Form No. 3428-201 Rev A 輪駆 動 ト ラ ク Reelmaster® 7000-D 4輪 ションユニット シリ ア ル 番 号 403350001 以 上 モ デ ル 番 号 03780—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています 詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 品のモデル番号とシリアル番号をお知らせください。図 1 は、モデル番号とシリアル番号を刻印した銘板の取り 付け位置機械の右前フレーム部材を示します。いまの うちに番号をメモしておきましょう。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 重要 シリアル番号プレートについている QR コード 無い 場合もあります をモバイル機器でスキャンすると、製品 保証、パーツその他の製品情報にアクセスできます。 エンジンの保守整備のため、および米国環境保護局 EPA並びにカリフォルニア州排ガス規制に関連してエン ジンマニュアルを同梱しております。エンジンマニュア ルはエンジンのメーカーから入手することができます。 警
目次 エアクリーナの整備........................................53 エンジンオイルについて ..................................54 ディーゼル酸化触媒DOCとすすフィルタの整 備............................................................55 燃料系統の整備 ................................................... 56 燃料タンクの内部清掃 ....................................56 燃料ラインとその接続の点検 ...........................56 ウォーターセパレータの整備 .............................. 56 燃料フィルタの整備........................................56 燃料ろ過スクリーンの清掃...............................57 電気系統の整備 ..........
安全について • 作業場所に、無用の大人、子供、ペットなどを近づ けないでください。子供に運転させないでください。 この機械は、EN ISO 5395: 規格に適合していますた だし所定のセットアップを行うことが必要です。また、こ の機械は、ANSI B71.
decal110-9642 110-9642 decal117-4765 117-4765 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 始動補助剤の使用禁止 1. 負荷が掛かっている危険 オペレーターズマニュアル を読 むこと 2. ロッドブラケットに一番近い穴にコッターピンを移し、昇降 アームとヨークをを外す decal117-4766 117-4766 1. ファンによる切傷や手足の切断の危険可動部に近づかな いこと 使用時にはすべての安全カバー類を正しく取り付け ておくこと。 decal106-6755 106-6755 1. 冷却液の噴出に注意。 2. 爆発の危険オペレーターズ 4. マニュアル を読むこと。 3. 警告高温部に触れないこ と。 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 decal120-8947 120–8947 1. decal98-4387 98-4387 1. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 5 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 4.
decal121-3884 121-3884 1. エンジン 停止 2. エンジン予熱 3. エンジン 始動 decal121-5644 121–5644 1. ライトスイッチ 2. 入 3. PTO 4. 切 6. 低速 7. 8. 下降 上昇 9. decal106-6754 106-6754 オペレーターズマニュアル を読むこと。 5. 高速 decal121-3887 121-3887 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 6 1. 警告高温部に触れないこと。 2.
decalbatterysymbols バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 爆発の危険 2. バッテリーに人を近づけな いこと。 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 保護メガネ等着用のこと爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり。 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと。 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 1. 5. 6. 9. オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 禁止。 を読むこと。 decal125-4605 125-4605 1. 電動シート 2. ワークライト 3. エンジン 4. 5. ライター インフォセンター 6. 7. 電気 コントローラ 8. 9. 電気 コントローラ 10. decal133-8062 133-8062 キャブ decal120-1670 120-1670 1. トラクションユニットの速度 2. 低速 3.
decal120-1683 120-1683 1. 2. 3. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと 必ず講習を受け てから運転すること。 4. 警告斜面に駐車しないこと平らな場所で、駐車ブレーキを掛 け、カッティングユニットを下降させ、エンジンを停止させ、マ シンから離れる場合にはキーを抜き取ること。 警告 このマシンの牽引を行う前に、 オペレーターズマニュ 5. 異物が飛び出す危険作業場所に人を近づけないこと。 アル を読むこと。 転倒の危険 旋回する時は速度を落とすこと高速でターンしない 6.
decal138-1186 138-1186 (CE 基準に適合させる場合に P/N 120-1683 の上から貼り付ける) 注 この機械は、業界で推奨される最大傾斜角度を用いた前後方向および左右方向の標準安定試験に合格しており、使用を認められる法 面の最大角度がデカルに記載されています。斜面で運転する場合の条件や注意点について、また、特殊な天候や場所条件のもとで この機械を使用することができるかどうかを判断する方法について、 オペレーターズマニュアル で確認してください。同じ斜面上であっ ても、地表面の条件が変われば運転条件が変わります。斜面では可能なかぎりカッティングユニットを地表面まで下げておいてくださ い。斜面上でカッティングユニットを上昇させると機体が不安定になる恐れがあります。 1. 2. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。必ず講習を受け てから運転すること。 5.
decal138-6983 138-6983 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 1 用途 必要なパーツはありません。 – フードロックブラケット リベット ねじ ¼ x 2" 平ワッシャ ¼" ロックナット ¼" 前ホースガイド 右 前ホースガイド 左 1 2 1 2 1 1 1 必要なパーツはありません。 – ターフ補正スプリングを調整します。 5 カッティングユニットのキックスタンド 1 カッティングユニットにキックスタンドを 取り付けます。 6 必要なパーツはありません。 – マシンのグリスアップを行ってください。 7 必要なパーツはありません。 – 後アクスルオイル、油圧オイル、エンジ ンオイルの量を点検します。 8 ゲージバー 1 ゲージバーは刈高の調整に使用します。 9 警告表示ステッカー CE 用ステッカー 製造年表示ステッカー 1 1 1 CE デカルを貼り付けます。 2 3 4 サポートローラを調整します. CE規格適合用フードロックを取り付けま す.
1 2 サポートローラを調整する CE 規 格 に 適 合 さ せ る た め に フードにロックを取り付けま す。 必要なパーツはありません。 手順 この作業に必要なパーツ トラクションユニットに取り付けるカッティングユニッ トの刈り幅に合わせて、サポートローラを以下のよう に調整する 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エンジンを 停止し、キーを抜き取る。 • 27" のカッティングユニットの場合、サポートアセン ブリのチャネルの上穴にローラを取り付ける図 3。 • 32" のカッティングユニットの場合、サポートアセン 1 フードロックブラケット 2 リベット 1 ねじ ¼ x 2" 2 平ワッシャ ¼" 1 ロックナット ¼" 手順 ブリのチャネルの下穴にローラを取り付ける図 3。 1. フードラッチブラケットからフードラッチを外す図 4。 g019541 図3 1. サポートアセンブリのチャ ネル材 3. 32" のカッティングユニット にはこの穴を使用. g200373 図4 2. 27" のカッティングユニット にはこの穴を使用.
g012630 図7 g012628 1. フードラッチブラケット 2. フードラッチ 1. 図5 リベット フードロックブラケットのもう一つのアームにボルト を差し込んでラッチをロックする図 8。 8. 3. フードからフードラッチブラケットを外す。 4. CEロックブラケットとフードラッチブラケットの穴を 整列させてフードにセットする。 注 ロックブラケットをフードに当てて取り付ける 図 5。 ロックブラケットアームからボルトナットアセンブリ を外してしまわないこと。 g012631 図8 1. ボルト 2. ナット 3 g012629 図6 2. ボルトナットアセンブリ 5. フードの内側にある穴に、ワッシャを整列させる。 6. ブラケットとワッシャをフードにリベットで固定す る図 6。 7. フードラッチブラケットにフックをかける図 7。 フードロックブラケットの アーム ボルトをしっかりと締め付けるが、ナットは締め 付けない。 9. 1. CE 用ロックブラケット 3.
4. 同梱されているカッティングユニット用 オペレー ターズマニュアルに従って、希望の設定に組み立 D. て、調整を行う。 5. カウンタウェイト(図 9) を、決められている側に 取り付けるカッティングユニットの オペレーター ズマニュアル を参照。 スプリングチューブのボルトを、反対側の キャリアフレームのタブに取り付け、フラン ジナットで固定する。 注 ボルトは、図 11に示すように、頭部が外 側にくるように取り付ける。 g003967 図 11 1. 反対側のキャリアフレーム タブ E. 6. カウンタウェイト どのカッティングユニットも、カッティングユニット の右側にターフ補正スプリングを取り付けて出荷 している。ターフ補正スプリングは、リール駆動 用モータを取り付ける側に取り付ける必要があ る。以下の要領で、ターフ補正スプリングの位 置換えを行う A.
g015160 図 13 1. ホースガイド図は左用 2. ロッドブラケット 3. ナット g019602 図 14 1. ホースガイドは、それぞれ中央カッティングユニットに向かって傾斜するのが正しい。 注 カッティングユニットをトラクションユニット に取り付ける時には、ロッドブラケットの隣 にあるスプリングロッド穴にヘアピンコッター を、忘れずに取り付けてください。トラクショ ンユニットを外している時は、必ずヘアピン コッターをロッドの端の穴に差し込んでおい てください。 7.
10. フロントに取り付けるカッティングユニットは、昇 降アームの下に入れるときにキャリアフレームの シャフトを昇降アームのピボットヨークに挿入する 図 16。スラストワッシャがキャリアフレームのシャ フトの所定位置にあることを確認すること。 11. クリックピンを使って、キャリアフレームシャフトを 昇降アームのヨークに固定する図 16。 12. カッティングユニットが首振りしないように固定する には、スナッパピンを使ってピボットヨークをキャ リアフレームに固定します図 17。 g033150 図 15 1. 六角ソケットねじ 3. キャリアフレーム 2. ピボットスペーサ 4. フランジロックナット 8. 全部の昇降アームを完全に下降させる。 9. キャリアフレームのシャフトにきれいなグリスを 塗る 図 16 。 g015977 図 17 1. スナッパピン 注 法面では、カッティングユニットを固定する ことをお奨めします。 13. 刈高が 19 mm を超える場合、後カッティングユ ニットは以下の手順で調整する。 A.
注 カッティングユニットの オペレーターズマニュア ル に従って、決められたリンクを使用すること。 4 ターフ補正スプリングを調整 する 必要なパーツはありません。 手順 g003948 図 19 1. 昇降アームのチェーン 2. チェーンブラケット 3. ターフ補正スプリング図 21は、カッティングユニットの 前から後ろへの「体重移動」を行う働きがあります。 これにより、マーセリングやボビングと呼ばれる「波 打ったような」仕上がりを防いでいます。 スナッパピン 15. リールモータのスプラインシャフトにきれいなグリ スを塗りつける。 16. リールモータのOリングにオイルを塗りつけ、モー タのフランジに取り付ける。 17. モータを手に持ち、右回りにひねってモータのフラ ンジをボルトから逃がしながら、キャップスクリュ にモータをセットする(図 20)。 重要 この調整は、カッティングユニットをトラクタに 取り付け、ユニットを真っ直ぐ前に向けて床に降ろし た状態で行ってください。 1.
5 カッティングユニットのキックス タンドの使い方 この作業に必要なパーツ カッティングユニットのキックスタンド 1 手順 ベッドナイフやリールを見るためにカッティングユニット を立てる場合には、ベッドバー調整ねじのナットが床面 に接触しないように、カッティングユニットの後ろ側につ いているスタンドで支えてください図 22。 g004144 図 23 1. チェーンブラケット 2. スナッパピン 3. カッティングユニットのキッ クスタンド 6 グリスアップを行う 必要なパーツはありません。 手順 g003985 使用を開始する前に、各部の潤滑を行ってください。 作業要領は潤滑 (ページ 51)ページに記載されていま す。この作業を怠るとマシンに急激な磨耗が発生しま すから注意してください。 図 22 1.
7 液量を点検する 必要なパーツはありません。 手順 1. エンジンを初めて作動させる前に、後アクスルオ イルの量を点検する 後アクスルのオイル量を点 検する (ページ 62) を参照。 2. エンジンを初めて作動させる前に、油圧オイルの 量を点検する 油圧オイルの量を点検する (ページ 67) を参照。 g004552 図 24 エンジンを初めて作動させる前に、エンジンオイ ルの量を点検する エンジンオイルの量を点検す る (ページ 54) を参照。 3. 8 1. ゲージバー 4. グルーマ搭載時にグルーマ の刃先の高さ調整に使う穴 2. 3. 高さ調整ねじ ナット 5.
製品の概要 刈り込み速度リミッタ 刈り込み速度リミッタ図 26を上位置にセットすると、事 前にセットしてある刈り込み速度での走行になり、カッ ティングユニットが回転できるようになります。スペー サ1枚で、速度が 0.
トのブレードが回転を開始します。PTO ボタンを戻すと カッティングユニットのブレードが回転を停止します。 g021208 図 27 1. 昇降コントロールレバー 4. PTO スイッチ 2. キースイッチ 5. エンジン速度スイッチ 3. インフォセンター 6. ヘッドライトスイッチ g010239 図 28 1. 電源ソケット 2. ファン 3. 4.
座席を調整する の使 い 方 イ ン フ ォ セ ン タ ー LCDの インフォセンター LCD は、マシンの運転状態、不具合 診断など、マシンに関わる様々な情報を表示します図 31。インフォセンターには初期画面スプラッシュ画面と メイン画面があります。インフォセンターのどのボタンで も、押せば初期画面とメイン画面とをいつでも切り替え ることができ、また、矢印ボタンで選択することによっ て、希望する項目の内容を確認することができます。 前後調整レバー レバーを外側に引いて座席を前後に移動させます図 30 。 運転席アームレスト調整ノブ ノブを回してアームレストの角度を調整することがで きます 図 30 。 背板調整レバー レバー動かしてシートの背板の角度を調整します(図 30)。 体重調整ゲージ 適正に調整できると、インジケータに表示が出ます図 30。高さ調整は、緑色の範囲内でサスペンションの位 置を変えて行ないます。 g020650 図 31 1. 体重調整ゲージ 4. 座席背板調整レバー 2. 体重調整レバー 5. アームレスト調整ノブ 3.
インフォセンターのアイコン 定期 整 SERVICE DUE定 備時期です イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア イ コ ン (cont'd.
イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア イ コ ン (cont'd.
F Reel RPM前リール rpm 前リールの回転速度計算値を 表示します。リール速度は手 動で調整することもできます R Reel RPM後リール rpm 後リールの回転速度計算値を 表示します。リール速度は手 動で調整することもできます * 「オペレータ向け」のメッセージのみが翻訳表示され ます。故障、整備、診断の画面は「整備士向け」メッ セージです。タイトルは選択された言語で表示されます が、本文は英語表示となります。 g028523 図 32 保護メニューで保護されます ― アクセスには PIN の入力が必要です 2.
前後のリール速度の設定方法 「保護メニュー」の設定内容を閲覧・変更することが できます。「保護メニュー」にアクセスしたら、下へ スクロールして「設定を保護」Protect Settingsへ進 みます。右ボタンを使って設定を変更します。Protect Settings設定を保護をOFFにすると、PIN コードを入 力しなくても、保護メニューの内容を閲覧・変更するこ とができるようになります。「設定を保護」をONにす ると、保護されている内容は表示されなくなり、これ らを閲覧・変更するには PIN コードの入力が必要とな ります。PIN コードを入力した時は、キースイッチを OFF にし、もう一度キーを ON にすると、このパス ワードが記憶されます。 前後のリールの速度は、刃数、刈り込み速度および刈 高からインフォセンターが自動的に計算しますが、いろ いろな刈り込み条件に対応するために速度設定を手動 で変更することができるようになっています。 1. 変更するには、 F Reel RPM、R Reel RPM また はその両方までスクロールしてください。 2.
運転操作 毎日の運転前に、保守 (ページ 48)に記載されている 「使用ごと/毎日の典型整備」を行ってください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 燃料を補給する 運転の前に 燃料タンク容量 運転前の安全確認 83 リットル 安全に関する一般的な注意 燃料についての仕様 • • • • • • • 重要 超低イオウ軽油以外の燃料は使用しないでくださ 排ガ ス 酸 化 触 媒 を い 。 イ オ ウ 分 の 多 い 燃 料 は 、 DOC排 劣化させ、運転トラブルを発生させ、エンジンの各 機器の寿命を縮めます。 以下の注意を守らないと、エンジンを破損させる場 合があります。 子供やトレーニングを受けていない大人には、絶対 に運転や整備をさせないでください地域によっては 機械のオペレータに年齢制限を設けていることがあ りますのでご注意ください。オーナーは、オペレータ 全員にトレーニングを受講させる責任があります。 安全な運転操作、各部の操作方法や安全標識など に十分慣れておきましょう エンジンを停止させ、キー付きの機種ではキーを抜 き取り、各部の動作が完全に停止したのを確認して
気温が -7° 以上の季節には夏用燃料を使用する方が、 燃料ポンプの寿命を延ばします。 バイオディーゼル この機械はバイオディーゼル燃料を混合したB20燃料 バイオディーゼル燃料が20、通常軽油が80 を使用す ることができます。 イ オ ウ 含 有 率 超低イオウ<15ppm バ イ オ デ ィ ー ゼ ル 燃 料 の 仕 様 ASTM D6751 または EN14214 ブ レ ン ド 燃 料 の 仕 様 ASTM D975、EN590 または JIS K2204 重要 ただし、混合されている軽油のイオウ含有量は 極低レベルである必要があります。 g200372 図 34 以下の注意を守ってお使いください。 • 着色したターフを汚す可能性があります。 • 寒い地方ではB5バイオディーゼル燃料が5またはそ れ以下の製品を使用すること。 1.
• • • • • • • • • • ぬれた芝の刈り込みは避けてください。接地力が落 ちてスリップする危険が高くなります。 カッティングユニットに手足を近づけないでください。 バックするときには、足元と後方の安全に十分な 注意を払ってください。 見通しの悪い曲がり角や、茂み、立ち木などの障 害物の近くでは安全に十分注意してください。 刈り込み中以外は必ずカッティングユニットを止め ておいてください。 旋回するときや道路や歩道を横切るときなどは、 減速し周囲に十分な注意を払ってください。常に道 を譲る心掛けを。 エンジンは換気の十分確保された場所で運転してく ださい。排気ガスには致死性ガスである一酸化炭 素が含まれています。 エンジンの掛かっているマシンからは離れないで ください。 運転席を離れる前に – 平らな場所に駐車する。 – カッティングユニットを停止させ、アタッチメン トを降下させる。 – 駐車ブレーキを掛ける。 – エンジンを止め、キーのある機種ではキーを 抜き取る。 – 全ての動きが停止するのを待つ。 機械の運転は十分な視界の確保ができる適切な 天候条件のもとで行ってください。落雷の危険があ
エンジンの始動手順 重要 以下の場合には、燃料システムのエア抜きを 実施する必要があります • 燃料切れでエンジンが停止した時 • 燃料系統の整備作業を行った時 1. 3. キーを RUN 位置に回す。 グローランプが消えたら、キーをSTART位置に 回す。 5. 6. 事故防止のため、キーは抜き取っておく。 刈り込み 注 エンジンに過大な負荷を掛けるような刈り込みをす ると、より多くの DPF 再生が必要になります。 注 グローランプの点灯を確認する。 4. 5. エンジン速度スイッチは、2つのエンジン速度モードを 切り換えます。スイッチを軽くたたくと、エンジン速度を 100rpmずつ増加または減少させることができます。ス イッチの端を長押しすると、エンジン速度は自動的にハ イアイドルまたはローアイドルになります。 注 駐車ブレーキが掛かっていることを確認する。 エンジン速度スイッチをローアイドル位置にセッ トする。 キーを OFF 位置に回す。 エンジン速度スイッチ 走行ペダルから足を外し、ペダルがニュートラル 位置にあることを確認する。 2. 4. 1.
重要 エンジンを低速で回している時間が長いと、すす フィルタにすすがたまります。アイドリングや低速回転 での使用をできるだけ短くしましょう。 を DPF にためないようにするには、以下のような注意 が必要です • エンジンが作動している間は常に DPF のパッシブ 再生が行われていますので、エンジンは可能な限 りフルスロットルで使用して再生を促進するように してください。 DPF へ の す す の 蓄 積 • らの経過時間が 100 時間になるとリセット再生が行 われ、再生中はエンジンのコンピュータから「再生 中」のお知らせがインフォセンターに表示されます。 マシンを使用するにつれて、DPF 内部のすすフィル タにすすが蓄積してきます。DPF 内のすすの蓄積 具合は、エンジンのコンピュータが監視しています。 • リセット再生が終了するまで待ち、その後にエンジ ンを停止するようにしてください。 蓄積量が一定レベルになると、DPF フィルタの再生 が必要であることをコンピュータが知らせてきます。 • DPF の再生とは、DPF を高温にして内部のすすを • DPF のバック圧が高すぎたり前
DPF へ の 灰 の 蓄 積 • 軽い灰は排気管から放出されますが、重い灰は フィルタ内部に残ります。 • 灰は、再生の結果としてできるものです。よって、 機械の稼働時間が長くなるにつれ、放出されない 灰が蓄積してきます。 • すすの蓄積量が所定量に達すると、エンジンのコン ピュータからインフォセンターへ、エンジン不具合 情報が送信されます。 • この不具合警告は、DPF の整備が必要であること を示しています。 • 警告などを表示するとともに、コンピュータは、灰 の蓄積レベルに合わせてエンジンの出力を落とし ます。 • DPF 内のすすの蓄積量は、エンジンのコンピュータ が計算しています。 イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア ド バ イ ス お よ び エ ン ジ ン 警 告 メ ッ セ ー ジ — Ash Accumulation 表示レベル レベル 1 エン ジン警告 不具合コード エンジン速度を落とす エンジン出力レート 推奨される対応 なし コンピュータはエンジン パワーを 85に下げる DPF の整備を行う ディー ゼル酸化触媒 DOC とす すフィルタ
DPF の 再 生 の 種 類 マ シ ン が 稼 働 中 に 実 行 さ れ る DPF 再 生 の 種 類 再生の種類 DPF 再 生 の 条 件 DPF 再 生 動 作 の 内 容 パッシブ マシンの通常運転中エンジン高速回転中または高負 荷回転中に行われる。 • パッシブ再生はインフォセンターに表示されない。 • パッシブ再生中、DPF は高温の排気を利用して有 害な排気を酸化させ、すすを燃焼させて灰にする。 DPF のパッシブ再生 (ページ 35)を参照。 アシスト エンジンを低速運転した、低負荷で運転した、また は DPF のバック圧が高いことをコンピュータが検知 することが原因で実行される。 • アシスト再生はインフォセンターに表示されない。 • アシスト再生中は、エンジンのコンピュータがエン ジンの設定を調整して排気温度を高める。 DPF のアシスト再生 (ページ 35)を参照。 リセット 100 運転時間ごとに実行される また、アシスト再生によってもすすの量を十分に減ら すことができない時にも実行される。 インフォセンターに排気高温アイコン された場合には、再生が進行中
DPF 再 生 メ ニ ュ ー へ の ア ク セ ス テクニカルメニュー 重要 日常の刈り込みをスムーズに進めるために、す す の 蓄 積 が 100% に な る 前 に 再 生 を し て お き た い 場 合があると思われます。前回の再生 リセット、駐車、 ま た は リ カ バ リ 終 了 か ら 50 運 転 時 間 以 上 が 経 過 し て いればこれが可能です。 DPF 再 生 メ ニ ュ ー へ の ア ク セ ス 1. 整備Serviceメニューから、中央ボタンで下へ スクロールして DPF REGENERATION メニューに 入る 図 40 。 これには、整備士Technicianメニューで現在までの 経過時間と現時点でのすすの蓄積レベルを確認を確 認します。 DPF Regeneration メニューで、中央ボタンを押して整 備士 TECHNICIAN オプションに移動し、右ボタンで中 に入る 図 42 。 g227667 図 40 2.
DPF の パ ッ シ ブ 再 生 DPF 稼 働 記 録 表 (cont'd.) • 状態 内容 Normal DPF は通常稼働状態パッシブ再生 Assist Regen エンジンコンピュータがアシスト再生を実 行中 Reset Stby • パッシブ再生は、エンジンの通常運転の一部として 行われます。 • DPF 再生を促進させるために、エンジンは可能 エンジンコンピュー タがアシスト再生を 試みているが以下 の内のひとつが原 因で実行できない 状態 な限りフルスロットルで、かつ高負荷で使用して ください。 DPF の ア シ ス ト 再 生 再生禁止設定が ON になっている • 排気温度が低すぎ て再生できない Reset Regen エンジンコンピュータがリセット再生を実 行中 Parked Stby エンジンコンピュータからオペレータに対し て駐車再生を要求中 Parked Regen オペレータから駐車再生の要求があり、 その処理中 Recov. Stby エンジンコンピュータからオペレータに対 してリカバリ再生を要求中 Recov.
• DPF 再生を促進させるために、エンジンは可能 な限りフルスロットルで、かつ高負荷で使用して ください。 • リセット再生中は、インフォセンターにアイコンが表 示されます。 • リセット再生中は、出来うる限りエンジンを止めたり エンジンの速度を落としたりしないでください。 重要 可能な限り、リセット再生が終了するまで 待ち、その後にエンジンを停止するようにしてくだ さい。 定期的リセット再生 過去 100 運転時間以内に、再生リセット、駐車、リカ バリが終了できなかった場合、エンジンコンピュータは リセット再生を試みます。 g227304 図 47 再生禁止の設定 2.
駐車再生とリカバリ再生 • 駐車再生やリカバリ再生が必要になると、インフォ センターに再生要求アイコン図 51が表示されます。 g224394 図 49 g224404 図 51 注 排気温度が低すぎる場合には、インフォセンター上 にアドバイス NO.
DPF 稼 働 記 録 表 が ロ ッ ク さ れ る 場 合 エンジンコンピュータがリカバリ再生を要求してい る、またはリカバリ再生の処理中である時には、駐 車再生 PARKED REGEN を選択することはできませ ん。駐車再生はロックされ、施錠アイコン図 58がイ ンフォセンターの右下に表示されます。 • g224398 図 54 重 要 PTO を 使 用 す る に は 、 駐 車 再 生 を 行 う 必 要 ペー が あ り ま す 駐 車 再 生 や リ カ バ リ 再 生 の 準 備 (ペ と 駐 車 再 生 や リ カ バ リ 再 生 の 実 施 (ペ ペー ジ ジ 38)と を参 照 。 39)を 注 ホーム画面に PTO 無効アイコンが表示されま す 図 55 。 g224625 図 58 エンジンコンピュータがリカバリ再生を要求してい いないのに、リカバリ再生 RECOVERY を選択する ことはできません。リカバリ再生はロックされ、施 錠アイコン図 59がインフォセンターの右下に表示 されます。 • g224415 図 55 リカバリ再生のメッセージ リカバリ再
駐車再生やリカバリ再生の実施 注意 になる。 DPF 再 生 中 の 排 気 は 高 温 お よ そ 600°Cに 高温の排気は人体に悪影響を及ぼす恐れがある。 • 絶対に締め切った場所でエンジンを運転しな いこと。 • 排気系統の周囲に可燃物を放置しないこと。 • 高温になっている排気系統各部に触れないこ と。 • 排気管の近くに立たないこと。 重要 エンジンの速度設定を上げたり、駐車ブレーキを 解 除 し た り す る と 、 DPF 再 生 は キ ャ ン セ ル さ れ ま す 。 1. g224414 DPF Regeneration メニューで、中央ボタンを押 して駐車再生開始 PARKED REGEN START また はリカバリ再生開始RECOVERY REGEN START オ プションに移動し図 60、右ボタンで再生を開始 する 図 60 。 g227678 図 61 3.
g224406 g224416 図 65 7. g224626 エンジンコンピュータがエンジンの状態と不具合情 報をチェックする。インフォセンターに、以下の表 にあるようなメッセージが表示される場合がある メッセージの確認と修正操作の一覧表 g224630 図 63 5. インフォセンターの画面に、再生開始中INITIATING DPF REGEN と表示される図 64。 修 正 操 作 再生メニューを中止し、マシンを通常通りに運転する。 前回の再生から 50 運転時間以上経過すれば再生が実施可 能 最後の再生からの経過時間 (ページ 34)を参照。 g224411 修 正 操 作 エンジンの不具合を修正してから DPF 再生を行う。 g227681 図 64 6.
メ ッ セ ー ジ の 確 認 と 修 正 操 作 の 一 覧 表 (cont'd.) 修 正 操 作 エンジンをローアイドル速度にする。 g224392 修 正 操 作 エンジンコンピュータの不具合を修正してから DPF 再生を行う。 8. 図 67 インフォセンターはホーム画面となり、再生実 施中は画面右下に再生実施中アイコン図 66が 表示される。 注 再生に失敗した場合は、インフォセンターに アドバイス No. 184図 67が表示される。左ボタ ンを押してホーム画面に戻る。 g224403 図 66 注 DPF 再生中は、インフォセンターに高温排気 アイコン 9. が表示されます。 駐車再生やリカバリ再生が終了すると、インフォ センターにアトバイスNO.
駐車再生やリカバリ再生をキャンセルするには 各カウンタバランスを、4種類の設定のうちの1つに設 定してください。位置をつずらすごとに、カッティングユ ニットに掛かる圧力が 2.3kg 増加または減少します。 カウンタバランスをゼロにしたい場合には、スプリング を第1スプリングアクチュエータの裏側第4番目の位 置にセットしてください。 駐車再生やリカバリ再生をキャンセルするには、キャ ンセル設定を行います。 1. DPF 再生メニューにアクセスする図 69。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下 させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止さ せてキーを抜き取る。 2. 調整作業の最中に、スプリングのテンションが掛 からないようにするため、スプリングの長い方 の端にパイプなどを通してスプリングの力を殺し ておく 図 71 。 注意 スプリングには強い張力がかかっており、不 用意に取り扱うとけがをする。 スプリングを調整する時には十分注意するこ と。 g227305 図 69 3. 2.
g015079 図 72 1. スイッチ g200378 3. 4. 図 73 スイッチの取り付けねじ図 72をゆるめ、スイッ チの位置を上げると、昇降アームの旋回高さが 高くなり、下げると、昇降アームの旋回高さが 低くなる。 取り付けボルトを締め付ける。 1. 上部フレーム 2. クレビスピン 警告 ROPSを注意深く倒してストップで支える。 4. クレビスピンを下側の穴に差し込み、スナップ ピンで固定して上部フレームを倒した状態に固 定する。 5.
注 PTOが回転を開始しなければ正常。PTOが回 転する場合はインタロックスイッチが故障している ので、必ず運転前に修理する。 • 常に機械全体の安全を心掛け、また、ボルト、 ナット、ねじ類が適切に締まっているかを確認して ください。 • 磨耗したり破損したりしている部品は安全のために 交換してください。 7. 着席し、駐車ブレーキを掛け、エンジンを始動 させる。 • シートベルトとその取り付け部が適切に機能してい ることを確認してください。 8.
運転終了後に 運転終了後の安全確認 安全に関する一般的な注意 • エンジンを停止させ、キー付きの機種ではキーを抜 き取り、各部の動作が完全に停止したのを確認して から運転位置を離れる。調整、整備、洗浄、格納 などは、機体が十分に冷えてから行う。 • 火災防止のため、カッティングユニットや駆動部、 マフラー、冷却スクリーン、エンジン構成品の周囲 に、草や木の葉、ホコリなどが溜まらないようご 注意ください。オイルや燃料がこぼれた場合はふ き取ってください。 • 格納保管中やトレーラで輸送中は、燃料バルブを 閉じておいてください。 • 移動走行時など、刈り込みなどの作業をしていな い時には、アタッチメントの駆動を解除しておいて ください。 • 必要に応じてシートベルトの清掃と整備を行って ください。 • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容 器を保管格納しないでください。 g200995 図 74 1. 車両前部のロープ掛けポ イント 2.
後退方向に押して 引いて 移動させる ための準備 重要 機械を後ろに押して移動させる場合には、最初 輪駆 動 マ ニ ホ ル ド の チ ェ ッ ク バ ル ブ を バ イ パ ス さ せ に 4輪 る必要があります。 この作業のためには以下のパーツが必要となります • Toro パーツ番号59-7410 診断用フィッティング • Toro パーツ番号354-79診断用フィッティングキャップ • Toro パーツ番号95-8843 油圧ホース • Toro パーツ番号95-0985カップラ用フィッティング2個 • Toro パーツ番号340-77 油圧フィッティング2個 1. 後部走行マニホルドのポート M8 と P2 との間に あるマークなしのポートに故障診断用フィッティン グを取り付ける図 75。 g033132 図 76 1. 3. 後退走行油圧テストポート 2.
注 バルブの締め付けトルクが 7-11 N·m 0.7-1.1 kg.m = 5-8 ft-lbを超えないようにするこ と。 緊急時の牽引移動 前進方向のみの 場合 機械を前進方向のみに移動させる場合には、バイパス バルブを開くだけで移動できるようになります。 重要 機械を前進・後退の両方向みに移動させる場合 には、 後退方向に押して 引いて 移動させるための準 ペー ジ 46)を を参 照 し て く だ さ い 。 備 (ペ 1. フードを開けて中央のシュラウドを外す。 2. バイパスバルブを右または左に90°回転¼分の 1回転 させるとバルブが開いて内部でバイパス が形成される図 77。 注 オイルがバイパスされ、トランスミッションを 破損することなく機械を前進方向に押して移動 できるようになります。 バルブを開けた状態と閉じた状態を覚えておいて ください。 3. エンジンを掛ける時にはバルブを元通りに90度¼ 回転 閉める。 注 バルブの締め付けトルクが 7-11 N·m 0.7-1.1 kg.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 保守作業時の安全確保 • • 機体の下で作業する場合には、必ずジャッキスタン ドで機体を確実に支えてください。 • 機器類を取り外すとき、スプリングなどの力が掛 かっている場合があります。 • マシン各部が良好な状態にあり、ボルトナット類が 十分にしまっているか常に点検してください。 • 読めなくなったステッカーは貼り替えてください。 • 機械の性能を完全に引き出し、かつ安全にお使い いただくために、交換部品は純正品をお使いくだ さい。他社の部品を御使用になると危険な場合が あり、製品保証を受けられなくなる場合がありま すのでおやめください。 運転席を離れる前に – 平らな場所に駐車する。 – カッティングユニットを停止させ、アタッチメン トを降下させる。 – 駐車ブレーキを掛ける。 – エンジンを止め、キーのある機種ではキーを 抜き取る。 – 全ての動きが停止するのを待つ。 • 保守作業は、各部が十分冷えてから行ってくださ い。 • 可能な限り、エンジンを回転させながらの整備はし ないでください。可動部に近づかないでください。
整備間隔 整備手順 400運転時間ごと • エアクリーナの整備を行う。エアクリーナのインジケータが赤色になったらその時 点で整備を行う。ちりやほこりの非常に多い環境で使用しているときには頻繁な整 備が必要となる。 • 燃料ラインに劣化や破損、ゆるみが発生していないか点検する。 • 燃料フィルタのキャニスタは所定時期に交換してください。 • エンジンの燃料フィルタを交換する。 • プラネタリドライブ端部にガタがないか点検する。 • プラネタリギアオイル量を点検する (オイル漏れを発見した場合はすぐに点検する)。 • 後アクスルのオイル量を点検する。 (エンジンを初めて作動させる前にも点検する。) • 後アクスルのギアボックスのオイルを点検する。 (初めてエンジンを始動する前に も点検する。) 800運転時間ごと • 燃料タンクを空にして内部を清掃します。 • 前側のプラネタリギアのオイルを交換します。 (または1年に1回のうち早く到達した 方の時期)。 • 後アクスルのオイル交換を行う。 • 後輪のトーインの点検を行う。 • 推奨されていない油圧オイルを使用している場合、代替品のオイルを使用した場合に
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 インタロックの動 作を点検する。 ブレーキの動作を 確認する。 エンジンオイルと 燃料の量を点検 する。 冷却水の量を点 検する。 燃料・水セパレー タの水抜きを行 う。 エアフィルタの整 備時期表示を確 認する。 ラジエター、オ イルクーラ、スク リーンの汚れ具合 を点検する。 エンジンから異常 音がないか点検 する。 1 運転操作時に異 常音がないか点 検する。 油圧オイルの量 を点検する。 油圧ホースの磨 耗損傷を点検す る。 オイル漏れなど。 タイヤ空気圧を点 検する 計器類の動作 リールとベッドナ イフの摺り合わせ 刈高の調整の点 検。 グリスアップ。2 塗装傷のタッチ アップ 1. 始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズルを点検する。 2.
要注意個所の記録 点検担当者名 内容 日付 記事 1 2 3 4 5 6 7 8 重要 エンジンの整備についての詳細はエンジンマニュアルを、カッティングユニットの整備にはカッティング ユニットマニュアルを参照してください。 注 www.Toro.com から、この機械に関する配線図と油圧回路図をダウンロードすることができます。弊社ホーム ページからマニュアルへのリンクをご活用ください。 整備前に行う作業 潤滑 フードの外しかた ベアリングとブッシュのグリス アップ 1. ラッチ図 78を外し、フードを開ける。 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 定期的に、全部の潤滑個所にNo.2汎用リチウム系グリ スを注入します。通常の使用では 50 運転時間ごとに 行いますが、機体を水洗いしたあとは整備間隔に関係 なく直ちにグリスアップしてください。 グリスアップ箇所は以下の通りです • ブレーキシャフトのピボットベアリング5ヶ所 図 79 g200373 図 78 1. フードのラッチ 2ヶ所 g009704 2.
g009705 図 80 g015159 図 82 ステアリングシリンダのボールジョイント 2ヶ所 図 81 • • 昇降シリンダのブッシュカッティングユニット 1 台 に 2 ケ所 図 82 • 昇降アームのピボットブッシュカッティングユニット 1 台に 1 ケ所 図 83 • カッティングユニットのキャリアフレームカッティング ユニット 1 台に 2 ケ所 図 83 • 昇降アームのピボットカッティングユニット 1 台に 1 ケ所 図 83 g009706 図 81 1.
エンジンの整備 エンジンの安全事項 • エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めて 行ってください • エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。 エアクリーナの整備 g011503 図 85 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと—エアクリーナの整備を 行う。エアクリーナのインジケータが 赤色になったらその時点で整備を行 う。ちりやほこりの非常に多い環境 で使用しているときには頻繁な整備 が必要となる。 1. 2. エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がないか点検 してください。破損していれば交換してください。吸 気部全体について、リーク、破損、ホースのゆるみ などを点検してください。 整備時期インジケータ ラッチ 3. カバー 3. ボディーからカバーを外す。 4. フィルタを外す前に、低圧のエア 2.75 bar = 2.
は絶 対 に 洗 わ な い で く だ 重 要 安 全 フ ィ ル タ 図 87は 回目 の 整 備 さい。安全フィルタは、主フィルタの3回 時に新しいものと交換してください。 エンジンオイルの量を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 エンジンにはオイルを入れて出荷していますが、初回 運転の前後に必ずエンジンオイルの量を確認してく ださい。 重要 エンジンオイルの量は毎日点検してください。 油 量 が デ ィ ッ プ ス テ ィ ッ ク の FULL マ ー ク よ り 上 に あ る場合は、オイルが燃料で薄められている可能性が あります。 油 量 が FULL マ ー ク よ り 上 に あ る 場 合 は 、 エ ン ジ ン オ イルを交換してください。 エンジンオイルを点検する最もよいタイミングは、その 日の仕事を始める直前、エンジンがまだ冷えているうち です。既にエンジンを始動してしまった場合には、一旦 エンジンを停止し、オイルが戻ってくるまで約 10 分間 程度待ってください。油量がディップスティックのADD マークにある場合は、FULLマークまで補給してくださ オイ ル を
5. 6. オイルキャップとディップスティックを取り付ける。 フードを降ろし、ラッチを掛ける。 5. 新しいフィルタのシールに薄くエンジンオイルを 塗って取り付ける。 注 フィルタを締めつけすぎないように注意して ください。 エンジンオイルの量 6. 5.7 リットルフィルタ含む エンジンオイルとフィルタの交換 クランクケースにオイルを入れる エンジンオイル の量を点検する (ページ 54)を参照。 とす デ ィ ー ゼ ル 酸 化 触 媒 DOCと すフィルタの整備 整 備 間 隔 : 250運転時間ごと 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下 させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止さ せてキーを抜き取る。 2.
燃料系統の整備 ウォーターセパレータの整備 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—水セパレータか ら水や異物を流し出す。 危険 燃料や燃料蒸気は条件次第で簡単に引火 爆発 する。発火したり爆発したりすると、やけどや火 災などを引き起こす。 • 400運転時間ごと—燃料フィルタのキャニスタは 所定時期に交換してください。 燃料補給は必ず屋外で、また、エンジンが 停止して冷えた状態で行う。こぼれた燃料は ふき取る。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は燃料タ ンクの首の根元から25 mm 程度下までとする。 これは、温度が上昇して燃料が膨張したときに あふれないように空間を確保するためである。 • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎を 絶対に近づけない。 • 安全で汚れのない認可された容器で保存し、 容器には必ずキャップをはめること。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下 させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止さ せてキーを抜き取る。 2. 燃料フィルタの下に汚れのない容器をおく。 3.
電気系統の整備 電気系統に関する安全確保 • マシンの整備や修理を行う前に、バッテリーの接続 を外してください。バッテリーの接続を外すときには マイナスケーブルを先に外し、次にプラスケーブル を外してください。接続するときにはプラスを先に接 続し、次にマイナスを接続してください。 • バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良 い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続 や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜 いておいてください。また、安全な服装を心がけ、 工具は確実に絶縁されたものを使ってください。 g021291 図 93 1. 燃料フィルタのヘッド 2. バッテリーの充電と接続 燃料フィルタ 3. フィルタを外してフィルタヘッドの取り付け部をき れいに拭く 図 93 。 4. フィルタのガスケットにきれいなエンジンオイルを 塗る詳細については車両付属のエンジンマニュ アルを参照。 5. ドライフィルタキャニスタを、ガスケットが取り付 け部に当るまで手でねじ込み、そこからさらに 1/2回転締め付ける。 6.
重要 電気系統を保護するため、本機に溶接作業を 行う時には、バッテリーのマイナスケーブルの接続 を外してください。 危険 電解液には硫酸が含まれており、触れると 火傷を起こし、飲んだ場合には死亡する可 能性がある。 • 電解液を飲まないこと。また、電解液を 皮膚や目や衣服に付けないよう十分注意 すること。安全ゴーグルとゴム手袋で目と 手を保護すること。 • 皮膚に付いた場合にすぐに洗浄できるよ う、必ず十分な量の真水を用意しておく こと。 注 50 運転時間ごとまたは1週間に1度、バッテリーを 点検してください。端子や周囲が汚れていると自然放電 しますので、バッテリーが汚れないようにしてください。 以下の要領でバッテリーを清掃してください 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下 させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止さ せてキーを抜き取る。 2. 機体からバッテリーを取り外す。 3. 充電器に接続し、充電電流を 3-4 A にセットす る。 3. 重曹と水でケース全体を洗う。 4. 真水でケースを仕上げ洗いする。 4. 3-4 Aで4-8時間充電する。 5. 5.
走行系統の整備 タイヤ空気圧を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 タイヤは空気圧を高く設定して出荷しています。運転 前に正しいレベルに下げてください。タイヤの適正空 気圧は、0.83-1.03 bar 12-15 psiです。使用開始前 に毎日点検してください。 重要 マシンの性能を適切に発揮させ、また質の高い 刈り込みを実現するために、すべてのタイヤの空気圧 を推奨値に維持してください。タイヤ空気圧は規定値 以下に下げてはならない。 ホイールナットのトルクを点検 する 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 200運転時間ごと g200376 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、 駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを 抜き取る。 図 97 1. 運転席のコンソールパネル 2.
危険 ジャッキに載っている車体は不安定であり、 万一外れると下にいる人間に怪我を負わせる 危険が大きい。 3. • ジャッキアップした状態では車両を始動 しないこと。 • 車両から降りる時は必ず スイッチからキー を抜いておく。 • ジャッキアップしている時にはヤイヤに輪 止めを掛けること。 • 機体をジャッキスタンドで支える。 左右の前駆動輪のうちの一つを持って抜き差し 方向に押し引きし、車輪が動かないことを確認 する。 g225612 図 100 1. 補給プラグ 12 時の位置 2. 点検プラグ 3 時の位置 3. ドレンプラグ 6 時の位置 2. 3 時の位置にある点検プラグを外す図 100。 オイルが点検穴の下ふちまであれば適正である。 g229453 図 99 1. 前駆動輪 4. もう1個のホイールにもステップ3の点検を行う。 5. どちらか一方でもホイールが動く場合は、代理 店に連絡してリビルドしてもらう g225606 プラネタリギアオイルの点検 図 101 1.
800運転時間ごと または1年に1回のうち早く到 達した方の時期 。 ギ ア オ イ ル の 種 類 高品質の SAE 85W-140 ギアオイル プ ラ ネ タ リ ギ ア と ブ レ ー キ ハ ウ ジ ン グ の オ イ ル の 量 0.65 リットル プラネタリギアドライブからのオイル 抜き作業 1. 2. 水平な床面で、補給プラグが時計の 12 時の位 置、点検プラグが 3 時、ドレンプラグが 6 時の位 置を指すように駐車する図 100 プラネタリギアオ イルの点検 (ページ 60)を参照。 1. 補給プラグがが時計の 12 時を指し、点検プラ グ が 3 時の位置を指すようにマシンを駐車す る 図 102 。 7. g225608 図 103 ドレン穴ブレーキハウジン グ 2. ドレンプラグ プラグについている O リングに磨耗や破損がない か点検し、問題がなければ元通りに取り付ける。 注 必要に応じて O リングを交換してください。 プラネタリギアドライブへのオイルの 補給 1.
後アクスルのオイル交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 200 時間 800運転時間ごと 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下 させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止さ せてキーを抜き取る。 2. ドレンプラグ図 107左右端に個と中央に個、全部 で3個あるの周辺をきれいに拭く。 g225607 図 105 4. マシンの反対側ののプラネタリアセンブリとブレー キアセンブリにも、ステップ 1-7 プラネタリギアド ライブからのオイル抜き作業 (ページ 61)とステッ プ1-3の作業を行う。 後アクスルのオイル量を点検 する g009717 図 107 1. ドレンプラグ 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 400運転時間ごと エンジンを初めて作動させる 前にも点検する。 後アクスルには SAE 85W-140 ギアオイルを入れて出 荷しています。容量は2.4 リットルです。 3. オイルが抜けやすいように点検用プラグを抜く。 4. 各ドレンプラグからオイルを抜き、容器で回収 する。 5. プラグを取り付ける。 1.
6. 車輪が回転しないようになったら、ジャムナットを 締めて調整を固定する。 7. エンジンを止め、右側のブレーキを解放する。 8. ジャッキスタンドをはずし、機体を床に下ろす。 9. 試験運転で調整を確認する。 後輪のトーインの調整 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下 させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止さ せてキーを抜き取る。 2. 後輪の前と後ろで、左右のタイヤの中央線間距 離を測るアクスルの高さ位置で計測。 g011488 図 108 1. ギアボックス 2. 点検・補給プラグ 注 前での測定値が、後ろでの測定値より 3 mm 小さければ合格とする図 110。 走行ドライブのニュートラル調 整 走行ペダルが踏みこまれていないときはマシンが停 止していなければなりません。動きだすようでしたら 調整が必要です。 1. 平らな場所に駐車し、エンジンを停止し、速度コ ントロールをローレンジにセットし、カッティング ユニットを床面に降下させる。 2.
5. タイロッド両側のクランプをゆるめる図 111。 6. 外したボールジョイントを内側または外側に1回 転させる。 7. ロッドの連結されていない側のクランプを締める。 8. タイロッドアセンブリ全体を同じ方向内まわりまた は外まわりに1回転させる。 9. ロッドの連結されている側のクランプを締める。 10. アクスルケースサポートのボールジョイント を取 り付け、指締めする。 11. トーインを測定する。 12. 必要に応じてこの操作を繰り返す。 13.
2. ラジエター内部の液量を点検する。 注 ラジエターは補給口の首の部分まで、補助タ ンクはFULLマークまであれば適正です図 112。 3. 冷却液が不足している場合は、水とエチレングリ コール不凍液の 50/50 混合液を補給します 注 水だけの使用や、アルコール系、メタノール 系の冷却液の使用は避けてください。 4. 各タンクのキャップを閉める エンジンの冷却システムの整 備 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 エンジン部、オイルクーラ、ラジエターは毎日清掃し てください。汚れが激しければより頻繁な清掃が必 要です。 1. 2. g020509 図 114 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下 させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止さ せてキーを抜き取る。 1. 後部スクリーンのラッチを外してスクリーンを開 く 図 113 。 ラジ エ タ ー 部 を 水 で 清 掃 す る 重 要 オ イ ル ク ー ラ /ラ と、さびが発生したり、各部の破損が早く進む 恐れがあり、ほこりが固くこびりつくので避けて ください。 5. g200377 図 113 1.
ブレーキの整備 ベルトの整備 ブレーキの調整 オルタネータベルトの整備 ブレーキペダルの遊びが 13 mm以上となったり、ブレー キの効きが悪いと感じられるようになったら、調整を行っ てください。遊びとは、ブレーキペダルを踏み込んでか ら抵抗を感じるまでのペダルの行きしろを言います。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと オアウタネータのベルト図 116は100運転時間ごとに点 検します。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下 させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止さ せてキーを抜き取る。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下 させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止さ せてキーを抜き取る。 2. 左右のペダルが独立に動けるように、ブレーキペ ダルのロックピンを外す。 2. 3. 行きしろを小さくするにはブレーキを締める プーリとプーリとの中間部を 45 N約4.5 kg の力 で押した時に、10 mm 程度のたわみがあれば 適正です。 3. たわみが10 mmでない場合には、オルタネータ 取り付けボルトをゆるめる図 116。 A.
油圧系統の整備 油圧系統に関する安全確保 • 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに専門 医の治療を受けてください。万一、油圧オイルが 体内に入った場合には、この種の労働災害に経 験のある施設で数時間以内に外科手術を受ける 必要がある。 • 油圧装置を作動させる前に、全部のラインコネクタ が適切に接続されていること、およびラインやホー スの状態が良好であることを確認すること。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油が 高圧で噴出しているので、絶対に手などを近づけ ない。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 • 油圧関係の整備を行う時は、内部の圧力を確実 に解放する。 油圧ラインとホースの点検 g200375 図 117 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 1. 油圧ライン・油圧ホースにオイル漏れ、ねじれ、支持部 のゆるみ、磨耗、フィッティングのゆるみ、風雨や薬品 による劣化などがないか毎日点検してください。異常を 発見したら必ず運転を行う前に修理してください。 油圧オイルの量を点検する 3. 給油口からキャップを取る。 4.
油圧オイルの交換 注 不適切なオイルの使用による損害については弊社 は責任を持ちかねますので、品質の確かな製品をお使 い下さる様お願いいたします。 推奨 オ イ ル を ご 使 用 整 備 間 隔 : 2000運転時間ごと—推 の 場 合 には、油圧オイルを交換して ください。 高粘度インデックス 低流動点アンチウェア油圧作 動 液 , ISO VG 46 推奨 さ れ て い な い 油 圧 オ イ 800運転時間ごと—推 ルを使用している場合、代替品のオイルを使用 し た 場 合 には、油圧オイルフィルタを交換して ください。 物性 粘度, ASTM D445 cSt @ 40°C 44-48 140 以 上 粘性インデックス ASTM D2270 流動点 ASTM D97 産業規格 オイルが汚染されてしまった場合は油圧系統全体を洗 浄する必要がありますので、Toro の正規代理店にご連 絡ください。汚染されたオイルは乳液状になったり黒ず んだ色になったりします。 -37°C–45°C Eaton Vickers 694 (I-286-S, M-2950-S/35VQ25 or M-29
1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下 させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止さ せてキーを抜き取る。 2. フィルタ容器の周辺をウェスできれいにぬぐう。 3. フィルタ図 118と図 119の取り付け部周辺をきれ いにふき、下に廃油受けを用意し、フィルタを 外す。 4. 新しいフィルタのガスケットに薄くオイルを塗布し 中にオイルを入れる。 g200374 図 119 1. 油圧フィルタ g009723 図 118 1. 油圧フィルタ 69 5. 取り付け部が汚れていないのを確認する。 6. ガスケットがフィルタヘッドに当たるまで手で回し て取り付け、そこから更に½回転増し締めする。 7. エンジンを始動して 2 分間運転し、システム内 のエアをパージする。 8.
カッティングユニットの保守 危険 バックラップ中にエンジン速度を変えるとリー ルが停止することがある。 • バックラップ中は絶対にエンジン速度を 変えないこと。 • バックラップは、必ずエンジンをアイドリン グ速度にして行う。 刈り込みブレードについての 安全事項 • 磨耗したり破損したりしたリール刃や下刃は使用中 に割れて破片が飛び出す場合があり、これが起こ るとオペレータや周囲の人間に多大の危険を及ぼ し、最悪の場合には死亡事故となる。 • カッティングユニットが過度の磨耗や破損していな いか定期的に点検してください。 • カッティングユニットを点検する時には安全に十分注 意してください。刃をウェスでくるむか、安全手袋を はめ、十分に注意して取り扱ってください。リールと 下刃は研磨または交換のみ行い、たたいて修復し たり溶接したりしないでください。 危険 回転中のカッティングユニットに触れると非常 に危険である。 カッティングユニットから十分離れてから次 の手順に進むこと。 複数のカッティングユニットを持つ機械では、1つの リールを回転させると他のカッティングユニットのリー ルも回転する
11. バックラップするユニット全部に上記手順を行う。 12. 終了したら、バックラップレバーを刈り込み位置に 戻し、フードを下ろし、カッティングユニットについ ているラッピングコンパウンドをていねいに洗い 落とす。必要に応じてリールとベッドナイフの刃 合わせを行う。リール回転速度コントロールを、 希望の速度位置にセットする。 洗浄 機体の洗浄 必要に応じて水または水と刺激の少ない洗剤で車体を 洗浄する。柔らかい布などを使っても構いません。 重要 塩分を含んだ水や処理水は機体の洗浄に使用 しないでください。 重 要 バックラップスイッチを OFF 位置に戻さない と、カッティングユニットの上昇などの操作をす ることができません。 重要 圧力洗浄機で機体を洗浄しないでください。高圧 の水で洗浄すると電気系統の損傷、重要なデカルのは がれ、グリス部への水の浸入などを起こす恐れがあり ます。コントロールパネル、エンジン、バッテリーの周 囲に大量の水を掛けないでください。 注 さらに詳しい説明が、Toro リール / ロータリー モアのための研磨マニュアル Form No.
保管 格納保管時の安全確保 • エンジンを停止させ、キー付きの機種ではキーを抜 き取り、各部の動作が完全に停止したのを確認して から運転位置を離れる。調整、整備、洗浄、格納 などは、機体が十分に冷えてから行う。 • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容 器を保管格納しないでください。 トラクションユニットの整備 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下 させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止さ せてキーを抜き取る。 2. トラクションユニット、カッティングユニット、エンジ ンをていねいに洗浄する。 3. タイヤ空気圧を点検する タイヤ空気圧を点検す る (ページ 59)を参照。 4. ボルトナット類にゆるみながいか点検し、必要な 締め付けを行う。 5. グリス注入部やピボット部全部をグリスアップす る。余分のグリスやオイルはふき取る。 6. 塗装のはがれている部分に軽く磨きをかけ、タッ チアップする。金属部の変形を修理する。 7.
メモ
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号決 議 に よ る 警 告 カ リ フ ォ ル ニ ア 州 第 65号 この警告は何? 以下のような警告ラベルが張られた製品を見かけることがあるでしょう WARNING: Cancer and Reproductive Harm—www.p65Warnings.ca.gov.
Toro 製 品 保 証 2 年間または 1,500 時間限定保証 保証条件および保証製品 部品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2 年間または 1,500 運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの 品質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製 品に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご 覧下さい。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 定期整備に必要な部品類「部品」は、その部品の交換時期が到来するまで 保証されます。この保証によって交換された部品は製品の当初保証期間 中、保証の対象となり、取り外された製品は弊社の所有となります。部品 やアセンブリを交換するか修理するかの判断は弊社が行います。場合によ り、弊社は再製造部品