Operator's Manual

刈り高の調整
正しい刈り高に調整するために、以下の調整順序
を守ってください。
A.下刃(ベッドナイフ)とリールを平行にする。
B.カッティングユニットの姿勢を調整する。
C.前ローラを水平にする。
D.刈り高の設定を行う。
全部のカッティングユニットを同じに調整してく
ださい。(1)刈り高、(2)姿勢、(3)下刃の磨耗
状態、(4)リールの磨耗状態にわずかでも違いが
あると、刈り上がりの「見栄え」に影響します。
:出荷時には刈り高16mm、姿勢2°に調整して
います。また、輸送中の損傷防止のため、リー
ルと下刃が接触「しないように」調整していま
す。輸送中に異状がでていないかどうか、これ
らの設定を確認してください。
A.リールと下刃のすり合わせ調整
リールと下刃を平行に調整してください。これが
できていないと刃の全幅にわたっての均一な切れ
味が実現できないばかりか、リールや下刃の片減
りが起こります。
:通常はリールと下刃がごく軽く触れ合っている
状態に調整することをおすすめします。但し乾
燥期や芝の密度が低い場合などでは、摩擦熱に
よる片減りを防止するために、リールと下刃と
0.030.05mmのすきまを設けた方が良い
場合があります。
:調整ノブは19 mmレンチ(3/4インチ)で回します。
1ノッチ回すごとに、下刃が0.013 mm 移動します
(図3)
1.ユニットを上向けにする(図4)
2.リールを刈り込み方向にゆっくり回しながら、調整
ノブを1ノッチずつ締めて、ごく軽い接触音が聞こ
えるようにする。
3.リールの一方の端に、乾いた新聞紙片を下刃に対し
て直角に差し入れ、新聞紙がきれいに切れることを
確認する。この確認をリールの両端で行う(図4)
うまく切れない場合、2ノッチ以内の締めつけで、
きれいに切れるようになればよい。
4.リール両端で新聞紙が切れればリールと下刃は平行
である。切れなければ以下の調整を行う。
重要
重要
重要
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図4
図3
1.下刃調整ノブ