Form No. 3371-648 Rev A バーチカッター Reelmaster® 5210/5410 シ リ ー ズ カ ッ ティングユニット(5 インチリール)、 Reelmaster ® 5510/5610 シ リ ー ズ カ ッ テ ィ ン グ ユ ニット(7 インチリール) 03664— —シ リ ア ル 番 号 280000001 以 上 モ デ ル 番 号 03664 03684— —シ リ ア ル 番 号 280000001 以 上 モ デ ル 番 号 03684 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
目次 はじめに はじめに ................................2 安全について ............................3 安全ラベルと指示ラベル ...............4 組み立て ................................ 5 1 バーチカッターの点検 ...............6 2 移動用ローラを取り付ける ............6 3 ブレードの深さを調整する ............6 4 後グラスシールドを調整す る ................................7 5 ローラスクレーパを調整す る ................................7 6 移動用ローラを調整する ..............8 7 バーチカッターリールの取り付 け ................................8 製品の概要 ..............................9 仕様 ................................9 運転操作 .....
安全について • 刃が硬いものにぶつかったりカッティング ユニットが異常な振動をしたりした場合は、 直ちにエンジンを停止し、そして。バーチ カッターに損傷が発生していないか点検し てください。損傷や異常があれば修理を行 い、点検修理が終わるまでは作業を再開しな いでください。 安全な御使用のためには、機械の運転、移動や搬 送、保守整備、保管などに係わる人々の日常の 意識や心がけ、また適切な訓練などが極めて重 要です。 不適切な使い方をしたり手入れを怠っ たりすると、死亡や負傷などの人身事故につな がります。事故を防止するために、以下に示す 安全のための注意事項を必ずお守りください。 • バーチカッターをお使いになる前に、 トラ クションユニットのマニュアルもよくお読み になり、内容をよく理解してください。 • このバーチカッターをお使いになる前にこ のマニュアルをよくお読みになり、内容を よく理解してください。使い方を守ってく ださい。 • 子供には絶対にトラクションユニットの運 転やバーチカッターの使用をさせないでくだ さい。大人であっても適切な訓練を受けてい ない人には、トラクションユニットの運転や
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付していま す。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 93-6688 1. 警告 – 整備作業前にマニュ アルを読むこと。 2.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 1 2 3 4 5 6 7 数量 用途 バーチカッター 1 バーチカッターの点検 移動用ローラ・アセンブリ コッターピン 2 2 移動用ローラを取り付けます。 必要なパーツはありません。 – ブレードの深さを調整する。 必要なパーツはありません。 – 後シールドを調整します。 必要なパーツはありません。 – ローラスクレーパを調整する。 必要なパーツはありません。 – 移動用ローラを取り付ける。 必要なパーツはありません。 – バーチカッターリールの取り付け その他の付属品 内容 パーツカタログ オペレーターズマニュアル 認証証明書 数量 用途 1 1 1 以下の文書をよく読み、適切な場所に保管してください。 重要 全部そろっていないと正しい組み立てができません。 5
注 前後左右は運転位置からみた方向です。 2 注 バーチカッターの底部を見るためにユニット を立てる場合には、キックスタンド(スタンド はトラクションユニットの付属品です)で支え てください(図 2)。 移動用ローラを取り付ける この作業に必要なパーツ 2 移動用ローラ・アセンブリ 2 コッターピン 手順 コッターピンを使って、移動用ローラ・ブラ ケットを各サイドプレートのピンに固定する (図 3)。 図2 1. キックスタンド 1 図3 バーチカッターの点検 1. この作業に必要なパーツ 1 移動用ローラ・アセンブリ 2. コッターピン 注 ローラは、バーチカッターの後ろに取り付 けます。 バーチカッター 3 手順 バーチカッターの梱包を解いたら、以下のこと を確認してください: ブレードの深さを調整する 1. リールの両側にグリスが付いていることを 確認する。リール ベアリングとリール シャ フトのスプラインに目で見てはっきりグリ スが確認できることが必要。 必要なパーツはありません。 手順 2.
2. 希望する深さ(刃が地面に食い込む深さ) と同じ厚さのゲージバーを 2 枚用意し、ユ ニットの左右で後ローラとバーチカッター リールの下にあてがう(図 4)。 1 2 G012270 図5 1. G012693 図4 1. ゲージバー 2. 2. ピボットボルト 2. グラス・シールドを希望する高さに調節し、 ボルトを締める(図 5)。 2 1 後グラスシールド 注意 調整ボルト 後部シールドを開きすぎないこと。地表面と平 行な状態より大きく開かないこと。 注 バーチカッターのブレードがゲージバー に当たってはいけません。 異物が飛び出して人にけがをさせる恐れがあ る。 3. 各刈高ブラケットについている調整ボルト (図 4)を使って、リール刃の両端を床に 接触させる。 5 注 バーチカッターの刃が磨耗するにつれ てリールの直径が小さくなってくるため、 設定は徐々に変化します。希望通りの設定 になっているかどうか定期的に調整を確認 してください。 ローラスクレーパを調整する 必要なパーツはありません。 手順 4 1.
バーチカッターは、全部で 5 つある取り付 け位置のどこにでも取り付けることができま す。図 7 のように、取り付け位置によって油 圧モータの装着場所が変わりますから注意して ください。バーチカットユニットの右側に油圧 モータを取り付ける場合には、必ずユニット の左側にカウンタウェイトを取り付けます。ユ ニットの左側に油圧モータを取り付けた場合に は、必ずユニットの右側にカウンタウェイト を取り付けます。 2. スクレーパのロッドの位置を調整して、ス クレーパとローラとの間に 0~0.75 mm の すき間を作る。 3. スクレーパのロッドがローラおよび床面と 平行になっていることを確認する。 4. その後、フランジナットを締めて調整を固 定する。 6 移動用ローラを調整する 必要なパーツはありません。 図7 手順 整備場の床にバーチカッターを降ろすときや トラクションユニットから外して床に置く場 合には、ブレードが床にあたって破損しない よう、必ず移動用ローラを降ろしてください (図 6)。 1. 移動用ローラ・ブラケットをサイドプレート のピンに固定しているコッターピンを外す。 2.
製品の概要 運転操作 仕様 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 モデル番号 純重量 03664 56 kg 03684 66 kg トレーニング期間 バーチカッターリールを実際に使用する前に、 希望する作業深さに設定して試運転を行い、仕 上がり具合を確認してください。テスト用の エリアを作り、予想通りの仕上がりになるか どうかを確認してください。必要に応じて調 整してください。 運転のヒント 1. トラクションユニットにあるリール回転速 度設定を最高速度(数字の9)にセットし、 エンジンをフルスロットルとして、希望す る走行速度で作業を行う。 2. ブレードの深さの最大推奨設定値は以下の 通りです: • モデル 03664: 3 mm • モデル 03684: 6 mm 3. バーチカット作業にどの程度のパワーが 必要かは、ターフや土壌の条件により変わ ります。場合によっては走行速度を下げる 必要がでてきます。 4.
保守 バーチカッターの潤滑 1 台のバーチカッターに 7 ヵ所のグリスポイン トがありますから(図 8)、1 週間ごとにそれ ぞれのポイントにNo.2 リチウム系汎用グリス を補給してください。 1 グリスポイント:前ローラ(2ヶ所)、後ロー ラ(2ヶ所)、リールベアリング(2ヶ所)、 ベッドナイフアジャスタ(1ヶ所) G012694 図9 重要 カッティングユニットを水洗いした直後 にグリスアップ作業を行うと、機械各部から 水分を追い出してベアリングの寿命を延ばす ことができます。 1. リールシャフト 2. ガタがある場合は、以下の手順で調整する: 1. グリスニップルの周囲をウェスできれいに 拭く。 A. カッティングユニットの左側にあるベ アリング・ハウジングにベアリング調整 ナットを固定している固定ネジをゆるめ る(図 10)。 2. きれいなグリスがローラのシールやベアリ ングの逃がしバルブからはみ出してくるまで グリスを注入する(図 8)。 図 10 1. 図8 1. 固定ネジ 2. ベアリング調整ナット B.
チカッターリールが「正しいらせん形状」 になるように組み立てるためのものです。 ブレードをシャフトから取り外す 1. バーチカッターシャフトの一方の端(ワッ シャが 1 枚とナットが 1 個ついている側) を万力に固定する。 ブレードの取り付け 1. リール刃を組み付ける(図 12)。 2. シャフトの反対側についているナットを左 回りに回し、ナットを取り外す。 2. 大きいスペーサを取り付ける。 3. ブレードを取り付ける時に裏返しに取り付 けないように注意すること。 注意 ブレードは非常に鋭利であり、バリなどが ついていて手を怪我する恐れがある。 注 裏返しに取り付けてしまうと、使用中の 刃(磨耗して丸い)と鋭利な刃先とがまぜこ ぜになってしまう。このような組み付けを すると適切なバーチカットができない。分 解するときに十分注意しながら行うことが 非常に大事である。 シャフトからブレードを外すときには安全 に十分注意すること。 3.
標準以外のブレード間隔 (パーツ番号17-1580:34個)およびカーバイ ドブレード(パーツ番号16-6355:10枚)を追 加する必要があります(図 13)。 03664::13 mm モ デ ル 03664 バーチカッターのブレード構成(間隔)を標準 (18mm)から13mmに変更するには、スペーサ 1 2 図 13 1. 13mm間隔 2. 18mm間隔 03684::25 mm モ デ ル 03684 (パーツ番号93-3092:19個)およびカーバイ ドブレード(パーツ番号16-6355:4枚)または レギュラーブレード(パーツ番号93-3038-03: 4枚)を追加する必要があります(図 14)。 バーチカッターのブレード構成(間隔)を標準 (30mm)から25mmに変更するには、スペーサ 1 2 G017456 図 14 1. 25mm間隔 2.
ローラの整備 すべてのベアリング、ベアリング・ナット、内 側シール、外側シールをセットにしたキットで す。ローラ・リビルド・ツール・キットは、ロー ラ・リビルド・キットをつかってローラの再組み 立てを行うのに必要な工具と説明書のキットで す。詳細は、パーツカタログをご覧になるか、 代理店にお問い合わせください。 ローラの整備用として、ローラ・リビルド・キッ ト(Part No. 114–5430)およびローラ・リビル ド・ツール・キット(Part No. 115–0803)をご 用意しております(図 15)。ローラ・リビル ド・キットは、ローラの分解組み立てに必要な 図 15 1. リビルド・キット Part No. 114-5430 2. 3. リビルド・ツール・キット Part No. 115-0803 内側シール 4. 5. ベアリング 外側シール 13 6. 7. 8. ベアリングナット 内側シールツール ワッシャ 9.
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