Operator's Manual
調整ノブのねじを1ノッチ回転させることにより、
ベッドナイフが、0.022mm移動します。
接触を強くしないと切れない場合には、鋭利な刃先
を取り戻して精密なカットができるようにバック
ラップ、ベッドナイフのフェーシング、または研磨
を行うことが必要です「Toroリール/ロータリーモ
アのための研磨マニュアル」を参照
どんな場合でもごく軽い接触がベストです。接触が
全くないと、リールとベッドナイフの相互研磨作用
が全くなくなるので、切れ味の落ちるのが早くなり
ます。逆に、接触が強すぎると、相互の摩耗が早く
進んで、刈り上がりに悪影響が出やすくなります。
ベッドナイフとリール刃は継続的に接触しているの
で、使用期間が長くなるとベッドナイフの全長にわ
たり、切先部に小さなバリが出来てきます。時々ヤ
スリをかけてこのバリを取り除いてやると、切れ味
をより向上させることができます。
ベッドナイフは、長期間使用しているうちにリール
に削られ、リールの端部と接触する縁の部分が角
張ってきます。この角張った部分はヤスリで削り落
としてください。
出荷時に面取りを施していますが図20、この面取り
はベッドナイフの寿命の中ほど40%でなくなります
ので、再度の面取りが必要になります。
図 図
図
20
1.ベッドナイフ右端に形成された面取り部
面取り部を大きくしすぎるとボサボサした刈りにな
る場合がありますから注意が必要です。
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