Form No. 3375-859 Rev B 右側・左側グルーマ・キット Reelmaster ® 3550 シ リ ー ズ 18 イ ン チ ・ カ ッ テ ィ ン グユニット用 モ デ ル 番 号 03914 モ デ ル 番 号 03915 製品の登録は: www.Toro.com.
警告 図1 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 1. 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 危険警告記号 重要 は この他に2つの言葉で注意を促しています。重 注はその他の 製品の構造などについての注意点を、注 注意点を表しています。 この製品は以下の特許により保護されています: U.S. Patent 7,337,601 目次 はじめに .................................... 2 安全について ................................ 3 安全な運転のために ...................... 3 組み立て .................................... 4 セットアップ作業にかかる前に ............. 4 グルーマを取り付ける .................... 5 油圧ホースを調整する ....................
安全について 合には機械を運転しないで安全な場所に避難し てください。 • このマニュアルに記載されている以外の保守整 安全な運転のために 備作業は行わないでください。大がかりな修理 が必要になった時や補助が必要な時は、Toro 正 規代理店にご相談ください。 • グルーマをお使いになる前に、トラクションユ ニットとカッティングユニットおよびこのマニュ アルを読み、内容をよく理解してください。 • Toro製品をToro製品として維持し、いつも最高 の性能を発揮できるよう、必ず Toro の純正 他社 の 部 品 や ア ク セ サ 部品をご使用ください。他 リ は 絶 対 に ご 使 用 に な ら な い で く だ さ い 。 必ず Toroの商標を確かめてご購入ください。他社の 部品やアクセサリを使用すると Toro® 社の製品 保証が適用されなくなる場合があります。 • お使いになる前にこのマニュアルを読み、使い 方を守ってご使用ください。 • 子供に運転させないでください。大人であって も適切な訓練を受けていない人には、トラク ションユニットの運転やカッティングユニット の操作をさ
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 内容 数量 用途 刈高ブラケット・アセンブリ(右側) 刈高ブラケット・アセンブリ(左側) フランジロックナット(3/8 インチ) スプライン付き駆動インサート スプライン付きインサート グルーマ・シャフト・アセンブリ シム・ワッシャ(必要に応じてベルトの整列に 使用) ソケットヘッドねじ(3/8 x 1 インチ) 駆動プーリ 角キー フランジヘッドボルト(3/8 x 3/4 インチ) グルーマベルト アイドラ・スプリング 1 1 2 1 1 1 必要なパーツはありません。 – 油圧ホースを調整します。 必要なパーツはありません。 – ブルーマ・キット(オプション)を取り付ける。 1 グルーマを取り付ける 4 1 1 3 1 1 • トルクレンチ:46-54 N-m (4.7-5.5 kg.
注 グルーマとブラシの両方を取り付ける場合には、 代理店にて適切なグルーマとブラシのキットを購 入してください。 1 グルーマを取り付ける 1. 平らな場所に停車して駐車ブレーキを掛ける。 2. カッティングユニットが OFF になっているこ とを確認する。カッティングユニットを床面ま で降下させる。エンジンを止め、キーを抜き取 る。全部のカッティングユニットを取り外す。 2 3 注 グルーマ・アセンブリについていたプラス チック製の黒いタイ(結束ひも)が全部外さ れていることを確認する。 3. G021697 図4 刈高ブラケットをカッティングユニットのサ イド・プレートに固定しているキャリッジ・ボ ルトを外す(図 3)。 1. サイドプレート 2. 後ローラクランプナット 7. 3. ベッドバーボルトとナット サイドプレートにカウンタウェイトを固定し ているナット2個を外す。サイドプレートから カウンタウェイトとボルトを外す(図 5)。 図5 1. 図3 1. 4. 5. 6. 刈高ブラケット 2. キャリッジボルト カウンタウェイト 2.
14. ローラが左右の刈高ブラケットの中央に来る ように位置を調整し、ブラケットについてい るボルトとロックナットを締めて固定する (図 6)。 15. リール駆動シャフト・ツールを使って、リール シャフトのリールモータ側の端部からスプラ イン付きインサートを取り外す(図 8)。 重要 カッティングユニット左側のスプライン 付きインサートは左ネジです。カッティング ユニットの右側についているスプライン付イ ンサートは右ねじです。 G021698 図6 1. 刈高ブラケット 2. ボルトとロックナット 3. 1 キャリッジボルト 2 12. 各サイドプレートの上側の四角穴を利用し て、刈高ブラケットをカッティングユニット のサイドプレートに仮止めする;先ほど外し たキャリッジボルトと、新しい 3/8 インチの フランジナット(2個)を使用し、図 6のよう に仮止めする。 3 4 図8 リールモータ側 1. 新しい(長い)スプライン付 きインサート 2.
2 19. 新しい(長い)スプライン付き駆動イン サートを、リールシャフトに取り付ける(図 8)。取り付ける前に、ねじ山に 242 ロクタ イト(青)を塗りつける。115 to 128 N-m (11.7-13.1 kg.m=85-95 ft-lb)にトルク締め する。 20. グルーマ・アセンブリの非駆動側に、グルー マ・プレートを取り付ける; クイック・アップ・ レバーをグルーマ・シャフト・アセンブリから 離して取り付けること(図 10)。 1 3 G021694 図9 グルーマ駆動側 1. 新しい(長い)スプライン付 き駆動インサート 2. ここに 242 ロクタイト(青) を塗る 3. 古い(短い)スプライン付き インサート 3 2 1 4 5 3 6 7 8 9 14 13 15 10 12 11 G021696 図 10 1. クイック・アップ・レバー付きグルーマ・プレート(非駆動側) 9. ソケットヘッドねじ 2. ピボット・ハブ(非駆動側) 10. フランジヘッドボルト(長いもの) 3. 4. クイック・アップ・レバー 角キー 11.
21. カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト の 駆 動 側 で 、ピボット ハブ、駆動側グルーマプレート、およびシム を、カッティングユニットのサイドプレート に取り付ける;ソケットヘッドねじ(3/8 x 1 インチ)2本を使用する。図 10を参照。 取り 付ける前に、ねじ山に 242 ロクタイト(青) を塗りつける。 ヘッドボルト(3/8 x 3/4 インチ)2本を使用 する。図 10を参照。 重要 Oリングを忘れずに、また、正しい向きで 11) )。 ピ ボ ッ ト ・ ハ ブ に 取 り 付 け る こ と ( 図 11 26. 駆動プーリのキー溝に固着防止剤を塗り、ス ロットに角キーをはめ込み、駆動プーリを取 り付けて駆動シャフトにキーで固定する(図 10)。 27. フランジヘッドボルト(3/8 x 3/4 インチ) のねじ山にロクタイト242(青)を塗って駆動 シャフトに取り付け、37-45 N-m(27-33 ft-lb = 3.7-4.6 kg.m)にトルク締めする(図 10) 28.
34. グルーマの各ベアリングにグリスを注入する (注入はポンプで 2~3 回を限度とするこ と)。図 16を参照。グリスが多すぎると大き な問題が出るので、グリスを入れすぎないよ うに十分注意する。はみ出したグリスはふき 取る。 図 16 図 14 注 グルーマ・ベアリングにグリスを注入した ら、30 秒間程度グルーマを回転させ、エンジ ンを止めて、グルーマ・シャフトとシールから 余分なグリスを除去してください。 • 駆動プーリと受動プーリの外側面が面一で あること(誤差 0.76 mm以内)。 35.
3. ナットを締めて調整を固定する。 4. ブルーマ・キットを取り付ける(オ プション) 1. ストラップのバックルをドライバ(ねじ回し) で押えながら、ロックプライヤーでストラッ プをつかみ、ストラップを引っ張ってブラシ の溝に完全に嵌める(図 20)。 グルーマ・リールの一方の側から、ブラシを差 し入れ、グルーマ・リールの各溝にブラシが入 るようにセットする(図 18)。 1 2 3 G021758 図 18 1. ストラップ 2. ブラシ 3. 前 2. ブラシが、グルーマの刃のスロットにきちん と嵌まっているのを確認する(図 19 および 図 20)。 3. 図 20 に示すように、グルーマリールのシャ フトとブラシにストラップを巻きつけ、ブラ シについている溝にストラップを入れる。 図 20 重要 ストラップは、グルーマ刃とブラシ・ア センブリとの周囲に正しい方向で巻かなけれ ばいけない。 ブラシ 2. ブラシ 3. リテーナ・ナット(2個) 2. ストラップ 4. ストラップ・バックル 5. 図 19 1. 1.
運転操作 • グルーミングリールの設定高さ • グルーミングを行い始めてどのくらいの年月が 経っているか グルーミングはターフ表面のすぐ上で行う作業で す。グルーミングは、ランナー(ほふく茎)を切断 することにより芝草の縦方向への成長を促し、芝目 を減らし、芝の密度を高めます。グルーミングは、 より均一で固いプレー面を作り、ゴルフボールの転 がりを素直に、また速くします。 • 草種 • 芝管理の全体的な方法(散水、施肥、薬剤散 布、コアリング、オーバーシードなど) • 各フェアウェイにおける通行量 バーチカットは、ターフの表面よりも下まで切り込 んでサッチを除去することを目的とした強い耕種作 業です。グルーミングはバーチカットの代わりには なりません。Vバーチカットは、芝に大きな負担を かける作業であり、限られた回数だけ行う作業です が、グルーミングは軽い作業であってターフの美観 を高めるための日常作業の一つです。 • ストレスのかかる季節(高温、高湿、ハイシー ズン中の踏みつけなど) これらの要素はゴルフ場ごとに異なります。し たがって、フェアウェイを頻繁に観察してター フの必要を見極め、グルー
図 22 1. クイック・アップ・レバー(ON 位置) 3. 高さ調整ノブ 2. グルーマの高さ 4. 後ローラ・スペーサの数(サ イド・プレートのパッドの下 にある数) 5. 手順 4 と同様の方法で機体の反対側でも作 業を行う。反対側の設定後、最初の側の設定 を確認する。グルーマの左右で、高さ設定が 同じになるように調整すること。必要に応じ て調整する。 重要 グルーマの高さ調整の後、クイックアッ プ・レバーを解除位置にした時の各スプリン cmに にな る よ う に 、 ね じ 山 付 き グ の 長 さ が 3.5 cm ロ ッ ド に つ い て い る ナ ッ ト を 調 整 す る 。 図 23 を参照。 注 ジャムナットの上部からグルーマ取り付け ブラケットの下部までの距離は35 mm である。 図 23 1. クイック・アップ・レバー 2.
刈高およびグルーミング高さ推奨範囲 刈高 後ローラ・スペーサの数 推奨グルーミング高さ=刈高 - グルーマの掛かり 6.35 mm 0 3.175-6.35 mm 9.525 mm 9.525 mm 0 1 4.750-9.525 mm 4.750-9.525 mm 12.7 mm 12.7 mm 12.7 mm 0 1 2 6.35-12.7 mm 6.35-12.7 mm 6.35-9.525 mm) 15.875 mm 15.875 mm 15.875 mm 0 1 2 9.525-15.875 mm 9.525-15.875 mm 9.525-12.7 mm 19.05 mm 19.05 mm 19.05 mm 1 2 3 12.7-19.05 mm 12.7-19.05 mm 12.7-15.875 mm 22.225 mm 22.225 mm 22.225 mm 1 2 3 15.875-22.225 mm 15.875-22.225 mm 15.875-19.05 mm 25.4 mm 25.4 mm 25.4 mm 2** 3 4 19.
保守 グルーマプーリとベルトの整列調 整 洗浄 グルーマ 使用後はホースでグルーマを水洗いしてください。 ただし、ベアリング部分には直接水流を当てないよ うに注意してください。グルーミング・リールが錆 びますので、はぬれたままにしないでください。 グルーマのグリスアップ 1. 受動プーリ(グルーマのシャフト)は内外に 動かすことができます。プーリをどちらに動 かす必要があるのかまず確認してください。 2. アイドラ・スプリングを外して、ベルトのテ ンションをなくす。 3. ベルトを取り外す。 4. 受動プーリを駆動シャフトに固定している ロックナットを取り外す。グルーマのシャフ トが回転しないように、シャフトの平たい面 に 5/8 インチのレンチを入れる。 5. シャフトからプーリを取り外す。 6. プーリを外側に出したい場合には、0.8 mm (0.032 インチ)厚のスペーサを1枚入れる。 プーリを内側に入れたい場合には、0.8 mm (0.032 インチ)厚のスペーサを1枚抜き取 る。 7.
グルーマがひっかかる場合のトラ ブルシューティング 1. グルーマが、希望グルーミング高さに間違い なく調整されていることを確認する。図 26を 参照。 4. 高さ調整ノブが自由に回転しない場合は、ブッ シュが汚れている可能性がある(図 27)。必 要に応じてブッシュを清掃する。 5. メイン・ドライブのブッシュ(図 28)が駆動ハ ブの周囲を自由に回転できることを確認する。 図 28 図 26 1. クイック・アップ・レバー(ON 位置) 3. 高さ調整ノブ 2. グルーマの高さ 4. 後ローラ・スペーサの数(サ イド・プレートのパッドの下 にある数) 2. クイックアップ取り付けボルトをゆるめ、ね じ山付きロッドがずれていないこと、下のク イックアップ・ランプに噛んでいないことを 確認する(図 27)。ボルトを締め付ける。 3. クイックアップスプリングの長さ(ねじ山付 きロッド上の長さ)を点検する; 3.5 cm あれ ばよい。図 27を参照。 1. 6.
1 2 G021755 図 30 1. グルーマカバー 2.
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メモ: 18
メモ: 19
組込宣言書 The Toro Company, 8111 Lyndale Ave.