Operator's Manual

1.シート ロック棒のリテーナ クリップを外します(図16)
2.座席をはね上げて支持棒で固定します(図17)
.バイパス バルブ(図18)を90°回すと、トラクション
ポンプ内のバイパス回路が開き、油圧機器を損傷する
ことなく移動できるようになります。
重要:バイパス バルブを開く前に駐車ブレーキを引いてお
いてください。
5.バイパス バルブは、エンジンを始動する前に、必ず閉
じてください。
重要:バイパス バルブを開いたまま走行すると油圧回路が
オーバーヒートしますから注意してください。
運転の特性
運転操作に慣れる
実際に芝刈りを始める前に、安全な場所で運転操作に十分
慣れておいてください。特に機械の始動、停止、前進後退、
カッティングユニットの昇降動作などに習熟してください。
複数のカッティングユニットを同時に操作できるようにな
ることも重要です。全部のカッティングユニットで作業す
るだけでなく、それぞれのユニットを自由に使えるように
なってください。操作に慣れてきたら、立木の回りなどで
練習し、斜面での芝刈りや移動も練習してください。
警告:4輪駆動モデルを運転するときは必ずROPSを取り付
け、シートベルトを着用してください。
警告システム
作業中に警告灯が点灯したら、直ちに機械を停止し、原因
を確認してください。異常を放置したまま作業を続けると
本機に重大な損傷を招く可能性があります。但し、エンジ
がオーバーヒートした時に、オーバーライド ボタン(図12)
を押してエンジンを再稼働させ、退避場所までごく短時間
だけ運転するのは構いません。
芝刈りの現場についたら
作業場所に到着したら、全部のカッティングユニットのラ
ッチを外してカッティングユニットを降下させ、駐車ブレ
ーキを掛け、エンジンを停止します。
グラス デフレクタを開く
カッティングユニットのグラス デフレクタを水平位置に開
き(図19)、刈りカスが後ろに排出されるようにします。こ
れを行わないと、特に湿った重い草の場合に作業後の見栄
えが悪くなります。
注:通常、湿った草にはやや上向きに、乾いた草にはやや下
向きにセットして使用します。
18
運  転(続き)
図18
1.バイパス バルブ
図16
1.リテーナ クリップ
危  険
前輪の駆動モータを外すと本機は自由に転がるようにな
るので、モータの取り外しは必ず水平な場所で車輪止め
を掛けて行う。ホイール モータを取り外されると、油
圧ブレーキは全くきかなくなるので十分注意する。
ホイール モータを取り外したまま牽引する場合は、必
ず牽引バー(P/N587020)を使用する。
図17
1.座席の支持棒
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