Operator's Manual
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ベルトの調 整
機械を正しく動作させ、無用の磨耗を防止するために、ベ
ルト 類 は 正しく調 整してくだ さ い 。また 、頻 繁 に 点 検してく
ださい。
リ ー ル駆 動 ベルト の調 整
プーリ間の中央でベルトを指で押して点検します。押す力
は1.5~2.0kg程度。ベルトのたわみが6mm程度あれ
ば適正です。たわみがこの範囲になければ、以下の要領
で 調 整しま す:
1. ベルト・カバー取り付けネジ( 図3 4)を外してベルトを
露出させる。
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図34
1. リール駆動ベルトのカバー
2. アイドラ・プーリ固定ナットをゆるめ、プーリをベルト
の 背 に 押 し つ け て、適 当 な 張 り を 出 す 。
重要 ベ ルトを 強く張りすぎ な いように 注 意してくだ さ
い。
3. ナットを締めて調整を固定する。
4. ベルト・カバーを元通りに取り付ける。
5. この時、カバー・シールとサイド・プレートの間にすき
まを開けておいてボルトをねじ込むと、 ボルトとイン
サートの 整 列を目で 確 認 することが できる。
6. 全部のボルトを入れ終わったら、カバー内部のツメが
サイド・プレートに当たるまで締めつける。締めすぎな
いように注 意 すること。
2
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図35
1. リール駆動ベルト
2. アイドラ・プーリ
走行 ベルト の調 整
プーリ間の中央でベルトを指で押して点検します。押す力
は1.5~2.3kg程度。ベルトのたわみが6mm程度あれ
ば適正です。たわみがこの範囲になければ、以下の要領
で 調 整しま す:
1. ベルト・カバー取り付けネジ(図36)を外してカバーを
取り、ベルトを露出させる。
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図36
1. 走行ベルトのカバー