Operator's Manual
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グラス・シールドの高さを調整する
刈りカスがきれいに集草箱に入っていくように調整しま
す。
1. 前サポート・ロッドの上面からシールドの前リップまで
の 距 離 を カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト の 両 端 で 測 定 す る( 図
1 7 )。
1
2
4” (10 cm)
図17
1. サポート・ロッド
2. シールド
2. 通常の刈り込み条件では、上記の距離を10cmに調
整する。カッティングユニットの各端で、シールドをサ
イドプレートに固定しているキャップスクリュとナット
をゆるめて、シールドを適当な高さに調整する。
3. 各取り付け具を締め付ける。
注: 乾燥した(刈りカスが集草箱に落ちにくい)時期
にはシールドを下げ、逆に、芝がぬれている(刈りカス
が集草箱の後ろにへばりつく)時はシールドを上げる
と効 果 的 で す。
カット・オ フ・バ ー を 調 整 す る
刈りカス がリール からス ムーズ に出るように 調 整します。
1. バー(図18)をカッティングユニットに固定しているネ
ジをゆるめる。
1
図18
1. カット・オフ・バー
2. 隙間ゲージを使って、リール上面とバーの間を1.5mm
に調整し、ネジを締めてバーを固定する。
3. リールの全幅にわたって隙間の幅が一定となるように
注意する。
注:この調整はターフの状態変化に合わせて行ってくださ
い。芝面が非常にぬれている時にはバーをリールに近づ
けます。逆に、芝が乾燥している時にはバーとリールの隙
間 を 大 き くし ま す。バ ー とリ ー ル が 平 行 に な って い る こ と
が 重 要 で す 。シ ー ル ド の 高 さ 調 整 を 行 っ た 後 や リ ー ル の
研磨を行った後は必ずこの調整が必要です。
集 草 バ スケットを 取り 付 ける
集 草 バ スケットの上 縁 を 持 ってバ スケット取り 付 け 棒 に 差
し 込 む( 図 1 9 )。
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1
図19
1. 集草バスケット
2. バスケット取り付け棒
注: モデル04060のみ―刈高を高くして、バスケット
を 下 げ て 刈 り た い 場 合 に は 、各 取 り 付 け 棒 を 機 体 の 反 対
側 に 取り付 け てくださ い。
インタロック・スイッチの 動 作を点
検する
1. 走行レバーを 「走行」側に、エンジン・コントロールを
「始動」側にする。
2. エンジンの始動を試みる。
クランキングしなければ正常。エンジンが掛かるのはスイ
ッチの異常であるから修理する。スイッチの異常は必ず
修理してから使用すること(p.29を参照)。