Operator's Manual
2.ドレン プラグを元通りに閉め。オイルを補給します。
前頁を参照してください。
油圧オイルの交換
通常は2年ごと又は1500運転時間ごとに交換してください。
オイルが汚染された場合は内部の洗浄作業が必要となりま
すので、Toro代理店にご相談ください。汚染されたオイル
は正常なオイルに比べて乳白色または黒っぽく見えます。
1.ドレン プラグ(図37)を開いて廃油を受け、排出が終
われば、プラグを元通りに閉めます。
2.交換に必要なオイルの量は約35.2l です。使用できる銘
柄についてはp.9をご覧ください。
重要:指定されている以外のオイルを使用するとシステムを
破損する場合があります
3.タンクのフタを閉め、座席を元通りにピン固定します。
エンジンを始動して全部の油圧装置を操作し,全体に
オイルを行き渡らせます。リークの有無も同時に点検
してからエンジンを停止します。
4.カッティングユニットを上昇させた状態で、オイルが
熱い間に点検窓(図35)でレベルを点検します。矢印
より低ければ補給します。オイル温度が低い場合には
矢印より低い位置で補給を止めてください。
油圧フィルタの交換
初回交換は50運転時間後、その後は800運転時間ごと又は
必要に応じて交換します。
必ずToro純正部品(P/N86−6110)を使用してください。
重要:他のフィルタを使用すると保証が適用されなくなりま
すのでご注意ください。
1.座席ロック ピンを外して座席をはね上げ、支持棒で支
えます。座席前のパネル(磁石で固定)も外します。
2.フィルタ取り付け部付近をきれいに拭います(図38)。
フィルタの下に廃油受けを置き、フィルタを外します。
3.新しいフィルタのガスケットに薄くオイルを塗ります。
4.取り付け部分が汚れていないのを確認して新しいフィ
ルタを取り付けます。ガスケットが当たるまで手で軽
くねじ込み、そこから半回転増し締めしてください。
5.エンジンを始動し、2分間ほど運転して内部からエアを
パージし、エンジンを止めてリークの点検を行います。
6.点検窓(図35)でオイル量を確認してください。オイ
ルの熱い時は点検窓の矢印まであればOKです。低けれ
ば補給します。オイルの銘柄はp.9に掲載しています。
注:場合により、フィルタ取り付けプレートにあるバイパ
ス バルブがオイルをバイパスさせることがあります。
この時、警告灯が点灯し、オイル温度が上昇するまで
時々点灯を繰り返します。オイル温度が上昇しても警
告灯が消えない場合は、フィルタが詰まっているか電
気系の故障ですので修理してから運転してください。
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保 守(続き)
図37
1.ドレン プラグ
図38
1.油圧フィルタ
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