Operator's Manual

油圧システムのブリーザの交換
800運転時間または1年のうち早いほうの時期に交換してく
ださい。ほこりの多い場所では交換時期を早めてください。
1.エンジン カバーのラッチを外して開けます。
ブリーザ(図39)の周囲をきれいに拭き、レンチでブ
リーザを取ります。
3.エンジン カバーを元通りに取り付けます。
油圧ラインとホースの点検
油圧ホースや油圧ラインは毎日点検し、漏れ、折れ、サポ
ートのゆるみ、磨耗や腐食があれば交換や必要な修理をし
てください。
油圧システム用テスト ポート
油圧回路のテスト ポート(図4041)があります。テスト
はオイル温度が通常の作動温度に上昇してから、エンジン
をフル回転させた状態で行います。必要に応じToro理店
にご相談ください。
前進走行と後退走行のリリーフ設定は371 kg/cm
2
,チ
ャージ圧力は3.510.5 kg/cm
2
としていますので、500
700 kg/cm
2
の計測が可能なゲージを使用してくださ
い。
2.カッティングユニット カウンタ バランスの圧力は調整
可能です。
通常設定    オイル高温:3538.5kg/cm
2
オイル低温:4245.5kg/cm
2
最大登坂設定  オイル高温: 38.5+kg/cm
2
オイル低温: 45.5+kg/cm
2
仕上がり最高品質設定 
オイル高温: 35kg/cm
2
オイル低温: 42kg/cm
2
38.5 kg/cm
2
設定の時、上昇回路のリリーフ圧は約185.5
kg/cm
2
です。
:カウンタ バランス圧の設定を変えると昇降回路のリリ
ーフ圧が変わります。
3.芝刈り回路の通常のリリーフ設定は約189210 kg/cm
2
です。
4.ステアリング回路の通常のリリーフ設定は約105 kg/cm
2
です。
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保  守(続き)
図39
1.ブリーザ
図40
1.前進走行用テスト ポート
2.後退走行用テスト ポート
図41
1.昇降/リリーフ回路
2.チャージ圧回路
3.カッティングユニットのカウンタ バランス
4.芝刈り回路
5.ステアリング回路
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