Operator's Manual
図 図
図
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1.スペーサ
3.サイドプレートの取り付け
フランジ
2.ローラブラケット
2.カッティングユニットの後部を持ち上げてベッ
ドナイフの下に角材などの枕を置く。
3.各ローラブラケットとスペーサをそれぞれの
サイドプレート取り付けフランジに固定して
いるナット2個を外す。
4.サイドプレート取り付けフランジとスペーサ
から、ローラとボルトを外す。
5.スペーサを、ローラブラケットの上にしてボ
ルトに通す。
6.ローラブラケットと2枚のスペーサとを、サ
イドプレート取り付けフランジの下側に、ボ
ルトで取り付ける。
7.ベッドナイフとリールの調整を確認する。カッ
ティングユニットを立てて、前ローラと後ロー
ラ、およびベッドナイフが見えるようにする。
注 注
注
リールと後ローラとの平行関係は、カッ
ティングユニット全体の組み立て精度により
保証されていますから、調整は不要です。ご
くわずかな狂いを戻す調整は可能です。ま
ず、定盤の上でサイドプレート組み付けボル
トをゆるめます(図15)。各部の歪みを解放
し、もう一度ボルトを締め付けます。ボルト
を37-45N·m(3.5-4.2kg.mにトルク締めする。
図 図
図
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1.サイドプレート取り付けボルト
刈 刈
刈
高 高
高
に に
に
関 関
関
わ わ
わ
る る
る
用 用
用
語 語
語
の の
の
解 解
解
説 説
説
刈 刈
刈
高 高
高
の の
の
設 設
設
定 定
定
希望刈高
名 名
名
目 目
目
の の
の
刈 刈
刈
高 高
高
作 作
作
業 業
業
台 台
台
で で
で
設 設
設
定 定
定
し し
し
た た
た
刈 刈
刈
高 高
高
前後のローラの底部を結んでできる平面からベッド
ナイフの先端までの高さのこと、いわば理論上の刈
り込み高さです。
実 実
実
効 効
効
刈 刈
刈
高 高
高
実際に芝草が刈り取られる高さのことです。名目
刈高が同じでも、草種の違い、季節の違い、ター
フや土壌のコンディションなどにより実効刈高は
さまざまに変化します。カッティングユニットの
設定刈り込みの強さ、ローラの種類と位置、ベッ
ドナイフの種類、装着するアタッチメント、ター
フ補正装置の調整なども、実効刈高に影響を与え
ます。ターフ・エバリュエータモデル04399を使っ
て、定期的に実効刈高を確認し、名目刈高との差を
把握しておくことをお勧めします。
刈 刈
刈
り り
り
込 込
込
み み
み
の の
の
「 「
「
強 強
強
さ さ
さ
」 」
」
カッティングユニットの「強さ」あるいは「きつ
さ」は、刈り上がりに大きな影響を与えます。この
「強さ」或いは「きつさ」とは、ベッドナイフと地
表とがなす角度のことを言います図16。
この角度を何度にセットするのが一番よいかは、
ターフのコンディションによって、また、どのよう
な刈り上がりを希望するかによって異なってきま
す。使っていくうちにベストの設定がわかるように
なります。また、ターフのコンディションはシーズ
ンを通じて変化しますから、それに応じて調整し
てゆくことができます。
一般的に、暖地型の芝草バミューダ、パスパラム、
ゾイシアなどには、弱い普通程度の設定が適して
おり、寒地型の芝草ベント、ブルーグラス、ライ
グラスなどには、普通きつめの設定が適していま
す。きつい設定では、リールの回転によって、よ
り多くの芝草がベッドナイフにかき寄せられるの
で、刈り取り量が多くなります。
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