Form No. 3453-486 Rev A Reelmaster® 5010-H ト ラ ク シ ョ ン ユニット シリ ア ル 番 号 410400000 以 上 モ デ ル 番 号 03674—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連する全ての欧州指令に適合してい ます。詳細については、別添えの規格適合証明書 DOC をご覧ください。 ず製品のモデル番号とシリアル番号をお知らせくださ い。図 1にモデル番号とシリアル番号を刻印した銘 板の取り付け位置を示します。いまのうちに番号をメ モしておきましょう。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 重要 シリアル番号プレートについている QR コード 無い 場合もあります をモバイル機器でスキャンすると、製品 保証、パーツその他の製品情報にアクセスできます。 エンジンの保守整備のため、および米国環境保護局 EPA並びにカリフォルニア州排ガス規制に関連してエン ジンマニュアルを同梱しております。エンジンマニュア ルはエンジンのメーカーから入手することができます。 警告 カリフォ
目次 座席を倒す ..................................................43 座席をもとに戻す。 .......................................44 ジェネレータ冷却用エアシュラウドの取り外 し ............................................................44 ジェネレータ冷却用エアシュラウドの取り付 け ............................................................44 ジャッキアップポイントの位置 ...........................45 潤滑 ..................................................................... 46 ベアリングとブッシュのグリスアップ ....................46 エンジンの整備 ....................................................
安全について 油圧作動液の仕様 ........................................66 油圧オイルの量を点検する..............................67 油圧ラインとホースの点検 ...............................67 チャージフィルタの交換 ...................................67 オイル漏れの有無を確認 ................................68 油圧オイルの容量 .........................................68 油圧オイルの交換 .........................................68 カッティングユニットの保守..................................69 刈り込みブレードについての安全事 項............................................................69 リールとベッドナイフの摺り合わせを点検す る ...
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損し たりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 decal106-6754 decalbatterysymbols 106-6754 バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります 1. 爆発の危険 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと。 9. 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 禁止回収すること。 5. 6. を読むこと 。 バッテリーに人を近づけな いこと。 保護メガネ等着用のこと爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり。 1. 警告高温部に触れないこと。 2. ファンによる手足の切断など、ベルトによる巻き込み事故の 危険可動部に近づかないこと。 decal106-6755 106-6755 1. 冷却液の噴出に注意。 2.
decal110-8921 110-8921 1. トラクションユニットの速度 2. 低速 3. 高速 decal110-9642 110-9642 1. 負荷が掛かっている危険 オペレーターズマニュアル を読 むこと 2. ロッドブラケットに一番近い穴にコッターピンを移し、昇降 アームとヨークをを外す decal125-8754 125–8754 1. ヘッドライト 2. 入 3. PTO 4. 切 6. 低速 7. カッティングユニット下降 8. カッティングユニット上昇 9. オペレーターズマニュアル を読むこと。 5. 高速 decal120-4158 120–4158 1. オペレーターズマニュアル 3. エンジン 予熱 4. エンジン 停止 を読むこと。 2.
decal145-5261 145-5261 1. ヒューズについ ては オペレー 4. 電気 7. TEC コントロー ラ ターズマニュア ル を読むこと。 2. 3. 電源ソケット12 V ヘッドライト 8. TEC コントロー ラ 6. エアライドシート 9. TEC コントロー ラ サスペンション オプション 5. エンジン始動 decal133-2930 133-2930 1. 警告講習を受けてから運転すること。 4. 転倒の危険 旋回する時は速度を落とすこと高速で急旋回し ないこと下り坂では必ずカッティングユニットを下げておくこ とシートベルトを着用すること。 2. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 5. 警告斜面に駐車しないこと平らな場所で、駐車ブレーキを掛 け、カッティングユニットを下降させ、エンジンを停止させ、マ シンから離れる場合にはキーを抜き取ること。 3. 異物が飛び出す危険作業場所に人を近づけないこと。 6.
CE 地域用マシン decal133-2931 133-2931 注 この機械は、業界で推奨される最大傾斜角度を用いた前後方向および左右方向の標準安定試験に合格しており、使用を認められる法 面の最大角度がデカルに記載されています。斜面で運転する場合の条件や注意点について、また、特殊な天候や場所条件のもとで この機械を使用することができるかどうかを判断する方法について、 オペレーターズマニュアル で確認してください。同じ斜面上であっ ても、地表面の条件が変われば運転条件が変わります。斜面では可能なかぎりカッティングユニットを地表面まで下げておいてくださ い。斜面上でカッティングユニットを上昇させると機体が不安定になる恐れがあります。 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。必ず講習を受け てから運転すること。 2. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 3. 異物が飛び出す危険人を近づけないこと。 転倒の危険 15° 以上の斜面は横切らない。また、15° 以上 の斜面は下らないこと。必ずシートベルトを着用して運転する こと。 5.
decal136-3721 136-3721 1. 2. 潤滑に関する情報は オペ 6. エンジンエアフィルタ レーターズマニュアルを参照 のこと。 ブレーキの機能 3. 8 運転時間ごとに点検 4. 油圧作動液 11. エンジンの冷却液 16. 油脂類等 7. エンジンオイル 12. エンジンオイルの量 17. 容量 8. ファンベルト 13. 燃料 18. オイル等交換間隔時間 9. バッテリー 14. オペレーターズマニュアル 19. フィルタ交換間隔時間 を読むこと。 5. タイヤ空気圧 10. ラジエタースクリーン 15. 燃料水セパレータ decal136-3731 136-3731 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 5. 劇薬につき火傷の危険あり 2. 保護メガネ等着用のこと 6. 爆発の危険 3. 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 鉛含有普通ゴミとして投棄禁止。 4.
decal136-3732 136-3732 1. 急性毒性 4. 金属や皮膚への腐食作用 2. 呼吸困難の危険 5. 環境毒性 3.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 2 3 4 必要なパーツはありません。 – マシンの準備を行います。 必要なパーツはありません。 – コントロールアームの位置を調整します。 カッティングユニット 5 カッティングユニットを取り付ける。 仕上げキット別売 1 仕上げキット別売品を取り付けます。 5 カッティングユニットのキックスタンド 1 カッティングユニットにキックスタンドを 取り付けます。 6 7 必要なパーツはありません。 – 48 V 切断ジャンパを取り付けてシード ベースを基に戻します。 フードロック、シール、ジャムナット ワッシャ CE 用ステッカー 製造年デカル 警告表示ステッカー 1 1 1 1 1 8 フードにCE用のロックを取り付けます。 CE デカルを貼り付けます。 その他の付属品 内容 数量 用途 キー 2 エンジンを掛ける。 オペレーターズマニュアル 1 運転をする前にオペレーターズマニュアルを読んでください。 エンジンマニュアル 1
6. フードを開けて冷却液の量を点検する 冷却液の 量の点検 (ページ 63)を参照。 7. エンジンオイルの量を点検し、フードを閉じて ラッチで固定する エンジンオイルの量を点検す る (ページ 49)を参照。 3 カッティングユニットを取り付 ける 注 エンジンにはオイルを入れて出荷しています が、初回運転の前後に必ずエンジンオイルの 量を確認してください。 この作業に必要なパーツ 2 5 マシンの準備を行う コントロールアームの位置を 調整する 注意 カッティングユニット給電遮断カップラ部で電源を 遮断しないと、誰でもいつでもカッティングユニット を始動させることができ、手や足に大怪我を負う 危険がある。 必要なパーツはありません。 手順 カッティングユニットの整備などを行う際には、必 ずその前に、カッティングユニット給電遮断コネク 。 タ 部 で 電 源 を 遮 断 す る こ と 図 44。 コントロールアームの位置は調整することができます。 1. カッティングユニット コントロールアームをリテーナブラケットに固定し ている2本のボルトをゆるめる図 3。 1.
g375232 図5 1. DC 48 V システム用コネク タ 3. 2. バッテリー切断スイッチ 各カッティングユニットの昇降アームで、キャップ をピボットヨークに固定しているスナッパピンを外 してキャップを外す図 6。 g027133 図7 1. 4. カウンタウェイト キャリアフレームのシャフトにきれいなグリスを 塗る 図 8 。 g003975 図6 1. スナッパピン 2. キャップ g375263 図8 カッティングユニットの準備 1. カッティングユニットをカートンから取り出す。 2. 同梱されているカッティングユニット用 オペレー ターズマニュアルに従って、希望の設定に組み立 て、調整を行う。 3. カウンタウェイト図 7を、決められた側に取り付 けるカッティングユニットの オペレーターズマニュ アルを参照 。 1. 5.
ターフ補正スプリングの位置調整を 行う 番と 4番 番 カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト 2番 g375690 図 11 g378839 図9 1. 1番カッティングユニット 5. 5番カッティングユニット 2. 2番カッティングユニット 6. リールモータ 3. 3番カッティングユニット 7. ウェイト 1. キャリッジボルト⅜ x 1¼" 2. ターフ補正器用ブラケット 3. 4. 4番カッティングユニット 1. 補正スプリングのロッドの後穴にヘアピンが取り付 けられている場合は、ヘアピンを外してブラケッ トの隣にある穴に移す図 10。 3. フランジロックナット⅜" ターフ補正スプリングのキャップスクリュをキャリア フレームの右側タブに固定しているフランジロック ナット⅜"を外して、補正スプリングをカッティング ユニットから外す図 12。 注 キャリッジボルトについているギギザギザ付き フランジナットは外さないでください。 g375691 図 12 1. キャップスクリュ 2. 右側タブキャリアフレーム 4.
g375694 図 13 1. フランジロックナット⅜" 2. 右側タブキャリアフレーム 5. 3. g375274 図 15 キャップスクリュ 1. キャップ 2. スナッパピン 3. 4. ピボットヨーク キャリアフレームのシャフト ターフ補正器ブラケットの穴を、カッティングユニッ トのフレームの穴に合わせる図 14。 2. 注 ホースガイドのサポートループが車両のセン ターラインに向かうようになります。 ピボットヨークをキャリアフレームのシャフトに取 り付ける。 3. ピボットヨークにキャップを取り付け、キャリアフ レームのシャフトの穴とピボットヨークの穴とキャッ プの穴を整列させる。 4.
後カッティングユニットを昇降アーム に取り付ける 刈 高 が 12 mm 以 上 の カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト 1. カッティングユニットを昇降アームの下に置く図 17 。 g375251 図 18 1. スナッパピンの位置 2. 穴ピボットヨーク 5. g375252 キャップ 2. スナッパピン 3. 4. ピボットヨークをキャリアフレームのシャフトに取 り付ける。 3. ピボットヨークにキャップを取り付け、キャリアフ レームのシャフトの穴とピボットヨークの穴とキャッ プの穴を整列させる。 4. スナッパピンで、ピボットアームのシャフトとキャッ プをキャリアフレームのシャフトに固定する。 残りの後カッティングユニットにも、ステップ1と 2の作業を行う。 刈 高 が 12 mm 以 下 の カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト ピボットヨーク キャリアフレームのシャフト 2. スロットピボットヨーク 後カッティングユニットを昇降アーム に取り付ける 図 17 1. 3. 1.
g375239 図 22 g375237 1. リンチピン 2. 昇降アームのシャフト キャップ 2. スナッパピン 3. 4. 3. 4. ピボットヨーク キャリアフレームのシャフト 昇降アーム ワッシャ 6. 昇降アームにピボットヨークを差し込み、リンチピ ンとワッシャでシャフトをアームに固定する。 7. 残りの後カッティングユニットにも、ステップ1から 6の作業を行う。 図 20 1. 3. 4.
g316995 図 25 1. 前中央カッティングユニット 4. 左前カッティングユニット 2. 左後カッティングユニット 5. 右前カッティングユニット 3. 右後カッティングユニット 6. リールモータの位置 1. フレームの左前コーナー 4 番カッティングユニッ トの位置の、バルクヘッドブラケットをマシンに 固定しているボルトについている余分のフランジ ナットを取り外す 図 26。 2. 仕上げキットのホースフィッティングについている ナットをゆるめ、ホースをバルクヘッドブラケット のスロットに差し込んでナットを締める。 注 ナットを締め付ける時、ホースが回転しないよ うに必ずレンチを使ってホースを固定した状態で 締め付けてください。 g027140 図 24 リール駆動モータ 1. 2. モータを左にひねってフランジをスタッドに嵌め 合わせる。 4. 3. バルクヘッド取り付けボルトにコネクタプレートを 通す。コネクタは 図 26に示すように通す。 4.
重要 各ホースが無理なく ひねらない、折らな ヶ所 の コ ネ ク タ プ い 取 り 付 け ら れ る よ う に 、 残 り 4ヶ レートの位置はそれぞれ異なっていますから図を 参考に注意して取り付けてください。 g316996 図 29 右前カッティングユニットの位置5番 g316994 図 27 左後カッティングユニット2番 1. バルクヘッド用ブラケット 2. 余分のフランジナット 3. 1. バルクヘッド用ブラケット 2. コネクタプレート 3. 余分のフランジナット コネクタプレート g316998 図 30 右後カッティングユニット3番 g316976 図 28 前中央カッティングユニット 1番 下から見た状態 1. コネクタプレート 2. 余分のフランジナット 3. バルクヘッド用ブラケット 19 1. 余分のフランジナット 2. バルクヘッド用ブラケット 3.
5 カッティングユニットのキックス タンドの使い方 この作業に必要なパーツ カッティングユニットのキックスタンド 1 手順 ベッドナイフやリールを見るためにカッティングユニット を立てる場合には、ベッドバー調整ねじのナットが床面 に接触しないように、カッティングユニットの後ろ側につ いているスタンドで支えてください図 31。 g004144 図 32 1. チェーンブラケット 2. スナッパピン 3. カッティングユニットのキッ クスタンド 6 48 V 切 断 ジ ャ ン パ を 取 り 付 け てシードベースを基に戻す 必要なパーツはありません。 g003985 手順 図 31 1. カッティングユニットのキックスタンド 1.
2. フードの左側についているゴム製のハトメを取り 外す 図 35 。 g353655 図 33 1. DC 48 V システム用コネク タ 2. バッテリー切断ジャンパ g027072 2. 3. 図 35 バッテリー切断ジャンパを、48 V システムコネク タに取り付ける。 1. シートベースと運転席を元に戻してラッチでベー スを固定する図 34。 3. ゴム製のハトメ フードロックにシールを忘れずに入れること図 36。 g379173 図 34 ラッチ シートベース 1. 7 用の ロ ッ ク を 取 り フ ー ド に CE用 付ける g375326 図 36 1. 2. この作業に必要なパーツ 1 フードロック、シール、ジャムナット 1 ワッシャ 手順 1. フードラッチ ナット 3. シール 4. ワッシャ 4. ロックからナットを外す。 5.
6. フードの内側から、ワッシャとナットでロックを固 定する。 7. フードを閉じ、付属のフードラッチキーを使って 施錠と開錠を行い、ロックが適切に動作すること を確認する。 8 g375339 図 38 CE デ カ ル を 貼 り 付 け る 1. この作業に必要なパーツ 1 CE 用ステッカー 1 製造年デカル 1 警告表示ステッカー 2. 銘板 2. 製造年デカルの裏紙を剥がす。 3. フロアブラケットにデカルを貼り付ける。 CE 用 警 告 デ カ ル を 貼 り 付 け る 1. CE デ カ ル を 貼 り 付 け る 1. 製造年デカル 消毒用アルコールときれいなウェスで、フードロッ クを取り付けた場所の隣の部分をきれいにぬぐっ て表面を乾燥させる図 37。 消毒用アルコールときれいなウェスで、警告用デ カル 133-2930 の表面をきれいに拭いて乾燥さ せる 図 39 。 g375337 g375338 図 37 1. CE 用デカル 2. 図 39 フードロック 1. CE 用警告デカル 2.
製品の概要 g003955 図 41 g260768 図 40 1. エンジンフード 5. 座席調整 2. 運転席 6. 前カッティングユニット 3. コントロールアーム 7. 後カッティングユニット 4. ハンドル 1. 走行ペダル 4. ブレーキペダル 2. 刈り込み・移動走行切り換 えレバー 刈り込み速度リミッタとス ペーサ 5. 駐車ブレーキ 6. チルト調整ペダル 3.
チルト調整ペダル ヘッドライトスイッチ ハンドルを手前に寄せたい場合には、ペダル図 41を 踏み込み、ステアリングタワーを手前に引き寄せ、ちょ うど良い位置になったら、ペダルから足を離します。 ヘッドライトスイッチ図 42を下げるとヘッドライトが点 灯します。 電源ソケット エンジン速度スイッチ 電源ソケットから、電動機器用に12 Vの電源をとること ができます 図 43 。 エンジン速度スイッチは、2つのエンジン速度モードを 切り換えます図 42。スイッチを軽くたたくと、エンジ ン速度を100rpmずつ増加または減少させることがで きます。スイッチの端を押し下げてそのまま保持する と、エンジン速度は自動的にハイアイドルまたはローア イドルになります。 g004133 図 43 1. g021208 図 42 1. 昇降コントロールレバー 4. 回転許可/禁止スイッチ 2. キースイッチ 5. エンジン速度スイッチ 3. インフォセンター 6.
座席位置調整レバー 座席位置調整レバー図 45を引いて座席の前後位置 の調整ができます。調整ができたらレバーから手を 離します。 体重調整ノブ オペレータの体重がゲージに表示されるまでこの調 整ノブを回します。 高さ調整ノブ 座席の高さを調整するノブです。 の使 い 方 イ ン フ ォ セ ン タ ー LCDの インフォセンターLCDディスプレイは、マシンの運転状 態、故障診断などの情報を表示します図 46。インフォ センターには複数の画面があります。インフォセンター の任意のボタンを押して矢印ボタンで選択することによっ て、いつでも表示画面を切り替えることができます。 g027134 図 44 1. 電源遮断コネクタ 注意 カッティングユニット給電遮断カップラ部で電源を 遮断しないと、誰でもいつでもカッティングユニット を始動させることができ、手や足に大怪我を負う 危険がある。 カッティングユニットの整備などを行う際には、必 ずその前に、カッティングユニット給電遮断コネク タ部で電源を遮断すること。 g020650 図 46 座席コントロール 図 45 体重調整ゲージ 3.
インフォセンターのアイコン 定期 整 SERVICE DUE定 備時期です イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア イ コ ン (cont'd.
メニューの使い方 インフォセンターのメニューにアクセスするには、メ ニュー画面が表示されているときにメニューアクセスボ タンを押します。ボタンを押すとメインメニューが表示さ れます。各メニューにおいてどのような内容が表示され るかは、以下の表をご覧ください。 エンジンを始動させるための入 力、許可、出力の状態を表示 します。 Backlapバックラップ バックラップを行うための入 力、許可、出力の状態を表示 します。 Settings 設 定 メインメニュー メニュー項目 内容 Faults不具合 不具合メニューには、最近に 記録された不具合が表示され ます。不具合メニューおよび その内容の詳細については、 サービスマニュアル を参照する か、弊社ディストリビュータにお 問い合わせください。 Service 整備 整備メニューでは、使用時間 積算記録などの情報を見るこ とができます。 Diagnostics診断機能 診断メニューでは、各スイッ チ、センサー、制御出力の状 態が表示されます。どのコン トロール装置がONになってお り、どれがOFFになっているか が表示されますから、故障探
2. About マ シ ン に つ い て メニュー項目 内容 Model モデル マシンのモデル番号を表示し ます。 SNシリアル番号 マシンのシリアル番号を表示 します。 Machine Controller Revisionコ ントローラ改訂番号 マスターコントローラのソフトウェ アの改訂番号を表示します。 CU CU CU CU CU 各カッティングユニットのソフト ウェアの改訂番号を表示しま す。. 1 2 3 4 5 ジェネレータ モータ/ジェネレータのソフトウェ アの改訂番号を表示します。.
タイ マ ー 整 備 時 期 到 来 Service-Dueタ 刈高の設定方法 定期整備終了後に整備時期タイマーをリセットします。 1. Settings Menu設定メニューから中央ボタンで下 へスクロールしていくとPROTECTED MENU 保護メ ニューがありますから、ここで右ボタンを押しま す。 2. PIN を入力します マシンの オペレーターズマニュ アル の「保護メニューにアクセスするには」を 参照。 3. 整備Serviceメニューから時間Hoursメニューに 入り、 4. スクロールしてService整備記号 を選択する。 は最初のアイコンに NOW と表示されます。 注 整備時期は保護メニュー項目です。 整備間隔を選択し、右ボタンを押す。 7. 新しい画面が現れて「整備時間をリセットし ますか 」と確認を求められるRESET SERVICE HOURS—Are you sure? 8. YES 中央ボタンまたは NO 左ボタンを選択する。 9. YES を選択すると、時間画面がクリアされて整備 時間Service Hours選択画面に戻る。 2.
仕様 運転操作 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があり ます。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 移動走行時の幅 228 cm 刈幅 254 cm 長さ 282 cm 高さROPSを含む 160 cm ウェイト 1259 kg エンジン クボタ 24.8 hp 燃料タンク容量 53 リ ッ ト ル 移動走行速度 0-16 km/h 刈込速度 0-13 km/h 運転の前に 運転前の安全確認 安全に関する一般的な注意 • • アタッチメントとアクセサリ • トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリがそ ろっており、マシンの機能をさらに広げることができ ます。 詳細は弊社の正規サービスディーラ、または 代理店へお問い合わせください 弊社のウェブサイト www.Toro.
燃料を補給する に拡散するまで引火の原因となるものを近づけな いでください。 1. 燃料についての仕様 2. 硫黄分の少ない 微量 500ppm 未満、または極微 量15ppm 未満の新しい軽油またはバイオディーゼル 燃料以外は使用しないでください。セタン値が 40以上 のものをお使いください。燃料の劣化を避けるため、 180日以内に使いきれる程度の量を購入するように してください。 3.
2. た状態でブレーキを15秒間踏み込みます。これを5回 繰り返します。前進1回、後退1回の後、1分間の休憩 をはさんでください。この後、必要に応じてブレーキを 調整してください 保守 (ページ 39)を参照。 カッティングユニットを下降させ、エンジンを停止 させて、駐車ブレーキを掛ける。 走行ペダルのスタートインタロック試験 1. 2. 3. 4. 5. 運転席に座る。 駐車ブレーキを掛ける。 PTO スイッチを切位置にする。 走行ペダルを踏み込む。 キーを START 位置に回す。 運転中に 運転中の安全確認 注 走行ペダルを踏んでいるとスタータが動作しな 安全に関する一般的な注意 いのが正常。 • PTO 起 動 イ ン タ ロ ッ ク の 点 検 1. 2. 3. • 運転席に座る。 PTO スイッチを入位置にする。 エンジンを掛ける。 注 PTO スイッチが入位置にある場合はエンジン が始動できないのが正常。 • • PTO 作 動 イ ン タ ロ ッ ク の 点 検 1. 2. 3. 4. 5.
• – エンジンを止め、キーを抜き取る。 – 全ての動きが停止するのを待つ。 – 調整、整備、洗浄、格納などは、機体が十分 に冷えてから行ってください。 機械の運転は十分な視界の確保ができる適切な 天候条件のもとで行ってください。落雷の危険があ る時には運転しないでください。 や溝に落ちたり、地面が崩れたりすると、機体 が瞬時に転倒し、非常に危険です。必ず安全 距離を確保してください。 – 斜面に入る前に、安全の判断をしてください。 乗用の刈り込み機械で斜面を刈り込むことに 危険が感じられる場合は歩行型の機械をお使 いください。 – 斜面では可能なかぎりカッティングユニットを地 表面まで下げておいてください。斜面上でカッ ティングユニットを上昇させると機体が不安定に なる恐れがあります。 につ い て の 安 全 横 転 保 護 バ ー ROPSに 確認 • POPS 構成物は一切機体から外さないでください。 • 必ずシートベルトを着用し、緊急時にはシートベルト • • • • エンジンの始動手順 を迅速に外せるよう練習しておいてください。 運転時には必ずシートベルトを着用してください。 頭上の障害
あります。これにより、マーセリングやボビングと呼ば れる「波打ったような」仕上がりを防いでいます。 各トーションスプリングのカウンタバランスの押圧力を 4 種類の設定から選択します。位置をつずらすごとに、 カッティングユニットに掛かる押圧が 2.3kg 増加または 減少します。カウンタバランスをゼロにしたい場合に は、スプリングを第1スプリングアクチュエータの裏側第 4番目の位置にセットしてください。 重要 この調整は、カッティングユニットをトラクタに 取り付け、ユニットを真っ直ぐ前に向けて床に降ろし た状態で行ってください。 1. スプリングロッドの後の穴にヘアピンが差し込まれ ていることを確認してください図 50。 注 カウンタバランスの押圧をゼロにする場合は、トー ションスプリングの長い脚をショルダ付きスタッドの上に セットします。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを下降 させ、エンジンを停止させ、駐車ブレーキを掛 けてキーを抜き取る。 2.
3. 昇降アームスイッチをスイッチプレートに固定して いるジャムナットをゆるめる図 53。 5. • 昇降アームの旋回高さを高くしたい場合には スイッチの位置を下げる。 • 昇降アームの旋回高さを低くしたい場合には スイッチの位置を上げる。 ジャムナットを締める。 g375696 図 53 1. 4. スイッチ 2. 昇降アームのセンサー 以下の手順で昇降アームスイッチを調整する リール回転速度の設定を行う 一定で、クオリティの高いカットを行い、均一な刈り上がり見栄えを作るには、リール速度を正しく設定しておく必要 があります。リール速度は以下の手順で調整します 1. インフォセンターの「設定メニュー」から blade count、mow speed、HOC に入ってリール速度計算値 の表示を見る。 2. 更に調整が必要な場合は、「設定メニュー」で F Reel RPM、R Reel RPM またはその両方までス クロールする。 3.
g031996 図 55 7" 178 mm リールの速度表 診断ランプについて ヒント このマシンには故障診断用ランプが付いており、電子 コントローラが電気系統の異常を探知するとそれを知ら せます。故障診断ランプはインフォセンター表示画面の 上についています図 56。マシンが適切に作動している 場合には、キースイッチをON/RUN位置にすると、コント ローラの診断ランプが短時間点灯し、ランプが正常に作 動していることを示します。アドバイスメッセージが表示 されると、ランプが点灯してメッセージがあることを知ら せます。故障メッセージが表示された場合にはランプが 点滅し、その故障が解消されるまで点滅を続けます。 運転操作に慣れる 実際に芝刈りを始める前に、安全な場所で運転操作に 十分慣れておいてください。エンジンの始動と停止、 前進走行と後退走行、カッティングユニットの回転、 停止、昇降動作などを十分に練習してください。操作 に慣れてきたら、斜面の上り下りや速度を変えての運 転も練習しましょう。 警告システムについて 作業中に警告灯が点灯したら、直ちに機械を停止し原 因を確認してください。異常を放置
ロープ掛けポイントの位置 に十分注意してください。下り坂ではハンドリングを安定 させるためにカッティングユニットを下降させてください。 運転終了後に 運転終了後の安全確認 安全に関する一般的な注意 • 平らな場所に駐車する。 • カッティングユニットを停止させ、下降させる。 • 駐車ブレーキを掛ける。 • エンジンを止め、キーを抜き取る。 • 全ての動きが停止するのを待つ。 • 調整、整備、洗浄、格納などは、機体が十分に冷 えてから行ってください。 • • g375766 図 57 火災防止のため、カッティングユニットや駆動部、 マフラー、冷却スクリーン、エンジン構成品の周囲 に、草や木の葉、ホコリなどが溜まらないようご 注意ください。オイルや燃料がこぼれた場合はふ き取ってください。 移動走行時など、刈り込みなどの作業をしていな い時には、アタッチメントの駆動を解除しておいて ください。 • 必要に応じてシートベルトの清掃と整備を行って ください。 • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容 器を保管格納しな
ションを破損することなく機械を押して移動できる ようになります。 g379147 図 58 1. バイパスバルブのボルト 4. フード元に戻してラッチを掛ける。 5. 牽引移動を開始する。 6. エンジンを始動する前にバイパスバルブを閉じ る。バルブの締め付けトルクが 711 N·m0.71.1 kg.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注 www.Toro.
整備間隔 整備手順 400運転時間ごと • エアクリーナの整備 (悪条件下ではより頻繁に整備を行ってください。)エアクリーナの インジケータが赤色になったら整備を行ってください。 • 燃料フィルタを交換する。 • 燃料ラインに劣化や破損、ゆるみが発生していないか点検する。 (または1年に1回の うち早く到達した方の時期)。 • エンジン速度を点検する(アイドル回転とフルスロットル)。 800運転時間ごと • 燃料タンクを空にして内部を清掃します。 燃料システムが汚染された場合には燃料 タンクの内部清掃を行います。 • 後輪のトーインの点検を行う。 • 推奨されていない油圧オイルを使用している場合や代替品のオイルを使用したこと がある場合には、チャージフィルタを交換してください。 • 推奨されていない油圧オイルを使用している場合、代替品のオイルを使用した場合に は、油圧オイルフィルタを交換してください。 • 後ホイールのベアリングにグリスパックを行う。 • エンジンバルブの調整を行う(エンジンのサービスマニュアルを参照のこと)。 1000運転時間ごと • 推奨油圧オイルをご使用の場合には、チャージ
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 インタロックの動 作を点検する。 ブレーキの動作を 確認する。 エンジンオイルと 燃料の量を点検 する。 冷却水の量を点 検する。 燃料・水セパレー タの水抜きを行 う。 エアフィルタの整 備時期表示を確 認する。 ラジエター、オ イルクーラ、スク リーンの汚れ具合 を点検する。 エンジンから異常 音がないか点検 する。 1 運転操作時に異 常音がないか点 検する。 油圧オイルの量 を点検する。 油圧ホースの磨 耗損傷を点検す る。 オイル漏れなど。 タイヤ空気圧を点 検する 計器類の動作 リールとベッドナ イフの摺り合わせ 刈高の調整の点 検。 グリスアップ。2 塗装傷のタッチ アップ 1. 始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズルを点検する。 2.
要注意個所の記録 点検担当者名 内容 日付 記事 1 2 3 4 5 6 7 8 整備前に行う作業 整備作業にかかる前に 1. 平らな場所に駐車する。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. PTO スイッチを切位置にする。 4. 刈り込みコントロールレバーを刈り込み位置に する。 5. エンジンを止め、キーを抜き取る。 6. 全ての動きが停止するのを待つ。 7. エンジンが冷えるのを待つ。 フードを開ける 1. フードラッチ2 ヶ所を外す図 59。 g377320 図 59 1. 2. フードのラッチ 2ヶ所 フードを開ける。 フードを閉じる 1.
g378174 図 62 1. 2. ボールピン 2. スクリーンのラッチ スクリーンのラッチにボールピンを取り付ける。 座席を倒す 1. 座席ラッチを外側に動かす図 63。 g377319 図 60 1. 2. フードのラッチ 2ヶ所 フードの両側についているラッチを掛けてフード を固定する。 スクリーンを開く 1. スクリーンのラッチからボールピンを外す図 61。 g369007 図 63 1. g378822 図 61 1. 2. ボールピン 2. スクリーンのラッチ スクリーンのラッチを外してスクリーンを開く。 スクリーンを閉じる 1. スクリーンを元に戻してラッチを掛ける図 62。 43 座席ラッチ 2. 座席を注意深く倒す。 3.
g369008 図 64 1. 支え棒 2. ロッドガイドプレート 座席をもとに戻す。 1. 座席を少し倒して、支え棒を固定穴から外す図 65 。 g378913 図 66 1. フランジヘッドキャップスク リュ 3. フランジロックナット 2. 上側ジェネレータ冷却用エ アシュラウド 4. 下側ジェネレータ冷却用エ アシュラウド 2. シュラウドを分離する。 3. 上シュラウドを持ち上げて駆動シャフトのグリス フィッティングにアクセスできるようにする。 g375779 図 65 1. 2. 支え棒 2. ジェネレータ冷却用エアシュラ ウドの取り付け ロッドガイドプレート ラッチがかかるまで座席を静かにに降ろす。 1. ジェネレータ冷却用エアシュラ ウドの取り外し 1.
ジャッキアップポイントの位置 注 機体の下で作業する場合には、必ずジャッキスタンド で機体を確実に支えてください仕様 (ページ 30)を参照。 機体のロープ掛けポイントは以下の通りです g378915 図 67 1. 上側ジェネレータ冷却用エ アシュラウド 2. 駆動シャフトのブラシのシー 4. ル 3. フランジ ジェネレータのカ バー 下側ジェネレータ冷却用エ アシュラウド 2. シュラウドの穴を圧縮制限ピンに合わせる。 3. 上下のシュラウドと圧縮制限ピンを合わせた状態 で、フランジヘッドキャップスクリュ4本とフランジ ロックナット4個で固定する図 68。 g375763 図 69 g378913 図 68 1. フランジヘッドキャップスク リュ 3. フランジロックナット 2. 上側ジェネレータ冷却用エ アシュラウド 4. 下側ジェネレータ冷却用エ アシュラウド 45 1. 機体前方 3. 後アクスルチューブ 2. ジャッキブラケット前アクス ルチューブ 4.
潤滑 ベアリングとブッシュのグリス アップ 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 洗浄後はすぐに行う。 g012150 図 71 グ リ ス の 仕 様 No. 2 汎用リチウム系グリス 1. マシンの整備の準備を行う 整備作業にかかる前 に (ページ 42)を参照。フードを開ける フードを開 ける (ページ 42)を参照。 2. ジェネレータ冷却用エアシュラウドを上下に分離 する ジェネレータ冷却用エアシュラウドの取り外 し (ページ 44)を参照。 3.
g011615 図 77 g003987 図 74 • アクスルステアリングのピボット1ヶ所 図 75 g004169 図 75 • ステアリングシリンダのボールジョイント 2ヶ 所 図 76 g003966 図 76 • ブレーキペダル1ヶ所 図 77 47 4. ジェネレータ冷却用エアシュラウドを取り付け る ジェネレータ冷却用エアシュラウドの取り付 け (ページ 44)を参照。 5. 運転席を戻してラッチで固定する 座席をもとに戻 す。 (ページ 44)を参照。 6.
エンジンの整備 エンジンの安全事項 • エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めて 行ってください • エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。 エアフィルタの点検 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 1. マシンの整備の準備を行う 整備作業にかかる前 に (ページ 42)を参照。 2. フードを開ける フードを開ける (ページ 42)を参 照。 3. エアフィルタハウジングの端にある整備インジ ケータを確認する図 78。 g373568 図 79 6.
エアフィルタの整備時期インジ ケータのリセット 1. 整備インジケータが赤色になっている場合は、 インジケータの端部にあるリセットボタンを押す 図 81 。 g378927 g373569 図 81 2.
エンジンオイルの量 約 3.3 リットルフィルタ含む。 エンジンオイルとフィルタの交 換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間—エンジンオイ ルとフィルタの交換を行う。 g378928 150運転時間ごと g031256 図 82 重要 エンジンオイルの量が常時ゲージの上限と 下限との間にあるよう、気をつけて管理してくださ い。オイルの入れすぎもオイルの不足も、エンジ ンの不調や故障の原因となります。 4. フードを閉じてラッチで固定する フードを閉じる (ページ 42)を参照。 50 1. マシンの準備を行う 整備作業にかかる前に (ペー ジ 42)を参照。 2.
燃料系統の整備 危険 燃料や燃料蒸気は条件次第で簡単に引火 爆発 する。発火したり爆発したりすると、やけどや火 災などを引き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で、また、エンジンが 停止して冷えた状態で行う。こぼれた燃料は ふき取る。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は燃料タ ンクの首の根元から25 mm 程度下までとする。 これは、温度が上昇して燃料が膨張したときに あふれないように空間を確保するためである。 • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎を 絶対に近づけない。 • 安全で汚れのない認可された容器で保存し、 容器には必ずキャップをはめること。 g373614 水セパレータからの水抜き 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—水セパレータか ら水や異物を流し出す。 1. マシンの整備の準備を行う 整備作業にかかる前 に (ページ 42)を参照。 2. フードを開ける フードを開ける (ページ 42)。 3. 水セパレータのドレンバルブの下に回収容器を置 く 図 84 。 g378573 図 83 重要 フィルタを締めつけすぎないように注意して ください。 3.
7. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. 8. フードを元に戻してラッチを掛ける フードを閉じ る (ページ 42)。 フードを開ける フードを開ける (ページ 42)を参 照。 4. 燃料噴射ポンプのエア抜きねじを開ける 図 86 水セパレータのフィルタの交換 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 1. 水セパレータ内部を完全に空にする 水セパレータ からの水抜き (ページ 51)を参照。 2. フィルタヘッドとキャニスタを洗浄する図 85。 g008891 図 86 1. 5. 燃料噴射ポンプのエア抜きねじ 始動キーを ON 位置に回す 電動燃料ポンプが作動を開始し、エア抜きねじの 周囲からエアが漏れ出してくる。 注 ねじから燃料が連続的に流れるのが見えるま でキーを ON 位置に保持する。 g375851 図 85 1. フィルタのヘッド 2. フィルタキャニスタ 6. ねじを締めてキーをOFFする。 7. フードを閉じてラッチで固定する フードを閉じる (ページ 42)を参照。 3.
燃料タンクの内部清掃 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 燃料システムが汚染され た場合には燃料タンクの内部清掃 を行います。 長期保管前 長期にわたって格納する場合、タン クを空にして内部を清掃してください。 燃 料 タ ン ク 容 量 53 リットル 1. マシンの整備の準備を行う 整備作業にかかる前 に (ページ 42)を参照。 2. 燃料タンクのドレンバルブの下に回収容器を置 く 図 87 。 g373885 図 88 1. 燃料センダのカバー 2. プラスねじ 3. 3. 燃料タンク マシンのワイヤハーネスの 2 ピンコネクタから、 燃料センダのハーネスの 2 ソケットコネクタを外 す 図 89 。 g373900 図 87 1. ドレンバルブ 燃料タンク 3. ドレンバルブを開き、タンクから排出される燃料 を回収する。 4. タンクの清掃にはきれいな燃料を使用してくださ い。 5. g373884 図 89 ドレンバルブを閉じる。 1. 2 ピンコネクタマシンのワ イヤハーネス 燃料供給チューブのスクリー ンの清掃 4.
燃料供給チューブの洗浄と取り付け 1. 燃料供給チューブについているスクリーンを洗浄 する 図 92 。 g373882 図 90 1. ホース 2. クランプ 5. 3. フィッティング燃料センダ 燃料センダのキャップをゆるめる図 91。 g373881 図 92 2. 燃料供給チューブとフロートを燃料タンク内部に 注意深く取り付ける図 93。 g373883 図 91 1. 6. キャップ 燃料センダ 燃料センダを持ち上げてタンクから注意深く取り 出す。 注 供給チューブ、戻りチューブ、フロートアーム を曲げてしまわないよう注意してください。 g373886 図 93 1. 54 キャップ 燃料センダ 3. 供給チューブと戻りチューブのフィッティングを 整列させる。 4. 燃料センダのキャップをタンクに取りつける。 5.
g373882 図 94 1. ホース 2. クランプ 3. フィッティング燃料センダ g373885 6. 図 96 マシンのワイヤハーネスの 2 ピンコネクタに、燃 料センダのハーネスの 2 ソケットコネクタを接続 する 図 95 。 g373884 図 95 1. 2 ピンコネクタマシンのワ イヤハーネス 7. 2. 2 ソケットコネクタ燃料セン ダ 燃料センダのカバーについている穴を燃料タン クの穴に合わせ、プラスねじ5本でカバーをタン クに取り付ける図 96。 55 1. 燃料センダのカバー 2. プラスねじ 3.
電気系統の整備 重要 電気系統を保護するため、本機に溶接作業を 行う時には、バッテリーのケーブルをすべてバッテ リーから外し、また、電子コントロールモジュールに 本の ワ イ ヤ ハ ー ネ ス プ ラ グ を 両 方 と 接 続 さ れ て い る 2本 も外してください。 電気系統に関する安全確保 マシンの整備や修理を行う前に、バッテリーの接続 を外してください。バッテリーの接続を外すときには マイナスケーブルを先に外し、次にプラスケーブル を外してください。接続するときにはプラスを先に接 続し、次にマイナスを接続してください。 • g378176 図 97 バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良 い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続 や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜 いておいてください。また、安全な服装を心がけ、 工具は確実に絶縁されたものを使ってください。 • 12 V バ ッ テ リ ー の 取 り 外 し 危険 電解液を飲まないこと。また、電解液を皮膚 や目や衣服に付けないよう十分注意するこ と。安全ゴーグルとゴム手袋で目と手を保護 すること。
5. バッテリーにカバーを取り付けるカバーに付いて いるタブをバッテリートレイのスロットに合わせ てはめ込む。 6. スクリーンを閉じてラッチで固定する スクリーンを 閉じる (ページ 43)を参照。 12 V バ ッ テ リ ー の 交 換 1. バッテリーの接続を外す 12 V バッテリーの取り外 し (ページ 56)を参照。 2. 充電器に接続し、充電電流を 3-4 A にセットす る。 3. 3-4 Aで4-8時間充電する。 4. 充電が終わったらチャージャをコンセントから抜 き、バッテリー端子からはずす。 5. バッテリーを接続する 12 V バッテリーを接続す る (ページ 56)を参照。 g375760 図 99 1. 3. コントロールアームのカ バー 2. ラッチ 切れているヒューズを交換する図 100。同じタイ プ、同じ電流値のヒューズに交換する。 12 V バ ッ テ リ ー の 整 備 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 注 端子や周囲が汚れていると自然放電しますので、 バッテリーが汚れないようにしてください。 1.
2. ラッチを外してフードを開ける フードを開ける (ページ 42)を参照。 3. エンジンの左前部分で、48 V ヒューズブロック のカバーを外す。 g379037 図 102 5. 48 V ヒューズブロックにカバーを取り付ける。 6. フードを閉じてラッチで固定する フードを閉じる (ページ 42)を参照。 リール回転許可ヒューズの交 換 g379036 図 101 1. カバー 3. 48 V ヒューズブロック 2. Maxi ヒューズ 4. 切れているヒューズを、同じタイプ、同じ電流値 のヒューズに交換する。 注 カバーに貼り付けてあるデカルを参照。 58 1. マシンの整備の準備を行う 整備作業にかかる前 に (ページ 42)を参照。 2. ラッチを外してフードを開ける フードを開ける (ページ 42)を参照。 3.
g379039 図 104 g379038 1. キャップ 2. ヒューズ 図 103 1. キャップ 2. ヒューズ 3. ヒューズホルダーラベルは ENABLE FUSE 10 A 125 V 3. ヒューズホルダーラベルは 2A FUSE TEC PWR 4. 切れているヒューズを、同じタイプ、同じ電流値 のヒューズに交換する。 4. 切れているヒューズを、同じタイプ、同じ電流値 のヒューズに交換する。 5. インラインヒューズホルダーにキャップを取り付 ける。 5. インラインヒューズホルダーにキャップを取り付 ける。 6. フードを閉じてラッチで固定する フードを閉じる (ページ 42)を参照。 6. フードを閉じてラッチで固定する フードを閉じる (ページ 42)を参照。 Telematic ヒ ュ ー ズ の 交 換 TEC ヒ ュ ー ズ の 交 換 1. マシンの整備の準備を行う 整備作業にかかる前 に (ページ 42)を参照。 1. マシンの整備の準備を行う 整備作業にかかる前 に (ページ 42)を参照。 2.
走行系統の整備 タイヤ空気圧を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 重要 マシンの性能を適切に発揮させ、また質の高い 刈り込みを実現するために、すべてのタイヤの空気圧 を推奨値に維持してください。タイヤ空気圧は規定値 以下に下げてはならない。 1. マシンの整備の準備を行う 整備作業にかかる前 に (ページ 42)を参照。 2. タイヤ空気圧を測定する。 注 タイヤの適正空気圧は、0.83-1.03 bar g378242 図 105 1. キャップ 2. ヒューズ 3. 3. 4. ヒューズホルダーラベルは 10 A FUSE TELEMATIC PWR 4. 切れているヒューズをホルダーから取り出す。 5. 同じタイプ、同じ電流値のヒューズを取り付ける。 6. インラインヒューズホルダーにキャップを取り付 ける。 7.
後輪のアライメント点検 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと—後輪のトーインの点検 を行う。 1. ハンドルを操作して後輪を真っ直ぐ前後方向に 向ける。 2. マシンの整備の準備を行う 整備作業にかかる前 に (ページ 42)を参照。 3. アクスルの高さで、左右のステアリングタイヤの中 心線間の距離をタイヤの前面と後面で測定する。 注 タイヤ前面での測定値とタイヤ後面での測定 値との差が 6 mm 以下であれば後輪のトーイン は適正である図 107。 g379040 図 106 ニュートラルリターン調整 ねじ 2. ロックナット 1. 3. 走行ポンプ 警告 トラクション調整カムの最終調整は、エンジン を回転させながら行う必要がある。危険を伴 う作業であるから、 マフラーなどの高温部分や回転部、可動部に 顔や手足を近づけぬよう十分注意すること。 g009169 図 107 4. エンジンを始動し駐車ブレーキを解除する。 1. トラクションユニットの前部 5. タイヤが回転しなくなるまで、ニュートラルリター ン調整ねじを締めるまたはゆるめる。 2.
冷却系統の整備 冷却系統に関する安全確保 • 冷却液を飲み込むと中毒を起こす冷却液は子供や ペットが触れない場所に保管すること。 • 高温高圧の冷却液を浴びたり、高温のラジエター 部分に触れたりすると大火傷をする恐れがある。 – エンジン停止後、少なくとも15分間程度待って、 エンジンが冷えてからキャップを開けること。 – キャップを開けるときはウェスなどを使い、高温 の水蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。 g004136 図 108 1. ジャムナット 2. タイロッド 2. 3. 3.
冷却液の量の点検 2年ごと—冷却系統の内部を洗浄し新しい冷却液 に交換する。 注意 エンジン停止直後にラジエターのキャップを開け ると、高温高圧の冷却液が吹き出してやけどを 負う恐れがある。 • エンジン回転中はラジエターのふたを開けな いこと。 • キャップを開けるときはウェスなどを使い、高温 の水蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。 1. マシンの整備の準備を行う 整備作業にかかる前 に (ページ 42)を参照。 2. フードを開ける フードを開ける (ページ 42)を参 照。 3. 液量の点検は補助タンクで行う(図 109)。 1. マシンの整備の準備を行う 整備作業にかかる前 に (ページ 42)を参照。 2. フードを開ける フードを開ける (ページ 42)を参 照。 3. エンジン部を丁寧に清掃する。 4. フードを閉じてラッチで固定する フードを閉じる (ページ 42)を参照。 5.
8. ブレーキの整備 オイルクーラとラジエターの裏表を図 112圧縮空 気で丁寧に清掃する。 駐車ブレーキの調整 ブレーキペダルの遊びが 13 mm 以上となったり、ブ レーキの効きが悪いと感じられるようになったら、調整 を行ってください。遊びとは、ブレーキペダルを踏み 込んでからペダルに抵抗を感じるまでのペダルの行 きしろを言います。 g379099 図 112 1. 9. 10. 1. マシンの準備を行う 整備作業にかかる前に (ペー ジ 42)を参照。 2. 駐車ブレーキを解除する。 3. 調整の前と後に、ホイールモータのバックラッ シュギアのガタを利用してドラムを前後にゆす り、ドラムが何にも接触していないことを確認して ください。 4. ブレーキペダルを軽く踏んで、ペダルの遊び抵抗 なく動く距離を測定する図 113。 ラジエター オイルクーラを立ててラッチ2 ヶ所で固定する。 スクリーンを元に戻してラッチを掛ける。 注 ブレーキペダルの「遊び」図 113が 2.
g011617 図 115 g379043 図 114 1. 6. 7. 前側ジャムナットブレーキ ケーブル 2. 1. ブレーキケーブル 3. 駐車ブレーキの爪 2. ねじ 2本 4. ブレーキの戻り止め 後ジャムナット 図 113後ナットを締めてケーブルを後方に移動さ せて、駐車ブレーキがホイールに作用するまで のブレーキペダルの遊びが 6-13 mm なるよう に調整する。 前側ジャムナットを締め、左右のケーブルが同じ ように動作することを確認する。 注 ジャムナットを締めるときにケーブルコンジット を回転させないように注意してください。 駐車ブレーキのラッチの調整 駐車ブレーキがかからない、ラッチがかからない状態 になったらブレーキ爪の調整が必要です。 1. マシンの準備を行う 整備作業にかかる前に (ペー ジ 42)を参照。 2. 駐車ブレーキのツメをフレームに固定しているね じ2本をゆるめる図 115。 65 3. ブレーキのツメが戻り止めに完全に掛かるまで駐 車ブレーキペダルを前に踏み込む図 115。 4.
ベルトの整備 油圧系統の整備 オルタネータベルトのテンショ ン調整 油圧系統に関する安全確保 • 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに専門 医の治療を受けてください。万一、油圧オイルが 体内に入った場合には、この種の労働災害に経 験のある施設で数時間以内に外科手術を受ける 必要がある。 • 油圧装置を作動させる前に、全部のラインコネクタ が適切に接続されていること、およびラインやホー スの状態が良好であることを確認すること。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間—オルタネータベ ルトの磨耗と張りの点検を行う。 100運転時間ごと 1. マシンの整備の準備を行う 整備作業にかかる前 に (ページ 42)を参照。 2. フードを開ける フードを開ける (ページ 42)を参 照。 • 3.
重要 燃料を入れすぎないでください。 注 多くの油圧オイルはほとんど無色透明であり、その ためオイル洩れの発見が遅れがちです。油圧オイル用 の着色剤20 ml 瓶をお使いいただくと便利です。1瓶で 15-22 リットルのオイルに使用できます。パーツ番号は P/N 44-2500 ご注文は Toro 代理店へ。 重要 トロ・プレミアム合成生分解油圧作動液は、トロ 社がこの製品への使用を認めた唯一の合成生分解オ イルです。このオイルは、トロ社の油圧装置で使用し ているエラストマーに悪影響を与えず、また広範囲な 温度帯での使用が可能です。このオイルは通常の鉱 物性オイルと互換性がありますが、十分な生分解性を 確保し、オイルそのものの性能を十分に発揮させるた めには、通常オイルと混合せず、完全に入れ替えて使 用 す る こ と が 望 ま れ ま す 。 Toro プ レ ミ ア ム 合 成 生 分 解 油 圧 作 動 液 を 代 理 店 で 販 売 し て お り ま す 19 リ ッ ト ル 缶 ま た は 208 リ ッ ト ル 缶 5. 油量が少なければ適正量をFULLマークまで補 給する。 6.
6. 新しいチャージフィルタのガスケットに所定の油 圧オイルを薄くぬる。 7. ガスケットが取りつけプレートに当たるまで手で 回してフィルタを取り付け、そこから更に ½ 回 転増し締めする。 8. 運転席を戻してラッチで固定する 座席をもとに戻 す。 (ページ 44)を参照。 オイル漏れの有無を確認 1. エンジンを始動して 2 分間運転し、システム内 のエアをパージする。 2. エンジンを停止してキーを抜き取り、戻りフィルタ とチャージフィルタの取り付け部分からオイルが漏 れていないか調べる。 g379100 図 119 注 オイルが漏れている場合はすべて修正する。 1. 90° フィッティング油圧オイ ルタンク 油圧オイルの容量 90° フィッティングからクーラへの戻りチューブを外 し、排出されるオイルを回収する。 4. タンクが空になったら、チューブを元通りに取り 付ける。 5.
カッティングユニットの保守 マシンの準備を行う 1. 刈り込みブレードについての 安全事項 2. 3. 磨耗したり破損したりしたリール刃や下刃は使用中に割 れて破片が飛び出す場合があり、これが起こるとオペ レータや周囲の人間に多大の危険を及ぼし、最悪の場 合には死亡事故となる。 • リール刃や下刃が磨耗や破損していないか定期的 に点検すること。 • 刃を点検する時には安全に十分注意してください。 必ず手袋を着用してください。リールと下刃は研磨 するか交換するかのみ行い、たたいて修復したり溶 接したりしないでください。 • 4. 5. 6. 複数のカッティングユニットを持つ機械では、1つの リールを回転させると他のカッティングユニットのリー ルも回転する場合がありますから注意してください。 リールとベッドナイフのバックラップ 1.
シャーシの整備 バックラップの終了 1. 昇降コントロールレバーを引き、リール回転許可 スイッチを切にする。 2. インフォセンターのボタンでバックラップを終了 する。 シートベルトの点検 整 備 間 隔: 使用するごとまたは毎日 重 要 バ ッ ク ラ ッ プ 設 定 を OFF に 戻 さ な い と 、 カ ッ ティングユニットの上昇などの操作をすることが できません。 1. シートベルトに摩耗や破れなどの傷がないか点 検する。一部でも正常に機能しないシートベルト は交換する。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 2. 必要に応じてシートベルトを清掃する。 4. カッティングユニットについているラッピングコン パウンドを完全に洗い落とす。 5. バックラップが終わったら、ベッドナイフの前端に 軽くヤスリ掛けを行うとさらに切れ味が向上しま す。 注 バックラップすると刃先にバリができます。ヤ スリを使ってベッドナイフの前面に対して90°の角 度でバリを落とすと切れ味が向上します。 6. 必要に応じてリールとベッドナイフの刃合わせ を行う。 7.
中期整備 洗浄 シャーシとエンジン 機体の洗浄 整 備 間 隔: 2年ごと—油圧ホースを交換する。 必要に応じて水または水と刺激の少ない洗剤で車体を 洗浄する。柔らかい布などを使っても構いません。 2年ごと—冷却液ホースを交換する。 重要 塩分を含んだ水や処理水は機体の洗浄に使用 しないでください。 2年ごと—冷却液を交換する。 重要 圧力洗浄機で機体を洗浄しないでください。高圧 の水で洗浄すると電気系統の損傷、重要なデカルのは がれ、グリス部への水の浸入などを起こす恐れがあり ます。コントロールパネル、エンジン、バッテリーの周 囲に大量の水を掛けないでください。 重要 洗浄はエンジンを止めて行ってください。エンジ ンを止めずに洗浄するとエンジンを破損する恐れが あります。 71
保管 エンジンの整備 1. エンジンオイルを抜き取り、ドレンプラグをはめ る。 2. オイルフィルタを外して捨てる。新しいオイルフィ ルタを取り付ける。 – 平らな場所に駐車する。 3. エンジンに推奨モーターオイルを入れる。 – カッティングユニットを停止させ、下降させる。 4. エンジンを始動し約 2 分間回転させる。 – 駐車ブレーキを掛ける。 5. エンジンを止め、キーを抜き取る。 – エンジンを止め、キーを抜き取る。 6. 新しいきれいな燃料を使って燃料タンクを洗浄 する。 7. 燃料関係のフィッティングを確実に締め付ける。 8. エアクリーナをきれいに清掃する。 9. エアクリーナの吸気口とエンジンの排気口を防水 テープでふさぐ。 10.
メモ
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