Form No. 3393-377 Rev A Reelmaster® 6500-D & 6700-D, 4 輪駆動トラクションユニット シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 03812—シ シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 03813—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています。 詳細については、DOC シート規格適合証明書をご 覧ください。 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 カリフォルニア州では、ディーゼルエンジン の排気には発癌性や先天性異常などの原因と なる物質が含まれているとされております。 図1 1.
目次 燃料ラインとその接続........................................45 燃料フィルタ水セパレータ.................................45 インジェクタからのエア抜き .............................46 電気系統の整備 .....................................................46 バッテリーの手入れ ...........................................46 ヒューズ .............................................................47 ヘッドライトオプション ....................................48 走行系統の整備 .....................................................49 ホイールナット ボルト のトルクの点 検 ....................................
安全について た安全カバーなどが外れたり壊れたりしていな いか点検してください。これらが正しく機能し ない時には機械を使用しないでください。 こ の 機 械 は 、 バ ラ ス ト を 搭 載 す る こ と に よ り CEN 規 格 EN ISO 5395:2013 お よ び ANSI B71.
• 格納時には必ずエンジンが十分に冷えているのを 斜面では必ず減速し安全に十分注意して運転し てください。また斜面では、必ず決められた走 行方向や作業方向を守ってください。芝草の状 態によって車両の安定度が変わりますから注意 してください。段差や落ち込みのある場所では 特に注意してください。 • • 旋回するときや斜面で方向を変えるときなど は、減速して十分な注意を払ってください。 格納中や搬送中は、燃料バルブを閉じてくだ さい。絶対に、火気の近くで燃料を保管した り、室内で燃料の抜き取りを行ったりしない でください。 • • ガード類は必ず正しく取り付けて使用してくだ さい。インタロック装置は絶対に取り外さない こと、また、正しく調整してお使いください。 整備作業は平らな場所で行ってください。知識 のない人には絶対に作業を任せないでください。 • 必要に応じ、ジャッキなどを利用して機体を確 実に支えてください。 • エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジン の回転数を上げすぎたりしないでください。 • • どんな理由であれ運転席から離れる時には刈り カスを捨てる場合でも、必
この機械は手足を切断したり物をはね飛ばしたりす る能力があります。重傷事故や死亡事故を防ぐた め、すべての注意事項を厳守してください。 グユニットから飛びだす異物など思わぬ危険が あります。周囲に人がいなくなるまでは作業を 再開しないでください。 斜面に駐車する場合には、必ず車輪をブロッ クしてください。 この機械は本来の目的から外れた使用をするとユー ザーや周囲の人間に危険な場合があります。 • 運転中に 保守整備と格納保管 • • 始動時および運転中は必ず着席してください。 • 作業には必ず、すべりにくい頑丈な靴をはいて くださいサンダルやテニスシューズ、スニー カーでの作業は避けてください。 油圧系統のラインコネクタは頻繁に点検してく ださい。油圧を掛ける前に、油圧ラインの接続 やホースの状態を確認してください。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油 が高圧で噴出していますから、手などを近づけな いでください。リークの点検には新聞紙やボー ル紙を使い、絶対に手を直接差し入れたりしな いでください。高圧で噴出する作動油は皮膚を 貫通し、身体に重大な損傷を引き起こします。
音力レベル リ ー ル マ ス タ ー 6500 この機械は、音力レベルが 101 dBA であることが確 認されています ただしこの数値には不確定値K1 dBA が含まれています。 音力レベルの確認は、EC規則 11094 に定める手順に 則って実施されています。 音力レベル リ ー ル マ ス タ ー 6700 この機械は、音力レベルが 103 dBA であることが確 認されています ただしこの数値には不確定値K1 dBA が含まれています。 音力レベルの確認は、EC規則 11094 に定める手順に 則って実施されています。 音圧レベル この機械は、オペレータの耳の位置における音圧レ ベルが 90 dBA であることが確認されています ただ しこの数値には不確定値K1 dBA が含まれています。 音圧レベルの確認は、EN ISO 規則 5395:2013 に定め る手順に則って実施されています。 振動レベル 腕および手 右手の振動レベルの実測値 = 0.69 m/s2 左手の振動レベルの実測値 = 1.04 m/s2 不確定値 K = 0.
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損 したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 105-7506 1. オペレーターズマニュアル 93-6699 4. エンジン 予熱 5. エンジン 始動 を読むこと 。 2. エンジン 停止 3. ON 1. 走行速度 3. 無段階速度調整 2. 低速 4. 高速 1 93-6693 1. 2 93-9425 指をはさまれる危険 停止するまで待つこと。 1. オペレーターズマニュアル を読むこと 。 2. 油圧ホースには高圧が掛かっている 可動部に近づかない こと。 93-6686 1. 油圧オイル 2. オペレーターズマニュアル を読むこと 。 93-6696 1. 負荷が掛かっている危険 オペレーターズマニュアル を読む こと。 114-9600 1. 93-6687 オペレーターズマニュアル を読むこと 。 1.
3-6689 1. 危険 プラスチック製のシュラウドに腰掛けないこと。 93-6681 1. 切傷や手足の切断の危険 可動部に近づかないこと。 93-1263 93-1263 115-2047 1. 警告高温部に触れないこと。 1. オペレーターズマニュアル を読むこと 。 2. 駐車ブレーキを掛けるには、ロック用のピンで2枚のペダル を連結し、両方のペダルを踏み込んで、駐車ブレーキ用 ノブを引く。 3. 駐車ブレーキを解除するには、ラッチが落ちるまで2枚の ペダルを踏み込む。 4. 危険 リール回転モード。 104-9298 1. 参照 オペレーターズマニュアル 。 115-2048 1.
5-0123 モデル 03808 および 03813 1. スロットル 低速 7. リールは停止モード 上昇と下降 2. スロットル 高速 8. ヘッドライト オプション 3. リール上昇して停止 9. ヘッドライト ON 4. リール下降し、回転モードの場合回転 正転および逆転 10. ヘッドライト OFF 5. リール ― 回転許可 11. オペレーターズマニュアル を読むこと 。 6. リールは停止モード 上昇のみ 104-9296 モデル 03806, 03807 および 03812 1. スロットル 低速 4. リール下降し、回転モードの 7. リールは停止モード 上昇と 10. 場合回転 正転および逆転 下降 ヘッドライト OFF 2. スロットル 高速 5. リールは回転モード 8. ヘッドライトオプション 詳細はオペレーターズマニュ アル を参照。 3. リール上昇して停止 6. リールは停止モード 上昇 のみ 9. ヘッドライト ON 10 11.
7–2718 106-6755 1. 冷却液の噴出に注意。 2. 爆発の危険オペレーターズ 4. マニュアル を読むこと。 3. 警告 表面が熱い。触れな いこと。 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 115-2045 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 手足や指の切断の危険 可動部に近づかないこと。すべてのガード類を正しく取り付けて使用すること。 3. 警告 講習を受けてから運転すること。 4. 転倒の危険 下り坂ではカッティングユニットを下降させること旋回する時は速度を落とすこと高速でターンしないこと。 5. 警告 運転席に着席しているときにはシートベルトを着用すること。 6. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと このマシンを牽引しないこと。 7. 異物が飛び出す危険 人を近づけないこと。 8.
115-2046 CE 用 に P/N 115–2045 の 上 か ら 貼 り 付 け る * この安全ステッカーには、ヨーロッパの芝刈り機安全規格 EN 836:1997 に適合するために必要な、斜面での運転に関する注意事項が記載されています。ここに記載さ れている斜面の角度は、この規格で記述され、また要求されている控えめな角度です。 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 手足や指の切断の危険 可動部に近づかないこと。すべてのガード類を正しく取り付けて使用すること。 3. 警告 講習を受けてから運転すること。 4. 転倒の危険 下り斜面ではカッティングユニットを降ろして走行し、傾斜 15°を超える斜面では刈り込みをしないこと。 5. 警告 運転席に着席しているときにはシートベルトを着用すること。 6. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと このマシンを牽引しないこと。 7. 異物が飛び出す危険 人を近づけないこと。 8.
93-6668 1. バッテリーには鉛が含まれているごみとして投棄しないこと充 電方法については オペレーターズマニュアル を読むこと。 115-2049 モデル 03806, 03807 および 03812 1. リール 刈高 4. リール刈り込みとバックラッ 5. プ 3. オペレーターズマニュアル 6. を読むこと 。 2. 走行速度 後リール回路コントロール 前リール回路コントロール 115-8000 モデル 03808 および 03813 1. 106-6754 1. 警告 表面が熱い。触れないこと。 2. ファンによる手足切断危険、およびベルトによる巻き込まれ の危険可動部に近づかないこと。 リール 刈高 4. リール刈り込みとバックラッ 5. プ 3. オペレーターズマニュアル 6. を読むこと 。 2.
バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります 1. 爆発の危険 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこ と。 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと 9. 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 禁止。 5. を読むこと 。 バッテリーに人を近づけな いこと。 7. 保護メガネ等着用のこと爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり 6.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 3 4 5 6 7 数量 内容 必要なパーツはありません。 – 大きい リング カウンタウェイト ステアリングロックピン 昇降チェーン チェーンブラケット ボルト ナット ネジ ワッシャ ナット 大きい リング 14/10 7/5 7/5 5/7 5/7 5/7 10/14 5/7 5/7 5/7 5/7 必要なパーツはありません。 – 塩化カルシウム別途調達のこと リアウェイト・キット, P/N 104–1478別途 調達のこと CE 諸国用ステッカー CE 規格適合証明書 オペレーターズマニュアル エンジンマニュアル パーツカタログ オペレータのためのトレーニング資料 故障診断用ACE ディスプレイ用オーバー レイ リング付き始動キー フード用キー ねじ 蝶ナット 1 4 2 1 1 1 1 1 液量を点検する。 カッティングユニットを取り付けます。 カッティングユニットを取り付けます。 必要に応じて、カッティングユニットの微 調整を行ってください。 必要に応じてリアバラストを搭載
• エンジンの冷却液 1. カッティングユニットをカートンから取り出 す。カッティングユニットのマニュアル に 従って組み立てと調整を行う 。 2. カッティングユニット両側の保護プラグを取る 3. 大きなリングにグリスを塗り カッティングユ ニット両側のベアリングハウジングの溝にそ れぞれ取り付ける 図 4 と 図 7。 「冷却系統を点検する」を参照してください。 • 油圧オイル 「油圧オイルの点検」を参照してください。 • 後アクスルのオイル 「後アクスルオイルを点検する」を参照して ください。 2 カッティングユニットを取り付ける モ デ ル 03860, 03861, 03862 この作業に必要なパーツ 14/10 図4 大きい リング 7/5 カウンタウェイト 7/5 ステアリングロックピン 1. ベアリングハウジング 2. 大きいリング 3.
図5 図7 1. キャリアフレーム 4. リンチピン 2. ピボットナックル 5. ステアリングロックピン 3. 昇降アームのステアリング プレート 7. ピボットナックルの水平シャフトをキャリア フレームの取り付け穴に差し込む図 5。 8. スラストワッシャ、平ワッシャ、フランジヘッ ドネジを使って、ピボットナックルをキャリ アフレームに固定する図 5。 9. ピボットナックルの垂直シャフトにスラスト ワッシャを差し込む図 5。 10. 1. リールモータ 2. リング 注 カッティングユニットを固定モードで使用 する場合にはステアリングロック・ピンをピ ボットナックルの取り付け穴に差し込んでく ださい 図 5 。 14.
3 カッティングユニットを取り付ける モ デ ル 03863 お よ び 03864 この作業に必要なパーツ 図8 2. スプリングロッド前部の角ナットを締めて、 スプリング圧縮状態の長さ が203 mmになる ようにする 図 8 。 注 ラフで使用する時やアンジュレーションの 大きなフェアウェイを刈る時は、上記の長さ Aを216 mm とし、スプリング ブラケット後部 とワッシャ前面のすきまCを 38 mm としてく ださい 図 8 。 5/7 昇降チェーン 5/7 チェーンブラケット 5/7 ボルト 10/14 ナット 5/7 ネジ 5/7 ワッシャ 5/7 ナット 5/7 大きい リング 昇降ブラケットとチェーンを取り付ける 各昇降アームにチェーンブラケットを取り付けま す。各アームにUボルト個とナット2個を使用しま す。以下の手順でブラケットの位置を調整します 1.
後ろに 381 mm さがった位置にセットする図 10。各ブラケットが、機体の外側に向かって 45度回転した状態になるようにする。 図 12 1. 昇降チェーン 2. チェーンブラケット 後シールドを調整する ほとんどの場合、後シールドは閉じておく刈りカス を前に排出するのがベストです。濡れ芝などのよう に草が非常に重い時はシールドを開ける方が良い 場合もあります。 図 10 3. シールド図 13を開けるには、シールドを左サイド プレートに固定しているキャップスクリュをゆる め、シールドを開位置にセットし、キャップスク リュを締めてください。 昇降アーム6番、7番で、ブラケットとUボルト を、ピボットナックルのセンターラインから 後ろに 368 mm さがった位置にセットする図 11。各ブラケットが、機体の外側に対して10 度回転した状態になるようにする。 図 11 図 13 4. 全部の ボルトナットを、51-65 N.m 5.3-6.6 kg.m=38–48 ft-lbsにトルク締めする。 5.
カウンタウェイトを取り付ける どのカッティングユニットも、カウンタウェイトを カッティングユニットの左側に取り付けて出荷して います。下の図で、リールモータとカウンタバラン スとの位置関係を確認してください。 1 G003321 2 図 16 1. プラスチック製プラグ 2. キャップスクリュ2本 図 14 1. 番、.番、番カッティングユニットでは、カ ウンタウェイトをカッティングユニットの左 側に固定しているキャップスクリュ(2本)を取 る。カウンタウェイトを取り外す図 15。 4. 先ほど取り外したキャップスクリュ2本を使っ て、カッティングユニット右側にカウンタウェ イトを取り付ける。 5. カッティングユニットの左側サイドプレート に、リールモータ取り付け用のキャップスク リュ2本を仮止めする図 16。 カッティングユニットを取り付ける 1. 図 17 図 15 キャリアフレーム 4. リンチピン 2. ピボットナックル 5. ステアリングロックピン 3. 昇降アームのステアリング プレート 1. 1. 2. 3.
に差し込む 図 17。昇降アームのステアリング プレートの下にある枚のゴム製センタリング バンパーの間に、ピボットナックルを挟む。 6. ピボットナックルのシャフトに付いている穴 にリンチピンを差し込む図 17。 7. スナッパピンを使って、昇降アームのチェーン をカッティングユニットのチェーンブラケッ ト図 18に、以下の手順で固定する。 A. 番、番、番、番、番のカッティングユニッ トでは、チェーンのリンク個を使う。 B. 2番、3番、7番のカッティングユニットで は、チェーンのリンク個全部を使う。 図 19 1. リール駆動モータ 2. キャップスクリュ 注 カッティングユニットを固定モードで使 用する場合にはステアリングロックピンをピ ボットナックルの取り付け穴に差し込んでく ださい 図 17 。 11. ステアリングロックピンの下にスプリングを 掛ける 図 17 。 図 18 1. 昇降チェーン 2. ターフ補正スプリングを調整する スナッパピン 8. リールモータのスプラインにきれいなグリス を塗りつける。 9.
4 カッティングユニットの微調整 必要なパーツはありません。 手順 トラクタユニットはほとんどのフェアウェイ刈り で適切に使用できるよう出荷時に調整済みです。 必要に応じて「カッティングユニットの保守」を 参照して、さらに以下のような微調整を行うこと ができます 図 20 2.
6 CE 諸 国 用 ス テ ッ カ ー を 貼 付 す る この作業に必要なパーツ 4 CE 諸国用ステッカー 2 CE 規格適合証明書 手順 CE 諸国で使用する場合には、ANSI 様式のステッ カーの上から対応する CE 様式のステッカーを貼っ てください。CE 規格適合証明書は安全な場所に保 管してください。 7 マニュアルを読み付属品を保管 する この作業に必要なパーツ 1 オペレーターズマニュアル 1 エンジンマニュアル 1 パーツカタログ 1 オペレータのためのトレーニング資料 1 故障診断用ACE ディスプレイ用オーバーレイ 1 リング付き始動キー 1 フード用キー 2 ねじ 2 蝶ナット 手順 1. マニュアルを読む。 2. オペレータ用トレーニング資料を見る。 3.
製品の概要 • 油圧オイルが漏れたターフディフェンダ搭載 機の場合 各部の名称と操作 • 通信エラーが発生したターフディフェンダ搭 載機の場合 走行ペダル 始動キー 走行ペダル(図 21)は前進走行と後退走行を制御しま す。ペダル前部を踏み込むと前進、後部を踏み込 むと後退です。走行速度はペダルの踏み込み具合 で調整します。スロットルが FAST 位置にあり負荷 が掛かっていない状態でペダルを一杯に踏み込む と最高速度となります。 速度計図 21は本機の走行速度を表示します。 ペダルの踏み込みをやめると、ペダルは中央位置に 戻り、走行を停止します。 ブレーキペダル 速度計 枚のペダル図 21により左右の車輪を独立して制御 し、旋回性能や駐車、斜面での走行性能を高めてい ます。駐車ブレーキを掛けるときや移動走行の際に はロックピンで枚を連結して使用します。 3 7 5 始動キー図 21には3つの位置があります。 6 4 2 駐車ブレーキのラッチ 1 コンソール左側にあるノブを引くと、駐車ブレーキ 図 21がロックします。駐車ブレーキを掛けるには、 ロック用のピンで2枚の
3 2 4 5 7 6 8 1 2 3 4 5 9 10 6 11 7 8 1 G019448 図 22 モデル 03808 および 03813 9 G019449 1. スロットルコントロール 7. グロープラグインジケータ 2. 昇降コントロールレバー 8. エンジン冷却液温度計 3. 燃料計 4. 5. 6. 充電インジケータ エンジンオイル圧警告灯 図 23 モデル 03806, 03807 および 03812 回転許可スイッチ7番右後 ろ 10. 回転許可スイッチマスター 9. 11. 回転許可スイッチ6番左後 ろ 冷却水温警告灯 1. スロットルコントロール 6. 冷却水温警告灯 2. 昇降コントロールレバー 7. グロープラグインジケータ 3. 燃料計 8. エンジン冷却液温度計 4. 充電インジケータ 9. 回転許可スイッチマスター 5.
バックラップ・ノブ バックラップ・ノブ 図 25 は昇降コントロールレ バーと連動してバックラップを行います。作業要領 は カッティングユニットの保守 (ページ 56)ページの 「バックラップ」の項に記載されています。 1 2 G019451 図 26 1. 座席調整ノブ 2. 座席調整レバー 緑の診断ランプ この機械には、電子コントローラが正常に機能し ているかどうかを知らせてくれる緑の診断用ラン プがついていますこの緑色の診断ランプ図 27はコ ントロールパネルの下に取り付けられており、い くつかの機能があります。電子コントローラが正 常に機能していて キースイッチが ON 位置にある と点灯します。電子コントローラが電気系に異常 を発見すると、診断ランプは点滅します。キーを OFF に戻すとランプは消え、診断回路は自動的に リセットします。 1 図 25 1. バックラップ・ノブ 2.
アタッチメントとアクセサリ 始動スイッチをON位置にしても診断ランプが点 灯しない時は、電子コントローラが作動していな いことを示しています。考えられる原因として • ループバック・コネクタが外れている • ランプが切れている。 • ヒューズが飛んでいる。 • バッテリーがあがっている。 トロが認定した各種のアタッチメントやアクセ サリがそろっており、マシンの機能をさらに広げ ることができます。 詳細は弊社の正規サービス ディーラ、または代理店へお問い合わせください。 www.Toro.
運転操作 1 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 エンジンオイルを点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 エンジンにはオイルを入れて出荷していますが、初 回運転の前後に必ずエンジンオイルの量を確認し てください。 油量は約 7 リットルフィルタ共です。 以下の条件を満たす高品質なエンジンオイルを使用 してください G019454 図 29 • API規格CH-4、CI-4 またはそれ以上のクラス。 • 推奨オイルSAE 15W-40-18℃以上 • 他に使用可能なオイルSAE 10W-30 または 5W-30 全温度帯 1. 3.
1 注意 エンジン停止直後にラジエターのキャップを開 けると、高温高圧の冷却液が吹き出してやけ どを負う恐れがある。 分ぐ ら い 待 っ ラ ジ エ タ ー が 十 分 に 冷 え る ま で 15分 てからキャップを開けるようにすること。 1. ラジエターと補助タンクのふた図 31を注意 深く開ける。 2. ラジエターと補助タンク 図 31 の液量を点検 する G019456 補給口の首の上部まであればよい。また、補 助タンクについている FULL マークまであれば よい。 図 32 1. エア抜きプラグ 4. ラジエターと補助タンクのふたを取り付ける。 5.
気温が -7° 以上の季節には夏用燃料を使用する方 が、燃料ポンプの寿命を延ばします。 危険 燃料は非常に引火 爆発しやすい物質である。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災な どを引き起こす。 重要 ディーゼル燃料の代わりに灯油やガソリン を使わないでください。この注意を守らないとエ ンジンが破損します。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた 状態で行う。こぼれた燃料はふき取る。 • 箱型トレーラに本機を搭載した状態では、 絶対に本機への燃料補給をしてはならない。 • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎 を絶対に近づけない。 • 燃料は安全で汚れのない認可された容器に 入れ、子供の手の届かない場所で保管する。 30 日 分 以 上 の 買 い 置 き は 避 け る 。 • 運転時には必ず適切な排気システムを取り 付け正常な状態で使用する。 警告 燃料を飲み込むと非常に危険で生命に関わる。 また気化した燃料に長期間ふれると身体に重篤 な症状や疾病を引き起こす。 • 燃料蒸気を長時間吸わないようにする。 • ノズルや容器の口に顔を近づけない。 • 燃料蒸気が目
1 重 要 Mobil EAL EnviroSyn 46H は 、 ト ロ 社 が こ の 製 品への使用を認めた唯一の合成生分解オイルです。 このオイルは、トロ社の油圧装置で使用しているエ ラストマーに悪影響を与えず、また広範囲な温度帯 での使用が可能です。このオイルは通常の鉱物性オ イルと互換性がありますが、十分な生分解性を確 保し、オイルそのものの性能を十分に発揮させる ためには、通常オイルと混合せず、完全に入れ替 えて使用することが望まれます。この生分解オイ ル は 、 モ ー ビ ル 代 理 店 に て 19 リ ッ ト ル 缶 ま た は 208 リットル缶でお求めになれます。 重要 多くの油圧オイルはほとんど無色透明であ り、そのためオイル洩れの発見が遅れがちです。 油圧オイル用の着色剤をお使いいただくと便利で 瓶入 り 。 1瓶 瓶で 15-22 リ ッ ト ル の オ イ ル に 使 す 20 ml瓶 。ご 注 文 用 で き ま す 。 パ ー ツ 番 号 は P/N 44-2500。 は Toro 代 理 店 へ 。 G019457 図 33 1. 燃料タンクのキャップ 4.
タイヤ空気圧を点検する 燃料系統からのエア抜き 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 タイヤは空気圧を高めに設定して出荷していま す。運転前に正しいレベルに下げてください。適 正圧は前・後輪とも103-41 kPa0.84-1.25 kg/cm2=12-15 psi です。 1. 平らな場所に駐車する。燃料タンクに少なくと も半分まで燃料が入っていることを確認する。 2.
5. 機体についているロープ掛けポイントを使 い、チェーンやロープ、ワイヤなど適切なも のでしっかりと機体をトレーラに固定する 図 37 と 図 38 。 • 前各前輪の内側、アクスルチューブの下に ある四角いパッド 図 37 1 g019459 図 36 1. 6. 燃料噴射ポンプのエア抜きネジ 始動キーを ON 位置に回す。燃料ポンプが動 き出し、空気が押し出されてくる。燃料が連 続的に流れるのがネジ穴から確認できるまで キーを ON 位置に保持する。ネジを締めてキー を OFF にする。 注 通常は上記の操作でエンジンが始動できる ようになります。始動できない時は、噴射ポ ンプとインジェクタの間にエアが入っている 可能性があります「保守」の「インジェクタ からのエア抜き」を参照してください。 図 37 1.
トレーラへの積み込み トラックやトレーラに積み込む場合には十分に注意 して作業を行ってください。マシンの左右それぞれ に細い歩み板を使用するのでなく、後タイヤの両外 側よりも広い一枚板を使用することをお奨めしま す 図 39。 広い歩み板を使うことができない場合に は、できるだけ車幅全体をカバーできるように板の 数と置き方を工夫してください。 また、歩み板は、傾斜が15度以下となるような十分 に長いものを使ってください図 39。角度が大きすぎ ると機体の底部をこすって装置が破損する恐れが あります。また、後ろに転倒する危険性も高くな ります。法面上や法面の近くでトラックやトレー ラに積み込む場合にはトラックやトレーラが坂下 になるように駐車して作業してください。これに より歩み板の角度を小さくすることができます。 トレーラやトラックは、できるだけ荷床面が水平 になるように駐車してください。 図 39 重要 歩み板の上では旋回動作をしないでください 転 落する危険があります。 1. トレーラ 3. 15度を超えないこと 2. 幅広の歩み板 4.
7-11 Nm1.0-1.5 kg.m = 5-8 ft-lbを超えないよう にすること。 重要 バイパスバルブを開いたままでエンジ ンを回転させるとトランスミッションがオー バーヒートします。 インタロックスイッチの動作を点 検する 注意 図 42 インタロックスイッチは安全装置であり これを 取り外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。 1. 故障診断用ACE インタロックスイッチをいたずらしない。 • 4. • 作業前にインタロックスイッチの動作を点検 し、不具合があれば作業前に交換修理する。 注 オーバーレイの赤文字は対応する入力ス イッチを示し緑文字は出力を示します インタロックスイッチは 走行ペダルがニュートラル 位置 リール回転許可スイッチが禁止位置、ジョイス ティックがニュートラル位置の時のみエンジンの 始動を許可しますまた駐車ブレーキが掛かってい るのに走行ペダルが踏まれた、或いはオペレータ が座席にいないのに走行ペダルが踏まれた場合に エンジンを停止させます 5.
4. が記憶できる故障は個だけであり、メモリを消去 しないと次に故障した時の内容は記憶されません から注意してください。 キースイッチを ON 位置に回すエンジンは始 動させない 。 注 オーバーレイの赤文字は対応する入力ス イッチを示し緑文字は出力を示します 故障記録の読み出し手順 5. ACEの右下すみの“outputs displayed”出力表示 中LEDが点灯すればよい。「入力表示中」が点 灯した場合には切替えボタンで入力表示とする この操作中は運転席に座らないでください。 1. キーを OFF 位置に回す。 2. 読み出したい機器のループバック コネクタ に、ACE テスターを接続し、その機種に合っ たオーバーレイをセットする。 3. ジョイスティックを「上昇」位置に保持する。 運転席に座り、点検したい機能の操作を実際 に行ってみる。操作に従って、対応する LED が点灯すれば コントローラが正常に機能し ている 出力と入力の相互関係は油圧バルブ チャートを参照のこと 4.
油圧ソレノイドバルブの機能 危険 運 転 す る と き は 必 ず ROPS を 取 り 付 け シ ー ト ベ ル ト を 着 用 す る こ と ROPS を 取 り 付 け て い な い 場合はシートベルトを着用しないこと 以下に油圧マニホルドにあるソレノイドの機能を示 します。各機能ともソレノイドに通電したときに 行われます。 ソレノイド 機能 MSV1 前リール回路 MSV1 後リール回路 SV4 前ウイングユニット上昇 SV3 前中央ユニット上昇 SV5 後部ユニット上昇 SV1 上昇 下降回路を加圧 SV2 方向 ON= 上昇, OFF= 下降 警告システム 作業中に警告灯が点灯したら、直ちに機械を停止 し原因を確認してください。異常を放置したまま 作業を続けると本機に重大な損傷を招く可能性が あります 重要 グロープラグ通電中 予熱中 は赤い診断ランプ が点灯します。ランプが消えるまで、キーを始動位 置に回さないでください。 SV 6 左後ウイングユニット 刈り込み作業 SV7 右後ウイングユニット SV8 負荷を保持する エンジンを始動
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 8 時間 • ホイールナットやホイールボルトは定期的に(使用開始後最初の1~4運転時間、その 後は10運転時間ごと)にトルクの点検を行ってください。 使用開始後最初の 50 時間 • エンジンオイルとフィルタの交換。 使用開始後最初の 200 時間 • プラネタリギアオイルを交換する。 • リアアクスルオイルを交換する。 使用するごとまたは毎日 • • • • • • • • エンジンオイルの量を点検してください。 冷却系統の点検と清掃を行ってください。 油圧オイルの量を点検する。 タイヤ空気圧を点検する。 リールとベッドナイフの摺り合わせを点検する。 インタロックスイッチの動作を点検してください。 燃料フィルタ・水セパレータからの水抜き。 エンジン部、オイルクーラ、ラジエターを清掃してください(ホコリの多い環境では間 隔を詰めて清掃してください)。 • 油圧ライン・油圧ホースにオイル漏れ、ねじれ、支持部のゆるみ、磨耗、フィッティング のゆるみ、風雨や薬品による劣化などがないか十
定期整備ステッカー g023347 図 43 39
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 土 日 インタロックの動作の点検。 ブレーキ動作の点検。 エンジンオイルの量を点検。 冷却系統を点検。 燃料・水セパレータの水抜き。 エアフィルタのインジケータの表示。 ラジエターとスクリーンの汚れ。 エンジンからの異常音がないか点検する。1 運転操作時の異常音。 トランスミッションオイルの量を点検。 油圧オイルの量を点検。 エアフィルタのインジケータの表示。2 油圧ホースの磨耗損傷を点検。 オイル漏れなど。 タイヤ空気圧を点検する。 計器類の動作を確認。 リールとベッドナイフの摺り合わせ。 刈高の調整の点検。 グリスアップ。 3 塗装傷のタッチアップ。 1. 始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズルを点検する。 2. エンジンを始動させ、オイルを通常の作動状態の温度にして点検する。 3.
潤滑 ベアリングとブッシュのグリスアッ プ 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 定期的に、全部のベアリングとブッシュにNo.2汎 用リチウム系グリスを注入します。通常の使用で は 50 運転時間ごとに行いますが、機体を水洗い したあとは整備間隔に関係なく直ちにグリスアッ プしてください。 グリスアップ箇所を以下に列挙します • カッティングユニットのキャリアフレームと ピボット 各 図 44. g019486 図 45 1.
• 後昇降シリンダのピボット2ヶ所 図 48。 • 後昇降アームのピボット2ヶ所 図 51。 g019492 g019489 図 48 • 図 51 昇降アームのピボット3ヶ所(図 49)。 • ブレーキペダルのシャフト1ヶ所 図 52。 G019490 図 49 G019493 図 52 • 後アクスルのピボット図 50。 G019494 図 50 42
エンジンの整備 このエア洗浄により、1次フィルタを外した時 にホコリが舞い上がってエンジン部へ入り込 むのを防止することができる。 エアクリーナの整備 3.
スロットルの調整 エンジンオイルとフィルタの整備 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 150運転時間ごと 運転開始後50時間でエンジンオイルの初回交換を行 い、その後は、150 運転時間ごとにオイルとフィル タを交換してください。 1. 1. スロットル レバーを シートベースのスロット に当たるまで前に倒す 2. インジェクションポンプのレバーアームの所 にあるスロットル ケーブルのコネクタをゆる める 図 59 。 1 ドレンプラグ図 57を外してオイルを容器に 受ける。オイルが抜けたらドレンプラグを取 り付ける。 2 g019472 図 59 1. 1 2. 3. ドレンプラグ オイルフィルタ図 58を外す。新しいフィルタ のシールに薄くエンジンオイルを塗って取り 付 ける。締めすぎないこと。 4. g019471 図 58 3. コネクタ インジェクションポンプレバーのアームをハ イアイドル ストップに当てた状態でケーブ ルコネクタを締める。 注 締めるとき、ケーブルコネクタが自由に回 転できることを確認してください。 1 1. 2.
燃料系統の整備 燃料ラインとその接続 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 燃料タンク 400 運転時間ごと又は年に回のうち早い方の時期に 点検を行ってください。劣化・破損状況やゆるみが 発生していないかを調べてください。 整 備 間 隔 : 2年ごと 燃料タンクは 2 年ごとにタンクを空にして内部を清 掃してください。燃料系統が汚染された時や、マシ ンを長期にわたって格納する場合も同様です。タン クの清掃にはきれいな燃料を使用してください。 燃料フィルタ 水セパレータ 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 400運転時間ごと 水セパレータ図 61からの水抜きは毎日おこなって異 物を除去してください。 1 1. フードを開け、燃料フィルタの下に汚れのな い容器をおく。 2. フィルタ容器下部のドレンプラグをゆるめて 水や異物を流し出す。終了したらプラグを締 める。 G019473 図 60 1.
電気系統の整備 インジェクタからのエア抜き 注 この手順は、燃料システムからの通常のエア抜 きを行ってもエンジンが始動できないときに行う ものです通常のエア抜きについては、「運転」の 章の「燃料システムからのエア抜き」を参照して ください。 1. バッテリーの手入れ 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 警告 燃料噴射ポンプの No.1インジェクタノズルへ のパイプ接続部をゆるめる。 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 バッテリーの電極部や端子などの部分に は鉛や鉛含有物質が含まれており、カリ フォルニア州では、これらの物質が癌や 先天性異常の原因となるとされている。 取り扱い後は手を洗うこと。 重要 電気系統を保護するため、本機に溶接作業を 行う時には、バッテリーからケーブルを 2 本とも外 し、コントローラからのワイヤハーネスを 2 本と も外し、オルタネータからのターミナル・コネク タを外してください。 図 62 1. インジェクタ 全部で 個ある 2. スロットルを FAST 位置とする。 3.
危険 電解液には触れると火傷を起こす劇薬である 硫酸が含まれている。 電解液を飲まないこと。また、電解液を皮 膚や目や衣服に付けないよう十分注意する こと。安全ゴーグルとゴム手袋で目と手を 保護すること。 • • 皮膚に付いた場合にすぐに洗浄できるよう、 必ず十分な量の真水を用意しておくこと。 ヒューズ 全部で7本のヒューズを使用しています。ヒュー ズはコントローラパネルの下に取り付けてありま す 図 63 と 図 64 。 1 G019475 図 63 1.
ヘッドライト オプション 重要 トラクションユニットにオプションのヘッド ライトを取り付ける場合には、電気系統全体の整合 と下 記 の パ ー ツ 番 号 性を確保するため、配線図 図 65と による部品を使用してください。 取り付け手順 1. コンソールの下にある空いているコネクタに リレーを取り付ける。 2. スイッチを取り付ける。 3. コンソール下にあるオレンジ色のライン (J 24 と J 25) にリング端子またはフォーク端子を 取り付ける。ラインをスイッチの2番端子と3 番端子に接続する。 4. ヘッドライトからのパワー+線を J23赤線に 結線する。 5. アース線はエンジンブロックのアースに接続 する。 6.
走行系統の整備 プラネタリギアオイルの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 200 時間 800運転時間ごと または1年に1回のうち早く到 達した方の時期 ホイールナット ボルト のトルクの 点検 200運転時間で初回交換を行います。その後は 800 運 転時間ごとに交換します。補給用には高品質のSAE 85W-140 ギアオイルを使用してください。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 200運転時間ごと 1. 警告 この整備を怠ると人身事故につながる恐れがあ るので十分注意する。 平らな場所で、点検/ドレンプラグが一番低 い位置時計の 6 時の位置に来るように停止さ せる 図 67 。 運 転 開 始 か ら 1-4 時 間 後 に 1 回 と 10 時 間 後 に も う 1 回、前輪と後輪のホイールナット ホイールボル ト の ト ル ク 締 め を 行 う ト ル ク 値 は 115-135 N.m 11.8-13.8 kg.m = 85-100 ft.
を補給することができるようになります。そ のようにして全量を入れてください。 7. プラグを元通りに取り付ける。 8. 反対側のプラネタリギアアセンブリも同様に 作業する。 リアアクスルオイルの点検 図 70 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 1. リアアクスルには出荷時にSAE 85W-90 ギアオイル を注入しています。初めて使用する前および400 運 転時間ごとに量を点検してください。油量は約 2.3 リットルです。オイル漏れの目視点検は毎日行っ てください。 1. 平らな場所に駐車する。 2. アクスルの一方の端部から点検用プラグ 図 69を抜き、穴の高さまで潤滑油があることを 確認する。量が不足の場合は、給油プラグ図 69をはずして補給する。 図 69 1. 点検プラグ 2. 補給プラグ リアアクスルオイルの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 200 時間 800運転時間ごと 初回のオイル交換は運転開始後 200時間で、その 後は、800運転時間ごとにオイル交換を行ってく ださい。 1. 平らな場所に駐車する。 2.
後輪のトーイン 3. エンジンを始動しアイドル回転させる。 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 4. 前への動きを止めたい場合は、ポンプロッド の端部にあるジャムナットを回してポンプコ ントロールチューブ図 72を前へ動かす。後へ の動きを止めたい場合は、後へ動かす。 800運転時間ごと又は年に回点検を行ってください。 1. 後輪の前と後ろで、左右のタイヤの中央線間 距離を測るアクスルの高さ位置で計測。前で の測定値が、後ろでの測定値より 3mm 小さ ければ合格とする。 2. 調整が必要な場合は、タイロッドのボール ジョイントのコッターピンとナットを外す。 次に、タイロッドのボールジョイントをアク スルケースのサポート図 71から外す。 3. タイロッド両側のクランプをゆるめる図 71。 1 2 G019499 2 1 図 72 1. 図 71 1. タイロッドのクランプ 2. 外した方のボールジョイントを内側または外 側に 1 回転させる。タイロッドの自由端側の クランプを締める。 5.
冷却系統の整備 清掃 2 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 1 後部スクリーン、オイルクーラ、ラジエターを毎日 清掃してください。ホコリの多い環境ではさらに 間隔を詰めて清掃してください。 g019479 重要 エンジンが高温の時に絶対に水をかけないこ と エンジンが損傷する可能性があります 1. エンジンを止め、フードのラッチを外してフー ドを開ける。エンジンの周囲を丁寧に清掃す る。フードを閉じる。 2. 後部スクリーン図 73のラッチをはずして後部 を開ける。スクリーンをていねいに清掃する。 図 74 1. オイルクーラ 2. ラジエター 冷却系統の保守 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 2年ごと 冷却液の総量は 9.4リットルです。冷却液は必ず水 とエチレングリコール不凍液の 50/50 混合液を使用 してください。水だけの使用やアルコール系、メタ ノール系の冷却液は使用しないでください。 1. 100運転時間ごとにホースの接続状態を点検 し ゆるんでいれば締め付ける。ホースに傷が あれば交換する 1 2. g019478 図 73 1. 3.
ブレーキの整備 ベルトの整備 ブレーキの調整 オルタネータベルトの点検 ブレーキペダルの遊びが 25 mm以上となったり、 ブレーキの効きが悪いと感じられるようになった ら、調整を行ってください。遊びとは、ブレーキペ ダルを踏み込んでから抵抗を感じるまでのペダル の行きしろを言います。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 1. 2. 100運転時間ごとに、オルタネータのベルト 図 76の 点検を行います。必要に応じてベルトを交換してく ださい。ベルトの張りの点検手順 左右のペダルが独立に動けるように、ブレー キペダルのロックピンを外す。 1. フードを開ける。 2.
油圧系統の整備 油圧フィルタの交換 油圧オイルのフィルタには整備時期を示すインジ ケータがついています。エンジンを始動させた状態 でインジケータが緑色のゾーンにあれば交換は不要 です。インジケータの表示が赤いゾーンにある場合 はフィルタのエレメントを交換してください。 油圧オイルの交換 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 通常は 800 運転時間ごとにオイルを交換します。オ イルが汚染されてしまった場合は油圧系統全体を洗 浄する必要がありますので、Toro 代理店にご連絡く ださい。汚染されたオイルは乳液状になったり黒ず んだ色なったりします。 1. エンジンを止め、フードを開ける。 2. タンクの底についているドレンプラグ図 77を 外して油圧オイルを容器に受ける 。オイルが 全部流れ出たらプラグを元通りに取り付ける。 必ず所定のフィルタパーツ番号 94-2621を使って ください。 重要 純正品以外のフィルタを使用すると関連機器 の保証が適用されなくなる場合があります。 1.
警告 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体 に重大な損傷を引き起こす。 • 油圧を掛ける前に、油圧ラインやホースに 傷や変形がないか接続部が確実に締まって いるかを確認する。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作 動油が高圧で噴出しているので、絶対に手 などを近づけない。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 • 油圧関係の整備を行う時は、内部の圧力を 確実に解放する。 • 万一、噴射液が体内に入ったら、直ちに専 門医の治療を受ける。 図 80 モデル 03806, 03807 および 03812 1. 油圧システムのテストポート 油圧回路試験実施用にテストポートがあります。必 要に応じToro代理店にご相談ください。 1. テストポート 図 79 と 図 80は昇降シリンダの 故障探究用です 2. テストポート 図 81は 前カッティングユニット の油圧回路の故障探究用です 3. テストポート 図 81は 後カッティングユニット の油圧回路の故障探究用です 図 79 モデル 03808 および 03813 1.
カッティングユニットの保守 カッティングユニットのキックスタンド モ デ ル 03863 と 03864 ベッドナイフやリールを見るためにカッティングユ ニットを立てる場合には、ベッドバー調整ネジの ナットが床面に接触しないように、カッティング ユニットの後ろ側についているキックスタンドス タンドはトラクションユニットの付属品ですで支 えるようにしてください図 83。 図 82 1. テストポート チャージ圧 3. テストポート 後退走行油圧 2. テストポート 前進走行油圧 4. テストポート パワステ油圧 図 83 1.
注 バックラップの時は、前ユニット、後ユニットが それぞれ共に回転します。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニット を降下させ、エンジンを停止して、駐車ブ レーキを掛け、リール回転スイッチを回転禁 止位置とする。 2. 運転席を上げてコントロールを露出させる。 3. リール速度セレクタとバックラップノブ 図 84を探し出す。バックラップノブをバックラッ プ位置にセットし、速度ノブを「」にセット する。 9. 回転が止まってしまう場合や回転にムラがあ る場合は ジョイスティックを後ろに倒して一 旦バックラップ回転を停止させる。そして、 リール速度ノブをメモリ高速側にセットしな おしてからジョイスティックを再び前に倒し てバックラップを再開する 10. バックラップ中にカッティングユニットの調整 を行う場合はジョイスティックを後ろに倒して リールを停止しリール回転許可スイッチを「回 転禁止」位置としエンジンを停止してから調整 を行う。調整が終ったら上記59の手順を行う 11.
外側カッティングユニットの上昇高 さの調整 旋回時の上昇高さ アップダウンの大きなフェアウェイでは、旋回する 時に前の外側のカッティングユニット番と番および 後ろの外側のカッティングユニット番と番をもう少 し高く上昇させたい場合がでてきます。 注 この調整を行う場合でも、RM CONFIG による 遅れタイミングの設定は 0 のままにしておいてく ださい。 旋回時のカッティングユニットの上昇高さの調整 は以下の手順で行います 図 85 モデル 03808 および 03813 1. #1 バルブ前中央ユニット用の調整バルブ 2. #4 および #5 前ウイングユニット用の調整バルブ • 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを 下降させ、エンジンを停止させる。 • 昇降アームのスイッチのブラケットを4番、6番 または7番昇降アームに固定しているキャリッジ ボルトのナット 図 87をゆるめる。 3. #2 および #3後ユニット用の調整バルブ 3 1 2 図 86 モデル 03806, 03807 および 03812 1. #1 バルブ前中央ユニット用の調整バルブ 2.
前列のカッティングユニットの下降 距離の調整 アンジュレーションの大きなフェアウェイで使用す る場合には、前列の本のカッティングユニットの下 降距離を大き目に設定することができます。アップ ダウンの大きな場所では、前のつのカッティングユ ニットの下降距離をもう少し大きくした方がよい 場合がでてきます。山なり部分を乗り越えながら 刈るときに、地表から浮いてしまうカッティング ユニットがあればキャリアフレームを下げる調整 をしたほうが良いでしょう現在の設定よりも低い 穴 図 88にボルトを付け替えて調整します。Toro 代 理店にご相談ください。 注 上記の調整を行うとカッティングユニットの地上 高が低くなります。場合により、チェーンの長さの 調整が必要になります。 1 g019484 図 88 1.
保管 エンジン トラクションユニット 1. エンジンオイルを抜き取り、ドレンプラグを はめる。 1. トラクションユニット、カッティングユニッ ト、エンジンをていねいに洗浄する。 2. オイルフィルタを外して捨てる。新しいオイ ルフィルタを取り付ける。 2. タイヤ空気圧を点検する。全部のタイヤのタ イヤ空気圧を 103-137 kPa1.1-1.4 kg/cm2; 15-20 psi に調整する。 3. オイルパンに SAE15W-40 の CD, CE, CF, CF-4 または CG-4 自動車用オイルを 7 リットル入 れる。 3. ボルト・ナット類にゆるみながいか点検し、 必要な締め付けを行う。 4. エンジンを始動し、約 2 分間のアイドル運転 を行う。 4. グリス注入部やピボット部全部をグリスアッ プする。余分のグリスやオイルはふき取る。 5. エンジンを止める。 6. 燃料タンクから燃料を抜き取り、きれいな燃 料で内部を洗浄する。 7. 燃料系統の接続状態を点検し必要な締め付け を行う。 5. 6.
メモ 61
メモ 62
米国外のディストリビュータ一覧表 国 電話番号 36 27 539 640 852 2155 2163 82 32 551 2076 ディストリビュータ 輸入販売代理 店 Maquiver S.A. Maruyama Mfg. Co. Inc. Mountfield a.s. コロンビア 日本 チェコ共和国 プエルトリコ 787 788 8383 Mountfield a.s. スロバキア Ceres S.A. コスタリカ 506 239 1138 Munditol S.A. アルゼンチン CSSC Turf Equipment (pvt) Ltd. Cyril Johnston & Co. Cyril Johnston & Co.
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