Form No. 3422-151 Rev B ユニバーサルグルーマドライブキット Reelmaster® 3100-D, 27" エ ッ ジ シ リ ー ズ カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト 用 シリ ア ル 番 号 318000001 以 上 モ デ ル 番 号 03240—シ 取り付け要領 この製品は、関連する全ての欧州指令に適合しています。詳細についてはこの冊子の末尾にあるDOI適合 宣誓書 をご覧ください。 はじめに この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十 分に理解し、他人に迷惑の掛からない、適切で安全 な方法でご使用ください。この製品を適切かつ安全に 使用するのはお客様の責任です。 弊社のウェブサイト www.Toro.
付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 2 必要なパーツはありません。 – マシンの準備を行います。 必要なパーツはありません。 – セットアップに必要な工具をそろえます。 3 必要なパーツはありません。 – ドライブをどちら側に取り付けるかを確 認します。 スプライン付き延長インサート右ねじ スプライン付き延長インサート左ねじ フランジロックナット⅜" ウェイト用ブラケット 六角ソケット、ボタンヘッド付きボルト⅜ x ¾" グルーマ駆動ボックス左ドライブ グルーマ駆動ボックス右ドライブ 六角ソケットボルト⅜ x ¾" ピボットハブ リング アイドラアセンブリ左 アイドラアセンブリ右 ジャムロックナット3/8" アジャスタピン コッター・ピン 左側刈高ブラケットアセンブリ 右側刈高ブラケットアセンブリ フランジロックナット3/8" に 5/8" 六角 2 1 6 3 2 1 6 3 3 1 2 6 6 6 3 3 6 キャップ 3 ボルト ¼ x 1½" ジャムナット シャフトクランプ キャリッジボルト5/16 x
数量 手順 内容 12 キャリッジボルト5/16 x 2¼" P/N 3230-7 別売 キャリッジボルト5/16 x 3¼" P/N 3230-13 別売 キャリッジボルト5/16 x 4½" P/N 3230-30 別売 スペーサ フランジナット5/16" ロックナット5/16" P/N 3296-47 別売 重量 小さいウェイトP/N 132-0734-03別売 1 用途 1 1 1 2 1 2 2 6 ウェイトを取り付けます後カッティングユ ニットで、グルーマのみまたは集草バス ケットを搭載している場合。 3 マシンの準備を行う 取り付け位置を確認する 必要なパーツはありません。 必要なパーツはありません。 手順 手順 1. 平らな場所に駐車する。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 グルーマキットおよびリールモータの位置を、以下の図 で確認してください。 2 セットアップに必要な工具をそ ろえる g034633 図2 必要なパーツはありません。 手順 • トルクレンチ5.2-6.8 N·m0.53-0.
カッティングユニットの準備 5. リールが回転しないように固定する ねじ付きイン サートを外すためにリールを固定するには (ペー ジ 18)を参照。 6. リールシャフトの両端についている既存のスプラ イン付きインサートを外して捨てる7" リールには P/N TOR4074 を使用。図 3を参照。 重要 カッティングユニット左側のスプライン付きイ ンサートは左ねじです。カッティングユニット右側 のスプライン付きインサートは右ねじです。 この作業に必要なパーツ 2 スプライン付き延長インサート右ねじ 1 スプライン付き延長インサート左ねじ 6 フランジロックナット ⅜" 重要 リールシャフト端部についているグリスや汚 れをきれいに落としておいてください。 7. 取り付け中にリールが回転しないように固定す る ねじ付きインサート取り付け時のリール固定手 順 (ページ 19)を参照。 8.
9. サポートロッドを固定しているフランジヘッドボル ト2本とワッシャを外して、サポートロッドを外す 図 5。 5 注 フランジヘッドボルトは再利用します。 ウェイトブラケットとグルーマ駆 動ボックスを取り付ける この作業に必要なパーツ 3 ウェイト用ブラケット 6 六角ソケット、ボタンヘッド付きボルト⅜ x ¾" 2 グルーマ駆動ボックス左ドライブ 1 グルーマ駆動ボックス右ドライブ 手順 1. g192295 図5 1. フランジヘッドボルト2本 2. サポートロッド 10. 3. 左用のグルーマ駆動ボックスと右用のグルーマ駆 動ボックスを準備する図 7を参照。 ワッシャ2枚 フランジヘッドボルト2本をカッティングユニットの 内側から取り付けて、付属のフランジロックナット ⅜" で固定する。 g037105 図7 1. 右側アダプタ黄色 3. グルーマ駆動ボックス右ド ライブ 2. 左側アダプタ緑色 4. グルーマ駆動ボックス左ド ライブ 2.
アイドラアセンブリを取り付ける この作業に必要なパーツ g228117 図8 1. 内部シャフト 4. グルーマ駆動ボックス図は 左ドライブ 2. ウェイト用ブラケット 5. 六角ヘッド 135-150 N·m 13.8-15.2 kg.m=100-110 ft-lb にトルク締め 3. 内部のリールシャフトのねじ部分に、中程度の ねじ山ロッキングコンパウンドBlue Loctite® 243 など を塗る 図 8 。 4. グルーマ駆動ボックスをリールシャフトに取り付 ける 図 8 。 六角ソケットボルト⅜ x ¾" 3 ピボットハブ 3 リング 1 アイドラアセンブリ 左 2 アイドラアセンブリ 右 6 ジャムロックナット 3/8" 手順 六角ソケットボタンヘッドボ ルト⅜ x ¾"2本 3. 6 1. グルーマ駆動ボックスを取り付けた側と反対の側 にアイドラアセンブリを取り付ける。 2. ピボットハブアセンブリにOリングを取り付ける。 3.
刈高ブラケットアセンブリと前 ローラを取り付ける この作業に必要なパーツ 6 アジャスタピン 6 コッター・ピン 3 左側刈高ブラケットアセンブリ 3 右側刈高ブラケットアセンブリ 6 フランジロックナット3/8" に 5/8" 六角 g232400 図 11 アジャスタピン 3. コッターピン アジャスタアームのロッド 4. グルーマ駆動ボックス 3. 手順 1. 1. 2. 左右の刈高ブラケットアセンブリと前ローラアセン ブリを、カッティングユニットのサイドプレートに 仮取めする先ほど取り外したキャリッジボルトを 使用する 図 10 。 アイドラアセンブリ側で、刈高ブラケットのアジャ スタアームのロッドを、アイドラアセンブリのアジャ スタカラーに整列させ、アジャスタピンとコッター ピンで固定する図 12。 g246878 図 10 1. 右側刈高ブラケットアセン ブリ 4. ワッシャ 2. 前ローラアセンブリ 5. キャリッジボルトとフランジ ロックナット⅜" に ⅝" 六角 3. 左側刈高ブラケットアセン ブリ 2.
グルーマドライブにキャップを 取り付ける この作業に必要なパーツ キャップ 3 手順 後ローラブラシキットを取り付けないユニバーサルグ ル ー マ ア セ ン ブ リ の み。 1. スナップリングの溝と外径部分に、中程度のシ リンダ保持コンパウンドGreen Loctite® 609 な ど を塗る 図 14 。 2. 図 14のようにキャップを取り付ける。 g192299 図 13 1. 2. 調整ボルト ロックナット 3. キャリッジボルトとフランジ ロックナット⅜" に ⅝" 六角 4. フランジナット 5. キャップスクリュ 5. 刈高調整ボルトについているロックナットを締めつ け、締め付け位置から ½ 回転戻す図 13。 6. 前ローラを、左右の刈高ブラケットの中間にセッ トし、キャップスクリュとフランジナットで固定す る 図 13 。 g242099 図 14 1. 8 キャップ 2.
グルーマアセンブリとオプショ ンのブルーマキットを取り付け る グルーマとブルーマはそれぞれ別の キットです この作業に必要なパーツ 12 ボルト ¼ x 1½" 12 ジャムナット 12 シャフトクランプ g240752 図 15 グルーマキットを取り付ける 別売品 モデル番号 03241 グルーマ 1. 駆動スタブシャフト 4. シャフトクランプ (4個) 2. グルーマアセンブリ 5. ボルト4本 5-7 N = 0.5-0.7 kg.m = 46-60 in-lb にトル ク締め 3. ジャムナット(4個) 27" グルーマ用ブレードカートリッジキット 1. カッティングユニットに合ったグルーマブレード カートリッジキットまたはブラシキットを入手する上 の表を参照。 3. 図 15のように、グルーマをマシンに取り付けるボ ルト¼ x 1½" 4本、ジャムナット4個、シャフトクラ ンプ4個を使用する。 2. グルーマアセンブリを、グルーマ駆動ボックス のスタブシャフトとアイドラアセンブリとにセット する 図 15 。 4.
g032402 図 18 1. 5. ブラシ 2. ブレード 図 16 に示すように、グルーマリールのシャフトと ブラシにストラップを巻きつけ、ブラシについてい る溝にストラップを入れる図 18。 ブラシの位置を決めるストラップが以下の刃の間 にくるように位置を選ぶ2と3、 12と13、23と24ま たは24と25、35と36、45と46。 重要 ストラップは、主に利用する回転方向に合 わ せ て 巻 き 付 け て く だ さ い 。 図 17 は 、 主 に 前 転 で使用する場合の巻き付け方向です。 g032403 図 16 1. 2. 3. ストラップバックル リテーナナット 3. ストラップ 4.
10 11 ウェイトを取り付ける ウェイトを取り付ける グルーマのみ、前は集草バスケット の有無にかかわらず、後ユニットは バスケットなしのもの グルーマと後ローラ用ブラシ搭載の 場合 この作業に必要なパーツ この作業に必要なパーツ 6 キャリッジボルト5/16 x 3½" 6 キャリッジボルト5/16 x 3½" 6 スペーサ 6 スペーサ 6 フランジナット 5/16" 6 フランジナット 5/16" 12 重量 18 重量 手順 手順 グルーマキットと後ローラブラシキットを取り付けている もの 図 20を参照。 グルーマキットのみを取り付けているユニット後ローラブ ラシキットや後ユニットで集草バスケットなしのもの 図 19を参照。 注 キットには、各カッティングユニットにつき 6 個の ウェイトが入っていますが、ここの作業では、各ユニッ トに 4 つのウェイトのみ使用します。 g192300 図 19 グルーマのみ 1. ボルト5/16 x 3½ " 3. フランジナット, 5/16"2個 2. スペーサ2個 4.
ウェイトを取り付ける 後カッティングユニットで、グルーマ のみまたは集草バスケットを搭載し ている場合 この作業に必要なパーツ 1 キャリッジボルト5/16 x 2¼" P/N 3230-7 別売 1 キャリッジボルト5/16 x 3¼" P/N 3230-13 別売 1 キャリッジボルト5/16 x 4½" P/N 3230-30 別売 2 スペーサ 図 21 後カッティングユニットで、グルーマと集草バスケットを搭 載している場合 1 フランジナット 5/16" 1. ボルト5/16 x 4½" 別売 5. 2 ロックナット5/16" P/N 3296-47 別売 2. ボルト5/16 x 2¼" 別売 6. ロックナット5/16" 別売 3. ボルト5/16 x 3¼" 別売 7. フランジナット5/16" 別売 4. スペーサ2個 別売 8.
運転操作 • 管理の全体的な方法散水、施肥、薬剤散布、コア リング、オーバーシードなど はじめに • 通行 • ストレスのかかる季節高温、高湿、ハイシーズン など グルーミングはターフ表面のすぐ上で行う作業です。 グルーミングは、芝草が縦方向に成長することを促進 し、芝目を減らし、ほふく茎を切断することによって密 度の高いターフを作ります。グルーミングは、より均 一で固いプレー面を作り、ゴルフボールの転がりを 素直に、また速くします。 以上のような因子はフェアウェイごとに異なるもので す。現場を毎回よく観察し、必要に応じてグルーミング の方法を変更してください。 注 グルーマの不適切な使用や過度の使用深すぎる設 定やグルーミング回数の多すぎは、ターフに無用のスト レスを与え、ターフの品質を大きく下落させます。グ ルーマは注意深く使ってください。 グルーミングとバーチカットは全く異なる作業であり、グ ルーミングはバーチカットの代わりにはなりません。グ ルーミングはターフの「毛並み」を揃える日常的な軽 い保守作業の一つですが、バーチカットはターフに大き な負担をかける作業であり、実施回数もわ
グルーマの高さを調整する 4. 危険 グルーマリールの一端側で、ブレードの一番低 い刃先と床との距離を測る図 23。高さ調整ノブ 図 23を使って、グルーマの刃の高さを希望の 高さに調整する。 バックラップ中にリールに触れると大けがをする。 • カッティングユニットの調整を行う場合には、 必ず事前にリールを回転禁止にセットし、駐車 ブレーキを掛け、エンジンを停止し、キーを抜 き取ること。 • リールその他の可動部に手指や衣類等を近づ けないよう注意すること。 1. 清潔で平らな場所でカッティングユニットを完全に 降下させ、エンジンを停止、駐車ブレーキを掛 け、エンジンのキーを抜き取る。 2. 前後のローラに汚れや狂いがないこと、またカッ ティングユニットが希望通りの刈高にセットされて いることを確認するカッティングユニットの オペ レーターズマニュアル を参照。 3. g240964 図 23 クイックアップレバー図 23を入位置にハンドルが カッティングユニットの前方を向くようにセットする。 重要 刈高およびグルーミング高さ推奨範囲を参 考にしてゲージバーを設定する。 1.
刈高およびグルーミング高さの推奨範囲 刈 高 (mm) 刈 高 (" ) 後ローラス ペーサの数 推奨グルーミング高さ 刈高 グ ルーマの掛かり 推奨グルーミング高さ 刈高 グ ルーマの掛かり (mm) (" ) 6.3 0.250 0 3.1-6.3 0.125-0.250 9.5 0.375 0 4.7-9.5 0.187-0.375 9.5 0.375 1 4.7-9.5 0.187-0.375 12.7 0.500 0 6.3-12.7 0.250-0.500 12.7 0.500 1 6.3-12.7 0.250-0.500 12.7 0.500 2 6.3-9.5 0.250-0.375 15.8 0.625 0 9.5-15.8 0.375-0.625 15.8 0.625 1 9.5-15.8 0.375-0.625 15.8 0.625 2 9.5-12.7 0.375-0.500 19.0 0.750 1 12.7-19.0 0.500-0.750 19.0 0.
保守 グルーマの動作状態をテスト する。 危険 重要 グルーマの不適切な使用や過度の使用 深すぎ バックラップ中にリールに触れると大けがをする。 • カッティングユニットの調整を行う場合には、 必ず事前にリールを回転禁止にセットし、駐車 ブレーキを掛け、エンジンを停止し、キーを抜 き取ること。 • リールその他の可動部に手指や衣類等を近づ けないよう注意すること。 る設定やグルーミング回数の多すぎ は、ターフのスト レスを高め品質下落の要因となります。グルーマは 注意深く使ってください。 危険 バックラップ中にリールに触れると大けがをする。 カッティングユニットの調整を行う場合には、 必ず事前にリールを回転禁止にセットし、駐車 ブレーキを掛け、エンジンを停止し、キーを抜 き取ること。 • ギアボックスの潤滑油の交換 整備間隔 リールその他の可動部に手指や衣類等を近づ けないよう注意すること。 • 最初の 100 運転時間後 500 運転時間ごと/ 1年に 1 回いずれか早く到達した方の時期 実際に使用を開始する前に、グルーマを使用するとど うなるかを確認してください。 1. 1.
重要 グルーマ駆動ボックスの取り外しが難しい場合に は、トラクションユニットのサービスマニュアルを参照す るか、ディストリビュータにご相談ください。 6. カッティングユニットを前後に揺らしてオイルを完 全に排出するオイルが完全に抜けたら、カッティ ングユニットを、平らな場所に置く。 7. ドレンプラグを取り付ける。 1. グルーマからキャップを外す。 8. シリンジP/N 137-0872を使って、駆動ボックスに 80-90W オイルを入れる90 cc 程度。 2. グルーマを駆動ボックスに接続しているクランクボ ルトを外す 図 15 。 3. グルーマを駆動ボックスをアジャスタアームに接 続しているアジャスタピンとコッターピンを外す 図 28 。 g240898 図 26 1. シリンジで 80-90W オイル を補給 2. 補給ポート 9. 補給プラグを取り付け、通気プラグは締め付け る。 10. 全部のプラグを 3.62-4.75 N·m0.37-0.48 kg.
グルーミングリールの洗浄 意する。バールは、トルク作業を行う側に近い側 で、リールの後ろから差し込むようにする図 30。 整 備 間 隔 : 使用後毎回 3.
ねじ付きインサート取り付け時のリー ル固定手順 1. 長い柄のバール9 mm x 30 cm 程度のドライバー タイプのもの。握りのついているものがよいを用 意する。バールは、トルク作業を行う側に近い側 で、リールの前から差し込むようにする図 31。 2. リール補強版の溶接側からバールを入れる図 31 と、 注 カッティングユニットの前側で、バールがリー ル刃、リールシャフト、リールの背面に当たって リールをロックする状態になる。 重要 リールの刃先にバールを触れると刃こぼ れなどを起こす バールを当てないように十分注 意すること。 重要 カッティングユニット左側のインサートは左 ねじです。カッティングユニット右側のインサー トは右ねじです。 g280384 図 31 取り付けるべきねじ山付き インサート 2. リールシャフト 1. 3. サポートプレートの溶接側 4. バール 3. バールの握り部分をローラに載せる。 4.
組込宣言書 The Toro Company, 8111 Lyndale Ave.