Form No. 3384-616 Rev B 枚刃 7 イ ン チ リ ー ル ・ 8 枚 刃 お よ び 11枚 DPA カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト Reelmaster® 5510 シ リ ー ズ ・ ト ラ ク シ ョ ン ユ ニ ッ ト 用 シリ ア ル 番 号 314000001 以 上 モ デ ル 番 号 03693—シ シリ ア ル 番 号 313000001 以 上 モ デ ル 番 号 03696—シ シリ ア ル 番 号 313000001 以 上 モ デ ル 番 号 03697—シ 製品の登録は www.Toro.com.
図2 はじめに 1. この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十 分に理解し、他人に迷惑の掛からないまた適切な方 法でご使用ください。この製品を適切かつ安全に 使用するのはお客様の責任です。 危険警告記号 重要 は この他に2つの言葉で注意を促しています。重 注はその他の 製品の構造などについての注意点を、注 注意点を表しています。 弊社に直接おたずねをいただく場合 www.Toro.com 製 品・アクセサリに関する情報、代理店についての情 報、お買い上げ製品の登録などを行っていただく ことができます。 目次 はじめに ..................................................................... 2 安全について ............................................................. 3 安全ラベルと指示ラベル .................................... 3 組み立て ........................................
安全について にからみつく危険がありますから着用しないで ください。 必ず長ズボンを着用してください。 安全メガネ、安全靴、およびヘルメットの着用 をおすすめします。地域によってはこれらの着 用が義務付けられています。 危険な状況や事故を未然に防止するために、この機 械を運転、輸送、整備、保管する人々が、正しい知 識をもち、適切な講習を受講していることが大変重 要です。間違った使い方や整備不良は人身事故など の原因となります。事故を防止するために 以下に示 す安全のための注意事項を必ずお守りください • このカッティングユニットをお使いになる前 に、トラクションユニットのマニュアルと、 カッティングユニットのマニュアルとをよくお 読みになり、内容を十分に理解し、適切な方 法でお使いください。 • 子供には絶対にトラクションユニットの運転や カッティングユニットの使用をさせないでくだ さい。大人であっても適切な訓練を受けていな い人にはトラクションユニットの運転やカッ ティングユニットの使用をさせないでくださ い。このマニュアルを読み、内容をきちんと理 解した人のみがトラクションユニットやカッ ティ
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 カッティングユニット 1 カッティングユニットを点検する. 2 必要なパーツはありません。 – カッティングユニットを立てるときにはキッ クスタンドを使用します。 3 4 必要なパーツはありません。 – 後シールドを調整します。. 必要なパーツはありません。 – カウンタウェイトを取り付けます。 その他の付属品 内容 数量 用途 パーツカタログ オペレーターズマニュアル 認証証明書 1 1 1 付属の文書はよくお読みになってから適切な場所に保管し てください。.
図3 1. 図4 カッティングユニットのキックスタンド 1. 3 後シールド 2. キャップスクリュ 4 後シールドを調整する カウンタウェイトを取り付ける 必要なパーツはありません。 必要なパーツはありません。 手順 手順 ほとんどの場合、後シールドは閉じておく刈りカス を前に排出するのがベストです。濡れ芝などのよう に草が非常に重い時はシールドを開ける方が良い 場合もあります。 どのカッティングユニットも、カウンタウェイトを カッティングユニットの左側に取り付けて出荷して います。下の図で、リールモータとカウンタバラン スとの位置関係を確認してください。 シールド図 4を開けるには、シールドを左サイド プレートに固定しているキャップスクリュをゆる め、シールドを開位置にセットし、キャップスク リュを締めてください。 図5 1. 2番と 4番のカッティングユニットでは、カウ ンタウェイトをカッティングユニットの左側に 固定しているキャップスクリュ(2本)を取る。 2.
製品の概要 仕様 カッティングユニット 重量 8 枚刃 67 kg 11 枚 刃 69 kg カッティングユニット用のアクセサリとキット 注 パーツカタログでパーツ番号をご確認ください。 注 特に明記しない限り、どのアクセサリもカッティ ングユニット1台あたりに1つ必要です。 集草バスケット・キット カッティングユニットの前 部に取り付けて刈りかすを収集するバスケットの セットです。 後昇降シリンダ・キット 後カッティングユニットの 昇降アームのシリンダにカラーを取り付け、カッ ティングユニットの上昇高さを制限するキットで す。これにより、後部の集草バスケットのための空 間を大きくすることができます。 後ローラ用ブラシ キット 後ローラの表面に密着して 高速度で回転し、ローラについた刈りかすをきれい に落として刈高のムラをなくし、また刈りかすが塊 になって見栄えを悪くするのを防止します。これに より、刈った後の見栄えが改善します。 グ ル ー マ キ ッ ト 前ローラの直後に取り付ける回転 式のブレードで、ローラに踏まれた芝草を、刈り 込む直前に立たせるので芝目を減らすためには最 高のキットです。
運転操作 ティングユニットのかなり前になり、そのために刈 り込み後の見栄えが向上しています。 シ ョ ル ダ ロ ー ラ 暖地型の芝草バミューダ、ゾイシ ア、パスパラムなどで、オーバーラップマークが できる場合に有効です。 個必 要 暖地型の芝草バ カ ラ ー キ ッ ト 各 ロ ー ラ に 6個 ミューダ、ゾイシア、パスパラムなどで、オーバー ラップマークができる場合に有効です。通常の溝付 きローラに取り付けて使用しますが、ショルダロー ラよりもあたりが軟らかいのが特長です。 短 い 後 ロ ー ラ 寒地型の芝草ベント、ブルーグラ ス、ライグラスなどで、ダブル・ローラマークが できる場合に有効です。 フル前ローラ よりはっきりとしたストライプを作り たい同じ方向に繰り返し刈る場合に有効ですが、 実効刈高がわずかに高くなりカットのクオリティ がわずかに下がります。 スクレーパ 溝付き、ショルダ、後ローラ、フル前 ロ ー ラ オプションのローラすべてに取り付けられる 固定式スクレーパです。ローラに刈りかすがこびり ついて刈高が不均一になるのを防止します。 ロ ー ラ リ ビ ル ド キ ッ ト ローラの分解組
. 上記ステップ6と7を繰り返して、カッティング ユニットの左右どちらの側でも、同じ力でシム を引き抜けるように、しかしそこから左右でも う1クリック締めるとシムを引き抜けなくなる ように、下刃とリール刃のすき間を調整する。 以上で、下刃とリールが平行に調整された。 注 以上の調整は、毎日行う必要はありませ ん。研磨を行った後や分解して再組み立てを 行った時に実施してください。 9. この位置あと1クリック締めるとシムが通らな くなる位置から、ベッドバーアジャスタを右 に1クリック締める。 注 1回のクリックで、下刃が 0.022 mm 移動し 調整 ね じ を 締 め す ぎ な い よ う に 注 意 し ます。調 てください。 10. 切れ味確認用のペーパー トロのパーツ番号 125-5610を一枚、リールと下刃との間に、下刃 に対して直角になるように差し入れて、カッ ティングユニットの切れ味をテストする図 10。 g020158 注 ゆ っ く り と リールを回転させるこれで紙が 切れれば合格である。 図9 1. カッティングユニットのキックスタンド 3.
後スペーサを調整する 刈り込みの強さは、後スペーサの数で設定します。 刈高の設定が同じなら、サイドプレート取り付け フランジの下にセットするスペーサの数が多いほ ど「きつい」刈り込みになります。トラクション ユニットに取り付ける全部のカッティングユニッ トを同じ「きつさ」に設定する必要があります同 じ数の後スペーサ P/N 106-3925 を取り付ける そう しないと刈り込み後の見栄えが悪くなる場合があ ります 図 14 。 図 11 1. スペーサ 2. ローラブラケット 3. サイドプレートの取り付け フランジ 2. カッティングユニットの後部を持ち上げてベッ ドナイフの下に角材などの枕を置く。 3. 各ローラブラケットをそれぞれのサイドプ レート取り付けフランジおよびスペーサに固 定しているナット2個を外す。 4. サイドプレート取り付けフランジとスペーサ から、ローラとボルトを外す。 5. スペーサを、ローラブラケットの上にしてボ ルトに通す。 6. ローラブラケットとスペーサとを再度、サイ ドプレートの下側に、ボルトで取り付ける。 7.
設定刈り込みの強さ、ローラの種類と位置、ベッ ドナイフの種類、装着するアタッチメント、ター フ補正装置の調整なども、実効刈高に影響を与え ます。ターフ・エバリュエータモデル 04399を使っ て、定期的に実効刈高を確認し、名目刈高との差を 把握しておくことをお勧めします。 刈り込みの「強さ」 カッティングユニットの「強さ」あるいは「きつ さ」は、刈り上がりに大きな影響を与えます。この 「強さ」或いは「きつさ」とは、ベッドナイフと地 表とがなす角度のことを言います図 14。 この角度を何度にセットするのが一番よいかは、 ターフのコンディションによって、また、どのよう な刈り上がりを希望するかによって異なってきま す。使っていくうちにベストの設定がわかるように なります。また、ターフのコンディションはシーズ ンを通じて変化しますから、それに応じて調整し てゆくことができます。 図 15 2. サイドプレートの取り付け フランジ 3. スプリングロッド 4. 六角ナット スプリングロッド前部の6角ナットを締めて、 スプリング圧縮状態の長さが15.
刈高チャート カッティングユニットにグルーマを取り付けた場合の推奨刈高設定値を示しています。 刈高設定 刈り込みの「強さ」 後スペーサの数 チェーンリンクの数 グルーマキットを取り 付けている場合 6.4 mm 弱め 普通 強め 0 0 1 5 5 5 Y Y - 9.5 mm 弱め 普通 強め 0 1 2 5 5 5 Y Y - 12.7 mm 弱め 普通 強め 0 1 2 5 5 5 Y Y Y 15.6 mm 弱め 普通 強め 1 2 3 5 5 5 Y Y - 19.1 mm 弱め 普通 強め 2 3 4 5 5 5 Y Y - 22.2 mm 弱め 普通 強め 2 3 4 5 5 5 Y Y - 25.4 mm 弱め 普通 強め 3 4 5 5 5 4+ Y Y - 28.6 mm 弱め 普通 強め 4 5 6 5 5 5 - 31.8 mm*+ 弱め 普通 強め 4 5 6 5 5 5 - 34.
刈り高の調整 注 刈高を 25.4 mm 以上に設定するには高刈りキッ トを取り付けることが必要です。 1. 刈り高アームをカッティングユニットのサイ ドプレートに固定しているロックナットをゆ るめる 図 16 。 図 18 図 16 1. 刈高アーム 2. ロックナット 2. 3. 5. 調整ネジ 以下の表により、希望する刈高に最も適した ベッドナイフを決定してください。 ゲージバー図 17のナットをゆるめ、調整ネジ を希望の刈り高に合わせる 注 ねじ頭の下からゲージバーの表面までの距 離が刈り高となる。 図 17 1. ゲージバー 4. グルーマの刈高設定用の 穴 2. 3. 刈高調整ネジ ナット 5. 使用しない穴 3. ゲージバーのネジ頭を下刃の切っ先に引っか け、バーの後端を後ローラに当てがう図 18。 4.
ベッドナイフ選択チャート ベッドナイフ パーツ番号 ベッドナイフのリップの高さ* 刈高 ローカット オプション 110–4084 5.6 mm 6.4–12.7 mm プレミアム低刈用オプション 125-2771 5.6 mm 6.4–12.7 mm 先長ローカット オプション 120-1640 5.6 mm 6.4–12.7 mm EdgeMax® 低刈用 モデル 03693の標準装備品 127–7132 5.6 mm 6.4–12.7 mm 先長低刈用 EdgeMax® オプション 119-4280 5.6 mm 6.4–12.7 mm EdgeMax® モデル 03696 と 03697の標準装備品 108-9095 6.9 mm 9.5 38.1mm スタンダード オプション 108-9096 6.9 mm 9.5 50.8mm ヘビーデューティーオプション 110-4074 9.3 mm 6.4 50.
図 20 1.
ベッドナイフの整備 ベッドナイフの使用限界を以下の表に示します。 重要 使用限界を超えているベッドナイフでは、刈り込み後の見映えが悪くなったり、カッティングユニッ トの耐衝撃性が低下したりする可能性があります。 ベッドナイフの使用限界表 ベッドナイフ パーツ番号 ベッドナイフのリッ プの高さ * 使用限界* ローカット オプション 110–4084 5.6 mm 4.8 mm プレミアム低刈用 オプション 125-2771 5.6 mm 4.8 mm 先長ローカット オプション 120–1640 5.6 mm 4.8 mm 先長低刈用 EdgeMax®オプション 119–4280 5.6 mm 4.8 mm EdgeMax® 低 刈 用 モデル 03693の標準装備品 127–7132 5.6 mm 6.4–12.7 mm EdgeMax® モデル 03696 と 03697の標準装備品 108-9095 6.9 mm 4.8 mm スタンダード オプション 108-9096 6.9 mm 4.
保守 2. 潤滑 ボロ布を厚く巻くか丈夫なパッドのついた手 袋をして、カッティングユニットの刃の部分 をつかみ、リールを左右に揺すってガタがあ るかどうかを調べる図 25。 定期的に、6ヶ所のグリスポイント図 23にNo.2汎用 リチウム系グリスを注入します。 1 g020697 図 25 g017023 3. A. 図 23 1. ガタがある場合は、以下の手順で調整する 逃がしバルブ カッティングユニットの左側にあるベアリ ングハウジングにベアリング調整ナットを 固定している固定ネジをゆるめる図 26。 注 カッティングユニットを水で洗浄した場合はす ぐにグリスアップしてください。ベアリング内か ら水を追い出しておくことにより、ベアリングの 寿命を延ばすことができます。 1. グリスニップルの周囲をウェスできれいに拭 く。 2. きれいなグリスがローラのシールやベアリン グの逃がしバルブからはみ出してくるまでグ リスを注入する。 3. はみ出したグリスはふき取る。 図 26 リールベアリングの調整 1.
ベッドバーの整備 ベッドバーの取り外し 1. ベッドバー調整ねじを左に回してベッドナイ フとリールの接触をなくす図 27。 図 29 1. 2. 図 27 1. 2. ベッドバー調整ネジ 3. スプリングテンション・ナット 4. ベッドバーボルト ナット 3. スチール製ワッシャ 4. ナイロン製ワッシャ ベッドバー ワッシャ ベッドバーの取り付け 2. スプリングテンション・ナットをゆるめて、 ワッシャがベッドバーを全く押さないように する 図 27 。 3. ベッドバーボルト図 28を固定しているロック ナット機体両側をゆるめる。 1. ベッドバーアジャスタとワッシャとの間にベッ ドバーの固定用耳を入れる。 2. ベッドバーボルトとボルトについているナッ トとワッシャ6枚で、ベッドバーを各サイドプ レートに固定する。 注 サイド プレートのボスの両側にナイロ ンワッシャを入れる。その外側からスチール 製ワッシャを取り付ける図 29。 3.
HD デ ュ ア ル ポ イ ン ト ア ジ ャ ス タ DPA の 整 備 1. 全部のパーツを取り外すHD DPA キットモデ ル 120–7230の 取り付け要領書 および 図 31を 参照 。 2. カッティングユニットのセンターフレームの ブッシュ挿入場所にネバーシーズを塗布する 図 31 。 11 10 フランジブッシュのキーとフレームのキー溝 を揃えて、ブッシュを挿入する図 31。 4. アジャスタシャフトにウェーブワッシャを通 し、アジャスタシャフトをカッティングユニッ トのフレームのフランジブッシュに通す図 31。 5. 平ワッシャとロックナットでアジャスタシャ フトを固定する図 31。ホイールナットを 20-27 N-m15-20 ft-lb=0.17-0.23 kg.mにトルク締めする。 3. 注 ベッドバーアジャスタのシャフトは左ね じである。 g016926 7 9 8 4 6 5 2 3 図 31 1. シャフトアジャスタ 2. 3. 6. 7. 8. 9. 10. 1 ここにネバーシーズを塗る. 平ワッシャ 7.
ローラの整備 リングナット、内側シール、外側シールをセット にしたキットです。ローラリビルドツールキット は、ローラリビルドキットをつかってローラの再 組み立てを行うのに必要な工具と説明書のキット です。詳細は、パーツカタログをご覧になるか、 代理店にお問い合わせください。 ローラ・リビルド・キットP/N 114–5430および、 ローラ・リビルド工具キットP/N 115–0803図 32が販 売されています。ローラリビルドキットは、ローラ の分解組み立てに必要なすべてのベアリング、ベア 図 32 1. ローラ・リビルド・キットP/N 114–5430 ベアリングナット 内側シールツール 2. ローラ・リビルド工具キットP/N 115–0803 6. 7. 3. 内側シール 8. ワッシャ 4. ベアリング 9. ベアリング/外側シールツール 5.
メモ 20
メモ 21
メモ 22
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