Operator's Manual

2回目以降の調整
:調整の出発点として表1の数値を使って姿勢の
設定を行うことができます。しかしリールや下
刃の磨耗があるため、正しい姿勢を得るには、
必ず以下の方法で調整を行う必要があります。
1.カッティングユニットを立ててローラと下刃が見え
るようにする。
2.下刃に傾斜計(P/N99-3503)を当て、下刃の角度を
測る(図9)
3.2本ネジのゲージバー(P/N98-1852)の第1ネジを、
所望の刈り高に合わせる。
前後のローラにゲージバーを渡しかける。この時、
ゲージバーが前のローラぴったり接触した状態で、
第1のネジが下刃にぴったりと接触する必要がある
(図10)
:後ローラはゲージバーに接触していなくとも構
いません。
5.第2のネジを調整して下刃に接触させる。必要なら
後ローラの高さを上げる。
6.ゲージバーに傾斜計を置きゲージバーの角度を求め
る(図10)
7.所望の角度になるように前ローラを調整する。
以下の公式を利用する。
姿勢(°(下刃の角度)(ゲージバーの角度)
下刃の角度:手順2で求めた値
ゲージバーの角度:手順6で求めた値
:前ローラを下げれば角度(姿勢)は小さくなり、
上げれば大きくなります(図10)
10
図9
1.下刃の角度
図10
1.第1ネジ   3.ゲージバーの角度
2.第2ネジ   4.前ローラ
姿勢をゆる
やかにする
姿勢をき
つくする