番 番取り リリーフ研磨 1. 1.3mm リールは、ランド部の幅が 1.31.5mm あり、30 °の逃 げ角2番角、リリーフ角を付けてあります。 2. ランド部の幅が 3mm を超えたら以下の作業を行っ てください 1. 2.
ベッドナイフの整備 ベッドナイフの使用限界を以下の表に示します。 重要 ベッドナイフの使用限界を超えてカッティングユニットを使用すると、刈り込みの見栄えが悪化した り、衝突に対してのベッドナイフの構造的な強度が不十分になる可能性があります。 ベッドナイフの使用限界表 ベッドナイフ パーツ番号 ベッドナイフのリッ プの高さ* 使用限界* ローカット オプション 110-4084 5.6mm 4.8mm EdgeMax® ローカット モデル 03623 127-7132 5.6mm 4.8mm 先長ローカットオプション 120-1640 5.6mm 4.8mm 先長ローカット EdgeMax®オプション 119-4280 5.6mm 4.8mm EdgeMax® モデル 03621 108-9095 6.9 mm 4.8mm スタンダードオプション 108-9096 6.9 mm 4.8mm ヘビーデューティー オプション 110-4074 9.3 mm 4.
図 30 1. 4. 図 28 1. 傾斜計マウント 3. ベッドナイフ 2. マグネットのエッジがベッド ナイフのエッジに密着 4. 傾斜計 4. ベッドバーボルト 2. ロックナット 各ベッドバーボルトを抜いてベッドバーを下 に引き抜いて外す図 30。 注 ベッドバーの両端にそれぞれナイロンワッ シャ2枚とスチールワッシャが1枚ずつあるの で注意する 図 31 。 図 28に示すようにマウントに傾斜計を取り付 ける。 注 これで表示される角度が、研磨機が実際に セットされている角度です。この角度が推奨 上面角から2度以内であることが必要です。 図 31 ベッドバーの整備 1. 2. ベッドバーボルト ナット 3. スチール製ワッシャ 4. ナイロン製ワッシャ ベッドバーの取り外し 1. ベッドバー調整ねじを左に回して下刃とリー ルの接触を完全になくす図 29。 ベッドバーの取り付け 1. ベッドバーアジャスタとスラストワッシャと の間にベッドバーの固定用耳を入れる。 2.
注 ナットを締め付けすぎるとスプリングが破 損するので注意すること。 だし決して締めすぎになったりサイドプ レートが変形したりしていないロックナッ トを締め付ける。 注 内側のワッシャには遊びがあってかまいま せん 図 31 。 図 32 1. スプリングテンションナット 2. スプリング HD デ ュ ア ル ポ イ ン ト ア ジ ャ ス タ DPA の 整 備 1. 全部のパーツを取り外すHD DPA キットモデ ル 120–7230の 取り付け要領書 および 図 33を 参照。 2. カッティングユニットのセンターフレームの ブッシュ挿入穴に固着防止コンパウンドを塗 布する 図 33 。 3. フランジブッシュのキーとフレームのキー溝 を揃えて、ブッシュを挿入する図 33。 4. アジャスタシャフトにウェーブワッシャを通 し、アジャスタシャフトをカッティングユニッ トのフレームのフランジブッシュに通す図 33。 5. 平ワッシャとロックナットでアジャスタシャ フトを固定する図 33。ロックナットを 2027Nm 2.12.6kg.
11 G016355 10 7 9 8 4 6 5 2 3 図 33 1. シャフトアジャスタ 2. ウェーブワッシャ ここに固着防止コンパウンド を塗る. 5. 平ワッシャ 3. フランジブッシュ 6. 4. ロックナット 18 1 7. ここに固着防止コンパウンド 10. を塗る. 圧縮スプリング 8. ベッドバー調整ねじ スプリングテンションナット 9. 硬化ワッシャ 11.
ローラの整備 シール、外側シールをセットにしたキットです。 ローラリビルドツールキットは、ローラリビルド キットをつかってローラの再組み立てを行うのに 必要な工具と説明書のキットです。詳細は、 パー ツカタログ をご覧になるか、代理店にお問い合わ せください。 ローラの整備用として、ローラリビルドキットPart No. 114–5430およびローラリビルドツールキットPart No. 115–0803をご用意しております図 34。ローラ リビルドキットは、ローラの分解組み立てに必要 なすべてのベアリング、ベアリングナット、内側 図 34 1. リビルドキットP/N 114-5430 2. 3. リビルドツールキットP/N 115-0803 内側シール 4. ベアリング 5. 外側シール 19 6. 7. ベアリングナット 内側シールツール 8. ワッシャ 9.
メモ
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組込宣言書 The Toro Company, 8111 Lyndale Ave.
米国外のディストリビュータ一覧表 ディストリビュータ 輸入販売代理店 Agrolanc Kft Asian American Industrial (AAI) B-Ray Corporation Brisa Goods LLC Casco Sales Company Ceres S.A. CSSC Turf Equipment (pvt) Ltd. Cyril Johnston & Co. Cyril Johnston & Co. Fat Dragon Femco S.A. FIVEMANS New-Tech Co., Ltd ForGarder OU ゴルフ場用品株式会社 Geomechaniki of Athens Golf international Turizm Hako Ground and Garden Hako Ground and Garden Hayter Limited (U.K.) Hydroturf Int. Co Dubai Hydroturf Egypt LLC Irrimac Irrigation Products Int'l Pvt Ltd. Jean Heybroek b.
トロの品質保証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 • • 通常の使用にともなう音、振動、磨耗、損耗および劣化。 通常の使用に伴う「汚れや傷」とは、運転席のシート、機体の塗装、 ステッカー類、窓などに発生する汚れや傷を含みます。 部品 定期整備に必要な部品類「部品」は、その部品の交換時期が到来するまで 保証されます。この保証によって交換された部品は製品の当初保証期間 中、保証の対象となり、