Operator's Manual

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エアクリーナの日常点検
エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がないか点検
してください。あれば交換してください。
2.400運転時間ごと、又はエアクリーナ インジケータラン
プが点灯し、アラームが鳴ったらエアクリーナのフィ
ルタの清掃を行ってください。悪条件下ではより頻繁
な清掃が必要となりますが、やりすぎないようにして
ください。
カバーとボディがぴったりとはまっていることを確認
してください。
エアクリーナの清掃
後部スクリーンのノブ(図26)を取り、スクリーンを
外します。
ラッチを外してカバーと容器を分離し、カバーの内部
を清掃します。
ホコリを落とさないように注意しながら、ボディー内
部から主フィルタを取り出します。この時フィルタを
ボディーにぶつけないように注意してください。安全
フィルタははずさないこと。
主フィルタを点検し、破損していれば交換します。破
損しているフィルタは絶対に再使用しないでください。
重要:安全フィルタ(主フィルタの内側にあるフィルタ)は
絶対に洗わないこと。主フィルタを3回清掃するごと
に安全フィルタを新しいものに交換してください。
清掃手順
水で洗浄する場合の手順
A.フィルタ クリーナを溶かした水に15分間漬けてお
く。クリーナの箱の使用説明を参照のこと。
B.15分たったら真水ですすぐ。高圧の水(2.8kg/cm
2
以上)はフィルタを傷めるので使用しない
自然乾燥または熱風乾燥(70℃)する。圧縮空気
や電球での乾燥はフィルタを傷めるので避ける。
圧縮空気で洗浄する場合の手順
A.フィルタの内側から外側へ圧縮空気を吹きつける。
圧縮圧は7 kg/cm
2
以下とする。これ以上ではフィ
ルタを損傷する。
B.空気ノズルはフィルタ表面から5cm以上離すこと。
明るい電球などにかざして、汚れの落ち具合と傷
の有無を点検する。
フィルタに傷がないかよく点検し、破損しているフィ
ルタを取り付けないよう十分注意してください。
フィルタを本体に正しく取り付けます。フィルタの外
側のリムをしっかり押しつけてフィルタを密着させて
ください。中央の柔らかい部分は持たないでください。
カバーを取り付け、ラッチで固定します。カバーの上
下を間違えないように取り付けてください。
保  守
図26
1.後部スクリーン
2.ノブ
図27
1.エアクリーナのボディー
2.エアクリーナのカバー
注  意
整備・調整作業の前には、必ずエンジンを停止し、キー
を抜くこと。
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