Form No. 3389-176 Rev C 11 お よ び 14 枚 刃 カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト Greensmaster® Flex™/eFlex® 1800/2100 ト ラ ク ションユニット シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 04251—シ シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 04252—シ シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 04253—シ シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 04254—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この説明書では、危険についての注意を促すための 警告記号図 2を使用しております。これらは死亡事故 を含む重大な人身事故を防止するための注意ですか ら、必ずお守りください。 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 g000502 図2 1. 危険警告記号 はじめに 重要 は この他に2つの言葉で注意を促しています。重 注はその他の 製品の構造などについての注意点を、注 注意点を表しています。 この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十 分に理解し、他人に迷惑の掛からない、また適切な方 法でご使用ください。この製品を適切かつ安全に使用 するのはお客様の責任です。 目次 安全について ............................................................. 3 安全ラベルと指示ラベル ...................................... 3 組み立て ...............
安全について • このカッティングユニットをお使いになる前に、トラ クションユニットと、カッティングユニットのオペレー ターズマニュアルとをよくお読みになり、内容を十分 に理解し、適切な方法でお使いください。 刃が硬いものにぶつかったりカッティングユニットが 異常な振動をしたりした場合は 直ちに車両を止めて エンジンを停止し、カッティングユニットに損傷が発 生していないか点検してください。損傷や異常があ れば修理を行ってください。修理が終わるまでは作 業を再開しないでください。 • 常に機械全体の安全を心掛け、また、ボルト、 ナット、ねじ類が十分に締まっているかを確認して ください。 • 作業場所に子供を近づけないでください。子供に運 転させないでください。 • • 疲れている時、病気の時、アルコールや薬物を摂 取した時は取扱いを控えてください。 整備・調整格納作業の前には、エンジンが不意に 作動することのないよう、必ずキーを抜き取ってお いてください。 • ガードなどの安全保護機器が正しく取り付けられて いない時は、運転しないでください。 大がかりな修理が必要になった時、補助が必
組み立て その他の付属品 内容 数量 用途 オペレーターズマニュアル 1 カッティングユニットを取り扱う前によくお読みください。 パーツカタログ 1 パーツ番号を調べるための資料です。 認証証明書 1 将来のために保管してください。 ターゲットプレート ウェイトバー 1 1 eFlex のトラクションユニットの場合に取り付けます。 1 前ローラを取り付ける 必要なパーツはありません。 手順 カッティングユニットの前ローラは取り付けられていませ ん。 ローラに付属している説明書に従い、カッティング ユニットの付属部品を使って、ローラをカッティングユ ニットに取り付けてください。 g016943 図3 1. 2 プロップ付属品ではありま せん 2.
注 ユニットについているベッドバー調整ねじの ナットなどが床に当たっていないことを確認す る。 図 3 。 3. カッティングユニットの右端から数えて1番目と2番 目の下刃ねじの間で1枚のリール刃と下刃とが交 差するようにセットする。 4. 下刃と交差しているリール刃の交差部にマジッ クなどで印をつける。 11. 切れ味確認用のペーパーを一枚、リールと下刃 との間に直角に差し入れて、カッティングユニット の切れ味をテストする図 5。ゆっくりと リールを回 転させて紙が切れれば合格である。 注 これはこの後の調整をやり易くするためであ る。 5. ステップ4でマークを付けたリール刃が下刃と交差 しているところで、リール刃と下刃の間に、シム 0.05mm=0.002 インチを挿入する。 6.
重要 カッティングユニットを傾けてベッドナイフと リールが見えるようにする際には、ベッドバー調 整ねじが床や作業台に押し付けられることのない よう、カッティングユニット後部に支えを入れて浮 。 か せ て く だ さ い 図 3。 5 g014405 刈り高の調整 図7 サイドプレート取り付けフラ ンジ 2. スペーサ 1. 3. ローラブラケット 必要なパーツはありません。 1. カッティングユニットの後部を持ち上げてベッドナ イフの下に角材などの枕を置く。 2. 各ローラブラケットをそれぞれのサイドプレート取 り付けフランジおよびスペーサに固定している ナット2個を外す。 3. サイドプレート取り付けフランジとスペーサから、 ローラとボルトを外す。 4. 必要に応じてスペーサを、ローラブラケットの上ま たは下にする図 6または図 7。 5. ローラブラケットとスペーサとを、取り付けフラン ジの下側に、先ほど取り外したボルトを使って 取り付ける。 6.
g016945 図 11 1. 4. g014407 5. 図9 1. 刈高アーム 2. ロックナット 2. 3. 調整ねじ ゲージバーのナットをゆるめ、調整ねじを希望の 刈り高に合わせる図 10 6. 注 ねじ頭の下からバーの表面までの距離が刈 り高となる。 ゲージバー バーの前端がローラに当たるように、調整ねじ で調整する。 ローラ全体が下刃と平行になるように、ローラの 両側を均等に調節する。 重要 前後のローラにゲージが当たり、ねじの頭 がリールにぴったりと掛かっているのが正しい調 整状態です。下刃の左右端でこの状態となるよ うに調整してください。 ワッシャの遊びがなくなるまで締め付ける。これ で調整が決まる。 6 カット・オフ・バーを調整する 必要なパーツはありません。 手順 g000489 図 10 1. ゲージバー 2. 刈高調整ねじ 3. 3. 刈りかすがリールからスムーズに排出されるように調 整します。 1.
隙間ゲージを使って、リール上面とバーの間を 1.5mm に調整し、ねじを締めてバーを固定する。 2. 重要 リールの全幅にわたって隙間の幅が一定と なるように注意する 注 この調整はターフの状態変化に合わせて行っ てください。芝面が非常に乾いている時にはバー をリールに近づけます。逆に、芝がぬれている 時にはバーとリールの隙間を大きくします。いず れの場合も、リールとバーとが平行になることが 重要です。また、リールの研磨を行った場合に は必ずこの調整が必要です。 7 eFlex 用 に カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ トを調整するには g017294 図 13 この作業に必要なパーツ 1 ターゲットプレート 1 ウェイトロッドトラクションユニットの付属品 1 フランジヘッドボルトトラクションユニットの付属品 1. 中央のグラスシールドボル ト 2. ターゲットプレート ウェイトロッドを取り付ける 1.
g026124 図 15 フランジヘッドボルト 1. 2. g027722 図 16 ウェイトロッド 1. 3. 8 プ ッ シ ュ ナ ッ ト を 取 り 付 け る CE 規格に適合させる場合 この作業に必要なパーツ プッシュナット 1 手順 1. ベルトカバーを固定しているフランジボルトをゆる めてベルトカバーを外す。 2. ベルトカバーのプラグに、プッシュナットを通す 図 16 。 9 プッシュナット 2.
製品の概要 仕様 トラクタ このカッティングユニットは、対応するサイズの Flex および eFlex のトラクションユニットに 取り付けることができる。 刈り幅 Flex/eFlex 1800—460mm 18 インチ、Flex/eFlex 2100—530mm 21 インチ 刈高 ユニット左右にある垂直ねじ2本によって前ローラを上下させて刈高を調整し、固定キャッ プスクリュで固定する。. 刈高調整範囲 ベンチ設定時の標準範囲は、1.6mm12.
運転操作 注 調整ねじを1ノッチ回転させることにより、 ベッドナイフが、0.018mm 移動します。 • 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 このカッティングユニットはDPA二点調整方式のカッティ ングユニットで、非常に簡単な調整で最適な刈り上がり を実現することができます。ベッドバーをカッティングユ ニットの左右2点で調整する方式ですので、刃先同士 が軽く触れ合って相互に研磨作用を行う軽い当たりの 調整に仕上げるのが簡単で、鋭い刃先が長持ちし、高 品質な刈り込みを長時間連続することが可能であり、 バックラップ回数を減らすことができます。 接触を強くしないと切れない場合には、鋭利 な刃先を取り戻して精密なカットができるよう にバックラップ、ベッドナイフのフェーシング、 または研磨を行うことが必要ですToro リール / ロータリーモアのための研磨マニュアル, Form No.
5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. ステップ4でマークを付けたリール刃が下刃と交差 しているところで、リール刃と下刃の間に、シム 0.05mm=0.002 インチを挿入する。 シムを左右に滑らせながら右側のベッドバー調 整ねじ図 4を回して、シムに 軽い 圧迫シムが 挟まれる感じを感じる程度に調整する。シムを 抜き取る。 カッティングユニットの左端で、ベッドナイフに一 番近いリール刃を、左端から数えて1番目と2番 目の下刃ねじの間で下刃と交差させる。 カッティングユニットの左側で、左側ベッドバー調 整ねじを使って上記46の作業を行う。 ステップ 5 と 6 を繰り返して、カッティングユニット の左右両側で軽くはさまれる感じに調整する。 この状態から、左右のベッドバー調整ねじを右に 3クリック回転させると、下刃とリール刃とが軽く 接触するようになる。 1. 2. 注 1回のクリックで、下刃が 0.
注 各プーリには番号22、24、25がついてい る。希望するクリップ設定となるようにプーリを 移動する。 decal131-1820 図 21 7. 移動する必要のある各プーリの固定ねじ2本を六 角レンチを使ってゆるめる 8. 各プーリを外す。 9. 各プーリを、それぞれの新しい位置に取り付け る 図 21 。 注 各プーリの固定ねじが、キーに合っているこ と、またシャフトの平たい面に当たっていること を確認する。 10. ねじを8.38.9 N0.850.91kg.m = 7479in-lbにトル ク締めする。 11. ベルトを取り付ける。 12. 圧縮スプリングからベルトに適切な力が掛かって いることを確認する図 20。 13. ベアリングハウジングのナットを締め付ける。 14.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 ベッドバーの整備 ベッドバーの取り外し 1. ベッドバー調整ねじを左に回してベッドナイフと リールの接触をなくす図 22。 g016970 図 24 1. 2. ベッドバーボルト ナット 3. スチール製ワッシャ 4. ナイロン製ワッシャ ベッドバーの取り付け 1. ベッドバーアジャスタとスラストワッシャとの間に ベッドバーの固定用耳を入れる。 2. ベッドバーボルトとボルトについているナットと ワッシャ4枚全部で8枚で、ベッドバーを各サイド プレートに固定する。 3. サイドプレートのボスの両側にナイロンワッシャを 入れる。その外側からスチール製ワッシャを取り 付ける (図 24)。 4. ベッドバーボルトを 27 36N·m (2.8 3.7kg.m = 240320in-lbにトルク締めする。左右の遊びが完 全になくなって外側のスチール製ワッシャが回ら なくなるまでロックナットを手で締め付ける。内側 のワッシャには遊びがあってよい。 g014641 図 22 1. ベッドバー調整ねじ 2.
注 バックラップが終わったら、ベッドナイフの前 端に軽くヤスリ掛けを行ってください。これにより ベッドナイフ前端に形成されたバリが除去されま す。刃先から完全にバリを取り除くためには、非 常に軽い感覚のヤスリ掛けが必要です。 注 カッティングユニットをトラクションユニットにと りつけたままでバックラップを行った場合には、 作業後に、トラクションユニットとカッティングユ ニットを接続する六角駆動シャフトカップルを取り 付けてください。 g014642 図 25 1. スプリングテンションナット 2.
メモ
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