Form No. 3389-661 Rev A Reelmaster® 3550 ト ラ ク シ ョ ン ユ ニット用 シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 03910—シ 製品の登録は www.Toro.com.
警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 カリフォルニア州では、ディーゼルエンジン の排気には発癌性や先天性異常などの原因と なる物質が含まれているとされております。 図1 この製品は、関連するEU規制に適合しています。 詳細については、DOC シート規格適合証明書をご 覧ください。 1.
目次 エンジンの整備 .....................................................38 エアクリーナの整備 ...........................................38 エンジンオイルとフィルタの交換 ......................38 燃料系統の整備 .....................................................39 燃料タンクの整備 ...............................................39 燃料ラインとその接続の点検 .............................39 燃料・水セパレータの水抜き .............................39 燃料フィルタのキャニスタの交換 ......................40 インジェクタからのエア抜き .............................40 電気系統の整備 .....................................
安全について 運転の前に • 刈り込み作業には必ず、滑らない頑丈な靴と長 ズボン、ヘルメット、安全めがね、および聴覚 保護具を着用してください。長い髪、だぶつい た衣服、装飾品などは可動部に巻き込まれる危 険があります。また、裸足やサンダルで機械を 運転しないでください。 • 機械にはね飛ばされて危険なものが落ちていな いか、作業場所をよく確認しましょう。 • • マフラーが破損したら必ず交換してください。 この機械は、EN ISO 5395:2013 規格およびANSI B71.
• • • • • • • • • • • • アタッチメントを使用するときは、排出方向に 気を付け、人に向けないようにしてください。ま た作業中は機械に人を近づけないでください。 ガードが破損したり、正しく取り付けられてい ない状態のままで運転しないでください。イン タロック装置は絶対に取り外さないこと、ま た、正しく調整してお使いください。 エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジン の回転数を上げすぎたりしないでください。規 定以上の速度でエンジンを運転すると人身事故 が起こる恐れが大きくなります。 運転位置を離れる前に以下の注意を厳守すること – 平坦な場所に停止する。 – PTOの接続を解除し、アタッチメントを下降 させる。 – ギアシフトをニュートラルに入れ、駐車ブ レーキを掛ける。 – エンジンを止め、キーを抜き取る。 以下のような状況になった場合には、アタッチ メントの駆動を停止し、エンジンを止め、キー を抜き取ってください – 刈り高を変更するとき。ただし運転位置から 遠隔操作で刈り高を変更できる時にはこの 限りでありません。 – 詰まりを取り除くとき。 – 機械の点検・清掃・整
• • • • • • • • • 給油はエンジンの温度が下がってから行いま しょう。 屋内では絶対に給油しないでください。 ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど 裸火や火花を発するものがある近くでは、絶対に 機械や燃料容器を保管格納しないでください。 トラックの荷台に敷いたカーペットやプラス チックマットなど絶縁体の上で燃料の給油をし ないでください。ガソリン容器は車から十分に 離し、地面に直接置いて給油してください。 給油は、機械をトラックやトレーラから地面に 降ろし、機体を接地させた状態で行ってくださ い。機械を車両に搭載したままで給油を行わなけ ればいけない場合には、大型タンクのノズルか らでなく、小型の容器から給油してください。 給油は、給油ノズルを燃料タンクの口に接触さ せた状態を維持して行ってください。 ノズルを開いたままにする器具などを使わない でください。 もし燃料を衣服にこぼしてしまった場合には、 直ちに着替えてください。 絶対にタンクから燃料をあふれさせないでくだ さい。給油後は燃料タンクキャップをしっか りと締めてください。 • • • • • • • 格納中や搬送
運転の前に る時特に旋回時などは特に転倒しやすく、カッ ティングユニットの位置上昇位置か下降位置か、 タイヤ空気圧やオペレータの経験なども影響し ます。一般に傾斜角度20°以下では転倒の恐れは 少ないといわれます。25°程度で転倒の恐れは中 これ 以 上 の 角 度 で は 転 倒 人 身 程度となります。こ 事故の恐れが極めて大きくなります。この機械 以内 の 斜 面 で お 使 い く だ さ い 。 は 傾 斜 角 度 25°以 特殊な場所例えば斜面のための作業手順や安全確 認規則をきちんと作成し、全員がそれを守って作 本機 で 芝 刈 り 作 業を行うよう徹底してください。本 業を行う場所すべてについて斜面の危険度調査を 行 っ て く だ さ い 。 この調査は、常識を十分に活か し、また、色々な芝状態や転倒の危険を考慮に入れ てください。安全に刈り込みができそうな法面を 判断する目安としてオペレーターズマニュアルの スロープチャートをご利用ください。調査の方法 などについてはこのマニュアルの「運転」の章で 安全 に 刈 り 込 み を 行 う こ と の で 解説しています。安 きる最大傾斜角
• ガバナの設定を変えてエンジンの回転数を上げ ないでください。Toro正規代理店でタコメータ によるエンジン回転数検査を受け、安全性と精 度を確認しておきましょう。 • オイルの点検や補充は必ずエンジンを停止した 状態で行ってください • 大がかりな修理が必要になった時、補助が必要 な時Toro 正規代理店にご相談ください。 • いつも最高の性能と安全性を維持するために、 必ずToroの純正部品をご使用ください。他社の 部品やアクセサリを御使用になると危険な場合 があり、製品保証を受けられなくなる場合があ りますのでおやめください。 音力レベル この機械は、音力レベルが 101 dBA であることが 確認されています ただしこの数値には不確定値 K1 dBA が含まれています。 音力レベルの確認は、ISO 11094 に定める手順に 則って実施されています。 音圧レベル この機械は、オペレータの耳の位置における音圧レ ベルが 85 dBA であることが確認されています ただ しこの数値には不確定値K1 dBA が含まれています。 音圧レベルの確認は、EN ISO 規則 5395:2013
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損 したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 93–6688 117–2718 1. 警告整備作業を始める前 に、 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 2. 手足や指の切断の危険 エ ンジンを止め、各部の完全 停止を待つこと。 117-3270 1. 警告 表面が熱い。触れないこと。 2. ベルトに巻き込まれて大けがをする危険可動部に近づかな いこと 使用時にはすべての安全カバー類を正しく取り付け ておくこと。 106-6755 1. 冷却液の噴出に注意。 2. 爆発の危険オペレーターズ 4. マニュアル を読むこと。 3. 警告 表面が熱い。触れな いこと。 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 110-9642 1. 負荷が掛かっている危険 オペレーターズマニュアル を読 むこと 2. ロッドブラケットに一番近い穴にコッターピンを移し、昇降 アームとヨークをを外す 93-7276 1. 爆発危険保護メガネを着用すること。 2.
120–2102 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 120–1683 1. 2. 3. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと 必ず、講習を受け てから運転すること。 4. 警告斜面に駐車しないこと平らな場所で、駐車ブレーキを掛 け、カッティングユニットを下降させ、エンジンを停止させ、マ シンから離れる場合にはキーを抜き取ること。 警告 このマシンの牽引を行う前に、 オペレーターズマニュ 5. 異物が飛び出す危険人を近づけないこと。 アル を読むこと。 転倒の危険 旋回する時は速度を落とすこと高速でターンしない 6.
120–1686 CE 基 準 に 適 合 さ せ る 場 合 に P/N 120–1683 の 上 か ら 貼 り 付 け る 1. 2. 3. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと 必ず、講習を受け てから運転すること。 4. 警告斜面に駐車しないこと平らな場所で、駐車ブレーキを掛 け、カッティングユニットを下降させ、エンジンを停止させ、マ シンから離れる場合にはキーを抜き取ること。 警告 このマシンの牽引を行う前に、 オペレーターズマニュ 5. 異物が飛び出す危険人を近づけないこと。 6. ベルトに巻き込まれる危険 可動部に近づかないこと。すべての ガード類を正しく取り付けて使用すること。 アル を読むこと。 転倒の危険高速で旋回しないこと。16度を超える法面を上っ たり下ったりしないこと。22度度を超える法面を横断走行し ないこと。 121–7884 1. 8枚刃リールの調整 3. 2.
00 00 120–2105 1. リールをもとに戻す。 5. エンジン始動手順については オペレー ターズマニュアル を参照のこと1) 運転 9. エンジン 始動 席に座る 2) キーを予熱位置に回す 3) 予熱表示ランプが消えるのを待つ 4) キーを start 位置に回す 5) 駐車ブレー キを解除する。 2. リール上昇 6. エンジン停止手順については オペレー 10. ターズマニュアル を参照のこと 1) リー ライト ルを停止する 2) キーを stop 位置に回 す 3) キーを抜き取る 4) 駐車ブレーキ を掛ける。 3. ノブを引き出すとリール回転 7. エンジン 停止 11. 高速 4. ノブを押し入れるとリール停止 8. エンジン 予熱 12. 低速 バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります 1. 爆発の危険 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこ と。 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと 9.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 1 2 3 用途 必要なパーツはありません。 – カッティングユニットを取り付ける。 必要なパーツはありません。 – ターフ補正スプリングを調整します。 警告ステッカー120-1686 1 必要に応じて CE ステッカーを貼り付け ます。 4 ロックブラケット リベット ワッシャ ねじ, 1/4 x 2 inches ロックナット, 1/4 inch 1 2 1 1 1 フードラッチを取り付けるCE向けのみ 5 カッティングユニットのキックスタンド 1 カッティングユニットのキックスタンドを 取り付けます。 その他の付属品 内容 数量 用途 始動キー 2 エンジンを掛ける。 オペレーターズマニュアル エンジンマニュアル 1 1 運転をする前にオペレーターズマニュアルを読んでください。 パーツカタログ 1 交換部品のご注文などには、パーツカタログ をご使用く ださい。 オペレータのためのトレーニング資料 1 機械を実際に運転する前に、トレーニング
1 カッティングユニットを取り付ける 必要なパーツはありません。 図4 手順 1. 出荷用ブラケットからリールモータを取り出 す。 2. 出荷用のブラケットを外して破棄する。 3. カッティングユニットをカートンから取り出 す。同梱されているカッティングユニット用 オペレーターズマニュアルに従って、希望の 設定に組み立て、調整を行う。 4. 1. ターフ補正スプリング 2. ロッドブラケット 3. スプリングチューブ B. スプリングチューブ・ボルトをキャリアフ レームのタブに固定しているフランジナッ トを外して図 4アセンブリを取り外す。 C. スプリングチューブのボルトを、反対側 のキャリアフレームのタブに取り付け、 フランジナットで固定する。 カウンタウェイト図 3 を、決められている側に 取り付けるカッティングユニットのオペレー ターズマニュアルを参照。 注 ボルトは、図 4に示すように、頭部が 外側にくるように取り付ける。 図5 1. 反対側のキャリアフレーム タブ D. 5.
図8 1. 図6 1. 8. スナッパピン 2. 昇降アームのシャフトのリンチピンとワッシャ 昇降アームのヨークをキャリアフレーム のシャフトに通す 図 7。 C. 昇降アームのシャフトを昇降アームに通 して、ワッシャとリンチピンで固定する 図 8。 10. キャリアフレームシャフトと昇降アームヨー クの上からキャップを取り付ける。 11. スナッパピンを使って、キャップとキャリア フレームのシャフトを昇降アームのヨークに 固定する。 B. キャップ フロントに取り付けるカッティングユニット は、昇降アームの下に入れるときにキャリア フレームのシャフトを昇降アームのピボット ヨークに挿入する図 7。 注 カッティングユニットをステアリングモー ドで使う場合はスロットを使い、固定モード で使用する場合には、穴を使う図 6。 12. スナッパピンで、昇降アームのチェーンを チェーンブラケットに固定する 図 9。 注 カッティングユニットの オペレーターズマ ニュアル で指定されているリンクを使用する こと。 g020321 図7 1. 昇降アーム 2.
重要 リールモータの各ホースにねじれ、折 れ、挟まれなどがないことを確認する。 g020164 図 11 図 10 1. リール駆動モータ 2. 取り付けナット 1. ターフ補正スプリング 3. スプリングロッド 2. ヘアピンコッター 4. 六角ナット スプリングロッド前部の6角ナットを締めて、 スプリング圧縮状態の長さが12.7 cm になるよ うにする 図 11 。 2. 2 注 アップダウンの激しい場所で使用する時に は、スプリングの長さを 2.
1 4 2 向 フ ー ド ラ ッ チ を 取 り 付 け る CE向 けのみ この作業に必要なパーツ 1 ロックブラケット 2 リベット 1 ワッシャ 1 ねじ, 1/4 x 2 inches 1 ロックナット, 1/4 inch G012629 図 13 1. CE 用ロックブラケット 手順 1. 2. フードラッチ・ブラケットからフードラッチ を外す。 ボルトナットアセンブリ 4. フードの内側にある穴に、ワッシャを整列さ せる。 5. ブラケットとワッシャをフードにリベットで 固定する 図 13 。 6. フードラッチ・ブラケットにフックをかける 図 14 。 フードラッチのブラケットをフードに固定し ているリベット2本を外し 図 12 フードから フードラッチのブラケットを取り外す。 2 2. 1 1 G012630 図 14 1. フードラッチ G012628 7. 図 12 1. フードラッチ・ブラケット 2.
3 2 1 G012631 図 15 1. ボルト 2. ナット 3. フードロック・ブラケットの アーム 5 g020158 カッティングユニットのキックスタ ンドを使う 図 16 1. この作業に必要なパーツ 1 カッティングユニットのキックスタンド スタンドを立てたら、スナッパピンでキックスタン ドをチェーンブラケットに固定します図 17。 カッティングユニットのキックスタンド 手順 ベッドナイフやリールを見るためにカッティング ユニットを立てる場合には、ベッドバー調整ねじ のナットが床面に接触しないように、カッティン グユニットの後ろ側についているスタンドで支え てください 図 16 。 図 17 18 1. チェーンブラケット 2. スナッパピン 3.
製品の概要 チルトステアリングレバー レバー図 18を下げると、ハンドルの角度位置を調整 できるようになります。調整が終わったらレバーを 上げて固定してください。 各部の名称と操作 始動スイッチ 始動スイッチ 図 20 はエンジンの始動、停止、予 熱を行うスイッチで、3つの位置があります OFF, ON/Preheat, STARTの 3 位置です。キーをON/Preheat 位置に回して、そのままグロープラグランプが消え るのを待ち7秒間程度、その後にキーを START 位 置に回します。エンジンが始動したら、キーから 手を離してください。キーは自動的に On/Run 位置 まで戻ります。キーを OFF 位置に回せばエンジン は停止します事故防止のため、キーは抜き取って おいてください。 図 18 1. 前進走行ペダル 3. 刈り込み・移動走行切り換 えレバー 2. 後退走行ペダル 4.
アワーメータ アワーメータ図 20は左側コントロールパネルにあっ て本機の稼働時間を積算表示します。このメータは 始動スイッチをON位置にすると始動します。 カッティングユニット操作レバー このレバー図 20で、カッティングユニットの昇降 動作を行うほか、カッティングユニットが刈り込 みモードになっているときには、カッティングユ ニットの回転と停止も行います。 カ ッ テ ィ ン グ ユ ニット昇降レバーが移動走行位置にセットされて いるときには、カッティングユニットを下降させ ることができません。 図 21 1.
運転操作 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 エンジンオイルの量を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 エンジンにはオイルを入れて出荷していますが、初 回運転の前後に必ずエンジンオイルの量を確認し てください。 油量は約 3.8 リットルフィルタ共です。 以下の条件を満たす高品質なエンジンオイルを使用 してください • API規格CH-4、CI-4 またはそれ以上のクラス。 • 推奨オイルSAE 15W-40-17℃以上 • 他に使用可能なオイルSAE 10W-30 または 5W-30 全温度帯 図 23 1. バックラップレバー 2.
油量を確認しながら少しずつ、 FULL マーク まで補給する。 図 25 1. 5. • 時間経過による劣化がありうるので、シール部 分、ホース、ガスケットなど燃料に直接接する 部分をまめに点検すること。 • バイオディーゼル燃料に切り換えた後に燃料 フィルタが詰まる場合がある。 • バイオディーゼルについて更に詳しい情報は、 代理店にお問い合わせください。 1. 燃料タンクのキャップ図 26の周囲をきれいに 拭く。 2. 燃料タンクのキャップを取る。 3. 燃料 を タンクの首の根元まで燃料を入れる。燃 入 れ す ぎ な い で く だ さ い 。 給油が終わったら キャップを締める。 4.
冷却系統を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 ラジエター/オイルクーラは毎日清掃してください 図 27。ほこりの多い環境で使用している場合には、 毎時間ごとに清掃してください エンジンの冷却系統 の清掃 (ページ 42)を参照。 図 28 1. 補助タンク 油圧システムを点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—油圧オイルの 量を点検する。 ラジエターの冷却液は、水とエチレングリコール不 凍液の 50/50 混合液です。毎日の作業前に液量を点 検してください。 油圧オイルタンクに約 13.2 リットルの高品質油圧オ イルを満たして出荷しています。油圧オイルの点 検は、オイルが冷えている状態で行うのがベスト です。マシンは移動走行モードになっていること が必要です。油量を点検し、ディップスティック の ADD マーク以下であれば適正範囲の中ほどまで 入れ す ぎ な い よ う に し て く だ さ い 。 補給します。入 油量が ADD マークと FULLマークの間であれば補 給の必要はありません。 冷却系統の容量はおよそ 5.
込んで引き抜き、オイルの量を点検する。 ディップスティックのマークから 6 mm の範囲 にあれば適正である。 500 ppm 最大 水分含有量新しい液 産業規格 Vickers I-286-S, Vickers M-2950-S, Denison HF-0, Vickers 35 VQ 25 (Eaton ATS373-C) 車両用に製造されている適切な油圧オイル産業プラ ント用の油圧オイルではありません。マルチウェ イト・タイプの ZnDTP または ZDDP アンチウェア 磨耗防止剤入りの製品アッシュレスではありませ んを使用してください。 19 リットル缶または 208 リットルドラム缶 — オイ ルのパーツ番号はパーツカタログをご覧になるか、 代理店におたずねください。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 タイヤは空気圧を高めに設定して出荷しています。 運転前に正しいレベルに下げてください。タイヤの 適正空気圧は、83 kPa12 psi = 0.
座席を調整する 座席の前後位置調整 運転席は前後にスライド調整することができます。 座りやすく、コントロール装置を使いやすい位置 に座席をセットします。 1. レバーを左に動かすと座席のロックが解除さ れます 図 30 。 2. 希望の位置に座席をスライドさせ、レバーか ら手をはなせばその位置に固定します。 座席のサスペンション調整 スムースで快適な乗り心地になるよう、サスペン ションを調整することができます。一番運転しや すい位置にセットしてください。 調整は、最も乗り心地が良いように前部についてい るノブを回して行います図 30。 バックレストの位置調整 快適な乗り心地になるよう、背もたれを調整する ことができます。すわり心地の一番よい位置に調 整してください。 図 30 調整は、前部についているノブを回して最も乗り心 地が良い位置にセットします図 30。 1. バックレスト調整ノブ 3. サスペンション調整ノブ 2. 前後調整レバー 4.
リール回転速度の設定を行う 注 エンジンが始動したら、キーから手を離す。 キーは自動的に On/Run 位置まで戻ります。 一定で、クオリティの高いカットを行い、均一な刈 り上がり見映えを作るには、リール速度を正しく設 定運転席下しておく必要があります。調整は以下 の手順で行います 重要 スタータモータのオーバーヒートを防止 す る た め 、 ス タ ー タ は 15 秒 間 以 上 連 続 で 回 転 秒間 連 続 で 使 用 し た さ せ な い で く だ さ い 。 10秒 秒間 の 休 止 時 間 を と っ て く だ さ い 。 ら 60秒 5. エンジンを初めて始動した時、エンジンのオー バーホールを行った後などは、12分間の時間を 取って前進および後退走行の確認を行う。ま た、昇降レバーやカッティングユニット駆動ス イッチを操作して各部の作動状態を確認する。 1. カッティングユニットの設定刈高にダイヤル を合わせる。 2. 刈り込み条件に最も適した刈り込み速度を決 める。 3.
3. スプリングのテンションをなくしたら、スプ リングアクチュエータを固定しているボルト とロックナットを外す図 33。 g020259 図 32 1. リール速度コントロールのノブ 図 33 注 ターフの条件に合わせて、リールの回転速 度を変えて構いません。集草バスケットを使 用する場合には、リール速度を高く設定する と集草率が上昇します。 昇降アームのカウンタバランスを 調整する 凹凸の激しいターフで一定の刈高にカット、サッチ が厚くたまっているターフで削らないように刈るな ど、様々なターフ条件に合わせて、後カッティング ユニットの昇降アームについているカウンタバラ ンスを調整することができます。 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを 下降させ、エンジンを停止させ、駐車ブレー キを掛けてキーを抜き取る。 2. 調整作業の最中に、スプリングのテンション が掛からないようにするため、スプリングの 長い方の端にパイプなどを通してスプリング の力を殺しておく図 33。 スプリング 2. スプリングアクチュエータ 3. 予備穴 4.
3. 燃料噴射ポンプのエア抜きねじを開ける 図 34 図 35 1. ランプの点滅は以下のどちらかを知らせています 図 34 1. 4. 5.
インタロックスイッチの動作を点 検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 インタロックスイッチは、走行ペダルがニュートラ ル位置、リール回転スイッチが停止回転禁止位置、 リールコントロールレバーがニュートラル位置の 時にのみエンジンの始動を許可します。また、走 行ペダルが踏まれた状態でオペレータが座席を離 れるとエンジンを停止させます。 注意 インタロックスイッチは安全装置であり これを 取り外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。 図 37 1. 故障診断用ACE インタロックスイッチをいたずらしない。 • • 作業前にインタロックスイッチの動作を点検 し、不具合があれば作業前に交換修理する。 6. 注 オーバーレイの赤文字は、対応する入力ス イッチを示し、緑文字は出力を示します。 インタロックスイッチの機能点検手順 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニット を降下させ、エンジンを停止し、駐車ブレー キを掛ける。 2. コントロールパネルからカバーを外す。 3. ワイヤハーネスと、ループバックコネクタを 探し出す 図 36 。 7.
5. 移動走行を行うとき ハーネスのコネクタに ACE テスターを接続 する マシンの移送には十分に強度のあるトレーラやト ラックを使用してください。トレーラやトラック には、法令で定められたブレーキ、灯火類やマー クを必ず取り付けてください。安全に関する注意 事項はすべてよく読んでください。あなたご自身 やご家族、ペット、周囲の人を事故から守るため の情報です。 注 診断する機械の種類にあった正しいオー バーレイを、ACEにセットする。 6. 始動キーをON位置に回すが、エンジンは始 動させない。 注 オーバーレイの赤文字は対応する入力ス イッチを示し緑文字は出力を示します 警告 7.
す 図 39。 広い歩み板を使うことができない場合に は、できるだけ車幅全体をカバーできるように板の 数と置き方を工夫してください。 また、歩み板は、傾斜が15度以下となるような十分 に長いものを使ってください図 39。角度が大きすぎ ると機体の底部をこすって装置が破損する恐れが あります。また、後ろに転倒する危険性も高くな ります。法面上や法面の近くでトラックやトレー ラに積み込む場合にはトラックやトレーラが坂下 になるように駐車して作業してください。これに より歩み板の角度を小さくすることができます。 トレーラやトラックは、できるだけ荷床面が水平 になるように駐車してください。 重要 歩み板の上では旋回動作をしないでください 転 落する危険があります。 警告 図 39 マシンをトレーラなどに搭載する作業は、機 体を転倒させる危険をはらんでおり、万一そ のような事故が起こると死亡事故など重大な 人身事故となる。 • 歩み板の上を運転する場合には安全に十分 に注意すること。 • を立 て 、 シ ー ト 積 み 込 み 作 業 中 は 必 ず ROPSを ベルトを着用して運転すること。箱型のト が天
ヒント 一般的なヒント 運転操作に慣れる 実際に芝刈りを始める前に、安全な場所で運転操作 に十分慣れておいてください。特に機械の始動、停 止、前進走行と後退走行、カッティングユニットの 回転、停止、昇降動作などを十分に練習してくださ い。操作に慣れてきたら、斜面の上り下りや速度を 変えての運転も練習しましょう。 危険 運 転 す る と き は 必 ず ROPS を 取 り 付 け シ ー ト ベ ル ト を 着 用 す る こ と ROPS を 取 り 付 け て い な い 場合はシートベルトを着用しないこと 警告システムについて 作業中に警告灯が点灯したら、直ちに機械を停止 し原因を確認してください。異常を放置したまま 作業を続けると本機に重大な損傷を招く可能性が あります。 刈り込み エンジンを始動し、スロットルをFAST 位置として エンジンの回転を最高にします。リール回転スイッ チを「回転」にし、ジョイスティックでカッティン グユニットの制御を行います前ユニットは後ユニッ トより早く降下してきます。走行ペダルを前進側に 踏み込めば刈り込みが始まります。 移動走行モードでの運転 芝刈りが終っ
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 1 時間 • ホイールナットのトルク締めを行う。 使用開始後最初の 10 時間 • ホイールナットのトルク締めを行う。 • 全部のベルトの状態と張りを点検します。 • 油圧フィルタを交換します。 使用開始後最初の 50 時間 • オイルとフィルタの交換 使用するごとまたは毎日 • • • • • • • • エンジンオイルの量を点検する。 冷却液の量を点検する。 油圧オイルの量を点検する。 タイヤ空気圧を点検する。 インタロックシステムを点検します。 燃料・水セパレータの水抜きを行ないます。 ラジエターとオイルクーラ部分を清掃してください。 油圧ラインとホースを点検する。 25運転時間ごと • バッテリー液の量を点検する。 (格納中は30 日ごとに点検します。) 50運転時間ごと • 全部のベアリングとブッシュのグリスアップを行う (ほこりの多い環境下では毎日実 施する)。 100運転時間ごと • 全部のベルトの状態と張りを点検する。 150運転時間ごと • オイ
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 第週 月 点検項目 火 水 木 金 土 インタロックの動作 ブレーキの動作 エンジンオイルの量を点検す る。 冷却水の量を点検する 燃料・水セパレータの水抜 き。 エアフィルタ、ダストカップ、 バルブを点検。 エンジンから異常音がないか 点検する。 2 ラジエター/オイルクーラ部を 点検する。 運転操作時に異常音がない か点検する。 油圧オイルの量を点検する。 油圧ホースの磨耗損傷を点 検。 オイル漏れなど。 燃料残量を点検する。 タイヤ空気圧を点検する 計器類の動作 刈高の調整の点検 グリスアップを行なう。2 塗装傷のタッチアップを行う。 1 始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズルを点検する。 2 車体を水洗いしたときは整 整備 間 隔 に 関 係 な く 直 ち に グリスアップする。 重要 エンジンの整備に関する詳細はエンジンのオペレーターズマニュアルを参照してください。 注 配線図や油圧回路図はオンラインで入手可能です www.Toro.com.
定期整備ステッカー 図 41 整備前に行う作業 バッテリーカバーの取り外し ノブをゆるめてバッテリーカバーを取り外す図 43。 フードの外しかた 注 詳細については バッテリーの整備 (ページ 40)の 項を参照してください。 整備をやりやすくするため、フードは簡単に取り外 すことができます。 1. ラッチを外してフードを開ける。 2. フードのピボット部をブラケットに固定して いるヘアピンコッターを抜き取る図 42。 図 43 1. 図 42 1. 3.
潤滑 • 後昇降アームのピボットと昇降シリンダ各3ヶ 所 図 46を参照。 ベアリングとブッシュのグリスアッ プ 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと ほこりの多い環境下では 毎日実施する。 定期的に、全部の潤滑個所にNo.
• 注 ステアリングシリンダ反対側の端にグリス注 入箇所を作ることができます。その場合、タイ ヤを外し、ニップルを付け、グリスを注入し、 ニップルを外し、プラグを取り付けます図 52。 刈り込み・移動走行切り換えレバー(図 49) 図 49 • ベルトテンションピボット図 50 図 52 図 50 • ステアリングシリンダ (図 51) 図 51 37
エンジンの整備 エアクリーナの整備 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 悪条件下ではより頻繁に 行ってください。 • エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がない か点検してください。破損していれば交換して ください。吸気部全体について、リーク、破 損、ホースのゆるみなどを点検してください。 • 推奨整備間隔にて定期整備を行ってください。 非常にホコリの多い場所で使用していてエンジ ンの能力の低下が認められる場合には、整備間 隔を短くしてください。早めに整備を行っても 意味がありません。むしろフィルタを外したと きにエンジン内部に異物を入れてしまう危険が 大きくなります。 図 53 1. 本体とカバーが正しく、しっかりと密着してい るのを確認してください。 • 1. 5. エアクリーナのカバーをボディーに固定して いるラッチを外す図 53。 2. エアクリーナのボディーからカバーを外す(図 53)。 3. フィルタを外す前に、低圧のエア2.76 bar、 異物を含まない乾燥した空気で、1次フィル タとボディーとの間に溜まっている大きなゴ ミを取り除く。 2.
燃料系統の整備 燃料タンクの整備 整 備 間 隔 : 2年ごと—燃料タンクを空にして内部を 清掃します。 g020086 燃料系統が汚染された時や、マシンを長期にわたっ て格納する場合も同様です。タンクの清掃にはき れいな燃料を使用してください。 図 54 1. 2. エンジンオイルのドレンプラグ 燃料ラインとその接続の点検 オイルフィルタ図 55を外す。 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 燃料ラインの劣化・破損状況やゆるみが出ていない か点検を行ってください。 燃料・水セパレータの水抜き 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 1. 燃料フィルタの下に汚れのない容器をおく。 2. フィルタ容器図 56下部のドレンプラグをゆる めて水や異物を流し出す。 g022147 図 55 1. 3. 4.
電気系統の整備 燃料フィルタのキャニスタの交換 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 1. フィルタ容器(図 56)の周辺をウェスできれい にぬぐう。 2. フィルタ容器を外して取り付け部をきれいに 拭く。 3. ガスケットに薄くオイルを塗る。 4.
走行系統の整備 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 バッテリーの電極部や端子などの部分に は鉛や鉛含有物質が含まれており、カリ フォルニア州では、これらの物質が癌や 先天性異常の原因となるとされている。 走行ドライブのニュートラル調整 走行ペダルをニュートラル位置にしても本機が動 きだすようでしたら、トラクションカムを調整し ます。 取り扱い後は手を洗うこと。 1. 平らな場所に駐車し、エンジンを停止させる。 2. 前輪の片方と後輪とを床から浮かせ、フレー ムの下にサポートブロックを当てて支える。 ヒューズの点検 警告 機体を確実に支えておかないと、何かの 弾みに機体が落下した場合に極めて危険 である。 ヒューズはコントロールパネルの下にあります。 機体は、必ず前輪のうちの一方および後輪 を浮かせること。両方浮かせないと調整中 に機体が動き出す。 3. トラクション調整カムのロックナットをゆる める(図 58)。 図 58 1. トラクション調整カム 2.
7. 冷却系統の整備 支持ブロックをはずし、機体を床に下ろす。 試運転を行って調整を確認する。 エンジンの冷却系統の清掃 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 ラジエター/オイルクーラのスクリーンは毎日清掃 してください。汚れが激しければより頻繁な清掃 が必要です。 1. エンジンを止め、フードを開ける。エンジン の周囲を丁寧に清掃する。 2. オイルクーラ/ラジエターの裏表を圧縮空気で 丁寧に清掃する図 59。 図 59 1. 3.
ブレーキの整備 ベルトの整備 駐車ブレーキの調整 エンジンベルトの整備 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと—駐車ブレーキの調整状 態を点検する。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間—全部のベルト の状態と張りを点検します。 1. ブレーキレバーに調整ノブを固定している固 定ねじをゆるめる図 60。 100運転時間ごと—全部のベルトの状態と張 りを点検する。 ファ ン ベ ル ト の 張 り オ ル タ ネ ー タ /フ 1. フードを開ける。 2. プーリ間の中央部でベルトを指で押して点検 する。 注 約 98N 10 kg の力で押したときに 11mm 程度 のたわみが出ればよい。 図 60 1. 駐車ブレーキレバー 2. ノブ 3. 固定ネジ 2. ノブを回し、133178N 1418kg の力でレバーを作 動させられるように調整する。 3. 調整ができたら固定ねじ締める。 図 61 1. 3. オルタネータ/ファンベルト たわみがこの範囲になければ、以下の要領で 調整します A.
2. 制御系統の整備 スプリングの端を前側に押し下げてブラケッ トから外し、スプリングのテンションをなく す 図 62 。 スロットルの調整 1. スロットルレバーがパネルのスロットに当た るまで後ろに倒す。 2. 噴射ポンプのレバーアーム図 63の部分にある スロットルケーブルのコネクタをゆるめる。 図 62 1. ハイドロスタット駆動ベルト 2. スプリングの端部 3. ベルトを交換する。 4. スプリングの取り付けと張り出しは上記と逆 の手順で行う。 図 63 1. インジェクションポンプのレバーアーム 3. インジェクションポンプ レバーのアームを ローアイドルストップに当てた状態でケーブ ルコネクタを締める。 4. スロットルコントロールをコントロールパネ ルに固定しているネジをゆるめる。 5. スロットルレバーを一番前に倒す。 6. ストッププレートを滑らせてスロットルレバー に当て、その位置でスロットルコントロール をパネルに固定する。 7.
油圧系統の整備 油圧オイルフィルタの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間 200運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到達 した方 トロの純正フィルタP/N 86-3010をご使用ください。 重要 純正品以外のフィルタを使用すると関連機器 の保証が適用されなくなる場合があります。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを 下降させ、エンジンを停止させ、駐車ブレー キを掛けてキーを抜き取る。 2. フィルタ取り付け部の周辺をウェスできれい にぬぐう。フィルタ図 64の下に廃油受けを置 いてフィルタを外す。 図 65 1. 油圧ホース 3. オイルが完全に抜けたらホースを元通りに取 り付ける。 4. 油圧オイルタンク 図 66 に約 13.2 リットルの 油圧オイルを入れる 油圧システムを点検す る (ページ 23)を参照。 重要 指定された銘柄のオイル以外は使用しな いでください。他のオイルを使用するとシス テムを損傷する可能性があります。 図 64 1. 油圧フィルタ 3. 新しいフィルタのガスケットに薄くオイルを 塗布し中にオイルを入れる。 4.
カッティングユニット・システ ムの保守 油圧ラインとホースの点検 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 油圧ライン・油圧ホースにオイル漏れ、ねじれ、支 持部のゆるみ、磨耗、フィッティングのゆるみ、風 雨や薬品による劣化などがないか点検する。異常を 発見したら必ず運転を行う前に修理してください。 ゲージバー オプション の使い方 ゲージバー図 67は刈高の調整に使用します。調整の 詳細については、カッティングユニットのオペレー ターズマニュアルを参照してください。 警告 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体 に重大な損傷を引き起こす。 • 油圧を掛ける前に、油圧ラインやホースに 傷や変形がないか接続部が確実に締まって いるかを確認する。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作 動油が高圧で噴出しているので、絶対に手 などを近づけない。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 • 油圧関係の整備を行う時は、内部の圧力を 確実に解放する。 • 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ち に専門医の治療を受けてください。 図 67 1. ゲージバー 4.
4. エンジンを始動し、アイドル速度で回転させ る。 危険 9. リールが停止したり回転にムラがある場合は、 速度設定を上げて回転を安定させてからもと の速度或いは希望速度に戻す。 10. バックラップ中にカッティングユニットの調 整を行う場合は、必ず、ジョイスティックを 後ろに倒してリールを停止し、リール回転ス イッチを回転禁止にセットし、エンジンを停 止させる。調整が終ったら59を行う。 11. バックラップするユニット全部に上記手順を 行う。 12. 終了したら、バックラップレバーを刈り込み 位置に戻し、フロアパネルを元に戻し、カッ ティングユニットについているラッピングコ ンパウンドをていねいに洗い落とす。必要に 応じてリールとベッドナイフの刃合わせを行 う。リール回転速度コントロールを、希望の 速度位置にセットする。 バックラップ中にエンジン速度を変えると リールが停止することがある。 • • 5.
保管 エンジンの整備 1. エンジンオイルを抜き取り、ドレンプラグを はめる。 2. オイルフィルタを外して捨てる。新しいオイ ルフィルタを取り付ける。 3. オイルパンに、 SAE15W-40 モーターオイルを 約 3.8 リットル入れる。 4. エンジンを始動し約 2 分間回転させる。 5. エンジンを止める。 長期格納保管の準備 6. 燃料タンクライン、フィルタ、水セパレータ からもから燃料を完全に抜き取る。 本機を30日間以上にわたって格納保管する場合に は、以下の作業を行ってください。 7. 燃料タンクの内部をきれいな燃料で洗浄する。 8. 燃料系統の接続状態を点検し必要な締め付け を行う。 9. エアクリーナをきれいに清掃する。 バッテリーの保管 本機を30 日以上にわたって使用しない場合は、バッ テリーを取り外して充電しておいてください。温度 が高いとバッテリーは早く放電しますので、涼しい 場所を選んで保管してください。バッテリーを凍結 させないためには、完全充電しておくことが大切で す。この時、電解液の比重は 1.2651.
メモ 49
メモ 50
メモ 51
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