Operator's Manual

いつも一定の調整ができるように、2本ネジのゲージ
ー(P/N98-1852)の使用をお勧めします(図7)。この
ゲージでは、第1ネジで刈り高を設定し、第2のネジで
カッティングユニットの姿勢を設定することができま
す。この方法を使うと、全部のカッティングユニットで
まったく同じ調整を簡単に行うことができます。
新しいカッティングユニットの場合
表1を利用します。新しいカッティングユニットの姿勢
を2°〜8°に調整する場合の設定値を掲載しています。
:全く同じ刈り高で使用している場合でも、リー
ルと下刃が磨耗するに伴い、第2のネジの設定
は少しずつ変化します。従って、最初の設定を
行った後は、2回目以降の設定」の方法で調
整を行ってください。
1.本ネゲー ー(P/N98-1852の第1のネジ
を所望の刈り高にセットする(図7)。バーの表面
からネジ頭の下面までの距離が刈り高となる。
2.表1を使用して、姿勢(A)を調整する。ゲージバ
ーの第2のネジの先端からバーの表面までの距離が
(A)となる(図7)
:リールと下刃が見えるようにカッティングユニット
を立てて作業を行います。
前刈り高ロッドの高さ(B)を調整する(表1)
この値は(図10)前刈り高ロッドの上面からコーン
ナット上面までの距離である。
4.表1により、後サポートの位置を前または後ろで設
定する。後刈り高ロッドの高さを、表に指示されて
いる値よりも3mm小さくセットして、後ローラと
ゲージバーとの間にすきまを作っておく(図8)
:前後のローラにゲージバーを差し渡してください。
第1ネジを下刃の縁にぴったりと掛け、第2ネジを
下刃の底面に当てた時(図8)、前ローラとゲージ
バーの間にすきまがあれば、そのすきまが無くなる
まで前ローラを下げてください。逆にゲージが入ら
なければ、1)第1のネジ(刈り高ネジ)が下刃に
軽く掛かり、2)第2のネジが下刃の底面に当たり、
3)ゲージバーが前後のローラに当たるまで、前ロ
ーラを上げてください。。この調整(姿勢)をカッ
ティングユニットの左右の端で確認します。
:この時点では後ローラとゲージバーの間には、
わずかのすきまを残しておきます。
8
図7
姿勢
1のネジ
2のネジ
刈り高
図8
1.第1のネジ   3.刈り高ロッド
2.第2のネジ   4.コーンナット
C
B