Operator's Manual
グラス シールドとフィンの調整
グラス シールドやフィンは、刈りカスを排出したい方向に
合わせて角度を調整します。
1. カッティングユニットを水平な作業台に置きます。
2. フィンの調整は、前取り付けタブのロックを解除し、
タブを真っ直ぐ又は角度のついた状態にセットします。
3. グラス・シールドの角度を変更するには、シールドを
左サイドプレートに固定しているキャップスクリュ
(フランジネジ, 図11)をゆるめ、シールドを所望の角
度にセットします。
リア シールドを調整する
大抵の場合、リア シールドは閉じておく(刈りカスを前に
排出する)のがベストです。濡れ芝などのように草が非常
に重い時はシールドを開ける方が良い場合もあります
1. シールドを開けるには、シールドを各サイドプレート
に固定しているキャップスクリュをゆるめ、シールド
を所望の角度にセットします。
昇降チェーンを調整する
キャリア フレームとカッティングユニットを繋いでいるチ
ェーンは、カッティングユニットの前後の揺れを制限する
他、移動走行中や旋回動作中にカッティングユニットが地
表にぶつからないように保護する働きをします。 13個のう
ちの 11番目のリンクにとめてあり、ほとんどの場合、この
設定で使用できます。
走行路の凹凸が激しい場合はチェーンを短くすると効果的
です。刈り込みの地形が複雑でユニットがよく回るのが望
ましい場合にはチェーンを長めに設定します。
注: リンクについているネジの位置でチェーンの長さが変わ
りますから注意してください。
カッティングユニットの姿勢を調整する
(2本ネジ付ゲージ バー)
カッティングユニットの姿勢の調整や変更には、ネジが2本
と3つの穴ついているゲージ バー(P/N98-1852)を使用し
ます。第2のネジは内側の穴に取り付け、以下の手順で調整
を行います。
1. 前ネジの高さを所望の刈り高(図12)にセットします。
2. 後ろのネジで、距離B(図12)をセットします。
設定の目安は:
5.3mmの時 8°
3.8mmの時 6°
2.3mmの時 4°
1.0mmの時 2°
3. ゲージ バーを前後のローラに渡します。前のネジがベ
ッドナイフにぴったり掛かり、後ろのネジの足がベッ
ドナイフの底に当たっていれば、所望の設定です(図
13, 14)。この時、前後のローラがゲージ バーにぴった
りと当たっていなければいけません。カッティングユ
ニットの両端で調整・確認してください。
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カッティングユニットの調整
図11
1.シールド フィン
2.グラス シールド
3.キャップスクリュ
図12
図13
最終設定値に調整する
ベッドナイフ
図 14