Operator's Manual

刈り高の仮設定と前ローラの設定
初めて設定を行う時、また、前や後ろのローラを交換した
り位置を変更するときには、以下の手順で作業を進めてく
ださい:
1. まず、リールとベッドナイフのすり合わせ状態を確認
してください。
2. 前頁の表を用いて前後のローラの仮設定を行います
(図5&6及び表)
3. 定磐の上にカッティングユニットをのせます。
4. 厚さ 13mm以上の板を用意し、これをリール刃の下に
敷いてベッドナイフの切っ先にぴったりと当てがいま
す。ベッドナイフの刃の全長にわたって板が当たるよ
うにしてください。(図8)
5. カッティングユニットを(板の上にリールをのせたま
ま)前方に傾け、前ローラを定磐に接触させます。こ
の時、リール刃とベッドナイフが板から離れてはいけ
ません。
6. 前ローラの両端がともに定磐に接触するように前ブラ
ケットを調整します。ローラと定磐の間に隙間がない
か、紙片を差し入れるか目視で点検してください。
7. 前ローラの上下のナットを、7.6〜 9.0kg.mにトルク締
めします。
8. 前ローラの両端がともに定磐に接触しているか、ロー
ラと定磐の間に隙間がないか、紙片を使ってもう一度
確認してください。
刈り高の本設定
1. ゲージ バー(P/N98-1852,なければ他のもので代用可)
を所望の刈り高にセットします(図9)。バーの表面か
らネジ頭の下面までの距離が刈り高となります。
2. ゲージバーを前後のローラに渡し、ユニットの左右で刈
り高を確認し、必要に応じて調整します(図10)
重要: ゲージバーが前後のローラにぴったりと当たっている
ことと、バーのネジがリール刃にぴったりと当たっ
ていることが非常に重要です。
所望の刈り高に合わせるために調整が必要な場合は、前後
どちらのローラを使って調整しても構いません。ローラを
調整した後は、必ず紙片を使ってローラが完全に定磐に密
着していることを確認してください。
重要: 全部のカッティングユニットで完全に同じに調整して
ください。調整にばらつきがあると刈り上りにムラ
が出ます。
5
図8
図10
1.ゲージ バー
カッティングユニットの調整
図9
定盤:縦横50×80、厚
25mm以上のものが望
ましい。
ベッドナイフ 補助板
後ローラ
A, Bとも、全長にわたってぴったり
と接触することが大切である。
"B" リール
前ローラ
"A"
最終的な刈り高
前ローラ
ゲージバー アセンブリ 98-1852