Form No. 3372-129 Rev C Greensmaster ® eFlex® 1800 な ら び に 2100 ト ラ ク シ ョ ン ユ ニ ッ ト お よ び リ チ ウムイオン・バッテリーパック 04042— —シ リ ア ル 番 号 312000001 以 上 モ デ ル 番 号 04042 04043— —シ リ ア ル 番 号 312000001 以 上 モ デ ル 番 号 04043 04232— —シ リ ア ル 番 号 312000001 以 上 モ デ ル 番 号 04232 G017154 製品の登録は: www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています; 詳細については、DOC シート(規格適合証明書) をご覧ください。 はじめに この機械はリール式の回転刃を使用する歩行型の芝 刈り機であり、そのような業務に従事するプロのオ ペレータが運転操作することを前提として製造され ています。この製品は、集約的で高度な管理を受け ているゴルフ場やスポーツ・フィールド、商用目的 で使用される芝生に対する刈り込み管理を行うこと を主たる目的として製造されております。本機は、 雑草地や道路わきの草刈り、農業用地における刈り 取りなどを目的とした機械ではありません。 1 G017240 G017293 この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十 分に理解し、他人に迷惑の掛からない、また適切な 方法でご使用ください。この製品を適切かつ安全に 使用するのはお客様の責任です。 2 1 図1 1. 弊社に直接おたずねをいただく場合: www.Toro.
目次 ブレーキインタロックスイッチの整 備 .................................. ブレーキの整備 ............................ 常用/駐車ブレーキの調整 ............... ベルトの整備 .............................. リール駆動ベルトの点検 ................. トランスミッションカバーのアクセス 穴 .................................. トランスミッションベルトのテンショ ナ .................................. 制御系統の整備 ............................ リールコントロールの調整 ............... 洗浄 ..................................... 機体の清掃 ............................ 保管 ....................................... マシンの保管 ..................
安全について 運転 • 作業は日中または十分な照明のもとで行って ください。 この機械は、CEN安全規格EN836: 1997、ISO規格 5395: 1990およびANSI規格B71.
• アルコールや薬物を摂取した状態での運転は避 この機械は手足を切断したり物をはね飛ばしたりす る能力があります。重傷事故や死亡事故を防ぐた め、注意事項を厳守してください。 けてください。.
振動レベル 部品をご使用になると製品保証を受けられなく なる場合があります。 腕および手 音力レベル 04042: : • モ デ ル 04042 右手の振動レベルの実測値 = 0.24 m/s2 04042: : • モ デ ル 04042 左手の振動レベルの実測値 = 0.36 m/s2 この機械は、音力レベルが 84.4 dBA であること が確認されています; ただしこの数値には不確 定値(K)1 dBA が含まれています。 不確定値(K) = 0.18 m/s2 04043: : • モ デ ル 04043 音力レベルの確認は、EC規則 11094 に定める手 順に則って実施されています。 右手の振動レベルの実測値 = 0.36 m/s2 左手の振動レベルの実測値 = 0.24 m/s2 04043: : • モ デ ル 04043 不確定値(K) = 0.
120-9573 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 警告: 適切な講習を受けてから運転すること。 3. 警告: バッテリーの周囲に人を近づけないこと。 4. 感電の危険: 整備時に、端子間をショートさせる可能性の ある工具を使用しないこと。 120-9593 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 4. 2. 警告: 適切な講習を受けてから運転すること。 5. 3. 異物が飛び出す危険 - 人を近づけないこと 警告: 可動部に近づかないこと; 全部のガード類を正しく取り 付けて運転すること。 マシンを牽引しないこと。 115-7051 1. 高速 2. 無段階速度調整 3. 遅い:ゼロ位置 120-9598 7 1. ブレーキ 4. 駐車ブレーキ 2. ブレーキを解除するにはハ ンドルから手を離す。 5. ラッチを回すと駐車ブレー キがロックされる;ラッチを 回すにはハンドルを握り込 む。 3.
121–4685 1. イージーターン・スイッチ 2. ON 3. OFF 4. 始動(マシン) 115-7271 1. リール回転 3. リール回転停止. 2. レバー入. 4. レバー切 119-7523 8 1. 警告: オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 爆発の危険:火気厳禁 3. 感電の危険: 端子間をショートさせないこと。 4. 警告:講習を受けてから運転すること。 5. 警告:バッテリーカバーを外さない、水に浸けない、ハウジン グが割れたりしているままでバッテリーを使用しない。 6.
119-7570 1. 警告:オペレーターズマニュアルを読むこと;バッテリーを保護 すること;直射日光の下で保管しないこと。 119-7571 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 1 2 3 4 5 6 7 数量 用途 ターゲットプレート 1 ターゲットプレートを取り付けます。 ボルト, 3/8 x 3/4 インチ 2 トラクションユニットにカッティングユニッ トを取り付けます。 ハンドルリテーナ ヘアピンコッター バッテリーパック ボルト(5/16 x 1/2 インチ) ワッシャ 2 2 1 6 6 必要なパーツはありません。 – イージーターン・センサーを調整します。 移動用タイヤ(オプション:移動用車輪 キット;モデル04123) 2 移動用タイヤを取り付けます。 集草バスケット 1 集草バスケットを取り付ける ハンドルリテーナを取り付ける バッテリーを取り付けます。 その他の付属品 内容 オペレーターズマニュアル パーツカタログ オペレータのためのトレーニング資料 認証証明書 数量 用途 1 1 1 1 ご使用前にお読み(ご覧)ください。 10
注 前後左右は運転位置からみた方向です。 2 1 ターゲットプレートを取り付ける トラクションユニットにカッティング ユニットを取り付ける この作業に必要なパーツ この作業に必要なパーツ 1 2 ターゲットプレート 手順 手順 1. ボルト, 3/8 x 3/4 インチ カッティングユニットの オペレーターズマ ニュアル にしたがってカッティングユニット の準備を行う。 2. 中央のグラスシールドボルトを外す(図 3)。 3. 取り外したボルトを使って、ターゲットプ レートをカッティングユニット上部に取り付 ける(図 3)。 1. 平らな場所で走行ドラムを接地させて駐車す る。 2. キックスタンドを下げ、ロッキングピンを差 し込んでキックスタンドを整備位置に固定す る(図 4)。キックスタンドをロックして機 体を支える。 注 リールを取り外す際には必ずキックスタン ドをこの位置にセットしてください。このよ うにしておけば、ユニットを外したときにマ シンが後ろに倒れません。 1 2 1 2 3 G017356 図4 G017294 図3 1.
カッティングユニットのオペレーターズマニュ アル にしたがって刈高を設定する。 8. 3 ハンドルリテーナを取り付ける この作業に必要なパーツ 図5 1. 4. 2 ハンドルリテーナ 2 ヘアピンコッター トランスミッションのカップリング 手順 トラクションユニットのフレーム(図 6)を 前方に引き出してカッティングユニットのピ ボットアームに接続する。 1. 3 ハンドルを支えながら、ハンドルクランプを サイドプレートに固定しているケーブルタイ を外す(図 7)。 2 1 1 2 G017242 図6 バッテリープラットフォームは図示していません。 1. 伸縮カップラ 2. カッティングユニットの六角 シャフト g017355 図7 5. トラクションユニットのフレームをカッティ ングユニットのピボットアームに固定する; 3/8 x 3/4 インチのボルト(2本)を使用す る(図 6)。 1. 注 カッティングユニットを外すには、3/8 x 3/4 インチのボルト(2本)を1.5回転ほどゆ るめればピボットアームから外すことができ ます。 6. 7.
4 1 2 バッテリーパックを取り付ける 3 この作業に必要なパーツ 1 バッテリーパック 6 ボルト(5/16 x 1/2 インチ) 6 ワッシャ 4 5 手順 1. 2. 3. 4. G017295 図9 バッテリーパックをカートンから取り出す; カートンおよび全ての梱包材料は今後に備え て保管しておく。 3. ボルトとワッシャ 4. 5. ピボットボルト ロック穴 6. バッテリープラットフォームを上昇させ て、ベースとフレームのロック穴をそろえる (図 9)。穴がそろったら、ドライバーなど を差し込んでプラットフォームを上昇位置に 保持する。 7. バッテリーチャージャをマシンのバッテリー ベースに固定しているケーブルタイを切断し てバッテリーチャージャを取り出す。 バッテリーパックのコネクタポートがマシン の後ろを向くようにして、バッテリーパック をベースに置く。 8.
3 通し、先ほど取り外した金具類を用いて主電 源コネクタをバッテリーベースに固定する。 2 1 11. バッテリーベースを上位置に保持していたドラ イバを抜き取り、バッテリープラットフォー ムを静かにフレームに降ろす。 重要 フレームとプラットフォームとの間にワ イヤハーネスを挟まないように注意してくだ さい。 4 12. ステップ4で取り外した長いナットを使用し て、バッテリープラットフォームをマシンの フレームに固定する。 13. ステップ5でゆるめたピボットファスナを締 め付ける。 14. バッテリーパックのワイヤハーネスを、メイ ンのワイヤハーネスの下と後ろを通してマシ ン左側に通し、ハーネスについている小さい6 ピンコネクタをメインのワイヤハーネスにあ る対応コネクタに図 12のように接続する。 G017236 図 10 1. バッテリーパックのソケット 3. パックからマシンへのワイ ヤハーネスのプラグ 2. ロッキングカラー 4. バッテリーパック固定ボルト 1 2 G017358 G017235 図 11 図 12 1. 10.
1 8 2 7 3 6 4 1 5 2 G017237 図 13 1. T字コネクタ 2. バッテリープラットフォーム にある主電源コネクタ G0172357 16. 図 14 バッテリーチャージャに付属する説明書にし たがってバッテリーを充電する。 注 バッテリーは途中まで充電した状態(およ そ40%)で出荷されます。この充電状態で、 マシンに搭載した後のマシンとバッテリーの 機能チェックを十分に行うことができます が、マシンを実際に使用する前に満充電する ようにしてください。 5 イージーターン・センサーを調整 する 必要なパーツはありません。 1. 2. センサーランプ(上) ジャムナット 3. 4. イージーターン・センサー ローラ マシンが水平な床面にあり、走行ドラムが床 に接触していることを確認する。 2. センサーについているジャムナットをゆるめ て、ジャムナットの先端からねじ山が1山だけ 見えるように調整する(図 14)。 15 6. ターゲットプレート 7. ブラケットの締結具 8. センサーブラケット 3.
12. マシンのスイッチを切る。 6 移動走行用車輪(オプション)を 取り付ける この作業に必要なパーツ 移動用タイヤ(オプション:移動用車輪キット;モデル 04123) 2 手順 1. キックスタンドを立てる(スタンドを足で下 げながらハンドルを持ち上げる)(図 15)。 図 16 1. G017244 1 図 15 1. 2. ロッククリップ 3. 車輪を前後に回転させながら車軸の奥まで押し 込み、ロッククリップを溝に嵌めて固定する。 4. 機体の反対側のタイヤについても同じ作業を 行う。 5. タイヤに空気を入れる(タイヤ空気圧: 12-15 psi; 83-103 kPa; 0.84-1.05 kg/cm2) 6. キックスタンドから、機体を慎重に降ろす。 キックスタンド 7 車輪についているロッククリップが車軸に掛 かるようにして車輪を六角シャフトに通す (図 16)。 集草バスケットを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 集草バスケット 手順 1.
製品の概要 1 2 1 3 4 5 6 G017245 図 17 1. バスケットフック 9 2. バスケットのリップ部をカッティングユニッ トの左右のサイドプレートの中央部に合わせ て前ローラの上にセットする(図 17)。 3. フレームループの上からバスケットを取り付 ける(図 17)。 8 7 図 19 重要 もしバスケットを落としてしまった場合には、 バスケットの下側リップにあるピッチアームの接 18) )が 破 損 し て い な い か 点 検 し て く だ さ 触 点 ( 図 18 い。曲がっている場合には真っ直ぐに直してから 使用してください。ピッチアームが曲がったまま の状態でバスケットを使用するとリールを破損さ せる恐れがあります。 1 G017385 図 18 1. G017155 ピッチアームの接触ポイント 17 1. オペレータコントロール 6. 集草バスケット 2. 走行&リール制御レバー 3. ハンドル 7. 8. 9. カッティングユニット 移動用タイヤ 電気モータ 4. 常用ブレーキ 5.
各部の名称と操作 5 4 6 7 8 3 9 G017156 2 1 図 21 1. 図 20 1. イージーターン・スイッチ 6. ライト(オプション)用のス ペース 3. 駐車ブレーキのラッチ 7. 4. 5. 9. 2. 常用ブレーキ オペレータコントロール 駐車ブレーキのラッチ 2. 常用ブレーキ ハンドル インフォセンターLCDディス プレイ 8.
速度コントロール 速度コントロール(図 20と図 22)はコントロー ルパネルの右後面にあります。コントロールを回 してマシンの走行・刈り込み速度を調整すること ができます。現在の速度設定がLCDディスプレイ上 に表示されます。 注 マシンが走行するためには、走行レバーが「入」 にセットされており、速度コントロールがゼロ以外 の位置に設定されていることが必要です。 1 2 3 図 23 G017386 1. 最高速度 低速 3. ニュートラル 2. 走行=ニュートラル;リール = OFF 3. 4. 走行= ON(移動走行) 走行= ON ;リール= ON リール制御用にも2つのポジションがあります:接 続(回転)と解除(回転停止)です。レバー上部を 左に動かし、次に前へ倒すとリールが回転を開始 して刈り込み状態となりmす。レバーを右に動か すとリールの回転は止まりますが、前進走行は継 続します;レバーを手前に引くとリール回転と走 行の両方が停止します。 図 22 2. 1.
ブレーキは掛かりません。この機能を利用して、 刈り込み中にマシンを手で後ろに引いてバック させ、走行方向を修正することができます。 キックスタンド キックスタンド(図 25)は機体後部にあり、移動 用タイヤの着脱作業時に機体後部を浮かせるのに使 用するほか、カッティングユニットを取り外す際に マシンが後ろに倒れないように支持します。 1 G017246 2 • 移動走行タイヤの着脱のためにキックスタンド 図 25 を操作するには、スタンドを床面まで下げ、 ループを足で踏みつけた状態のままで、機体下 部についているハンドルを持ってマシンを後方 に引いてください(図 24)。 1. キックスタンド 2.
運転操作 仕様 1800 の ト ラ ク シ ョ ン ユ ニ ッ ト 幅 82.5 cm 高さ 104.8 cm 全長(集草バスケッ トを含む) 152.4 cm 純重量(11 枚刃カッ ティングユニットと集 草バスケットを装着 した状態で) 129.3 kg 刈幅 457mm 刈高 1.5~7.5 mm(マイクロカット・ベッドナイ フ使用時) クリップ周期 調整可能(カッティングユニットのオペ レーターズマニュアルを参照) 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 安全第一 このマニュアルに記載されている安全上の注意やス テッカーの表示内容を良く読んでください。オペ レータや周囲の人を事故から守る重要な情報が掲 載されています。 ハンドルを調整する 注 出荷時には、ハンドルを一番低い位置にセットし てあります。通常は、ハンドルを一番高い位置まで 引き出して使用します。 1. 2100 の ト ラ ク シ ョ ン ユ ニ ッ ト 幅 90.1 cm 高さ 104.8 cm 全長(集草バスケッ トを含む) 152.
5. 速度コントロールをゼロにセットし、走行ド ライブをつなぎ、マシンの前部を軽く上げて ゆっくりと速度を上げるとマシンが前進を開 始する。 6. 速度コントロールで適当な走行速度に調整し、 目的地に移動する。 1 刈り込みの準備 2 1. 速度コントロールをゼロに戻し、走行レバー を解除し、マシンを停止させる。 2. キックスタンドを立てる(スタンドを足で下 げながらハンドルで機体を持ち上げて機体を スタンドで支える。 3. 移動用タイヤを取り外す。 4. キックスタンドから、機体を慎重に降ろす。 g017355 図 28 1. 2. 3. ヘアピンコッター 2.
1 G017296 図 29 1. 目印 薄暗い時の運転 図 30 薄暗い中で作業を行う場合には、オプションのLEDラ イト・キット(モデル 04265)のご使用をお奨めし ます。このキットは、特にバッテリーパックとその 電気系統に合わせて設計製造されているものです。 1. ニュートラル 2. 走行=ニュートラル;リール = OFF 4. 重要 バッテリーパックや電装系へのトラブルを防 止するため、これ以外のヘッドライトをご使用に ならないでください。 芝刈り時のコントロール操作は: マシンを始動、速度コントロールをゼロに セットし、ハンドルを押し下げてカッティン グユニットを上げ、オペレータコントロール (OPC)を握り、走行レバーを「入」にセッ ト(図 30)して、ゆっくりと速度を操作し て走行速度を上昇させて、グリーンのカラー (縁)に入る。 2. 走行コントロールをゼロに戻す。 3.
インタロックスイッチの動作を点 検する と。 ブレーキインタロックスイッチの整備 (ページ 34)を 参照。 4. 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 注意 ブレーキのインタロックスイッチ インタロックスイッチは安全装置であり、これ を取り外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。 • インタロックスイッチをいたずらしない。 • 作業前にインタロックスイッチの動作を点検 し、不具合があれば作業前に交換修理する。 1. キックスタンドが降りていることを確認する。 2. マシンを始動させ、中くらいの力で常用ブ レーキ(駐車ブレーキラッチではなく)を掛 け、OPC を押した状態から走行レバーを入れる (図 19)。モータが作動し、LCDディスプレ イにエラーが表示されずに機体が走行を開始 すれば正常。消費電力が高いという表示(小 さいバッテリーに稲妻マーク)が出る可能性 がある。これ以外の表示が出るのは正常でな いので、修理してから使用すること。 3.
バッテリーパックの充電の詳しい手順については リ チウムイオン・バッテリーチャージャのオペレー ターズマニュアル を参照してください。 バッテリーの寿命を最大限に延ばして十分な利用が できるよう、以下の注意点をお守りください。 • バッテリーパックを開けないでください。パッ ク内部に交換可能な部品などはありません。 パックを開けると製品保証が適用されなくなり ます。パックにはいたずら防止警告装置がつ いています。 10日間以上にわたってマシンを使用しない場合に は、かならずチャージャに接続し、チャージャの電 源を入れておくようにしてください。使用しない期 間が10日をすぎた時点で、チャージャは自動的に保 管モードに切り替わり、充電状態を最大容量の40% に落として保持します。マシンを保管する際、およ び保管していたマシンを再使用する場合の取り扱 いについては、 マシンの保管 (ページ 38) を参 照してください。 • マシンの駐車・格納は、汚れていない乾燥した 直射 日 光 や 熱 源 を 避 け て 行 っ て く だ さ 場所で、直 い 。 気温が-25℃を下回るような場所や 45℃を こ 上回
どのような内容が表示されるかは、以下の表をご 覧ください。 1 2 メインメニュー 3 4 5 7 6 G017282 図 31 1. 電源表示・故障表示灯 5. 2. バッテリー充電表示灯 6. 下ボタン 3. 故障記録表示 7. 右ボタン 4.
Reel Enable(リー リールが回転位置か停止位置かを表示します。 ル回転) 2 1 Throttle(スロット スロットルコントロールの設定をボルトで表示し ル) ます(目標RPMの計算に使用します)。 Target RPM(目 標RPM) 速度コントロール設定から求められる所定RPM を表示します。 Motor RPM(モー モータの実際のRPMを表示します。 タRPM) 12V Supply(5V 供給) コントローラのセンサーへの供給電圧 #1 を 表示します。 5V Supply(5V供 給) コントローラのセンサーへの供給電圧 #2 を 表示します。 CAN Bus(CAN バス) マシン内部の通信状態を表示します。 マシンについて メニュー項目 内容 Model(モデル) マシンのモデル番号を表示します。 SN マシンのシリアル番号を表示します。 S/W Rev マシンのソフトウェアの改訂番号を表示します。 設定メニュー メニュー項目 内容 Language(言語) この項目で表示言語を選択することができま す。 Units(単位) この項目
ターフの状態に合わせた設定 下の表を参考にして、ターフの状態に適した設定を行ってください。 /e-フ フレ ッ ク ス 2100 2100)) ベ ッ ド バ ー : 標 準 お よ び オ プ シ ョ ン ( フ レ ッ ク ス /eパーツ番号 名称 食い込み度 参考意見 106-2468-01 非食い込み仕様 弱い 赤 99-3794-03 きつい 強い 黒、標準 /e-フ フレ ッ ク ス 1800 1800)) ベ ッ ド バ ー : 標 準 お よ び オ プ シ ョ ン ( フ レ ッ ク ス /e110-2282-01 非食い込み仕様 弱い 赤 110-2281-03 きつい 強い 黒、標準 /e-フ フレ ッ ク ス 2100 2100)) ベ ッ ド ナ イ フ : 標 準 お よ び オ プ シ ョ ン ( フ レ ッ ク ス /eパーツ番号 名称 刈高調整範囲 参考意見 115-1880 マイクロカット・エッジ マックス 1.6-3.2 mm 標準装備 93-4262 マイクロカット 1.6-3.
/e-フ フ レ ッ ク ス 2100 2100)) ロ ー ラ ( フ レ ッ ク ス /eパーツ番号 名称 直径と素材 04255 細溝付き 2.5 インチ(6.4 cm)/アルミニウム 04256 広溝付き 2.5 インチ(6.4 cm)/アルミニウム 沈み込みが大きくなる 04257 フルローラ 2.5インチ(6.4 mm)/スチール 沈み込みが一番少ない 04258 細溝付き(長尺) 2.5 インチ(6.4 cm)/アルミニウム 左右エッジの支え力が大きい;4.3 cm 長い 115-7356 後ローラ 2.0 インチ(5.1 cm)/アルミニウム 標準後ローラ 120-9595 後ローラ 2.0インチ(5.1 cm)/スチール スチール, 後 参考意見 /e-フ フ レ ッ ク ス 1800 1800)) ロ ー ラ ( フ レ ッ ク ス /e120-9607 細溝付き 2.5 インチ(6.4 cm)/アルミニウム 120-9609 広溝付き 2.5 インチ(6.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用するごとまたは毎日 • インタロック・スイッチの動作を点検します。 • 機体の清掃 使用後毎回 • リール駆動ベルトを点検する • トランスミッションのベアリングを点検する 必要に応じて交換する 1000運転時間ごと • 機体の塗装がはげていればタッチアップ修理をする。 長期保管前 • モータカップラのグリスアップを行います。 1年ごと 重要 エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンマニュアルを参照のこと。 始業点検表 重要 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 木 水 金 インタロックの動作 駐車ブレーキの動 作 ピボットジョイント の動作確認 バッテリーケース とモータ冷却フィン の清掃 運転操作時の異 常音 リールとベッドナイ フの摺り合わせ 刈高 塗装傷のタッチ アップ修理を行う。 要注意個所の記録 点検担当者名: 内容 日付 30 記事 土 日
整備前に行う作業 潤滑 バッテリーの接続を外す モータカップラのグリスアップ マシンの整備作業を行う前には、T字コネクタを、 主電源コネクタから外して、マシンとバッテリー パックとの電気接続を切り離してください。 整 備 間 隔 : 1年ごと 使用するグリス:汎用グリス 1. マシンを停止させ、バッテリーパックの接続 を遮断する。 2. モータをトランスミッションケースに固定し ている2本のボルトを外す(図 34)。 G017383 1 1 2 2 3 G017237 図 33 1. T字コネクタ 2. 図 34 主電源コネクタ 1. 2. 31 カップラ(メス) モータシャフト 3. 4. 4 ボルト 電気モータ 3. トランスミッションケースからモータを引き 抜く。 4. グリスガンを使って、トランスミッションケー スのメスのカップラに1回か2回のポンプ操作 でグリスを注入する(図 34)。 5. モータを元通りに取り付け、先ほど外したボ ルト(2本)で固定する。ボルトを21~762.00 cm-lb.(29~33 Nm = 2.8~3.7 kg.
電気系統の整備 2 1 バッテリーパックの整備 バッテリーパックの構成品のうち、お客様が交換で きるのはラベルとヒューズのみです。パックを開け ると製品保証が適用されなくなります。万一バッテ リーパックに不具合が発生した場合には、弊社ディ ストリビュータにご相談ください。 3 警告 バッテリーパックには高電圧部があり、これに 触れると感電やけどなどを負う危険がありま す。 G017423 図 35 • バッテリーパックは絶対に開けないkと。 • バッテリーパックの上のコネクタには、マ シンに付属するワイヤハーネスのコネクタ 以外のものを置かないこと。 1. 電気ボックス 2. 上側ねじ 3.
1 3 4 G017298 図 38 G017425 図 37 1. 1. 2. ヒューズカバー C. ヒューズを点検し、飛んでいる場 トロ の ヒ ュ ー ズ 合には交換する。ト 119-1208) )以 外 は 使 用 し な い こ と 。 ( 119-1208 このヒューズはバッテリーパック用の 特殊ヒューズであり、他のヒューズを 使用するとバッテリーパックに重大な 損傷が発生する恐れがある。 D. ヒューズカバーを元通りに固定する。カ バーのねじを 3 in-lb (0.34 Nm=0.03 kg.m にトルク締めする。 E. 走行レバー 刈り込みセンサーのフラッ グ 3. 刈り込みセンサー 4. 走行インタロックスイッチ 4. インタロックスイッチを固定しているねじを ゆるめる(図 38)。 5. 走行レバーとインタロックスイッチとの間に厚 さ 1.6 mmのすきまゲージをはさむ(図 38)。 6. スイッチを固定しているねじを締める。すき まの大きさを確認する。走行レバーがスイッ チに接触していてはいけない。 7.
ブレーキの整備 ブレーキインタロックスイッチの 整備 常用/駐車ブレーキの調整 1. マシンを停止させ、バッテリーパックの接続 を遮断する。 2. コンソールのカバーを取り外す。 3. 常用ブレーキのレバーを入れ、駐車ブレーキ のラッチを掛ける。 1. マシンを停止させ、バッテリーパックの接続 を遮断する。 4. インタロックスイッチを固定しているねじを ゆるめる(図 39)。 2. ブレーキレバーをOFF 位置とする。 3. コンソールのカバーを取り外す。 4. 走行ケーブルの張りを強くするには、上側ケー ブルのジャムナットをゆるめて、下側ケーブル のジャムナット(図 39)を締め、156 N(15.8 kg)の力で駐車ブレーキのラッチが解除され るように調整する。ブレーキバンドが締まりっ ぱなしにならないよう注意すること。 ブレーキ(常用・駐車兼用)がスリップするように なったらケーブルの調整が必要です。 3 図 39 1. 2. 5. 駐車ブレーキのラッチ インタロックスイッチ 3.
ベルトの整備 リール駆動ベルトの点検 整 備 間 隔 : 1000運転時間ごと 機械を正しく動作させ、無用の磨耗を防止するため に、リール駆動ベルトは正しく調整してください。 D. 圧縮スプリングからベルトに適切な力が 掛かっていることを確認する。 E. ベアリングハウジング取り付けナットを 締め付ける。 F. ベルトカバーを取り付ける。 1. マシンを停止させ、バッテリーパックの接続 を遮断する。 トランスミッションカバーのアクセ ス穴 2. ベルトカバーを固定しているフランジボルト をゆるめてベルトカバーを外し、ベルトを露 出させる(図 41)。 リールクラッチへのアクセスが必要な場合には、ト ランスミッションの正面についているゴム製のプ ラグを外す(図 43)。 重要 ゴム製プラグを外したままでマシンを使用し ないでください。 1 g018273 図 41 1. 3. ベルトカバー 2 ベルトの張りの調整: A. ベアリングハウジング取り付けナットを ゆるめる(図 42)。 G017387 図 43 1. 入・切シャフト 2.
制御系統の整備 2 1 リールコントロールの調整 リールが回転しない、スリップするなどの症状が出 るようになったら調整が必要です。 G019886 1. マシンを停止させ、バッテリーパックの接続 を遮断する。 2. リールコントロールが解除状態であることを 確認する。 3. トランスミッションのバルクヘッド部で、 リールコントロールのケーブル(図 45)を行 う;スプリングの長さが 70.6-72.4 mm にな るように調整する。 図 44 1. 入 2.
• リールとベッドナイフの接触をなくした状 態で、リール停止動作から7秒以内にリー ルが停止することが必要。 • 分からないことがある場合には、代理店 に連絡するか、サービスマニュアルを参 照する。 1 2 G017384 図 45 1. 4. リールコントロールケーブル 2. ジャムナット コントロールハンドルのバルクヘッド部で、 リールコントロールケーブルをゆるめてケー ブルにたるみを持たせる(図 46)。 2 G017299 1 図 46 1. リールコントロールケーブル 2. ジャムナット 5. コントロールハンドルのバルクヘッド部で、 リールコントロールケーブルを締めていき、 スプリングが伸びずにケーブルのたるみが完 全になくなるように調整する。 6.
洗浄 保管 機体の清掃 マシンの保管 1. 整 備 間 隔 : 使用後毎回 機体の清掃 重要 機体は中性洗剤と水で洗うことができ ます。ただし高圧洗浄器は使用しないでくだ さい。また、シフトレバーのプレートやイン フォセンター部、電源部、電源接続部に大量 の水を掛けないように注意してください。 2.
チャージャは通常充電モードに入りバッテ リーをフル充電する。 39
図面 G017602 電 気 回 路 図 , パ ー ト 1 (Rev.
g017603 電 気 回 路 図 , パ ー ト 2 (Rev.
メモ: 42
バッテリーの限定保証 リチウムイオン充電池(モデル 04232)には5年間または 1,925 kWh(キロワット時)までのうちいずれか早く到達したほうの時期までの製品保証が付属しており、 製造材料の不良や製造上の瑕疵があった場合には保証の対象となります。ただし、バッテリーは経年劣化する製品であり、満充電しても製造当初のエネル ギー容量(ワット時)を蓄えられなくなってきます。バッテリーは、マシンの使用方法、アクセサリの使用の有無、ターフの状態、地形、機械の調整状態、 使用温度帯などにより、エネルギー消費パターンが異なってきます。 この製品保証プログラムでは、2段階で保証を提供しております: 製 品 保 証 - 第 1 段 階 : 製品をお買い上げいただいた時(請求書の日付)から最初の2年間(730日間)または 820 kWh までについては、完全保証を提供いたしま す。この第一段階期間中に製品保証の対象となるような瑕疵が発見された場合には、無償にて新しいバッテリーまたは再製造されたバッテリーとお取替えします。 この無償交換には、診断、作業工賃、部品代、運賃が含まれます。交換後のバッテリーは、当初のバッテリー保
Toro 製 品 の 総 合 品 質 保 証 限定保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます)の材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの 品質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての 製品に適用されます(エアレータに関する保証については該当製品の保証 書をご覧下さい)。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で 「製品」の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、 運賃が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店(ディ ストリビュータ又はディーラー) に対して、お客様から連絡をして頂くことが必 要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問がある 場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial