Form No. 3392-167 Rev A バーチカッター Reelmaster® 6000-D シ リ ー ズ カ ッ テ ィ ン グ ユ ニット用 シリ ア ル 番 号 316000001 以 上 モ デ ル 番 号 03877—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この説明書では、危険についての注意を促すため の警告記号図 1を使用しております。これらは死亡 事故を含む重大な人身事故を防止するための注意 ですから、必ずお守りください。 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 図1 1. この製品は、関連する全ての欧州指令に適合してい ます。詳細についてはこの冊子の末尾にあるDOI適 合宣誓書をご覧ください。 危険警告記号 重要 は この他に2つの言葉で注意を促しています。重 注はその他の 製品の構造などについての注意点を、注 注意点を表しています。 はじめに 目次 この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十 分に理解し、他人に迷惑の掛からないまた適切な方 法でご使用ください。この製品を適切かつ安全に 使用するのはお客様の責任です。 安全について ............................................................. 3 安全ラベルと指示ラベル .......
安全について 域によってはこれらの着用が義務付けられてい ますのでご注意ください。 この機械は EN ISO 5395:2013 適合製品です。 不適切な使用や整備不良は、死亡や負傷などの人身 事故につながります。事故を防止するために 以下に 示す安全のための注意事項を必ずお守りください • バーチカッターをお使いになる前に、 トラク ションユニットのオペレーターズマニュアルもよ くお読みになり、内容をよく理解してください。 • このバーチカッターをお使いになる前にこの オ ペレーターズマニュアル をよくお読みになり、 内容をよく理解してください。使い方を守っ てください。 • 子供には絶対にトラクションユニットの運転や バーチカッターの使用をさせないでください。 大人であっても適切な訓練を受けていない人に は、トラクションユニットの運転やバーチカッ ターの操作をさせないでください。この オペ レーターズマニュアル を読み、内容をきちんと 理解した人のみが取り扱ってください。 • 疲れている時、病気の時、アルコールや薬物を 摂取した時は絶対に運転しないでください。 • ガードなどの安全装置は必ず所定の場所
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 1 2 3 4 5 6 7 8 9 用途 必要なパーツはありません。 – バーチカッターの点検.
注 バーチカッターを立てる場合には、必ずキック スタンドトラクションユニットの付属品をお使い ください; 図 2を参照。 2 移動用ローラを取り付ける この作業に必要なパーツ 移動用ローラ 2 手順 コッターピンを使って、移動用ローラブラケットを 各サイドプレートのピンに固定する図 3。 図2 1. キックスタンド 1 バーチカッターの点検 図3 1. 移動用ローラ 2. コッターピン 必要なパーツはありません。 注 ローラは、バーチカッターの後ろに取り付けま す。 手順 1. リールの両側にグリスが付いていることを確 認する。 3 注 リールシャフトのベアリングとスプライ ンの内側とで目視でグリスを確認できること が必要です。 2. ボルト ナット類にゆるみがないか点検。 3. キャリアフレームのサスペンションが自由に 動くこと、特に、前後に揺れるときに引っ掛 かりがないことを確認する。 ブレードの深さを調整する 必要なパーツはありません。 手順 注 ブレードの最大食い込み深さは 6mm が推奨です。 5 1.
図5 1. 図4 1. ゲージバー6mm 2. 2. 調整ボルト 2. ピボットキャップスクリュ グラスシールドを希望高さにセットし、ボル トを締める 図 5 。 警告 注 バーチカッターのブレードがゲージバーに 当たってはいけません。 3. 後グラスシールド リアシールドを開きすぎると、異物が飛び出し て人身事故を起こす危険がある。 各刈高ブラケットについている調整ボルト 図 4を使って、リール刃の両端を床に接触さ せる。 リアシールドは、地面と平行よりも高く開け ないこと。 注 バーチカッターの刃が磨耗するにつれて リールの直径が小さくなってくるため、設定は 徐々に変化します。希望通りの設定になってい るかどうか定期的に調整を確認してください。 5 ローラスクレーパを調整する 4 必要なパーツはありません。 手順 後グラス・シールドを調整する 1. 必要なパーツはありません。 ローラスクレーパを固定しているフランジ ナットをゆるめる図 6。 手順 注 ごみや異物の多いターフやサッチが非常に厚く なっているターフでは 後ろ側の排出口を開いてく ださい。 1.
2. スクレーパのロッドの位置を調整して、スク レーパとローラとの間に 00.75mm のすき間を 作る。 3. スクレーパのロッドがローラおよび床面と平 行になっていることを確認する。 4. その後、フランジナットを締めて調整を固定 する。 7 昇降ブラケットとチェーンを取り 付ける この作業に必要なパーツ 6 移動用ローラを調整する 必要なパーツはありません。 1 昇降チェーン 1 チェーンブラケット 1 ボルト 3 ナット 1 ワッシャ 1 ねじ 手順 手順 整備場の床にバーチカッターを降ろすときやトラク ションユニットから外して床に置く場合には、ブ レードが床にあたって破損しないよう、必ず移動用 ローラを降ろしてください図 6。 1. 移動用ローラのブラケットをサイドプレート のピンに固定しているコッターピンを外す。 2. 移動用ローラを以下のようにセットする • バーチカッターを床に降ろす前にローラブ ラケットを降ろす。 • バーチカッターを床から作動位置まで上げ てからローラブラケットを上げる。 3.
注 昇降アーム4番では、ブラケットを垂直方 向から左に 10° 回転させた状態で取り付ける 図 7。 2. 昇降アーム2番、3番で、ブラケットとUボルト を、ピボットナックルのセンターラインから 後ろに 38cm さがった位置にセットする図 8。 図9 1. 36.8cm 2. 昇降アーム 7 注 ブラケットが、機体の外側に向かって 10° 回転した状態になるようにする。 4. 全部のUボルトを 52 65N∙m 5.3 6.6 kg.m=38 48 ft-lbにトルク締めする。 5. 各昇降チェーンを、ねじとワッシャとナット で、図 10のようにチェーンブラケットに取 り付ける。 図8 1. 38cm 3. 2. 昇降アーム 3 昇降アーム6番、7番で、ブラケットとUボルト を、ピボットナックルのセンターラインから 後ろに 36.8cm さがった位置にセットする。 図 10 1. 8 昇降チェーン 2.
8 9 カウンタウェイトを取り付ける バーチカッターリールを取り付ける 必要なパーツはありません。 この作業に必要なパーツ 手順 重要 コンクリートの床や舗装道路などでバーチカッ ターのリールを不用意に降下させるとリール刃が破 損しますから十分に注意してください。コンクリー ト床や舗装された面にバーチカッターを降ろす場合 には、移動走行用ローラを降ろしてください。 1 ねじ 1 リング 手順 1. ピボットナックルの水平シャフトにスラスト ワッシャを差し込む図 12。 バーチカッターは、全部で 7 つある取り付け位置 のどこにでも取り付けることができます。図 11 の ように、取り付け位置によって油圧モータの装着 場所が変わりますから注意してください。バーチ カッッターの右側に油圧モータを取り付ける場合 には、必ずユニットの左側にカウンタウェイトを 取り付けますユニットの左側に油圧モータを取り 付けた場合には、必ずユニットの右側にカウンタ ウェイトを取り付けます 図 12 図 11 1. 1番カッティングユニット 6. 6番カッティングユニット 2.
重要 リールモータのホースがねじれたり、 折れたり、はさまれたりしないように注意し てください。 注 カッティングユニットを固定モードで使 用する場合にはステアリングロックピンをピ ボットナックルの取り付け穴に差し込んでく ださい。 11. 図 13 • 1番、4番、5番、6番、7番のカッティングユ ニットでは、チェーンのリンク6個を使う。 • 2番、3番、7番のカッティングユニットで は、チェーンのリンク7個全部を使う。 8. リールモータのスプラインにきれいなグリス を塗りつける。 9. リールモータのOリングにオイルを塗りつけ、 モータのフランジに取り付ける。 10. モータを手に持ち、右回りにひねってモータ のフランジをキャップスクリュから逃がしな がら、キャップスクリュにモータをセットす る 図 14 。 図 14 1. リール駆動モータ 2.
運転操作 トレーニング期間 バーチカッターリールを実際に使用する前に、希望 する作業深さに設定して試運転を行い、仕上がり具 合を確認してください。テスト用のエリアを作り、 予想通りの仕上がりになるかどうかを確認してくだ さい。必要に応じて調整してください。 ヒント • トラクションユニットはフルスロットル、リー ル速度はフルスピード設定11番、走行速度は 58 Km/h で運転しましょう。 • ブレードの最大食い込み深さは 6mm が推奨で す。 • バーチカット作業にどの程度のパワーが必要か は、ターフや土壌の条件により変わります。場合 によっては走行速度を下げる必要がでてきます。 • ごみや異物の多いターフやサッチが非常に厚く なっているターフでは 後ろ側の排出口を開い てください。 警告 リアシールドを開きすぎると、異物が飛び出し て人身事故を起こす危険がある。 リアシールドは、地面と平行よりも高く開け ないこと。 11
保守 バーチカッターの潤滑 各カッティングユニットには全部で 個のグリス フィッティングがあります。定期的にNo.2汎用リチ ウム系グリスを注入してください。グリスポイン ト前ローラ2ヶ所、後ローラ2ヶ所、リールベアリン グ2ヶ所、ベッドナイフアジャスタ1ヶ所 重要 カッティングユニットを水洗いした直後にグ リスアップ作業を行うと、機械各部から水分を追い 出してベアリングの寿命を延ばすことができます。 1. 2. 図 16 グリスニップルの周囲をウェスできれいに拭 く。 1. きれいなグリスがローラのシールやベアリン グの逃がしバルブからはみ出してくるまでグ リスを注入する図 15。 2. リールシャフト ガタがある場合は、以下の手順で調整する A. カッティングユニットの左側にあるベアリ ングハウジングにベアリング調整ナットを 固定している固定ネジをゆるめる図 17。 B.
ブレードの交換 5. 注 正しく組み上がっていれば、リール全体が きれいにねじれた形状の円柱となります。 ブレードをシャフトから取り外す 1. 2. バーチカッターシャフトの一方の端ワッシャ が 1 枚とナットが 1 個ついている側を万力に 固定する。 シャフトの反対側についているナットを左回 りに回しteナットを取り外す。 警告 ブレードは非常に鋭利であり、バリなどが ついていて手を怪我する恐れがある。 シャフトからブレードを外すときには安全 に十分注意すること。 3. 小さいスペーサ、ワッシャ、ブレード、大き いスペーサを外す。 重要 ブレードを取り外す際にブレードの順序を入 れ替えたり、組み立てるときに逆順にしたりしない でください。ブレードについている目印穴に注意し ながら作業してください。この目印穴は、組み立て の際にバーチカッターリールが「正しいらせん形 状」になるように組み立てるためのものです。 ブレードの取り付け 1. シャフトをきれいに洗い、シャフト全体に薄 くグリスを塗る。 2. ブレードを取り付ける。 3.
組込宣言書 The Toro Company, 8111 Lyndale Ave.
米国外のディストリビュータ一覧表 ディストリビュータ 輸入販売代理店 Agrolanc Kft Asian American Industrial (AAI) B-Ray Corporation Brisa Goods LLC Casco Sales Company Ceres S.A. CSSC Turf Equipment (pvt) Ltd. Cyril Johnston & Co. Cyril Johnston & Co. Fat Dragon Femco S.A. FIVEMANS New-Tech Co., Ltd ForGarder OU ゴルフ場用品株式会社 Geomechaniki of Athens Golf international Turizm Hako Ground and Garden Hako Ground and Garden Hayter Limited (U.K.) Hydroturf Int. Co Dubai Hydroturf Egypt LLC Irrimac Irrigation Products Int'l Pvt Ltd. Jean Heybroek b.
トロの品質保証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラー に対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products Service De