Operator's Manual

燃料計(図12)
タンク内の燃料残量を表示します。
アワー メータ(図12)
本機の積算運転時間を表示します。
注:メータ左側の小窓の中の線の動きで作動を確認できます
プレヒート インジケータ(図12)
キーをON位置に回すと点灯し、グロープラグが10秒間発
熱します。ランプが消えれば始動準備OKです。
始動スイッチ(図12)
ON,OFF,STAT3ポジションがあり、始動時に
SATRTまで回して手を放します。OFF位置でエンジンは停
止します。
駐車ブレーキ レバー(図12)
引き上げるとブレーキがロックします。解除するには引い
てボタンを押しながら下ろします。駐車ブレーキを引いて
おかないと、エンジンを始動することはできません。運転
席を離れる時も必ず駐車ブレーキを引いてください。
始動と停止
着席し、走行ペダルから足を離し、駐車ブレーキが掛
かっていることを確認します(図12)。走行ペダルと芝
刈り/バックラップ レバーがニュートラル位置にあるこ
とを確認します。
2.キーを「ON」位置に回し、プレヒート インジケータが
消えるのを待ちます。消えたら始動準備OKです。
3.キーを「START」位置に回してエンジンを始動させま
す。始動したらキーから手を放します。
4.エンジンを停止するには、全部のコントロールをニュー
トラル位置とし、カッティングユニットをすべて移動
位置でラッチ固定した後、キーをOFF位置に回して抜
き取ります。
システムのプライミング(エア抜き)
重要:新車の場合や燃料切れの後で再始動する時、また燃料
系統の整備作業を行った後は燃料システムのプライ
ミング(エア抜き作業)を行ってください。
1.エンジン カバーを外します。
芝刈り/バックラップ レバー(図12)
前に倒すとカッティングユニットが回転します。中央で停
止、中央位置から後ろに倒して保持するとバックラップで
す。
注意:芝刈り位置からいきなりバックラップ位置にしないで
ください。必ずSTOP位置で一呼吸おいてください。
リール速度 コントロール(図12)
ノブを右に回すとリールの回転速度が速くなり、左に回す
と遅くなります。速度リミッタと併用することにより最適
のクリップ レートを設定することができます。
スロットル コントロール(図12)
前に倒すとエンジン回転が速くなり、後ろで遅くなります。
4輪駆動スイッチ(図12)
4駆モデルのみ。前位置で4駆、後位置で2駆となります。
注:エンジン左側(燃料噴射ポンプ後ろ側)についている燃
料ポンプを使い、燃料タンクから燃料フィルタ/水セパ
レータまで手動で燃料をくみ上げてエア抜き作業を行
うことができます。
2.ブリード ネジに5mmチューブをかぶせ、ネジから
流れ出る燃料を容器に受けられるようにします(図13)
3.燃料フィルタのブリード ネジ(図13)を数回転ゆるめ、
プランジャ(図13)のポンプ動作で燃料を汲み上げま
す。燃料が連続的に流れるのがプラグの穴から見えて
きたらOKです。流れが泡立っていないのをもう一度確
認し、プランジャを下げてプラグを元通りに締めます。
こぼれた燃料は拭き取ってください。
注:ブリード ネジを開けずにプランジャを押し続けるとプ
ランジャが破損しますから注意してください。
16
各部の名称と操作(続き)
運  転
図13
1プライマ ポンプのプランジャ 2ブリード ネジ 3燃料ポンプ
注  意
整備・調整にかかる前に、必ずエンジン停止、キーを抜
き取ること。
2
3