Form No. 3401-117 Rev A Reelmaster® 5610 ト ラ ク シ ョ ン ユ ニット用 シリ ア ル 番 号 316000501 以 上 モ デ ル 番 号 03678—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています。 詳細については、DOC シート規格適合証明書をご 覧ください。 モデル番号 シリアル番号 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 カリフォルニア州では、ディーゼルエンジン の排気には発癌性や先天性異常などの原因と なる物質が含まれているとされております。 この説明書では、危険についての注意を促すため の警告記号図 1を使用しております。これらは死亡 事故を含む重大な人身事故を防止するための注意 ですから、必ずお守りください。 図1 1.
目次 エンジンの整備 .....................................................38 エアクリーナの整備 ...........................................38 エンジンオイルとフィルタの整備 ......................38 スロットルの調整 ...............................................39 燃料系統の整備 .....................................................40 燃料タンクの内部清掃........................................40 燃料ラインとその接続の点検 .............................40 ウォーターセパレータの整備 ............................40 燃料供給チューブのスクリーンの整 備 .............................................................
安全について • この機械は、所定のバラストを搭載することによ り、EN ISO 5395:2013、およびANSI B71.4-2012に適合 する製品となります。リアウェイトの搭載について は、このマニュアルの該当項目をご参照ください。 運転の前に 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、 人身事故につながります。事故を防止するため、以 下に示す安全上の注意や安全注意標識のついてい る遵守事項は必ずお守りください 「注意」、「警 告」、および「危険」 の文字は、人身の安全に関わ る注意事項を示しています。これらの注意を怠る と死亡事故などの重大な人身事故が発生すること があります。 • 作業には必ず頑丈で滑りにくい靴、長ズボンおよ • • • 安全な運転のために 以下の注意事項は EN ISO 5395:2013 およびANSI B71.
• • もし燃料を衣服にこぼしてしまった場合には、 直ちに着替えてください。 絶対にタンクから燃料をあふれさせないでくだ さい。給油後は燃料タンクキャップをしっか りと締めてください。 • 運転操作 • • • • • • • • • • • • 有毒な一酸化炭素ガスを含むエンジン排気が溜 まるような閉め切った場所ではエンジンを運 転しないでください。 作業は日中または十分な照明のもとで行って ください。 エンジンを掛ける前には、アタッチメントのク ラッチをすべて外し、ギアシフトをニュートラ ルにし、駐車ブレーキを掛けてください。 「安全な斜面」はあり得ません。芝生の斜面で の作業には特に注意が必要です。転倒を防ぐため – 斜面では急停止・急発進しない。 – 斜面の走行や小さな旋回は低速で。 – 隆起や穴、隠れた障害物がないか常に注意す ること。 – 急な旋回をしない。バックする時には安全に 十分注意する。 – マニュアルに指示があれば、カウンタバラン ス やホイールバランスを使用すること。 隠れて見えない穴や障害物に常に警戒を怠らな いようにしましょう。 道路付近で作業するときや道路を横断す
乗用芝刈り機を安全にお使いい ただくために TORO からのお願い た部品やステッカーは安全のため早期に交換し てください。 • 燃料タンクの清掃などが必要になった場合は屋 外で作業を行ってください。 • 機械の調整中に指などを挟まれないように十 分注意してください。 以下の注意事項はCEN、ISO、ANSI規格には含まれ ていませんが、Toroの芝刈り機を安全に使用してい ただくために必ずお守りいただきたい事項です。 • 複数のリールを持つ機械では、つのリールを回 転させると他のリールも回転する場合がありま すから注意してください。 この機械は手足を切断したり物をはね飛ばしたりす る能力があります。重傷事故や死亡事故を防ぐた め、注意事項を厳守してください。 • 整備・調整作業の前には、必ず機械を停止し、 カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキ を掛け、エンジンを停止し、キーを抜き取ってく ださい。また、必ず機械各部の動きが完全に停止 したのを確認してから作業に掛かってください。 この機械は本来の目的から外れた使用をするとユー ザーや周囲の人間に危険な場合があります。 警告
音力レベルの確認は、ISO 11094 に定める手順に 則って実施されています。 グユニットから飛びだす異物など思わぬ危険が あります。周囲に人がいなくなるまでは作業を 再開しないこと。 音圧レベル 保守整備と格納保管 この機械は、オペレータの耳の位置における音圧レ ベルが 84 dBA であることが確認されています。ただ しこの数値には不確定値K1 dBA が含まれています。 油圧系統のラインコネクタは頻繁に点検してく ださい。油圧を掛ける前に、油圧ラインの接続 やホースの状態を確認してください。 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油 が高圧で噴出していますから、手などを近づけ ないでください。リークの点検には新聞紙や ボール紙を使 い、絶対に手を直接差し入れたり しないでください。高圧で噴出する作動油は皮 膚を貫通し、身体に重大な損傷を引き起こしま す。万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ち に専門医の治療を受ける。 油圧系統の整備作業を行う時は、必ずエンジン を停止し、カッティングユニットを下降させてシ ステム内部の圧力を完全に解放してください。 燃料ラインにゆるみや磨耗がないか定期的に
110-9642 106-6754 1. 警告 表面が熱い。触れないこと。 2. ファンによる手足切断危険、およびベルトによる巻き込まれ の危険可動部に近づかないこと。 1. 負荷が掛かっている危険 オペレーターズマニュアル を読 むこと 2. ロッドブラケットに一番近い穴にコッターピンを移し、昇降 アームとヨークをを外す 106-6755 110-0986 1. 駐車ブレーキの操作方法ブレーキペダルと駐車ブレーキペ ダルを踏み込む 2. ブレーキの操作方法ブレーキペダルを踏み込む 3. 前進走行走行ペダルを踏み込む 4. リール回転許可モード 5. 移動走行モード 1. 冷却液の噴出に注意。 2. 爆発の危険オペレーターズ 4. 警告 オペレーターズマニュ マニュアル を読むこと。 アル を読むこと。 3. 警告 表面が熱い。触れ ないこと。 93-6689 1. 警告 人を乗せないこと。 117–2718 110-8921 1. トラクションユニットの速度 2. 低速 3. 高速 93-6688 1.
バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 1. 爆発の危険 バッテリーに人を近づけな いこと。 7. 保護メガネ等着用のこと爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり。 6. 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこ と。 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと 9. 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 禁止。 5. 120–4158 を読むこと 。 1. オペレーターズマニュアル 3. エンジン 予熱 4. エンジン 停止 を読むこと。 2. エンジン 始動 117–0169 121–5644 1. ライトスイッチ 2. 入 3. PTO 4. 切 6. 低速 7. 8. 下降 上昇 9. オペレーターズマニュアル を読むこと。 5. 高速 9 1. 2. オペレーターズマニュアル を読むこと 電源ソケット 10A 3. 4.
133-2930 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。必ず講習を受け てから運転すること。 4. 転倒の危険 旋回する時は速度を落とすこと高速でターンしない こと下り坂では必ずカッティングユニットを下げておくことシート ベルトを着用すること。 2. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 5. 警告斜面に駐車しないことマシンから離れる場合には、平ら な場所で、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させ、キー を抜き取ること。 3. 異物が飛び出す危険人を近づけないこと。 6. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと このマシンを牽引 しないこと。 133-2931 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。必ず講習を受け てから運転すること。 4. 転倒の危険 15度以上の斜面は横切らない。また、15度以 上の斜面は下らないこと。必ずシートベルトを着用して運転 すること。 2. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 5. 警告斜面に駐車しないことマシンから離れる場合には、平ら な場所で、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させ、キー を抜き取ること。 3.
125-8753 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 2 3 4 必要なパーツはありません。 – タイヤ空気圧を調整します。 必要なパーツはありません。 – コントロールアームの位置を調整します。 右前ホースガイド 左前ホースガイド 1 1 カッティングユニットを取り付ける。 必要なパーツはありません。 – ターフ補正スプリングを調整します。 5 6 7 リアウェイトマシン構成により異なる 条件に よる リアウェイトを取り付けるご注文は Toro 代理店へ フードラッチアセンブリ ワッシャ 1 1 フードにCE用のラッチを取り付ける.
図3 図2 1. コントロールアーム 2. リテーナブラケット 3. 1. ボルト 2本 5. コントロールアームを希望位置に動かし、ボ ルトを締めて固定する。 2. 3 カウンタウェイト どのカッティングユニットも、カッティング ユニットの右側にターフ補正スプリングを取 り付けて出荷している。ターフ補正スプリン グは、リール駆動用モータを取り付ける側に 取り付ける必要がある。以下の要領で、ター フ補正スプリングの位置換えを行う A. カッティングユニットを取り付ける カッティングユニットのタブにロッドブ ラケットを固定しているキャリッジボル ト2本を外す図 4。 この作業に必要なパーツ 1 右前ホースガイド 1 左前ホースガイド 図4 手順 1. 出荷用ブラケットからリールモータを取り出 す。 2. 出荷用のブラケットを外して破棄する。 3. カッティングユニットをカートンから取り出 す。同梱されているカッティングユニット用 オペレーターズマニュアル に従って、希望の 設定に組み立て、調整を行う。 4.
図6 図5 1. 反対側のキャリアフレーム タブ D. 2. ロッドブラケット カッティングユニットのタブにロッドブ ラケットを取り付け、キャリッジボルト2 本とナットで固定する図 5。 重 要 #4左 左 前 カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト と 、#5 右 前 カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト で は 図 6、 、ロッ ドブラケット取り付けナットを使って、 各ユニットのタブの前に、ホースガイド 。ホ ー ス ガ イ ド は 、 中 央 を 取 り 付 け る 図 7。 カッティングユニットに向かって傾斜す と図 8。 。 る の が 正 し い 図 7と 注 カッティングユニットをトラクション ユニットに取り付ける時には、ロッドブラ ケットの隣にあるスプリングロッド穴にヘ アピンコッターを、忘れずに取り付けてく ださい。トラクションユニットを外してい る時は、必ずヘアピンコッターをロッド の端の穴に差し込んでおいてください。 図7 1. ホースガイド図は #4 用 2. ロッドブラケット 1 3. ナット 1 g019284 図8 1.
6. 全部の昇降アームを完全に下降させる。 7. 昇降アームのピボットヨークからスナッパピ ンとキャップを外す 図 9。 図 11 1. 図9 1. 8. スナッパピン 2. キャップ フロントに取り付けるカッティングユニット は、昇降アームの下に入れるときにキャリア フレームのシャフトを昇降アームのピボット ヨークに挿入する図 10。 昇降アームのピボットシャフトのリンチピンとワッシャ B. 昇降アームのヨークをキャリアフレーム のシャフトに通す 図 10。 C. 昇降アームのシャフトを昇降アームに通 して、ワッシャとリンチピンで固定する 図 11 。 10. キャリアフレームシャフトと昇降アームヨー クの上からキャップを取り付ける。 11. スナッパピンを使って、キャップとキャリア フレームのシャフトを昇降アームのヨークに 固定する。 注 カッティングユニットをステアリングモー ドで使う場合はスロットを使い、固定モード で使用する場合には、穴を使う図 9。 12.
フランジをしっかりと掛け、ボルトを締めて モータを固定する。 重要 リールモータの各ホースにねじれ、折 れ、挟まれなどが発生する心配がないことを 確認する。 図 14 1. ターフ補正スプリング 3. スプリングロッド 2. ヘアピンコッター 4. 六角ナット 2. 注 アップダウンの激しい場所で使用する時に は、スプリングの長さを 13 mmに調整してくだ さい。地表追従性が若干下がります。 図 13 1. リール駆動モータ 2. 取り付けボルト 4 ターフ補正スプリングを調整する 必要なパーツはありません。 手順 ターフ補正スプリング図 14は、前ローラから後ロー ラへと、カッティングユニットの体重移動を行いま す。これにより、マーセリングやボビングと呼ばれ る「波打ったような」仕上がりを防いでいます。 重要 この調整は、カッティングユニットをトラク タに取り付け、ユニットを真っ直ぐ前に向けて床に 降ろした状態で行ってください。 1. スプリングロッド前部の6角ナットを締めて、 スプリング圧縮状態の長さが15.
5 リアウェイトを取り付ける この作業に必要なパーツ 条件に よる リアウェイト マシン構成により異なる 手順 本機は、リアウェイト及び/又は後タイヤにウェイトを搭載及び・又は 40 kg の塩化カルシウムを充填するこ とにより、EN ISO 5395:2013 規格及び ANSI B71.
2. 定められた数のウェイトバンバーの上および/または下にセットする。 3. 先ほど取り外したボルト、ワッシャ、ナット 各3個 を使ってウェイトと走行マニホルドを、バ ンパーに固定する 図 15b 。 注 2 個以上のウェイトをバンパーの下 下 側 に 取り付ける場合には、スペーサを使用しない図 15c。 キャリッジボルトとナット各2本を使って、ウェイトの外側の端部をバンパーに固定する図 15c。 4. 6 用の ラ ッ チ を 取 り 付 け フ ー ド に CE用 る この作業に必要なパーツ 1 フードラッチアセンブリ 1 ワッシャ 図 17 フードラッチ ナット 1. 2. 手順 3. ゴムワッシャ 4. 金属ワッシャ 1. ラッチを外してフードを開ける。 フードの外側から、ラッチのフック側をフー ドの穴に通す。 2. フードの左側についているゴム製のハトメを 取り外す 図 16 。 注 ゴム製のシールワッシャが、フードの外側 に残るようにすること。 4. フードの内側から、ラッチに金属ワッシャを 通し、ラッチをナットで固定する。 5.
製品の概要 各部の名称と操作 座席調整ノブ 座席調整レバー図 20で、運転席の前後位置の調整 を行えます。体重調整ノブで、オペレータの体重 に合わせて調整を行えます。適正位置に調整され ると体重ゲージインジケータに表示が出ます。高 さ調整ノブで、オペレータの慎重に合わせて調整 を行えます。 図 18 1. カッティングユニットのキックスタンド スタンドを立てたら、スナッパピンでキックスタン ドをチェーンブラケットに固定します図 19。 図 20 1. 体重調整ゲージ 3. 高さ調整ノブ 2. 体重調整ノブ 4. 調整レバー 前後方向 走行ペダル 走行ペダル(図 21)は前進走行と後退走行を制御しま す。ペダル前部を踏み込むと前進、後部を踏み込む と後退です。走行速度はペダルの踏み込み具合で 調整します。スロットルが FAST 位置にあり、負荷 が掛かっていない状態でペダルを一杯に踏み込む と最高速度となります。 ペダルの踏み込みをやめると、ペダルは中央位置に 戻り、走行を停止します。 図 19 1. チェーンブラケット 2. スナッパピン 3.
駐車ブレーキ キー・スイッチ 駐車ブレーキ図 21を掛けるには、ブレーキペダルを 踏み込み、ペダルの上部についているラッチを踏み 込みます。ブレーキを解除するには、ラッチが落 ちるまでペダルを踏み込みます。 キースイッチ図 22には3つの位置があります OFF、 ON/PREHEAT 、STARTです。 カッティングユニット操作レバー このレバー図 22で、カッティングユニットの昇降 動作を行うほか、カッティングユニットが刈り込 みモードになっているときには、カッティングユ ニットの回転と停止も行います。 ヘッドライトスイッチ ヘッドライトスイッチ図 22を下げるとヘッドライ トが点灯します。 禁止 ス イ ッ チ 回 転 許 可 /禁 リール回転許可/禁止スイッチ図 22と、カッティン グユニット昇降レバーとを使って刈り込みを行い ます。刈り込み/移動走行切り替えレバーが移動走 行位置にセットされている時は、デッキを下降さ せることはできません。 図 21 1. 走行ペダル 2. 刈り込み速度リミッタ 5. 駐車ブレーキ 3. スペーサ 6. チルト調整ペダル 4.
油圧フィルタの目詰まりインジケータ の使 い 方 イ ン フ ォ セ ン タ ー LCDの エンジンが通常の温度で回転中はこのインジケー タ図 24の表示が緑色の領域にあります。表示が赤 色の領域に入ったら、油圧フィルタを交換してく ださい。 インフォセンター LCD は、マシンの運転状態、不 具合診断など、マシンに関わる様々な情報を表示し ます図 26。インフォセンターには初期画面スプラッ シュ画面とメイン画面があります。インフォセン ターのどのボタンでも、押せば初期画面とメイン画 面とをいつでも切り替えることができ、また、矢印 ボタンで選択することによって、希望する項目の 内容を確認することができます。 1 TORO 図 24 1. 油圧フィルタの目詰まりインジケータ 4 電源ソケット 2 3 g020650 図 26 電源ソケットから、電動機器用に12 Vの電源をとる ことができます図 25。 1. インジケータランプ 3. 中央ボタン 2. 右ボタン 4.
イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア イ コ ン (cont'd.) イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア イ コ ン (cont'd.
診断メニューでは、各スイッ チ、センサー、制御出力の状 態が表示されます。どのコン トロール装置がONになってお り、どれがOFFになっているか が表示されますから、故障探 究を手早く行うことができます。 前ユニットのバックラップ速度 前方のカッティングユニットの バックラップ時のリール速度を コントロールします。 後ユニットのバックラップ速度 後方のカッティングユニットの バックラップ時のリール速度を コントロールします。 Settings 設定 設定メニューではインフォセン ターの表示や機械の設定を変 更することができます。 Protected Menus保護項目 スーパーインテンデントや整備 士のための情報で、パスワー ドを入力すると見ることができ ます。 Aboutマシンについて このメニュー項目では、モデ ル番号、シリアル番号、ソフト ウェアのバージョンなどを確認 することができます。 Blade Count刃数 リール速度を計算するために 必要な刃数です Mow Speed刈込速度 リール速度を決定するために 必要な走行速度です。 Height of cut HOC刈
• • • • • • • • メインメニューから、下へスクロールしていく と「設定メニュー」がありますから、ここで 右ボタンを押します。 「設定メニュー」で、下へスクロールしていく と「パスワード保護メニュー」がありますか ら、ここで右ボタンを押します。 パスワードを入力するには、中央ボタンを押し て最初の桁へ移動します。その後に右ボタンを 押すと次の桁へ移動します。 中央ボタンを押して2番目の桁の入力を行い、そ の後に右ボタンを押すと次の桁へ移動します。 中央ボタンを押して3番目の桁の入力を行い、そ の後に右ボタンを押すと次の桁へ移動します。 中央ボタンを押して4番目の桁の入力を行い、 その後に右ボタンを押します。 中央ボタンを押してコードを入力します。 コードが受け付けられて保護メニューが開くと、 画面右上の部分に PIN という表示が現れます。 • • 設定が終了したら左ボタンを押すと、設定内容 を保存して設定が終了します。 • リール速度設定を変更するには、 F Reel RPM、 R Reel RPM またはその両方までスクロールして ください。 • 右側のボタンを使用して、リール速
運転操作 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でも いつでもエンジンを始動させることができ、 危険である。 整備・調整作業の前には、必ずカッティングユ ニットを床まで降下させ、駐車ブレーキを掛 け、キーを抜き取っておくこと。 エンジンオイルの量を点検する エンジンにはオイルを入れて出荷していますが、 初回運転の前に必ずエンジンオイルの量を確認し てください。 図 27 1. 油量は約 5.2 リットルフィルタ共です。 以下の条件を満たす高品質なエンジン・オイルを 使用してください 4. • API 規格CH-4, CI-4 またはそれ以上のクラス。 • 推奨オイル SAE 15W-40 -18℃以上 • 他に使用可能なオイルSAE 10W-30 または 5W-30 全温度帯 ディップスティック 引き抜いてディップスティックの目盛りで油 量を点検する。 注 FULL マークまであればよい。 5.
冷却系統を点検する 燃料を補給する 通気スクリーン、オイルクーラ、ラジエター正面に たまっているごみを毎日清掃してください。非常に ほこりの多い条件で使用しているときには、より 頻繁に清掃してください。「冷却系統の保守」の 「冷却部の清掃」冷却系統の整備 (ページ 43)を参 照してください。 硫黄分の少ない微量500 ppm 未満、または極微量15 ppm 未満の新しい軽油またはバイオディーゼル燃 料以外は使用しないでください。セタン値が 40以 上のものをお使いください。燃料の劣化を避ける ため、180日以内に使いきれる程度の量を購入す るようにしてください。 ラジエターの冷却液はは水とエチレングリコール不 凍液の50/50 混合液です。毎日、エンジンを掛ける 前に、補助タンクにある冷却液の量を点検してくだ さい。容量は 9.
1 危険 燃料は非常に引火 爆発しやすい物質である。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災な どを引き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた 状態で行う。こぼれた燃料はふき取る。 • 箱型トレーラに本機を搭載した状態では、 絶対に本機への燃料補給をしてはならない。 • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎 を絶対に近づけない。 • 燃料は安全で汚れのない認可された容器に 入れ、子供の手の届かない場所で保管する。 30 日 分 以 上 の 買 い 置 き は 避 け る 。 G021210 図 30 1.
リールとベッドナイフの摺り合わ せを点検する プレミアム生分解油圧オイル — Mobil EAL EnviroSyn 46H 重 要 Mobil EAL EnviroSyn 46H は 、 ト ロ 社 が こ の 製 品への使用を認めた唯一の合成生分解オイルです。 このオイルは、トロ社の油圧装置で使用しているエ ラストマーに悪影響を与えず、また広範囲な温度帯 での使用が可能です。このオイルは通常の鉱物性オ イルと互換性がありますが、十分な生分解性を確 保し、オイルそのものの性能を十分に発揮させる ためには、通常オイルと混合せず、完全に入れ替 えて使用することが望まれます。この生分解オイ ル は 、 モ ー ビ ル 代 理 店 に て 19 リ ッ ト ル 缶 ま た は 208 リットル缶でお求めになれます。 前日の調子に係わりなく 毎日の点検の一つとして必 ずリールとベッドナイフの接触状態を点検してく ださいリールと下刃の全長にわたって軽い接触が あれば適正ですカッティングユニットの オペレー ターズマニュアル のリールと下刃の調整の項を参 照してください 。 ホイールナットのトルクを点検する 時間
ポンプとインジェクタの間にエアが入っている可 能性があります 燃料インジェクタからのエア抜き (ページ 41)を参照してください。 危険 軽油は条件次第で簡単に引火 爆発する。発火し たり爆発したりすると、やけどや火災などを 引き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた 状態で行う。こぼれた燃料はふき取る。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は燃 料 タ ン ク の 首 の 根 元 か ら 6-13 mm 程 度 下 ま でとする。これは、温度が上昇して燃料が 膨張したときにあふれないように空間を確 保するためである。 • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎 を絶対に近づけない。 • 安全で汚れのない認可された容器で保存し、 容器には必ずキャップをはめること。 1. 平らな場所に駐車し、燃料タンクに半分以上 の燃料が残っていることを確認する。 2. フードを開ける。 3.
リール回転速度の設定を行う 一定で、クオリティの高いカットを行い、均一な刈 り上がり見栄えを作るには、リール速度を正しく設 定しておく必要があります。リール速度は以下の 手順で調整します 1. 2. 3. インフォセンターの「設定メニュー」から blade count、mow speed、HOC に入ってリール 速度計算値の表示を見る。 1 2 更に調整が必要な場合は、「設定メニュー」 で F Reel RPM、R Reel RPM またはその両方ま でスクロールする。 g019276 図 33 1. 右側のボタンを使用して、リール速度を変更す る。設定の変更をしているとき、ディスプレイ には、刃数、刈り込み速度および刈高に基づい て計算された以前と同じリール速度が表示され ているが、新しく入力した値も表示される。 3. 昇降アームのカウンタバランスを 調整する 凹凸の激しいターフで一定の刈高にカット、サッチ が厚くたまっているターフで削らないように刈るな ど、様々なターフ条件に合わせて、後カッティング ユニットの昇降アームについているカウンタバラ ンスを調整することができます。 2.
緊急時の牽引移動 ジャッキアップ位置 緊急時には、油圧ポンプについているバイパス・バ ルブを開いて本機を前進方向に牽引または押して移 動することができます。 注 必要に応じ、ジャッキなどを利用して機体を確実 に支えてください。 前各前輪の内側、アクスルチューブの下にあ る四角いパッド(図 36) • 重要 トランスミッションを保護するために、牽引 ま た は 押 し て 移 動 す る 時 の 速 度 は 、 3-4.8 km/h 未 満 としてください。本機を押して或いは引いて移動 させる場合には、必ずバイパスバルブを開く必要 があります。 1. バイパスバルブはハイドロスタットの左側に ある図 35。ボルトを右または左に11.5回転させ ると内部でバイパスが形成される。 注 これで、トランスミッションを破損する ことなく、機械を押して低速で移動できるよ うになります。 図 36 1. • 図 35 1. 2. バイパスバルブ エンジンを掛ける時にはバルブを元通りに閉 める。ただし、バルブの締め付けトルクが 711 N·m0.71.1 kg.
ロープ掛けポイント 診断ランプについて 前各前輪の内側、アクスルチューブの下にあ る四角いパッド(図 37) • このマシンには故障診断用ランプが付いており、電 子コントローラが電気系統の異常を探知するとそれ を知らせます。診断ランプはコントロールアームに あります図 39。マシンが適切に作動している場合に は、キースイッチをON/RUN 位置にすると、コント ローラの診断ランプが短時間点灯し、ランプが正常 に作動していることを示します。アドバイスメッ セージが表示されると、ランプが点灯してメッセー ジがあることを知らせます。故障メッセージが表 示された場合にはランプが点滅し、その故障が解 消されるまで点滅を続けます。. 1 TORO G031851 図 37 1. 車両前部のロープ掛けポイント g021272 後車両の左右側それぞれの後フレーム(図 38) • 図 39 1.
3. インフォセンターの故障診断メニューから、 確認すべきスイッチを探し出す。 ヒント 4. それぞれのスイッチを個別に ON/OFF 操作 し運転席に座る・立つを繰り返す、走行ペダ ルを踏み込む、など、各スイッチが正常に作 動しているかどうか確認する。各スイッチに ついて何度か繰り返し、動作不良がないこと を確認する。 運転操作に慣れる 5.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 1 時間 • ホイールナットを 94~122 N·m(9.7~12.4 kg.m = 70~90 ft-lb)にトルク締めする。 使用開始後最初の 8 時間 • オルタネータベルトの磨耗と張りの点検を行う。 使用開始後最初の 10 時間 • ホイールナットを 94~122 N·m(9.7~12.4 kg.
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 第週 月 点検項目 火 水 木 金 インタロックの動作 ブレーキの動作 エンジンオイルの量を点検 燃料・水セパレータの水抜き エアフィルタのインジケータの表示 ラジエターとスクリーンの汚れ エンジンからの異常音がないか点検する。1 運転操作時の異常音 油圧オイルの量を点検する エアフィルタのインジケータの表示2 油圧ホースの磨耗損傷を点検 オイル漏れなど タイヤ空気圧を点検する 計器類の動作 リールとベッドナイフの摺り合わせ 刈高の調整の点検 グリスアップ個所の点検 3 塗装傷のタッチアップ 1. 始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズルを点検する。 2. エンジンを始動し、オイルが通常の作動温度に達した状態で点検する。 3.
注 www.Toro.
• 昇降アームのピボット各アームに1ヶ所 図 42 • カッティングユニットのキャリアフレームと ピボット 各 図 43 • アクスルのステアリングピボット1ヶ所 図 46 図 46 • ステアリングシリンダのボールジョイント 2ヶ 所 図 47 図 43 • 昇降アームのピボットシャフト各アームに1ヶ 所 図 44 図 47 図 44 • • ブレーキペダル1ヶ所 図 48 後アクスルのタイロッド2ヶ所 図 45 G011615 図 48 図 45 37
エンジンの整備 ける。エレメントの外側のリムをしっかり押 フィ ル さえて確実にボ ディーに密着させる。フ タの真ん中の柔らかい部分を持たないこと。 エアクリーナの整備 エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がないか 点検し、破損があれば交換してください。吸気部 全体について、リーク、破損、ホースのゆるみな どを点検してください。 エア・クリーナの整備はインジケータ図 49が赤色 になってから行ってください。早めに整備を行っ ても意味がありません。むしろフィルタを外した ときにエンジン内部に異物を入れてしまう危険が 大きくなります。 重要 本体とカバーが正しくしっかりと密着してい るのを確認してください。 1. 図 50 エアクリーナのカバーをボディーに固定して いるラッチを外す図 49。 エアクリーナのカバー 2. エアクリーナのカバーの ラッチ 2. 3. エアクリーナのカバー エアクリーナのフィルタ 3. エアクリーナのインジケータ 4.
3. スロットルの調整 オイルフィルタ図 52を外す。 1. スロットルレバーを、一番前の位置まで倒 し、そこから引き戻して、スロットの端から 約 3mm ほど手前にセットする 2. 燃料噴射ポンプのレバーの隣にあるスロット ルケーブルのコネクタをゆるめる図 53。 図 53 図 52 1. スロットルケーブルのピボッ 3. ト 2. 噴射ポンプのレバーアーム 4. 1. オイルフィルタ 4. 新しいフィルタのシールにきれいなエンジン オイルを薄く塗る。 5. アダプタに新しいフィルタを取り付ける。ガ スケットがアダプタに当たるまで手でねじ込 み、そこから更に 1/2 回転増し締めする。 スロットルケーブルのコネ クタ 3. インジェクションポンプレバーのアームをハ イアイドルストップに当てる図 53。 4. スロットルケーブルを引っぱったまま、ス ロットルケーブルコネクタを締め付けてたる みをなくす。 重要 フィルタを締め付けすぎないでくださ い。 6.
燃料系統の整備 危険 軽油は条件次第で簡単に引火爆発する。発火し たり爆発したりすると、やけどや火災などを 引き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた 状態で行う。こぼれた燃料はふき取る。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は燃 料 タ ン ク の 首 の 根 元 か ら 613mm 程 度 下 ま でとする。これは、温度が上昇して燃料が 膨張したときにあふれないように空間を確 保するためである。 図 54 1. フィルタキャニスタ 3. フィルタ容器の周辺をウェスできれいにぬぐ う。 4. フィルタ容器を外して取り付け部をきれいに 拭く。 5. ガスケットに薄くオイルを塗る。 燃料タンクの内部清掃 6. ガスケットが取り付け部に当るまで手でねじ 込み、そこからさらに1/2回転締め付ける。 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 7.
燃料インジェクタからのエア抜き 電気系統の整備 注 この手順は、燃料システムからの通常のエア抜き を行ってもエンジンが始動できないときに行うもの です通常のエア抜きについては、 燃料系統からのエ ア抜き (ページ 28)を参照してください。 重要 電気系統を保護するため、本機に溶接作業を 本の ケ ー ブ ル を 両 方 行 う 時 に は 、 バ ッ テ リ ー か ら 2本 本の ワ と も 、 電 子 コ ン ト ロ ー ル モ ジ ュ ー ル か ら の 2本 イヤハーネスを両方とも、そしてオルタネータから のターミナルコネクタを外してください。 1. 燃料噴射ポンプの No.1インジェクタ・ノズル (図 55)へのパイプ接続部をゆるめる。 バッテリーの整備 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 バッテリーの電極部や端子などの部分に は鉛や鉛含有物質が含まれており、カリ フォルニア州では、これらの物質が癌や 先天性異常の原因となるとされている。 取り扱い後は手を洗うこと。 図 55 1. 2.
ヒューズの搭載位置 走行系統の整備 全部で8本のヒューズを使用しています。ヒューズ ブロック図 56は、コントロールアームのアクセスパ ネルの裏側にあります。 走行ドライブのニュートラル調整 走行ペダルから足をはなしても本機が動きだすよう でしたら調整が必要です。調整が必要な場合は、以 下の要領で行います 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニット を下降させ、エンジンを停止させる。 2. 機体前部をジャッキアップして前タイヤを床 から浮かす。落下事故防止のために、ジャッ キスタンドや支持ブロックなどを使って機体 をサポートする。 注 WD モデルでは後輪も浮かせてください 3. ハイドロスタットの右側にあるトラクション 調整カムのロックナットをゆるめる図 58。 図 56 1. ヒューズブロック 図 58 1. 図 57 ロックナット 2. トラクション調整カム 警告 トラクション調整カムの最終調整は、エン ジンを回転させながら行う必要がある。危 険を伴う作業であるから、 マフラーなどの高温部分や回転部、可動 部に顔や手足を近づけぬよう十分注意す ること。 42 4.
冷却系統の整備 後輪のトーインの調整 1. ハンドルを操作して後輪を真っ直ぐ前に向け る。 2. 各タイロッド図 59の端についているジャム ナットをゆるめる。 冷却部の清掃 注 タイロッド外側に溝が切ってあるところの ねじは左ねじですから注意してください。 1. エンジンを止め、キーを抜き取る。 2. エンジン部を丁寧に清掃する。 3. クランプをゆるめ、後スクリーンを開く図 60。 図 59 1. ジャムナット 2. タイロッド 3. レンチ用のスロット 3. レンチ用スロットを利用して、タイロッドを 回転させる。 4. 後輪の前と後ろで、左右のタイヤの中央線間 距離を測るアクスルの高さ位置で計測。後ホ イールの前側で測定した距離が、後側での測 定よりも 6mm 小さければ適正である。 5. 図 60 1. 後部スクリーンのラッチ 2. 後部スクリーン 4. スクリーンを圧縮空気でていねいに洗浄する。 5. オイルクーラのラッチを内側に倒してオイル クーラを外す 図 61 必要に応じてこの調整操作を繰り返す。 図 61 1.
6. ブレーキの整備 オイルクーラとラジエターの裏表を図 62圧縮 空気で丁寧に清掃する。 駐車ブレーキの調整 ブレーキペダルの「遊び」図 63が 2.5cm以上となっ たり、強く踏み込まないとブレーキの効きが悪いと 感じられるようになったら、調整を行ってくださ い。遊びとは、ブレーキペダルを踏み込んでから抵 抗を感じるまでのペダルの行きしろを言います。 図 62 1. ラジエター 7. オイルクーラを元に戻し、ラッチで確実に固 定する。 8. スクリーンを閉じ、ラッチを掛ける。 図 63 1. 遊び 注 調整の前と後に、ホイールモータのバックラッ シュ ギアのガタ を利用してドラムを前後にゆす り、ドラムが何にも接触していないことを確認し てください。 1. 遊びを減らすブレーキを締めるには、ブレー キケーブルのねじ山の前ナットをゆるめ、後 ろのナットを締める 図 64。 1 2 図 64 1. ブレーキケーブル 2. 前ナット 2. 後ナットを締めてケーブルを後方に移動させ て、ホイールがロックする前のブレーキペダル の遊び図 63が 6.312.
駐車ブレーキのラッチの調整 ベルトの整備 駐車ブレーキがかからない、ラッチがかからない状 態になったらブレーキ爪の調整が必要です。 初日の運転が終了したらオルタネータベルトの状 態と張りの点検調整を行い、その後は100運転時間 ごとに点検調整します。 1. 駐車ブレーキのツメをフレームに固定してい るねじ2本をゆるめる図 65。 オルタネータベルトのテンション 調整 1. フードを開ける。 2. オルタネータ側プーリとクランクシャフト側 プーリ間の中央部でオルタネータベルト(図 66)を指で10 kg程度の力で押してベルトの張 りを点検する。 2 4 1 3 図 65 1. ブレーキケーブル 3. 駐車ブレーキのツメ 2. ネジ 2本 4. ブレーキの戻り止め 2. ブレーキのツメが戻り止めに完全に掛かるま で駐車ブレーキペダルを前に踏み込む図 65。 3. ネジを 2 本とも締めて調整を固定する。 4. ブレーキペダルを踏み込んで駐車ブレーキを 解除する。 5. 調整を確認し、必要に応じて再調整する。 図 66 1. 2.
油圧系統の整備 油圧フィルタの交換 インジケータに油圧オイルフィルタの交換時期が表 示されます図 68。エンジンが常温運転中温度で作動 しているときにインジケータの表示が緑色のゾーン にあれば交換は不要です。表示が赤色の領域に入っ たら、油圧フィルタを交換してください。 油圧オイルの交換 通常は 800 運転時間ごとにオイルを交換します。オ イルが汚染されてしまった場合は油圧系統全体を洗 浄する必要がありますので、Toro 代理店にご連絡く ださい。汚染されたオイルは乳液状になったり黒ず んだ色なったりします。 1. エンジンを止め、フードを開ける。 2. タンク図 67の下についているフィッティング の下に、オイルを受ける大型の容器を置く。 図 68 1. 油圧フィルタの目詰まりインジケータ 重要 純正品以外のフィルタを使用すると関連機器 の保証が適用されなくなる場合があります。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを 下降させ、エンジンを停止させ、駐車ブレー キを掛けてキーを抜き取る。 2.
警告 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体 に重大な損傷を引き起こす。 • 油圧を掛ける前に、油圧ラインやホースに 傷や変形がないか接続部が確実に締まって いるかを確認する。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作 動油が高圧で噴出しているので、絶対に手 などを近づけない。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 図 70 1. • 油圧関係の整備を行う時は、内部の圧力を 確実に解放する。 • 万一、噴射液が体内に入ったら、直ちに専 門医の治療を受ける。 油圧フィルタ 3. フィルタを外す。 4. 新しいフィルタのガスケットに油圧オイルを 薄く塗る。 5. 取り付け部が汚れていないのを確認する。 6. ガスケットが取り付け部に当るまでフィルタ を手でねじ込み、そこからさらに1/2回転締 め付ける。 7. もう1つのフィルタについても、同じ要領で 作業を行う。 8. エンジンを始動して分間運転し、システム内 のエアをパージする。 9.
カッティングユニットの保守 1 カッティングユニットのバックラップ 警告 バックラップ中にリールに触れると大けがをす る。 • リールその他の可動部に手指、足、衣類等 を近づけないよう注意すること。 • エンジンが動いている間は、止まったリー ルを絶対に手や足で回そうとしないこと。 注 バックラップの時は、前ユニット、後ユニットが それぞれ共に回転します。 g021221 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニット を下降させ、エンジンを停止させ、駐車ブ レーキを掛け、リール回転許可スイッチを回 転禁止にセットする。 2. ラッチのロックを外してフードを開けるとバッ クラップレバーが見える図 74。 3. 各カッティングユニットのリールと下刃をバッ クラップ用に設定するカッティングユニット の オペレーターズマニュアル を参照。 4. エンジンを始動し、アイドル回転にセットす る。 1 図 72 1.
8. 9. 保管 リールの回転が止まってしまったり、回転が 一定しない場合には、安定する速度までバッ クラップ速度を少しずつ上げていき、安定し たところから希望する速度まで戻す。 トラクションユニットの整備 バックラップ中にカッティングユニットの調 整を行う場合は、必ず、ジョイスティックを 後ろに倒してリールを停止し、リール回転ス イッチを回転禁止にセットし、エンジンを停 止させる。調整が終ったら48を行う。 1 1. トラクションユニット、カッティングユニッ ト、エンジンをていねいに洗浄する。 2. タイヤ空気圧を点検する全部のタイヤ空気圧を 83-103 kPa0.84-1.05 kg/cm2=12-15 psiに調整する。 3. ボルトナット類にゆるみながいか点検し、必 要な締め付けを行う。 4. グリス注入部やピボット部全部をグリスアッ プする。余分のグリスやオイルはふき取る。 5. 塗装のはがれている部分に軽く磨きをかけ、 タッチアップする。金属部の変形を修理する。 6. バッテリーとケーブルに以下の作業を行う A. バッテリー端子からケーブルを外す。 B.
メモ 50
米国外のディストリビュータ一覧表 ディストリビュータ 輸入販売代理店 Agrolanc Kft Asian American Industrial (AAI) B-Ray Corporation Brisa Goods LLC Casco Sales Company Ceres S.A. CSSC Turf Equipment (pvt) Ltd. Cyril Johnston & Co. Cyril Johnston & Co. Fat Dragon Femco S.A. FIVEMANS New-Tech Co., Ltd ForGarder OU ゴルフ場用品株式会社 Geomechaniki of Athens Golf international Turizm Hako Ground and Garden Hako Ground and Garden Hayter Limited (U.K.) Hydroturf Int. Co Dubai Hydroturf Egypt LLC Irrimac Irrigation Products Int'l Pvt Ltd. Jean Heybroek b.
トロの品質保証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラー に対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products Service De