Form No. 3375-308 Rev C Reelmaster ® 6500-D & 6700-D ト ラ ク ションユニット 03806— —シ リ ア ル 番 号 313000001 以 上 モ デ ル 番 号 03806 03807— —シ リ ア ル 番 号 313000001 以 上 モ デ ル 番 号 03807 03808— —シ リ ア ル 番 号 313000001 以 上 モ デ ル 番 号 03808 03812— —シ リ ア ル 番 号 313000001 以 上 モ デ ル 番 号 03812 03813— —シ リ ア ル 番 号 313000001 以 上 モ デ ル 番 号 03813 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合していま す; 詳細については、DOC シート(規格適合証 明書)をご覧ください。 警告 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 ディーゼルエンジンの排気やその成分はカ リフォルニア州では発ガン性や先天性異常 を引き起こす物質とされています。 図1 重要 このエンジンにはスパーク・アレスタが装 着されていません。カリフォルニア州の森林地 帯・潅木地帯・草地などでこの機械を使用する 場合には、法令によりスパーク・アレスタの装 着が義務づけられています。他の国や地域にお いても、法令によりスパーク・アレスタの装着 が義務づけられている場合があります。 1.
目次 ベアリングとブッシュのグリスアッ プ ...............................40 エンジンの整備 .......................42 エアクリーナの整備 ..................42 エンジンオイルとフィルタの整 備 ...............................43 スロットルの調整 ....................43 燃料系統の整備 .......................44 燃料タンク .........................44 燃料ラインとその接続 ................44 燃料フィルタ・水セパレータ ............44 インジェクタからのエア抜き ...........44 電気系統の整備 .......................45 バッテリーの手入れ ..................45 ヒューズ ...........................46 ヘッドライト(オプション) ...........46 走行系統の整備 ................
安全について カーが認めた以外のアクセサリやアタッチメ ントを使用しないでください。 • ヘルメット、安全ゴーグル、耳プロテクタな ど作業にふさわしい服装と装備をしてくださ い。長い髪、だぶついた衣服、装飾品などは 可動部に巻き込まれる危険があります。 CEN安 安全 規 格 EN 836: 1997 1997、 、ISO ISO規 規格 こ の 機 械 は CEN 5395: 1990 1990お お よ びANSI ANSI規 規 格B71.4-2004 B71.
ク装置が装備されていること、適切に調整 されていること、そして正しく動作するこ とを確認しておきましょう。 • 格納時には必ずエンジンが十分に冷えてい るのを確認し、火気の近くを避けて保管し てください。 • エンジンのガバナの設定を変えたり、エン ジンの回転数を上げすぎたりしないでくだ さい。 • 格納中や搬送中は、燃料バルブを閉じてく ださい。絶対に、火気の近くで燃料を保管 したり、室内で燃料の抜き取りを行ったり しないでください。 • どんな理由であれ運転席から離れる時には (刈りカスを捨てる場合でも)、必ず、平坦 な場所に停止し、カッティングユニットを上 昇させ、回転を止め、駐車ブレーキを掛け、 エンジンを停止させてください。 • 整備作業は平らな場所で行ってください。 知識のない人には絶対に作業を任せないでく ださい。 • 必要に応じ、ジャッキなどを利用して機体 を確実に支えてください。 • 何かにぶつかったり、 機体が異常な振動をし た場合は、 直ちに作業を中止して機体を点検 してください。異常を発見したら、作業を再 開する前に修理してください。 • 機器類を取り外すとき、スプリング
運転中に • 人や動物が突然目の前に現れたら直ちにリー ル停止。注意力の分散、アップダウン、カッ ティングユニットから飛びだす異物など思わ ぬ危険があります。周囲に人がいなくなるま では作業を再開しないこと。 • 始動時および運転中は必ず着席してくださ い。 • 作業には頑丈な靴を着用してください。サン ダルやテニスシューズ、スニーカーでの作業 は避けてください。 • 斜面に駐車する場合には、必ず車輪をブロッ クしてください。 • 安全靴と長ズボンの着用をおすすめします。 地域によってはこれらの着用が義務付けられ ていますのでご注意ください。 保守整備と格納保管 • 油圧系統のラインコネクタは頻繁に点検し てください。油圧を掛ける前に、油圧ライン の接続やホースの状態を確認してください。 • 燃料の取り扱いには十分注意してください。 こぼれた燃料はふき取ってください。 • インタロックスイッチは使用前に必ず点検 してください。スイッチの故障を発見したら 必ず修理してから使用してください。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作 動油が高圧で噴出していますから、手など を近づけないでください。
音力レベル リ ー ル マ ス タ ー 6500 この機械は、音力レベルが 101 dBA であること が確認されています; ただしこの数値には不 確定値(K)1 dBA が含まれています。 音力レベルの確認は、EC規則 11094 に定める手 順に則って実施されています。 音力レベル リ ー ル マ ス タ ー 6700 この機械は、音力レベルが 103 dBA であること が確認されています; ただしこの数値には不 確定値(K)1 dBA が含まれています。 音力レベルの確認は、EC規則 11094 に定める手 順に則って実施されています。 音圧レベル この機械は、オペレータの耳の位置における音 圧レベルが 90 dBA であることが確認されて います; ただしこの数値には不確定値(K)1 dBA が含まれています。 音圧レベルの確認は、EC規則 836 に定める手 順に則って実施されています。 振動レベル 腕および手 右手の振動レベルの実測値 = 0.69 m/s2 左手の振動レベルの実測値 = 1.04 m/s2 不確定値(K) = 0.
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付していま す。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 105-7506 1. オペレーターズマニュアル 4. 93-6699 エンジン: 予熱 を読むこと 。 2. エンジン: 停止 3. ON 5. エンジン: 始動 1. 走行速度 3. 無段階速度調整 2. 低速 4. 高速 1 93-6693 1. 2 93-9425 指をはさまれる危険 - 停止するまで待つこと。 1. オペレーターズマニュアル を読むこと 。 2. 油圧ホースには高圧が掛かっている - 可動部に近づか ないこと。 114–9600 93-6696 1. 負荷が掛かっている危険 - オペレーターズマニュアル を 読むこと。 93-6686 1. 油圧オイル 2. オペレーターズマニュアル を読むこと 。 93-6687 1.
3-6689 1. 危険: プラスチック製のシュラウドに腰掛けないこと。 93-6681 1. 切傷や手足の切断の危険: 可動部に近づかないこと。 93-1263 93-1263 115-2047 1. 警告:高温部に触れないこと。 1. オペレーターズマニュアル を読むこと 。 2. 駐車ブレーキを掛けるには、ロック用のピンで2枚のペダル を連結し、両方のペダルを踏み込んで、駐車ブレーキ用ノ ブを引く。 3. 駐車ブレーキを解除するには、ラッチが落ちるまで2枚のペダ ルを踏み込む。 4. 危険 - リール回転モード。 104-9298 1. 参照: オペレーターズマニュアル 。 115-2048 1.
5-0123 モデル 03808 および 03813 1. スロットル - 低速 7. リールは停止モード - 上昇と下降 2. スロットル - 高速 8. 9. ヘッドライト(オプション) ヘッドライト - ON 3. リール上昇して停止 4. リール下降し、回転モードの場合回転 - 正転および逆転 10. ヘッドライト - OFF 5. リール ― 回転許可 11. オペレーターズマニュアル を読むこと 。 6. リールは停止モード - 上昇のみ 104-9296 モデル 03806, 03807 および 03812 1. スロットル - 低速 4. リール下降し、回転モード の場合回転 - 正転および 逆転 7. リールは停止モード - 上昇 10. と下降 ヘッドライト - OFF 2. スロットル - 高速 5. リールは回転モード 8. ヘッドライト(オプション) 詳細はオペレーターズマニュ アル を参照。 3. リール上昇して停止 6. リールは停止モード - 上昇 のみ 9.
7–2718 106-6755 1. 冷却液の噴出に注意。 3. 警告: 表面が熱い。触れな いこと。 2. 爆発の危険オペレーターズ マニュアル を読むこと。 4. 警告: オペレーターズマ ニュアル を読むこと。 115-2045 1. 警告: オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 手足や指の切断の危険: 可動部に近づかないこと。すべてのガード類を正しく取り付けて使用すること。 3. 警告:講習を受けてから運転すること。 4. 転倒の危険: 下り坂ではカッティングユニットを下降させること;旋回する時は速度を落とすこと;高速でターンしないこと。 5. 警告: 運転席に着席しているときにはシートベルトを着用すること。 6. 警告: オペレーターズマニュアル を読むこと; このマシンを牽引しないこと。 7. 異物が飛び出す危険:人を近づけないこと。 8.
115-2046 ( CE 用 に P/N 115–2045 の 上 か ら 貼 り 付 け る ) * この安全ステッカーには、ヨーロッパの芝刈り機安全規格 EN 836:1997 に適合するために必要な、斜面での運転に関する注意事項が記載されています。ここに記載 されている斜面の角度は、この規格で記述され、また要求されている控えめな角度です。 1. 警告: オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 手足や指の切断の危険: 可動部に近づかないこと。すべてのガード類を正しく取り付けて使用すること。 3. 警告:講習を受けてから運転すること。 4. 転倒の危険: 下り斜面ではカッティングユニットを降ろして走行し、傾斜 15°を超える斜面では刈り込みをしないこと。 5. 警告: 運転席に着席しているときにはシートベルトを着用すること。 6. 警告: オペレーターズマニュアル を読むこと; このマシンを牽引しないこと。 7. 異物が飛び出す危険:人を近づけないこと。 8.
93-6668 1. バッテリーには鉛が含まれている;ごみとして投棄しないこと; 充電方法については オペレーターズマニュアル を読むこと。 115-2049 モデル 03806, 03807 および 03812 1. リール:刈高 4. 走行速度 2. リール:刈り込みとバック ラップ 5. 後リール回路コントロール オペレーターズマニュアル 6. 前リール回路コントロール 3. を読むこと 。 115-8000 モデル 03808 および 03813 106-6754 1. 警告: 表面が熱い。触れないこと。 2. ファンによる手足切断危険、およびベルトによる巻き込まれの 危険:可動部に近づかないこと。 1. リール:刈高 4. 走行速度 2. リール:刈り込みとバック ラップ 5. 後リール回路コントロール オペレーターズマニュアル 6. 前リール回路コントロール 3.
バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります 1. 爆発の危険 6. バッテリーに人を近づけな いこと。 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこ と。 7. 保護メガネ等着用のこと: 爆発性ガスにつき失明等 の危険あり 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと 9. 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 5. オペレーターズマニュアル 10.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 3 4 5 6 7 内容 数量 – 必要なパーツはありません。 14/10 7/5 7/5 5/7 5/7 5/7 10/14 5/7 5/7 5/7 5/7 大きいOリング カウンタウェイト ステアリングロックピン 昇降チェーン チェーンブラケット Uボルト ナット ネジ ワッシャ ナット 大きいOリング – 必要なパーツはありません。 塩化カルシウム(別途調達のこと) リアウェイト・キット, P/N 104–1478(別途 調達のこと) CE 諸国用ステッカー CE 規格適合証明書 オペレーターズマニュアル エンジンマニュアル パーツカタログ オペレータのためのトレーニング資料 故障診断用ACE ディスプレイ用オーバー レイ リング付き始動キー フード用キー ねじ 蝶ナット 45 kg 1 4 2 1 1 1 1 1 1 1 2 2 用途 液量を点検する。 カッティングユニットを取り付けます。 カッティングユニットを取り付けます。 必要に応じて、カッティングユニットの微 調整を行って
• エンジンの冷却液 「冷却系統を点検する」を参照してくださ い。 • 油圧オイル 「油圧オイルの点検」を参照してください。 • 後アクスルのオイル 「後アクスルオイルを点検する」を参照し てください。 図3 2 1. カッティングユニットをカートンから取り 出す。カッティングユニットのマニュアルに 従って組み立てと調整を行う 。 カッティングユニットを取り付ける モ デ ル 03860, 03861, 03862 2. カッティングユニット両側の保護プラグを 取る。 この作業に必要なパーツ 14/10 大きいOリング 7/5 カウンタウェイト 7/5 ステアリングロックピン 3.
13.リールモータを各カッティングユニットに 装着し、 付属のキャップスクリュ2本で固 定する(図 7)。 図5 1. キャリアフレーム 4. リンチピン 2. ピボットナックル 5. ステアリングロックピン 3. 昇降アームのステアリング プレート 図7 1. 7. ピボットナックルの水平シャフトをキャリ アフレームの取り付け穴に差し込む(図 5)。 リールモータ 2. Oリング 注 カッティングユニットを固定モードで使 用する場合には、ステアリングロック・ピン をピボットナックルの取り付け穴に差し込ん でください(図 5)。 8. スラストワッシャ、平ワッシャ、フランジ ヘッドネジを使って、ピボットナックルを キャリアフレームに固定する(図 5)。 14.ステアリングロック・ピンの下にスプリン グを掛ける(図 5)。 9. ピボットナックルの垂直シャフトにスラス トワッシャを差し込む図 5。 10.
3 カッティングユニットを取り付ける モ デ ル 03863 お よ び 03864 この作業に必要なパーツ 図8 2. スプリングロッド前部の6角ナットを締め て、スプリング(圧縮状態)の長さ(A)が 20.3 cmになるようにする(図 8)。 注 ラフで使用する時やアンジュレーション の大きなフェアウェイを刈る時は、上記の長 さ(A)を21.6 cm とし、スプリング ブラ ケット後部とワッシャ前面のすきま(C)を 38 mm としてください(図 8)。 5/7 昇降チェーン 5/7 チェーンブラケット 5/7 Uボルト 10/14 ナット 5/7 ネジ 5/7 ワッシャ 5/7 ナット 5/7 大きいOリング 昇降ブラケットとチェーンを取り付ける 各昇降アームにチェーンブラケットを取り付け ます。各アームにUボルト1個とナット2個を使 用します。以下の手順でブラケットの位置を 調整します: 1.
シャ、ナット7各個を使用し、図 12のよう に取り付ける。 2. 昇降アーム2番、3番では、ブラケットと Uボルトが、ピボットナックルの中心線よ りも38 cm 後ろになるように取り付ける (図 10)。各ブラケットが、機体の外側に 対して45度回転した状態になるようにする。 図 12 1. 昇降チェーン 2. チェーンブラケット 後シールドを調整する ほとんどの場合、後シールドは閉じておく(刈 りカスを前に排出する)のがベストです。濡れ 芝などのように草が非常に重い時はシールドを 開ける方が良い場合もあります。 図 10 3. 昇降アーム6番、7番では、ブラケットと Uボルトが、ピボットナックルの中心線よ りも37 cm 後ろになるように取り付ける (図 11)。各ブラケットが、機体の外側に 対して10度回転した状態になるようにする。 シールド(図 13)を開けるには、シールドを 左サイドプレートに固定しているキャップスク リュをゆるめ、シールドを開位置にセットし、 キャップスクリュを締めてください。 図 11 図 13 4. 全部のUボルトとナットを 5.3~6.6 kg.
カウンタウェイトを取り付ける どのカッティングユニットも、カウンタウェイ トをカッティングユニットの左側に取り付けて 出荷しています。下の図で、リールモータとカ ウンタバランスとの位置関係を確認してくださ い。 1 G003321 2 図 16 1. プラスチック製プラグ 2. キャップスクリュ(2本) 4. 先ほど取り外したキャップスクリュ2本を 使って、カッティングユニット右側にカウ ンタウェイトを取り付ける。 図 14 1. 2番、.4番、6番カッティングユニット では、カウンタウェイトをカッティングユ ニットの左側に固定しているキャップスク リュ(2本)を取る。カウンタウェイトを取り 外す(図 15)。 5. カッティングユニットの左側サイドプレー トに、リールモータ取り付け用のキャップス クリュ2本を仮止めする(図 16)。 カッティングユニットを取り付ける 1. スラストワッシャを、 ピボットナックルの水 平シャフトに差し込む図 17。 図 17 1. 図 15 1. カウンタウェイト キャリアフレーム 4. リンチピン 2. ピボットナックル 5.
5. ピボットナックルの垂直シャフトを外して いる場合には、ここで昇降アームのピボッ トハブに差し込む (図 17)。昇降アームの ステアリングプレートの下にある2枚のゴ ム製センタリングバンパーの間に、ピボッ トナックルを挟む。 6. ピボットナックルのシャフトに付いている 穴にリンチピンを差し込む(図 17)。 7. スナッパピンを使って、昇降アームのチェー ンをカッティングユニットのチェーンブラ ケット(図 18)に、以下の手順で固定す る。 A. 1番、4番、5番、6番、7番のカッ ティングユニットでは、チェーンのリン ク6個を使う。 図 19 B. 2番、3番、7番のカッティングユニットで は、チェーンのリンク7個全部を使う。 1. リール駆動モータ 2. キャップスクリュ 注 カッティングユニットを固定モードで使 用する場合には、ステアリングロックピンを ピボットナックルの取り付け穴に差し込ん でください(図 17)。 11.
4 カッティングユニットの微調整 必要なパーツはありません。 手順 トラクタユニットは、ほとんどのフェアウェイ 刈りで適切に使用できるよう、出荷時に調整済 みです。必要に応じて「カッティングユニット の保守」を参照して、さらに以下のような微調 整を行うことができます: • カッティングユニットの下降速度を調整する 図 20 2. スプリングロッド前部の6角ナットを締め て、スプリング(圧縮状態)の長さ(A)が 15.
製品の概要 護するため、 十分な散水によって芝上の塩化カ ルシウムを洗い流してください。 各部の名称と操作 6 走行ペダル 走行ペダル(図 21)は前進走行と後退走行を制 御します。ペダル前部を踏み込むと前進、後部 を踏み込むと後退です。走行速度はペダルの踏 み込み具合で調整します。スロットルが FAST 位置にあり負荷が掛かっていない状態でペダル を一杯に踏み込むと最高速度となります。 CE 諸 国 用 ス テ ッ カ ー を 貼 付 す る この作業に必要なパーツ 4 CE 諸国用ステッカー 2 CE 規格適合証明書 ペダルの踏み込みをやめると、ペダルは中央位 置に戻り、走行を停止します。 手順 3 7 CE 諸国で使用する場合には、ANSI 様式のス テッカーの上から対応する CE 様式のステッ カーを貼ってください。CE 規格適合証明書は 安全な場所に保管してください。 5 6 4 2 1 7 9 マニュアルを読み付属品を保管 する この作業に必要なパーツ 1 オペレーターズマニュアル 1 エンジンマニュアル 1 パーツカタログ 1 オペレータのため
• ECU(車両搭載コンピュータ)に登録されて いる速度を超えて走行している。 • 電気系統に異常が発生した(断線または出 力側のショート)。 • 油圧オイルが漏れた(ターフディフェンダ 搭載機の場合) • 通信エラーが発生した(ターフディフェン ダ搭載機の場合) 3 2 4 5 7 6 8 9 10 11 始動キー 1 始動キー(図 21)には3つの位置があります。 G019448 図 22 モデル 03808 および 03813 速度計 速度計(図 21)は本機の走行速度を表示しま す。 ブレーキペダル 2枚のペダル(図 21)により左右の車輪を独 立して制御し、旋回性能や駐車、斜面での走行 性能を高めています。駐車ブレーキを掛けると きや移動走行の際にはロックピンで2枚を連結 して使用します。 駐車ブレーキのラッチ 1. スロットルコントロール 2. 3. 昇降コントロールレバー 燃料計 4. 充電インジケータ 5. エンジンオイル圧警告灯 6. 冷却水温警告灯 7. 8. グロープラグインジケータ エンジン冷却液温度計 9.
1 バックラップ・ノブ 2 3 バックラップ・ノブ (図 25) は昇 降コントロールレバーと連動して バックラップを行います。作業要領 は カッティングユニットの保守 (ページ 55)ペー ジの「バックラップ」の項に記載されていま す。 4 5 6 7 8 9 G019449 図 23 モデル 03806, 03807 および 03812 1. スロットルコントロール 6. 冷却水温警告灯 2. 昇降コントロールレバー グロープラグインジケータ エンジン冷却液温度計 回転許可スイッチ(マス ター) 3. 燃料計 7. 8. 4. 充電インジケータ 9. 5. エンジンオイル圧警告灯 図 25 1. バックラップ・ノブ 2.
このような場合には、診断ディスプレイを 使って異常のある出力回路を探します;「イ ンタロックスイッチの点検」の項(このペー ジ)を参照してください。 始動スイッチをON位置にしても診断ランプ が点灯しない時は、電子コントローラが作動 していないことを示しています。考えられ る原因として: 1 • ループバック・コネクタが外れている。 • ランプが切れている。 2 • ヒューズが飛んでいる。 G019451 図 26 1. 座席調整ノブ 2.
重量*, モデル 03808 および 03813 運転操作 1,792 kg * 5枚刃カッティングユニットを搭載し油脂類をすべて含めた場合 の数値です。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 アタッチメントやアクセサリ エンジンオイルを点検する メーカーが認定する Toro 様々なアタッチメン トやアクセサリでお仕事の幅をさらに広げてく ださい。アタッチメントやアクセサリについて の情報は、 正規ディーラー またはディストリ ビュータへ。インターネット www.Toro.
ン始動前に、ラジエターと補助タンクの中の 液量を点検してください。冷却液の容量は 9.4 リットルです。 1 注意 エンジン停止直後にラジエターのキャップを 開けると、高温高圧の冷却液が吹き出してや けどを負う恐れがある。 15分 分ぐらい待っ ラジエターが十分に冷えるまで15 てからキャップを開けるようにすること。 1. ラジエターと補助タンクのふた(図 31) を注意深く開ける。 G019454 図 29 1. 2. ラジエターと補助タンク (図 31) の液量 を点検する。 ディップスティック 補給口の首の上部まであればよい。また、 補助タンクについている FULL マークまで あればよい。 3. 不足している場合は、キャップ(図 30) を取り、Full 位置までオイルを補給する。 入れすぎないこと。 1 図 31 1. G019455 3. 不足している場合は、補助タンクの FULL マークまで補給し、さらにラジエターの首 補助 タ ン ク に 入 れ の上部まで補給する。補 すぎないこと。 図 30 1. 補助タンク 給油口キャップ 4. キャップを取り付ける。 5.
燃料(1号軽油または1号と2号の混合)を使用 してください。低温下で冬用ディーゼル燃料を 使うと、発火点や流動点が下がってエンジンが 始動しやすくなるばかりでなく、燃料の成分分 離(ワックス状物質の沈殿)によるフィルタの 目詰まりを防止できるなどの利点があります。 1 気温が -7℃ 以上の季節には夏用燃料を使用す る方が、燃料ポンプの寿命を延ばします。 重要 ディーゼル燃料の代わりに灯油やガソリ ンを使わないでください。この注意を守らな いとエンジンが破損します。 G019456 図 32 1. 警告 エア抜きプラグ 燃料を飲み込むと非常に危険で生命に関わる。 また気化した燃料に長期間ふれると身体に重 篤な症状や疾病を引き起こす。 4. ラジエターと補助タンクのふたを取り付 ける。 • 燃料蒸気を長時間吸わないようにする。 5.
1 危険 燃料は非常に引火・爆発しやすい物質である。 発火したり爆発したりすると、やけどや火災 などを引き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた 状態で行う。こぼれた燃料はふき取る。 • 箱型トレーラに本機を搭載した状態では、 絶対に本機への燃料補給をしてはならな い。 G019457 • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎 を絶対に近づけない。 図 33 1. 燃料タンクのキャップ • 燃料は安全で汚れのない認可された容器に 入れ、子供の手の届かない場所で保管す る 。 30 日 分 以 上 の 買 い 置 き は 避 け る 。 4. 補給管の下まで軽油を入れる。 • 運転時には必ず適切な排気システムを取り 付け正常な状態で使用する。 5.
注 多くの油圧オイルはほとんど無色透明であ り、そのためオイル洩れの発見が遅れがちで す。油圧オイル用の着色剤(20cc 瓶)をお使 いいただくと便利です。1瓶で15~22 リットル のオイルに使用できます。パーツ番号は P/N 44-2500。ご注文は Toro 代理店へ。 4. 不足であれば、適正量まで補給する。 5. ディップスティックとキャップを取り付 ける。 生 分 解 油 圧 オ イ ル - Mobil EAL 224H Toro 生 分 解 油 圧 オ イ ル を販売しています (19 リットル缶また は 208 リットル缶)。パーツカタログまたはToro代理店でパーツ 番号をご確認ください。 他 に 使 用 可 能 な オ イ ル : Mobil EAL 224H 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 タイヤ空気圧を点検する タイヤは空気圧を高めに設定して出荷していま す。運転前に正しいレベルに下げてください。 適正範囲は前後輪 とも110-140 kPa(1.1~ 1.
間をとってください。これを怠るとターボ チャージャにトラブルが発生する場合が あります。 注 駐車する場合には、時間の多少に関わ らずカッティングユニットを下降させてお くようにしてください。ユニットが下降し ていれば油圧系内部の圧力が解放され、ユ ニットが不意に落下するなどの事故を防止 することができます。 燃料系統からのエア抜き 図 35 1. 平らな場所に駐車する。燃料タンクに少 なくとも半分まで燃料が入っていることを 確認する。 1. 2. ラッチを外してフードを開ける。 燃料フィルタ・水セパレータ 2. エア抜きプラグ 4. 始動キーを ON 位置に回す。燃料ポンプが 動き出し、空気が押し出されてくる。燃料 が連続的に流れるのがネジ穴から確認でき るまでキーを ON 位置に保持する。ネジを 締めてキーを OFF にする。 危険 軽油は条件次第で簡単に引火爆発する。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災 などを引き起こす。 5.
緊急時の牽引移動 の時のみエンジンの始動を許可します。また、 駐車ブレーキが掛かっているのに走行ペダル が踏まれた、或いはオペレータが座席にいな いのに走行ペダルが踏まれた場合にエンジン を停止させます。 緊急時には、油圧ポンプについているバイパス バルブを開いて本機を前進方向に牽引または押 して移動することができます。 重 要 牽 引 移 動 時 の 速 度 は 、 3 ~ 5 km/h と し て ください。これ以上の速度ではトランスミッ ション機器に損傷を与える危険があります。本 機を押して或いは引いて移動させる場合には、 必ずバイパスバルブを開く必要があります。 1. バイパスバルブは可変吐出ポンプ(図 37) の上部に取り付けられている。バルブを右 または左に90°回転させると内部でバイパ スが形成される。これにより、トランス ミッションを破損することなく、機械を押 して低速で移動できるようになる。 インタロックスイッチの機能点検手順: 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニッ トを下降させ、エンジンを停止させて駐車 ブレーキを掛ける。 2.
5. ACE の右下すみの「入力表示中」LED が点 灯すれば準備完了。「出力表示中」が点灯 した場合には切替えボタンで入力表示とす る。切り替えボタンを押したまま保持しな いこと。 6. ACE は入力スイッチが閉じられると、対応 するLEDを点灯させてそれを知らせる。 LED が点灯すれば、 コントローラが正常に 機能している。(出力と入力の相互関係は、 油圧バルブチャートを参照のこと。) 注 LED が点滅している場合はその電気回路 の出力に異常があります。不良部品の交換や 修理を行ってください。始動スイッチを一旦 OFF にしてから ON にもどすと、 点滅中の LED はリセットされ、メモリに記憶されて いる故障内容は消去されます。(「故障記録 をメモリから読み出すには」を参照)。 それぞれのスイッチを一つずつ閉じて(例: 運転席に座る、走行ペダルを踏む)、ACE上 で対応するLEDの点灯・消灯を確認する。各 スイッチについて何度か操作を繰り返し、 動作不良がないことを確認する。 7.
油圧ソレノイドバルブの機能 2. 読み出したい機器のループバック・コネク タに、ACE テスターを接続し、その機種に 合ったオーバーレイをセットする。 以下に油圧マニホルドにあるソレノイドの機能 を示します。各機能ともソレノイドに通電し たときに行われます。 3. ジョイスティックを「上昇」位置に保持 する。 ソレノイド 機能 4. その状態で、始動キーを ON 位置に回し、 ACE の左上のランプが点灯するのを確認す る(約 2 秒後に点灯)。 MSV1 前リール回路 MSV1 後リール回路 5. ジョイスティックを中央位置に戻す。 SV4 前ウイングユニット上昇 6.
スよく動きます。また、フェアウェイのクロ スカットを行う時には、「雨だれ型」の旋回 をすると効率もよく、また芝生へのダメージ も最小限にできます。 危険 運 転 す る と き は 必 ず ROPS を 取 り 付 け 、 シ ー ト ベルトを着用すること。ROPS を取り付けていな い場合はシートベルトを着用しないこと。 警告システム 作業中に警告灯が点灯したら、直ちに機械を停 止し原因を確認してください。異常を放置し たまま作業を続けると本機に重大な損傷を招 く可能性があります。 重要 グロープラグ通電中(予熱中)は赤い診 断ランプが点灯します。ランプが消えるまで、 キーを始動位置に回さないでください。 刈り込み作業 エンジンを始動し、スロットルを FAST 位置と してエンジンの回転を最高にします。リール回 転許可スイッチを「回転許可」にセットし、 ジョイスティックでカッティングユニットの 制御を行います。 (前ユニットは後ユニットよ り早く降下してきます。)走行ペダルを前に踏 み込めば刈り込みが始まります。赤い診断ラン プが点灯しない範囲の速度で運転してくださ い。またクリップが一定に保たれるよ
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 8 時間 • ホイールナットやホイールボルトは定期的に(使用開始後最初の1~4運転時間、その後 は10運転時間ごと)にトルクの点検を行ってください。 使用開始後最初の 50 時間 • エンジンオイルとフィルタの交換。 使用開始後最初の 200 時間 • プラネタリギアオイルを交換する。 • リアアクスルオイルを交換する。 使用するごとまたは毎日 • • • • • • • • エンジンオイルの量を点検してください。 冷却系統の点検と清掃を行ってください。 油圧オイルの量を点検する。 タイヤ空気圧を点検する。 リールとベッドナイフの摺り合わせを点検する。 インタロックスイッチの動作を点検してください。 燃料フィルタ・水セパレータからの水抜き。 エンジン部、オイルクーラ、ラジエターを清掃してください(ホコリの多い環境では間 隔を詰めて清掃してください)。 • 油圧ライン・油圧ホースにオイル漏れ、ねじれ、支持部のゆるみ、磨耗、フィッティングの ゆるみ、風雨や薬品による劣化などがないか十
定期整備ステッカー g023347 図 40 38
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 土 日 インタロックの動作の点検。 ブレーキ動作の点検。 エンジンオイルの量を点検。 冷却系統を点検。 燃料・水セパレータの水抜き。 エアフィルタのインジケータの表示。 ラジエターとスクリーンの汚れ。 エンジンからの異常音がないか点検する。1 運転操作時の異常音。 トランスミッションオイルの量を点検。 油圧オイルの量を点検。 エアフィルタのインジケータの表示。2 油圧ホースの磨耗損傷を点検。 オイル漏れなど。 タイヤ空気圧を点検する。 計器類の動作を確認。 リールとベッドナイフの摺り合わせ。 刈高の調整の点検。 グリスアップ。 3 塗装傷のタッチアップ。 1. 始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズ ルを点検する。 2. エンジンを始動させ、オイルを通常の作動状態の温度にして点検する。 3.
潤滑 ベアリングとブッシュのグリスアッ プ 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 定期的に、全部のベアリングとブッシュにNo.2 汎用リチウム系グリスを注入します。通常の使 用では 50 運転時間ごとに行いますが、機体を 水洗いしたあとは整備間隔に関係なく直ちにグ リスアップしてください。 グリスアップ箇所を以下に列挙します: • カッティングユニットのキャリアフレーム とピボット(各2)図 41. g019486 図 42 1.
• 後昇降シリンダのピボット(2ヶ所) (図 45)。 • 後昇降アームのピボット(2ヶ所) (図 48)。 g019492 g019489 図 45 図 48 • 昇降アームのピボット(3ヶ所)(図 46)。 • ブレーキペダルのシャフト(1ヶ所) (図 49)。 G019490 図 46 G019493 図 49 • 後アクスルのピボット(図 47)。 G019494 図 47 41
エンジンの整備 い。異物がフィルタを通ってエンジン部へ 吹き込まれる恐れがあります。 エアクリーナの整備 このエア洗浄により、1次フィルタを外した 時にホコリが舞い上がってエンジン部へ入り 込むのを防止することができる。 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 3.
スロットルの調整 5. アウトレットバルブが下向き(後ろから見 たとき、時計の5:00と7:00の間になるよう に)カバーを取り付ける。 1. スロットル レバーを、 シートベースのス ロットに当たるまで前に倒す。 6. インジケータ(図 50)が赤になっている場 合はリセットする。 2. インジェクションポンプのレバーアームの 所にあるスロットル ケーブルのコネクタを ゆるめる(図 56)。 エンジンオイルとフィルタの整備 1 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 150運転時間ごと 運転開始後50時間でエンジンオイルの初回交換 を行い、その後は、150 運転時間ごとにオイル とフィルタを交換してください。 2 1. ドレンプラグ(図 54)を外してオイルを 容器に受ける。オイルが抜けたらドレンプ ラグを取り付ける。 g019472 図 56 1. インジェクションポンプのレ バーアーム 2. コネクタ 3.
燃料系統の整備 燃料フィルタ・水セパレータ 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 燃料タンク 400運転時間ごと 整 備 間 隔 : 2年ごと 水セパレータ(図 58)からの水抜きは毎日お こなって異物を除去してください。 燃料タンクは 2 年ごとにタンクを空にして内 部を清掃してください。燃料系統が汚染された 時や、マシンを長期にわたって格納する場合も 同様です。タンクの清掃にはきれいな燃料を使 用してください。 1 1. フードを開け、燃料フィルタの下に汚れの ない容器をおく。 2. フィルタ容器下部のドレンプラグをゆるめ て水や異物を流し出す。終了したらプラグを 締める。 G019473 図 57 1. 図 58 燃料タンクのドレン 1. 危険 燃料フィルタ・水セパレータ フィルタは400運転時間ごとに交換してく ださい。 軽油は条件次第で簡単に引火爆発する。発火し たり爆発したりすると、やけどや火災などを 引き起こす。 3. フィルタ容器の周辺をウェスできれいにぬ ぐう。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた 状態で行う。こぼれた燃料はふき取る。 4.
電気系統の整備 バッテリーの手入れ 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 警告 カリフォルニア州 第 65 65号 号決議による警告 バッテリーやバッテリー関連製品には鉛が含 まれており、カリフォルニア州では発ガン性 や先天性異常を引き起こす物質とされていま す。取り扱い後は手をよく洗ってください。 図 59 1. インジェクタ(全部で4個ある) 2. スロットルを FAST 位置とする。 3. 始動キーを RUN 位置に回し、燃料の流れを観 察する。燃料が泡立たなくなったら、キーを OFFに戻す。 重要 電気系統を保護するため、本機に溶接作業 を行う時には、バッテリーからケーブルを 2 本とも外し、コントローラからのワイヤハーネ スを 2 本とも外し、オルタネータからのター ミナル・コネクタを外してください。 4. パイプをしっかり締め付ける。 5.
取り付け手順 危険 1. コンソールの下にある空いているコネクタ にリレーを取り付ける。 電解液には触れると火傷を起こす劇薬である 硫酸が含まれている。 • 電解液を飲まないこと。また、電解液を皮 膚や目や衣服に付けないよう十分注意する こと。安全ゴーグルとゴム手袋で目と手を 保護すること。 • 皮膚に付いた場合にすぐに洗浄できるよう、 必ず十分な量の真水を用意しておくこと。 2. スイッチを取り付ける。 注 コントロールパネルにスイッチ用の打ち 抜き部がついています。 3. コンソール下にあるオレンジ色のライン (J 24 と J 25) にリング端子またはフォー ク端子を取り付ける。ラインをスイッチの2 番端子と3番端子に接続する。 ヒューズ 4. ヘッドライトからのパワー(+)線を J23 (赤線)に結線する。 全部で7本のヒューズを使用しています。ヒュー ズはコントローラパネルの下に取り付けてあり ます(図 60 と 図 61)。 5. アース線はエンジンブロックのアースに接 続する。 6.
図 62 スイッチ リレー Toro パーツ番号 75-1010 Toro パーツ番号 70-1480 ハネウエルのパーツ番号 1TL1-2 ヘラのパーツ番号 87411 B 47
走行系統の整備 プラネタリギアオイルの交換 ホイールナット(ボルト)のトルク の点検 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 200 時間 800運転時間ごと (または1年 に1回のうち早く到達した方の 時期) 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 200運転時間で初回交換を行います。その後 は 800 運転時間ごとに交換します。補給用に は高品質のSAE 85W-140 ギアオイルを使用し てください。 1. 平らな場所で、点検/ドレンプラグが一番低 い位置(時計の 6 時の位置)に来るように 停止させる(図 64) 。 200運転時間ごと 警告 この整備を怠ると人身事故につながる恐れがあ るので十分注意する。 10時 時間 で 1 運 転 開 始 後 1 ~ 4 時 間 で 1 回 、 ま た 、 10 回、ホイールナットのトルク締めを行う。トル 118~ ~138 Nm ( 12 ~ 14 kg.m kg.
重要 0.6 リットル入り終わる前に一杯になっ てしまった場合は、1時間ほど待つか、一度 プラグをはめてマシンを 3 m ほど移動させ ると、ブレーキシステムにオイルがまわって 残り量を補給することができるようになりま す。そのようにして全量を入れてください。 7. プラグを元通りに取り付ける。 8. 反対側のプラネタリギアアセンブリも同様 に作業する。 図 67 1. リアアクスルオイルの点検 3. オイルが抜けやすいように点検用プラグ(3 個)を 抜く。 4. 各ドレンプラグからオイルを抜き、容器で 回収する。 5. プラグを取り付ける。 6. 点検穴から、新しい85W-140 オイルを入れ る。容量 は2.4リットル。穴の縁まで入れ ばよい。 7. 点検プラグを取り付ける 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと リアアクスルには出荷時にSAE 85W-90 ギアオ イルを注入しています。初めて使用する前およ び400 運転時間ごとに量を点検してください。 容量は2.400 ccです。 オイル漏れの目視点検は 毎日行ってください。 1. 平らな場所に駐車する。 2.
5. タイロッドアセンブリ全体を先ほどと同じ 方向 (内回しまたは外回し)に1回転さ せる。タイロッドの接続端側のクランプを 締める。 5. 車輪の回転が止まったら、ナットを締めて 調整を固定する。 6. エンジンを停止し、右ブレーキ をゆるめ る。ジャッキスタンドをはずし、機体を床に 下ろす。試験運転で調整を確認する。 6. アクスルケースサポートのボールジョイン ト を取り付け、指締めする。トーインを 計測確認する。 7. 必要に応じ、上記の調整手順を繰り返す。 8. 調整ができたらナットを締め、新しいコッ ターピンで固定する。 走行ドライブのニュートラル調整 走行ペダルがニュートラル位置にあるときには 本機は停止していなければいけません。動きだ すようでしたら調整が必要です。 1. 平らな場所に駐車し、エンジンを停止さ せ、速度コントロールをLOWレンジにセット し、カッティングユニットを降下させる。右 ブレーキだけ踏んだ状態で駐車ブレーキを 掛ける。 2.
冷却系統の整備 清掃 2 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 1 後部スクリーン、オイルクーラ、ラジエターを 毎日清掃してください。ホコリの多い環境では さらに間隔を詰めて清掃してください。 g019479 重要 エンジンが高温の時に絶対に水をかけない こと。 エンジンが損傷する可能性があります。 図 71 1. エンジンを止め、フードのラッチを外して フードを開ける。エンジンの周囲を丁寧に 清掃する。フードを閉じる。 1. オイルクーラ 2. ラジエター 冷却系統の保守 2. 後部スクリーン(図 70)のラッチをはず して後部を開ける。スクリーンをていねい に清掃する。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 2年ごと 冷却液の容量は 9.4 リットルです。9.4 l冷 却液は必ず水とエチレングリコール不凍液の 50/50 混合液を使用してください。水だけの使 用やアルコール系、メタノール系の冷却液は使 用しないでください。 1. 100運転時間ごとにホースの接続状態を点検 し、 ゆるんでいれば締め付ける。ホースに 傷があれば交換する。 1 2.
ブレーキの整備 ベルトの整備 ブレーキの調整 オルタネータベルトの点検 ブレーキペダルの遊びが 25 mm以上となった り、ブレーキの効きが悪いと感じられるように なったら、調整を行ってください。遊びとは、 ブレーキペダルを踏み込んでから抵抗を感じる までのペダルの行きしろを言います。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 100運転時間ごとに、オルタネータのベルト (図 73)の点検を行います。必要に応じてベ ルトを交換してください。ベルトの張りの点 検手順: 1. 左右のペダルが独立に動けるように、ブレー キペダルのロックピンを外す。 1. フードを開ける。 2. ベルト中央 (オルタネータとクランクシャフ トプーリの間) を 10 kg の力で押して点検 する。たわみが10 mm 程度あるのが適正。た わみがこの範囲になければ、以下に示すス テップ 3からの手順で調整する。適正であれ ば調整は不要である。 2.
油圧系統の整備 油圧フィルタの交換 油圧オイルのフィルタには整備時期を示すイン ジケータがついています。エンジンを始動させ た状態でインジケータが緑色のゾーンにあれば 交換は不要です。インジケータの表示が赤い ゾーンにある場合はフィルタのエレメントを交 換してください。 油圧オイルの交換 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 通常は 800 運転時間ごとにオイルを交換しま す。オイルが汚染されてしまった場合は油圧系 統全体を洗浄する必要がありますので、Toro 代 理店にご連絡ください。汚染されたオイルは乳 液状になったり黒ずんだ色になったりします。 交換フィルタはToro 純正品(P/N 94-2621) を使用してください。 1. エンジンを止め、フードを開ける。 重要 純正品以外のフィルタを使用すると関連機 器の保証が適用されなくなる場合があります。 2. タンクの底についているドレンプラグ (図 74)を外して油圧オイルを容器に受け る 。オイルが全部流れ出たらプラグを元 通りに取り付ける。 1.
警告 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体 に重大な損傷を引き起こす。 • 油圧を掛ける前に、油圧ラインやホースに 傷や変形がないか接続部が確実に締まって いるかを確認する。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作 動油が高圧で噴出しているので、絶対に手 などを近づけない。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 • 油圧関係の整備を行う時は、内部の圧力を 確実に解放する。 図 77 モデル 03806, 03807 および 03812 • 万一、噴射液が体内に入ったら、直ちに専 門医の治療を受ける。 1. 油圧システムのテストポート テストポートA(昇降回路) 2. テストポートB(図 78)は、 前カッティン グユニットの油圧回路の故障探究用です。 油圧回路試験実施用にテストポートがありま す。必要に応じToro 代理店にご相談ください。 3. テストポートC(図 78)は、 後カッティン グユニットの油圧回路の故障探究用です。 1.
カッティングユニットの保守 カッティングユニットのキックスタンド モ デ ル 03863 と 03864 ベッドナイフやリールを見るためにカッティン グユニットを立てる場合には、ベッドバー調整 ネジのナットが床面に接触しないように、カッ ティングユニットの後ろ側についているキック スタンド(スタンドはトラクションユニット の付属品です)で支えるようにしてください (図 80)。 図 79 1. テストポートD(チャージ圧) 3. テストポートF(後退走行油 圧) 2. テストポートE(前進走行油 圧) 4. テストポートD(パワステ油 圧) 図 80 1.
バックラップ 100 rpm ずつ増加します。速度を変更してか ら、 その速度に上がるまで約30秒必要です。 危険 4. 各リールと下刃をバックラップ用に設定す る。 バックラップ中にリールが止まっても突然動き 出すことがある。この時にリールを手や足で 回そうとしてリールに触れると大怪我をする 恐れがある。 • エンジン回転中は絶対にリールに手や足を 触れないこと。 • バックラップ中にリールを手や足で回そう としてはならない。 • バックラップ中には絶対にエンジンの回転 数を変えないこと。バックラップはエンジ ンアイドル速度でのみ行うこと。 • リールの回転が止まってしまった場合に は、まずエンジンを止め、それから、リー ル回転速度セレクタを1目盛り高速側に セットする。 5. エンジンを始動しアイドル回転させる。 注意 バックラップ中にリールに触れると大けが をする。 • リールや他の可動部に手足や衣服を近づ けないよう十分注意すること。 • どんな場合でもバックラップに短い柄の ブラシは使用しないこと。 6.
カッティングユニットの下降速度を 調整する トラクタユニットは、ほとんどのフェアウェイ 刈りで適切に使用できるよう、出荷時に調整済 みです。 しかし、使用条件に合わせてさらに次のような 微調整を行うことができます: カッティングユニット昇降回路には調整バル ブがあり、ユニットが希望する速度で下降する ように調整することができます。調整は以下の 手順で行います: しばらく走行して機体のウォームアップを行 う。 図 83 モデル 03806, 03807 および 03812 1. 昇降マニホルドについているバルブの中か ら、調整を行いたいカッティングユニットの バルブを探し出す(表 図 82 と 図 83 を 参照)。 バルブ 対応するカッティングユニット FC1 #1(前、中央) FC4 #4 と #5(前、ウイング) FC5 #2 と #3(後) FC6 #6(後、左) FC7 #7(後、右) 1. #1 バルブ(前中央ユニット用)の調整バルブ 2. #4 および #5 (前ウイングユニット用)の調整バルブ 3. #2 および #3(後ユニット用)の調整バルブ 4.
3 1 1 g019484 図 85 1. 2 g019483 図 84 図は 4番ユニット 1. 昇降アームのスイッチ 2. キャリッジボルトのナット 3.
保管 エンジン トラクションユニット 1. エンジンオイルを抜き取り、ドレンプラグ をはめる。 1. トラクションユニット、カッティングユニッ ト、エンジンをていねいに洗浄する。 2. オイルフィルタを外して捨てる。新しいオ イルフィルタを取り付ける。 2. タイヤ空気圧を点検する。タイヤに空気 を入れる(タイヤ空気圧: 1.0 ~ 1.4 kg/cm2)。 3. 新しいエンジンオイルを入れる。容量は約 7 リットル、グレードは SAE 15W-40の CD, CE, CF,CF-4 または CG-4。 3. ボルトナット類にゆるみながいか点検し、 必要な締め付けを行う。 4. エンジンを始動し、約 2 分間のアイドル 運転を行う。 4. グリス注入部やピボット部全部をグリスアッ プする。余分のグリスやオイルはふき取る。 5. エンジンを止める。 6. 燃料タンクから燃料を抜き取り、きれいな 燃料で内部を洗浄する。 5. 塗装のはがれている部分に軽く磨きをか け、タッチアップする。金属部の変形を修 理する。 7. 燃料系統の接続状態を点検し必要な締め付 けを行う。 6.
図面 電 気 回 路 図 , 全 モ デ ル (Rev.
油 圧 回 路 図 ( モ デ ル 03808 お よ び 03813 の み ) (Rev.
03806)) (Rev.
03812)) (Rev.
03813)) (Rev.
メモ: 65
メモ: 66
メモ: 67
Toro 製 品 の 総 合 品 質 保 証 限定保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます)の材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの 品質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての 製品に適用されます(エアレータに関する保証については該当製品の保証 書をご覧下さい)。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で 「製品」の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、 運賃が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店(ディ ストリビュータ又はディーラー) に対して、お客様から連絡をして頂くことが必 要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問がある 場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial