Form No. 3358–303 ® • バーチカッター リールマスター 6500/6700 シリーズ・トラクションユニット用 Model No. 03877—Serial No.
もくじ はじめに ページ はじめに 2 安全 3 安全な運転のために 3 安全ラベルと指示ラベル 3 組み立て 4 移動用ローラを取り付ける 5 確認 5 ブレードの深さを調整する 5 後グラス・シールドを調整する 5 ローラ・スクレーパを調整する 6 移動用ローラを調整する 6 昇降ブラケットとチェーンを取り付ける 6 カウンタ・ウェイトを取り付ける 7 バーチカッター・リールの取り付け 8 9 運転のヒント 9 10 リール・ベアリングの調整 10 ブレードをシャフトから取り外す 11 ブレードの取り付け 11 モデル番号: _________________________________ シリアル番号: _________________________________ この説明書では、死亡事故を含む人身事故防止のために 様々な方法でお客様の注意をうながしております。危険の 度合いに応じて、危険、警告、および注意、の3種類の用語 を使い分けて説明を行っています。しかしながら、危険の 度合いに関係なく、常に細心の注意をも
安全 安全な運転のために • バーチカッターをお使いになる前に、 トラクションユ ニットのマニュアルをよくお読みになり、内容をよく理 解してください。 • バーチカッターをお使いになる前に、このマニュアルを よくお読みになり、内容をよく理解してください。 • 子供に運転させないでください。大人であっても適切な 訓練を受けていない人には、トラクションユニットの運 転やバーチカッターの操作をさせないでください。この マニュアルを読み、内容をきちんと理解した人のみが 取り扱ってください。 • アルコールや薬物を摂取した状態では絶対に運転しな いでください。 • ガードなどの安全装置は必ず所定の場所に取り付けて 使用してください。安全カバーや安全装置が破損した り、ステッカーの字がよめなくなったりした場合には、 機械を使用する前に修理や交換を行ってください。ま た、常に機械全体の安全を心掛け、ボルト、ナット、ネ ジ類が十分に締まっているかを確認してください。 • 作業には必ず頑丈な靴を着用してください。サンダルや テニスシューズ、スニーカーやショーツで バーチカッタ ーを取り扱うことは避けてく
組み立て 付属部品表 注: 組み立てに必要な部品がそろっているか以下の表で確認してください。全部そろっていないと正しい組み立てができ ません。 名称 数量 用途 移動用ローラ・アセンブリ 2 カッティングユニットを床まで降下させるときに使用しま す。 コッター・ピン 2 移動用ローラを固定するのに使用します。 昇降チェーン 1 チェーン・ブラケット 1 Uボルト 1 ナット 3 ワッシャ 1 ネジ 1 ネジ 2 リール・モータを取り付けます。 O リング 1 リール・モータのベアリング・ハウジングに使用します。 オペレーターズマニュアル 1 運転前によく読んでください。 パーツカタログ 1 昇降ブラケットとチェーンを取り付けます 注: 前後左右は運転位置からみた方向です。 バーチカッターの底部を見るためにユニットを立てる場合 には、キックスタンド(スタンドはトラクションユニットの付 属品です)で支えてください(図 1)。 1 図1 1.
確認 バーチカッターの梱包を解いたら、以下のことを確認してく ださい: 1. リールの両側にグリスが付いていることを確認する。リ ール ベアリングとリール シャフトのスプラインに目で見 てはっきりグリスが確認できることが必要。 2. ボルト ナット類にゆるみがないか点検する。 3. キャリア フレームのサスペンションに噛み込みや引っ 掛かりがないか点検する。 移動用ローラを取り付ける コッター・ピンを使って、移動用ローラ・ブラケットを各サイ ドプレートのピンに固定する(図 2)。ローラをバーチカッ ターの後部に取り付ける。 図3 1. ゲージバー(6 mm) 2. 調整ボルト 注: バーチカッターの刃が磨耗するにつれてリールの直径 が小さくなってくるため、設定は徐々に変化します。希望通 りの設定になっているかどうか定期的に調整を確認してく ださい。 後グラス・シールドを調整する 注: ごみや異物の多いターフやサッチが非常に厚くなって いるターフでは 後ろ側の排出口を開いてください。 1. グラス・シールドのピボットについているキャップスクリ ュをゆるめる(図4)。 図2 2.
• 注意 2. 移動用ローラを以下のようにセットする: • 後部シールドを開きすぎないこと。地表面と平行な状態 より大きく開かないこと。 異物が飛び出して人にけがをさせる恐れがある。 • バーチカッターを床に降ろす前にローラ・ブラケット を降ろす。 • バーチカッターを床から作動位置まで上げてからロ ーラ・ブラケットを上げる。 3. コッター・ピンを使って、移動用ローラ・ブラケットを サイドプレートのピンに固定する。 ローラ・スクレーパを調整する 4. 同様の方法でユニットの反対側でも作業を行う。 1. ローラ・スクレーパを固定しているフランジ・ナットを ゆるめる(図 5)。 昇降ブラケットとチェーンを取り付 ける 2. スクレーパのロッドの位置を調整して、スクレーパとロ ーラとの間に 0~0.75 mm のすき間を作る。 3. スクレーパのロッドがローラおよび床面と平行になって いることを確認する。 各昇降アームにチェーン・ブラケットを取り付けます。各アー ムにUボルト1個とナット2個を使用します。以下の手順でブ ラケットの位置を調整します: 4.
381 mm 45º 図9 1. 昇降チェーン 昇降アーム 3 図7 2. チェーン・ブラケット カウンタ・ウェイトを取り付ける 3. 昇降アーム6番、7番では、ブラケットとUボルトが、ピボ ット・ナックルの中心線よりも36.
バーチカッター・リールの取り付け 1. ピボット・ナックルの水平シャフトに、図11のように、 スラスト・ワッシャを通す。 1 5 3 2 図 12 4 1. 昇降チェーン 2. スナッパ・ピン 8. リール・モータのスプラインにきれいなグリスを塗りつ ける。 図 11 9. リール・モータのOリングにオイルを塗りつけ、モータ のフランジに取り付ける。 1. キャリア・フレーム 2. ピボット・ナックル 3. 昇降アームのステアリング・プレート 10. モータを手に持ち、右回りにひねってモータのフランジ をキャップスクリュから逃がしながら、キャップスクリ ュにモータをセットする(図13)。モータを左回りにひ ねって、キャップスクリュにフランジをしっかりと掛け、 キャップスクリュを締めてモータを固定する。 4. リンチ・ピン 5. ステアリング・ロック・ピン 2. ピボット・ナックルの水平シャフトを、キャリア・フレーム の取り付けチューブに通す(図11)。 重要 リール・モータのホースがねじれたり、折れた り、はさまれたりしないように注意してください。 3.
運転操作 3. バーチカット作業にどの程度のパワーが必要かは、タ ーフや土壌の条件により変わります。場合によっては走 行速度を下げる必要がでてきます。 トレーニング期間 4. ごみや異物の多いターフやサッチが非常に厚くなって いるターフでは 後ろ側の排出口を開いてください。 バーチカッター・リールを実際に使用する前に、希望する 作業深さに設定して試運転を行い、仕上がり具合を確認し てください。テスト用のエリアを作り、予想通りの仕上がり になるかどうかを確認してください。必要に応じて調整し てください。 • 注意 • 後部シールドを開きすぎないこと。地表面と平行な状態 より大きく開かないこと。 異物が飛び出して人にけがをさせる恐れがある。 運転のヒント 1. トラクションユニットはフルスロットル、リール速度はフ ルスピード(設定11番)、走行速度は 5~8 Km/h で運 転しましょう。 2.
保守 注: 前後左右は運転位置からみた方向です。 潤滑 1台のカッティングユニットに 7 ヵ所のグリスポイントがあ りますから(図14)、それぞれのポイントに毎週、No.2 リチ ウム系汎用グリスを補給してください。 1 グリスポイントは、前ローラ(2ヶ所)、後ローラ(2ヶ所)、 リール・ベアリング(2ヶ所)、およびアジャスタです。 重要 ユニットを水で洗浄した場合はすぐにグリス アップしてください。ベアリング内から水を追い出しておく ことにより、ベアリングの寿命を延ばすことができます。 図 15 1. リール・シャフト 1. グリス・ニップルの周囲をウェスできれいに拭く。 2. きれいなグリスがローラのシールやベアリングの逃がし バルブからはみ出してくるまでグリスを注入する。 2. ガタがある場合は、以下の手順で調整する: A. カッティングユニットの左側にあるベアリング・ハウ ジングにベアリング 調整ナットを固定している固定 ネジをゆるめる(図16)。 3. はみ出したグリスはふき取る。 図 16 図 14 1. 固定ネジ 2. ベアリング調整ナット 1.
ブレードをシャフトから取り外す ブレードの取り付け 1. バーチカッター・シャフトの一方の端(ワッシャが 1 枚 とナットが 1 個ついている側)を万力に固定する。 1. 最初に、リール刃を 1 枚組み付ける(図11)。 2. シャフトの反対側についているナットを左回りに回す。 ナットを取り外す。 注意 • • ブレードは非常に鋭利であり、バリなどがついていて手 を怪我する恐れがある。 シャフトからブレードを外すときには安全に十分注意す ること。 3. 小さいスペーサ、ワッシャ、ブレード、大きいスペーサを 取り外す。シャフトをきれいに洗い、次の組み立てに備 えてシャフト全体に薄くグリスを塗る。 2. 次に、大きいスペーサを取り付ける。 3. ブレードを取り付ける時に裏返しに取り付けないように 注意すること。裏返しに取り付けてしまうと、使用中の 刃(磨耗して丸い)と鋭利な刃先とがまぜこぜになって しまう。このような組み付けをすると適切なバーチカッ トができない。分解するときに十分注意しながら行うこ とが非常に大事である。 4.
Toro 一般業務用機器の品質保証 2年間品質保証 ® • 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、 両社の 合意に基づき、Toro 社の 製品(「製品」と呼びます)の材質上また は製造上の欠陥に対して、 2年間または1500 時間* のうちいずれか 早く到達した時点までの品質保証を共同で実施いたします。この品 質保証の対象となった場合には 、弊社は無料で「製品」の修理を行 います。 この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃が含ま れます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワー・メータを装備している機器に対して適用します。 • 外的な要因によって生じた損害。外的な要因とは、天候、格納条 件、汚染、弊社が認めていない冷却液や潤滑剤、添加剤の使用 などが含まれます。 • 通常の使用にともなう「汚れや傷」。通常の使用に伴う「汚れや 傷」とは、運転席のシート、機体の塗装、ステッカー類、窓など に発生する汚れや傷を含みます。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、 「製品」を納入した弊社代 理店(ディストリビュー