Operator's Manual
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燃料を補給する
1.燃料タンクのキャップを開けます(図5)。
2.給油口の根元から約2.5cm下まで#2軽油を入れ、キャ
ップを閉めてください。
油圧システムを点検する
1.オイル点検窓(図6)からオイル量を点検します。オイ
ルが熱い時は両側の矢印まで、冷えている時はそれよ
りも6〜12mm下まであればOKです。
2.油量が低ければ、補給します。オイルの銘柄を確認し
てください。
リールと下刃のすり合わせを点検する
前日の調子に係わりなく、毎日の仕業点検の一つとして必
ず点検してください。リールと下刃の全幅にわたって軽い
接触があればOKです。(カッティングユニット マニュアル,
ステップ #1「リールと下刃の調整」を参照してください。)
タイヤ空気圧を点検する
一般の芝刈り条件・芝質に対しては、前輪0.9kg/cm
2
,後輪
を1.05 kg/cm
2
に調整してください。芝状態によって設定を
以下のように変更できます:芝が固い場合には圧を高く設
定(前後輪とも1.26 kg/cm
2
)柔らかい芝には圧を低く設定
(前輪0.63kg/cm
2
,後輪0.84kg/cm
2
)。
重要:刈り上がりを良くするためには、左右のタイヤ空気圧
を同じ値に設定する(例えば前輪を左右とも0.9
kg/cm
2
,後輪を左右とも1.05kg/cm
2
)に調整するこ
とが大変重要です。また、0.84 kg/cm
2
以下に設定し
ている時は、高速移動運転時にタイヤを損傷しやす
いので、16km/h以上での(連続)運転は避けてくだ
さい。0.9 kg/cm
2
以上に設定している時は最高速度
で移動運転して構いません。
リア バラストについて
本機の後タイヤに塩化カルシウムを充填し、後輪ウェイト
キット(P/N 11−0440)を2個搭載するとANSI B71.4−
1990規格を満たします。
重要:塩化カルシウムを充填したタイヤで芝生の上を走行中
に、万一パンクした場合には速やかにターフから退
避し、芝を保護するため、芝に十分散水して芝と土
壌から塩化カルシウムを洗い流してください。
運転の前に(続き)
図5
1.ラジエター キャップ
2.燃料タンクのキャップ
図6
1.点検窓と矢印
警 告
軽油は引火しやすいため、保管や取り扱いに際しては十
分注意すること。取り扱い中は禁煙を厳守し、エンジン
作動中、エンジンが高温の時、および密室内での燃料補
給はしないこと。燃料補給は必ず屋外で行い、こぼれた
燃料は、エンジンを始動させる前に拭き取ること。また、
保管は安全で汚れのない認可された容器で保存し、容器
には必ずキャップをはめること。燃料以外の用途に使用
しないこと。
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