Form No. 3392-640 Rev A 枚刃 5 イ ン チ リ ー ル ・ 8 枚 刃 お よ び 11枚 DPA カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト Reelmaster® 5010-H/5210/5410 シ リ ー ズ ・ ト ラ クションユニット用 シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 03634—シ シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 03635—シ 製品の登録は www.Toro.com.
警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 この製品は、関連する全ての欧州指令に適合してい ます。詳細についてはこの冊子の末尾にあるDOI適 合宣誓書をご覧ください。 図1 このリール式芝刈りユニットは、乗用型の装置に取 り付けて使用する専門業務用の製品であり、そのよ うな業務に従事するプロのオペレータが運転操作す ることを前提として製造されています。この製品 は、集約的で高度な管理を受けているゴルフ場やス ポーツフィールドの芝生、あるいは商用目的で使用 される芝生に対する刈り込み管理を行うことを主た る目的として製造されております。本機は、雑草地 や道路わきの草刈り、農業用地における刈り取りな どを目的とした機械ではありません。 1.
目次 安全について 安全について ............................................................. 3 安全ラベルと指示ラベル .................................... 4 組み立て ..................................................................... 5 1 カッティングユニットを点検す る ...................................................................... 5 2 カッティングユニットのキックスタン ド ...................................................................... 5 3 後シールドを調整する ...................................... 6 4 付属部品を取り付ける ......................................
が必要になった時や補助が必要な時は、Toro 正 規代理店にご相談ください。 ボルト、ナット、ネジ類は十分に締めつけ、 常にカッティングユニットの安全を心掛けて ください。 整備・調整格納作業の前には、エンジンが不意 に作動することのないよう、必ずキーを抜き 取っておいてください。 このマニュアルに記載されている以外の保守整 備作業は行わないでください。大がかりな修理 • • • • いつも最高の性能を維持するために、必ずトロ 他社 の 部 品 や ア の純正部品をご使用ください。他 ク セ サ リ は 使 用 し な い で く だ さ い 。必ずToroの 商標を確かめてご購入ください。他社の部品や アクセサリを使用すると Toro カンパニーの製品 保証が適用されなくなる可能性があります。 安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損 したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 93–6688 1. 警告整備作業を始める前 に、 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 2.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 カッティングユニット 1 カッティングユニットを点検する. 2 必要なパーツはありません。 – カッティングユニットを立てるときにはキッ クスタンドを使用します。 3 4 必要なパーツはありません。 – 後シールドを調整します。.
4 付属部品を取り付ける この作業に必要なパーツ 図3 1. 1 グリスフィッティングストレート 1 リング 手順 カッティングユニットのキックスタンド グリスフィッティングは、カッティングユニットの リールモータ側に取り付けます。下の図で、リール モータの位置を確認してください。 3 後シールドを調整する 必要なパーツはありません。 図5 手順 1. ほとんどの場合、後シールドは閉じておく刈りカス を前に排出するのがベストです。濡れ芝などのよう に草が非常に重い時はシールドを開ける方が良い 場合もあります。 リールモータのサイドプレートの固定ねじを 外す。ねじは廃棄する 図 6。 シールド図 4を開けるには、シールドを左サイド プレートに固定しているキャップスクリュをゆる め、シールドを開位置にセットし、キャップスク リュを締めてください。 図6 図4 1. キャップスクリュ 2. 後部シールド 6 1. キャップスクリュ2本 3. グリスフィッティング 2. 固定ねじ 4. グリスベント 2.
製品の概要 仕様 モデル番号 5. 03634 41kg 03635 42kg カッティングユニット用アクセサリとキット パーツカタログでパーツ番号をご確認くだ さい 。 図7 1.
運転操作 ティングユニットのかなり前になり、対応する刈高 での刈り込み後の見栄えが向上しています。 長い後ローラ 暖地型の芝草バミューダ、ゾイシア、 パスパラムなどで、オーバーラップマークやカッ ティングユニット間のミスマッチを減らします。 後 部 昇 降 シ リ ン ダ キ ッ ト 後部のカッティングユ ニットの上昇高さを制限するために昇降シリンダ に嵌めるカラーのセットです。これにより、後部 の集草バスケットのための空間を大きくすること ができます。 後ローラ用ブラシ キット 後ローラの表面に密着して 高速度で回転し、ローラについた刈りかすをきれい に落として刈高のムラをなくし、また刈りかすが塊 になって見栄えを悪くするのを防止します。これに より、刈った後の見栄えが改善します。 ロ ー ラ リ ビ ル ド キ ッ ト ローラの分解組み立てに必 要なすべてのベアリング、ベアリングナット、内側 シール、外側シールをセットにしたキットです。 ロ ー ラ リ ビ ル ド ツ ー ル キ ッ ト ローラリビルドキッ トをつかってローラの再組み立てを行うのに必要な 工具と説明書のキットです。 スクレーパ 溝付きロ
注 以上の調整は、毎日行う必要はありませ ん。研磨を行った後や分解して再組み立てを 行った時に実施してください。 11. この位置あと1クリック締めるとシムが通らな くなる位置から、ベッドバーアジャスタをそ れぞれ右に2クリック締める。 注 1回のクリックで、下刃が 0.018 mm 移動す 調整 ね じ を 締 め す ぎ な い よ う に 注 意 す る る。調 こと。 12. 図9 1. 4. カッティングユニットのキックスタンド 切れ味確認用のトロ製試験ペーパーを一枚、 リールと下刃との間に、下刃に対して直角にな るように差し入れて、カッティングユニットの ゆっ く り と リール 切れ味をテストする図 10。ゆ を回転させるこれで紙が切れれば合格である。 カッティングユニットの右端からおよそ 25mm の位置でリール刃が下刃と交差するように リールを回して位置を決める。 注 その後の調整をやりやすくするために、こ の刃にマーカーで印をつける。 5. リール刃と下刃が交差している場所で、リール 刃と下刃の間に、シム0.0508mmを挿入する。 6.
3. 各ローラブラケットをそれぞれのサイドプ レート取り付けフランジおよびスペーサに固 定しているナット2個を外す。 4. サイドプレート取り付けフランジとスペーサ から、ローラとボルトを外す。 5. スペーサを、ローラブラケットの上にしてボ ルトに通す。 6. ローラブラケットとスペーサとを、サイドプ レート取り付けフランジの下側に、先ほど取 り外したナットを使って取り付ける。 7.
図 14 1. 昇降チェーン 2. ブラケット 3.
刈高表 刈高設定 刈り込みの「強さ」 後スペーサの数 チェーンリンクの数 グルーマキットを取り 付 け て い る 場 合 ** 6.4 mm 弱め 普通 強め 0 0 1 3+ 3+ 3 Y Y - 9.5 mm 弱め 普通 強め 0 1 2 4 3 3 Y Y - 12.7 mm 弱め 普通 強め 0 1 2 4 3+ 3 Y Y Y 15.6 mm 弱め 普通 強め 1 2 3 4 3 3 Y Y - 19.1 mm 弱め 普通 強め 2 3 4 3+ 3 3 Y Y - 22.2 mm 弱め 普通 強め 2 3 4 4 3 3 Y Y - 25.4 mm 弱め 普通 強め 3 4 5 3+ 3 3 Y Y - 28.6 mm* 弱め 普通 強め 4 5 6 4 3 3 - 31.8 mm* 弱め 普通 強め 4 5 6 4 3 3 - 34.9 mm* 弱め 普通 強め 4 5 6 4 3 3 - 38.
刈り高を調整する 注 刈高を 25.4mm 以上に設定するには高刈りキット を取り付けることが必要です。 1. 刈り高ブラケットをカッティングユニットの サイドプレートに固定しているロックナット をゆるめる 図 15 。 図 17 重要 前後のローラにゲージが当たり、ネジ頭 がリールにぴったりと掛かっているのが正し い調整状態です。下刃の左右端でこの状態と なるように調整してください。 6. 図 15 1. 調整ネジ 2. ロックナット 2. 3. 注 締めすぎないように注意すること。ワッ シャの遊びがなくなればよい。 刈高ブラケット 以下の表により、希望する刈高に最も適した ベッドナイフを決定してください。 ゲージバー図 16のナットをゆるめ、調整ネジ を希望の刈り高に合わせる ベッドナイフ選択チャート 図 16 1. ゲージバー 4. グルーマ搭載時の刈高調 整に使う穴 2. 3. 刈高調整ねじ ナット 5. 使用しない穴 3. ねじの頭の下からバーの表面までの距離が刈 り高となる。 4.
とができます。また、このデュアルノブ方式では 非常に正確な調整ができますので、ベッドナイフ とリールとが相互に研磨しあうようになり、鋭利 な刃先が長持ちして、高品質な刈りを長時間持続 させることができ、バックラップの頻度を大幅に 減らすことができます。 図 18 1. ベッドナイフのリップの高さ 毎日の芝刈りの前に、また必要に応じて、各カッ ティングユニットのリールとベッドナイフの接触状 この 点 検 は 、 前 日 の 調 子 に 態を点検してください。こ 係わりなく毎回行うことが非常に大切です。 ターフ補正設定を調整する ターフ補正スプリングは、カッティングユニットの 前から後ろへの「体重移動」を行う働きがありま す。これによりユニットを安定させ、いわゆる「波 打ったような」仕上がりボビングとかマーセリング といわれる現象を防いでいます。 平らな固い床の上にカッティングユニットを 降ろし、エンジンを停止、キーを抜き取る。 2.
図 20 1.
ベッドナイフの整備 ベッドナイフの使用限界を以下の表に示します。 重要 ベッドナイフの使用限界を超えてカッティングユニットを使用すると、刈り込みの見栄えが悪化した り、衝突に対してのベッドナイフの構造的な強度が不十分になる可能性があります。 ベッドナイフの使用限界表 ベッドナイフ パーツ番号 ベッドナイフのリッ プの高さ * 使用限界 * EdgeMax® 低刈用 モ デル 03635 127–7132 5.6 mm 6.4 12.7mm ローカット オプション 110-4084 5.6 mm 4.8 mm 先長ローカット EdgeMax®オプション 119–4280 5.6 mm 4.8 mm 先長ローカットオプション 120–1640 5.6 mm 4.8 mm エッジマックス® (モデル 03634) 108-9095 6.9 mm 4.8 mm スタンダードオプション 108-9096 6.9 mm 4.8 mm ヘビーデューティー オプション 110-4074 9.3 mm 4.
保守 ベッドバーの整備 潤滑 ベッドバーの取り外し 1. 定期的に、5ヶ所のグリスポイント図 23にNo.2リチ ウム系汎用グリスを注入します。 ベッドバー調整ねじを左に回してベッドナイ フとリールの接触をなくす図 24。 前ローラと後ローラにはそれぞれ2ヶ所、リール モータのスプラインにはヵ所ののグリスポイント があります。 注 カッティングユニットを水で洗浄した場合はす ぐにグリスアップしてください。ベアリング内か ら水を追い出しておくことにより、ベアリングの 寿命を延ばすことができます。 1. 2. 3. グリスニップルの周囲をウェスできれいに拭 く。 図 24 きれいなグリスがローラのシールやベアリン グの逃がしバルブからはみ出してくるまでグ リスを注入する。 はみ出したグリスはふき取る。 1. ベッドバー調整ねじ 3. ワッシャ 2. ベッドバー 4. スプリングテンション・ナット 2. スプリングテンション・ナットをゆるめて、 ワッシャがベッドバーを全く押さないように する 図 24 。 3.
ベッドバーの取り付け 1. ベッドバーアジャスタとワッシャとの間にベッ ドバーの固定用耳を入れる。 2. ベッドバーボルトとボルトについているナッ トとワッシャ6枚で、ベッドバーを各サイドプ レートに固定する。 注 サイド プレートのボスの両側にナイロ ンワッシャを入れる。その外側からスチール 製ワッシャを取り付ける図 26。 3. ベッドバーボルトを 37 45Nm 2.8 3.7kg.m = 2733ft.-lb にトルク締めする。 注 左右の遊びが完全になくなって外側のス チール製ワッシャが回らなくなるまでただし決 して締めすぎになったりサイド・プレートが変 形したりしていないロックナットを締め付け る。内側のワッシャには遊びがあってよい。 4. スプリングがつぶれるまでテンション・ナッ トを締め、そこから半回転戻す図 27。 図 27 1. スプリングテンション・ナット 2.
ローラの整備 外側シールをセットにしたキットです。ローラリビ ルドツールキットは、ローラリビルドキットをつ かってローラの再組み立てを行うのに必要な工具と 説明書のキットです。詳細は、 パーツカタログ をご 覧になるか、代理店にお問い合わせください。 ローラ・リビルド・キットおよび、ローラ・リビル ド工具キット図 28が販売されています。ローラリビ ルドキットは、ローラの分解組み立てに必要なすべ てのベアリング、ベアリングナット、内側シール、 図 28 1. ローラ・リビルド・キットP/N 114–5430 2. 3. ローラ・リビルド工具キットP/N 115–0803 6. 7. ベアリングナット 内側シールツール 内側シール 8. ワッシャ 4. ベアリング 9. ベアリング/外側シールツール 5.
メモ 20
メモ 21
組込宣言書 The Toro Company, 8111 Lyndale Ave.
米国外のディストリビュータ一覧表 国 電話番号 36 27 539 640 852 2155 2163 82 32 551 2076 ディストリビュータ 輸入販売代理 店 Maquiver S.A. Maruyama Mfg. Co. Inc. Mountfield a.s. コロンビア 日本 チェコ共和国 プエルトリコ 787 788 8383 Mountfield a.s. スロバキア Ceres S.A. コスタリカ 506 239 1138 Munditol S.A. アルゼンチン CSSC Turf Equipment (pvt) Ltd. Cyril Johnston & Co. Cyril Johnston & Co.
Toro 一 般 業 務 用 機 器 の 品 質 保 証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラー に対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercia