Operator's Manual
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図 図
図
34
1.燃料噴射ポンプのエア抜きねじ
5.始動キーをON位置に回す電動燃料ポンプが作
動を開始し、エア抜きねじの周囲からエアが漏れ
出てくるのが確認される。
注 注
注
ねじから燃料が連続的に流れるのが見えるま
でキーをON位置に保持する。
6.ねじを締めてキーをOFFする。
注 注
注
通常は上記の操作でエンジンが始動できるようにな
ります。始動できない時は、噴射ポンプとインジェクタ
の間にエアが入っている可能性がありますインジェクタ
からのエア抜き(ページ37)を参照してください。
診 診
診
断 断
断
ラ ラ
ラ
ン ン
ン
プ プ
プ
に に
に
つ つ
つ
い い
い
て て
て
このマシンには故障診断用ランプが付いており、電子コ
ントローラが電気系統の異常を探知するとそれを知らせ
ます。故障診断ランプはコントロールパネルの下につい
ています図35。電子コントローラが適切に作動している
場合には、キースイッチをON位置にすると、コントロー
ラの診断ランプが3秒間点灯し、その後に消灯します。
エンジンが停止すると、ランプが点灯し、キーを他の位
置に回すまでこの状態が続きます。電子コントローラ
が電気系に異常を発見すると、診断ランプは点滅しま
す。故障状態が解消し、キーをOFF位置に戻すと、ラ
ンプは消灯してシステムは自動的にリセットされます。
g020251
図 図
図
35
1.故障診断ランプ
ランプの点滅は以下のどちらかを知らせています
•電気出力系のショート。
•電気出力系の断線
故障診断ディスプレイを使用するときには、まず、どの
出力に異常があるのか、から出発します。インタロック
スイッチの動作を点検する(ページ26)を参照。
始動スイッチをON位置にしても診断ランプが点灯しな
い時は、電子コントローラが作動していないことを示し
ています。考えられる原因としては
•ループバックがはずれている。
•ランプが切れている。
•ヒューズが飛んでいる。
•電子コントローラの不良。
結線部、ヒューズ、ランプを点検してください。
ループバックコネクタが確実に接続されているか
確認してください。
故 故
故
障 障
障
診 診
診
断 断
断
デ デ
デ
ィ ィ
ィ
ス ス
ス
プ プ
プ
レ レ
レ
イ イ
イ
ACEの の
の
使 使
使
用 用
用
方 方
方
法 法
法
このマシンでは、電子コントローラがほとんどの機械機
能を制御しています。コントローラは、入力側のスイッ
チシートスイッチや始動スイッチなどが果たすべき機能
をチェックし、それに基づいて出力回路を操作し、機械
の運転に必要なソレノイドやリレーを作動させます。
コントローラが機械を制御するためには、各入力・出力
スイッチが正しく接続・機能している必要があります。
故障診断用ACEディスプレイは、この機能電気系を
チェックする装置です。
イ イ
イ
ン ン
ン
タ タ
タ
ロ ロ
ロ
ッ ッ
ッ
ク ク
ク
ス ス
ス
イ イ
イ
ッ ッ
ッ
チ チ
チ
の の
の
動 動
動
作 作
作
を を
を
点 点
点
検 検
検
す す
す
る る
る
整 整
整
備 備
備
間 間
間
隔 隔
隔
:使用するごとまたは毎日
インタロックスイッチは、走行ペダルがニュートラル位
置、リール回転スイッチが停止回転禁止位置、リール
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