Form No. 3352-240 ® • Greensmaster® 3050 グリーンズマスタートラクションユニット Model No. 04351—Serial No.
• 警告 ページ 運転の前に.............................................................. 17 エンジン・オイルを点検する................................ 17 ガソリン・タンクに燃料を入れる.......................... 17 油圧オイルについて............................................ 18 タイヤ空気圧を点検する....................................19 ホイール・ナットのトルクを点検する ...................... 19 運転..........................................................................20 安全第一.............................................................20 各部の名称と操作..............................
はじめに 警告:死亡事故を含む人身事故を防止するための重要 安全注意事項です。 この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十分 に理解してください。オペレータや周囲の人の人身事故 や製品の損傷を防ぐ上で大切な情報が記載されていま す。製品の設計製造、特に安全性には常に最大の注意 を払っておりますが、この製品を適切かつ安全に使用す るのはお客様の責任です。 注意はけがなどを防止するための安全注意事項です。 この他に2つの言葉で注意を促しています。上記の注意 事項のほか、 重要 は製品の構造などについての注意 点を、また、注: はその他の注意点を表しています。 安全について 弊社のウェブサイトwww.Toro.comで製品やアクセサリ 情報の閲覧、代理店についての情報閲覧、お買い上げ製 品の登録などを行っていただくことができます。 この機械はCEN安全規格EN836: 1997、ISO規格 5395: 1990およびANSI規格B71.
• 作業は日中または十分な照明のもとで行ってくださ い。 – 斜面で機体が滑り始めるとブレーキで制御するこ とは非常に難しくなること。斜面で制御不能とな るおもな原因は: • エンジンを掛ける前には、アタッチメントのクラッチ をすべて外し、ギアシフトをニュートラルにし、駐車 ブレーキを掛けてください。 • タイヤグリップの不足; • 速度の出しすぎ; • ブレーキの不足; • 「安全な斜面」はあり得ません。芝生の斜面での作 業には特に注意が必要です。転倒を防ぐため: • 機種選定の不適当; • 地表条件、特に傾斜角度を正しく把握していな かった。 – 斜面では急停止・急発進しない。 • ヒッチの取り付けや積荷の重量分配の不適 切。 – 隆起や穴、隠れた障害物がないか常に注意するこ と。 – 斜面の走行や小さな旋回は低速で。 – 斜面を横切りながらの作業は、そのような作業の ために設計された芝刈機以外では絶対行わない こと。 • オペレータやユーザーは自分自身や他の安全に責任 があり、オペレータやユーザーの注意によって事故を 防止することができます。 • 隠れて見えない穴や障害物に常に警
• 整備・調整作業の前には、必ず機械を停止し、カッテ ィングユニットを下げ、駐車ブレーキを掛け、エンジ ンを停止し、キーを抜き取り、ガソリンエンジン機の 場合は点火プラグのワイヤを抜いてください。また、 必ず機械各部の動きが完全に停止したのを確認して から作業に掛かってください。 – 詰まりを取り除くとき – 機械の点検・清掃・整備作業などを行うとき – 異物をはね飛ばしたときや機体に異常な振動を 感じたとき; 機械に損傷がないか点検し、必要が あれば修理を行ってください。点検修理が終わる までは作業を再開しないでください。 • エンジンを停止する時にはスロットルを下げておいて 下さい。また、燃料バルブの付いている機種では燃 料バルブを閉じてください。 • 火災防止のため、カッティングユニットや駆動部、 マ フラーの周囲に、草や木の葉、ホコリなどが溜まらな いようご注意ください。オイルや燃料がこぼれた場合 はふきとってください。 • カッティングユニットに手足を近づけないでくださ い。 • 必要に応じ、ジャッキなどを利用して機体を確実に 支えてください。 • バックするときには、足元と後方の安全に十
• エンジンの緊急停止方法に慣れておきましょう。 ください。リークの点検には新聞紙やボール紙を使 い、絶対に手を直接差し入れたりしないでください。 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体に重大 な損傷を引き起こします。万一、油圧オイルが体内に 入ったら、直ちに専門医の治療を受けることが必要 です。 • テニスシューズやスニーカーでの作業は避けてくださ い。 • 安全靴と長ズボンの着用をおすすめします。地域に よってはこれらの着用が義務付けられていますので ご注意ください。 • 油圧系統の整備作業を行う時は、必ずエンジンを停 止し、カッティングユニットを下降させてシステム内部 の圧力を完全に解放してください。 • 燃料の取り扱いには十分注意してください。こぼれた 燃料はふき取ってください。 • 燃料ラインにゆるみや磨耗がないか定期的に点検し てください。必要に応じて締め付けや修理交換してく ださい。 • インタロック・スイッチは使用前に必ず点検してくだ さい。スイッチの故障を発見したら必ず修理してから 使用してください。また故障の有無に関係なく2年ご とにスイッチを新しいものに交換してください。
安全ラベルと指示ラベル • 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損したりは がれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 106-9071 1 2 62–5070 3 1 93-8062 2 93-6686 1. ブレーキを解除するには、ラッチが落ちるまでペダルを踏み込 む。 2. 駐車ブレーキの解除手順:ペダルを踏み込む。 3. 駐車ブレーキ・ロック 1. 油圧オイル 2. オペレーターズマニュアルを読むこと。 1 2 1 93-8064 (CE用) 1. リールのロックと解除 1. 警告:整備作業前にマニュアルを読むこと。 2.
6 4 3 7 5 2 10 4 11 8 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. オペレーターズマニュアルを読むこと。 Off チョーク ON 低速 無段階調整 高速 リークディテクタ・テストスイッチ ヘッドライト エンジン停止 エンジン始動 9 1 107-2554 1 2 1 2 3 4 3 5 4 5 1. 2. 3. 4. 5. 104-2053 93-8063 (CE用) 警告オペレーターズマニュアルを読むこと。 転倒の危険: 15度以上の斜面で使用しないこと 異物が飛び出す危険 - 人を近づけないこと。 手足切傷の危険:可動部に近づかないこと 警告:車両を離れるときは駐車ブレーキをロックし、エンジンを 停止し、キーを抜くこと。 1 104-2052 4 2 3 1 93-6691 1. 2. 3. 4. 1.
1 2 93-8075 1. 上昇ペダルを踏み込むとリールが上昇して停止する。 2. 刈り込みペダルを踏み込むとリールが下降して回転する。 バッテリーに関する注意標識 1 1 全てがついていない場合もあります 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 93-8069 1.
仕様 アクセサリ 注:仕様および設計は予告なく変更される場合がありま す。 8枚刃 DPA カッティングユニット Model No. 04610 11枚刃 DPA カッティングユニット Model No. 04611 スパイカ Model No. 04494 主な仕様 刈幅 149.9 cm トリローラ Model No. 04495 ホイール・トレッド 125.7 cm サッチング・リール Model No. 04493 ホイールベース 119.1 cm 走行速度可変キット Model No. 04422 全長 228.6 cm リール個別停止キット Part No. 28-2150 全幅(リールを含む) 117.2 cm バックラッピング・キット Part No. 92-9656 全高 123.2 cm スパーク・アレスタ Part No. 83-2240 純重量(油脂類を含む) 422 kg 高地用ジェット* リール搭載時重量 532. kg * ご注文はお近くのブリグス&ストラトン代理店へ。 1速ギア速度 約 3.
組み立て 注: 前後左右は運転位置からみた方向です。 名称 数量 用途 運転席 ナット, 5/16 in. シート・カバー 1 4 1 シート・ベースにシート・スライドと運転席 カバーを取り付けます。 ホイール・アセンブリ 後スピンドル・スペーサ 1 2 後輪を取り付けます。 キャップスクリュ, 1/2 x 3/4 in. ワッシャ, 1/2 in. 1 1 ハンドル・アームを固定します。 カバー ソケット・ヘッド・ネジ, 1/4 x 3/4 in. ロックナット, 1/4 in. ワッシャ, 1/4 in.
バッテリー液を入れて充電する • 警告 • 必ず所定の電解液(比重 1.265)を使ってください。 充電中は爆発性のガスが発生する。 1. バッテリーを固定している蝶ナット、ワッシャ、バッテ リー・クランプを外してバッテリーを取り出す。 充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに火気を近づ けない。 5. バッテリーを充電器に接続し、充電電流を 3~4 A にセットする。液温 16°Cのときの電解液の比重が 1.250 になり、全部のセルから泡が十分に立つま で、充電電流 3~4 A で充電を続ける。 重要バッテリーを機体に載せたままで電解液を補充 するのはやめてください。電解液がこぼれると、激し い腐食を起こします。 2. バッテリーの上部をきれいに洗浄し、通気キャップを 外す(図2) 。 6. 充電が終わったらチャージャをコンセントから抜き、 バッテリー端子からはずす。 注: メンテナンス・フリー・バッテリーでは、バッテリー液 が減ることはほとんどありませんが、以後、通常の使用 によってバッテリー液が不足してきた場合には、蒸留水 を補給してください。 • 1.
後輪アセンブリを取り付ける 運転席を取り付ける 1. 後キャスタ・フォークの車輪取り付け穴についている ボルトとロックナットを外す(図4)。 注: シートスライドの取り付け穴は前または後から選 択できます。調整範囲がそれぞれ前後に7.6 cm 広がり ます。 2. キャスタ・フォークに後輪を取り付ける。片方の穴か らボルトを差し入れ、スペーサを入れて車輪にボルト を通す(図4)。 1. シートベースを持ち上げ、支持棒で保持する。 2. 出荷用カートンの合板のベースに固定されているシー ト・スライドを取り出す。取り外したロックナットは破 棄する。 3. 付属部品のロックナット(5/16 in.)で、運転席とシー ト・パネルとシートスライドをサポートに固定する(図 6)。シート・パネルが、図6のように右側にくるように 取り付ける。 1. ボルト 2. スペーサ 3. ロックナット 図4 3. もう1枚のスペーサをボルトに入れ、ボルトを、キャス タ・フォークの反対側の穴まで貫通させる。 4.
バッテリーを取り付ける 1. 端子を機体の前に向けてバッテリーを取り付ける。 • 警告 • バッテリーの端子に金属製品や車体の金属部分が触 れるとショートを起こして火花が発生する。それによ って水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れが ある。 1. キャップスクリュとワッシャ 2. ハンドル・アーム 3. フレーム・ブラケット • バッテリーの取り外しや取り付けを行うときには、 端子と金属を接触させないように注意する。 図7 • バッテリーの端子と金属を接触させない。 カバーを取りつける 1. フレーム・チューブと取り付けブラケットについている 穴に、カバーの取り付け穴を整列させる(図8)。 2. スタータからの赤い(+)ケーブルを(+)端子に固定 する(図7)。レンチで締め付けて固定し、ワセリンを 塗布する。ケーブルが擦れて磨耗するような配線はさ ける。座席の最後部でケーブルを傷つけることがあ るので特に注意すること。 1. マイナス(-) 2. プラス(+) 図8 図はハンドル・アームを外した状態 図9 3.
カッティングユニットを取り付ける カッティングユニット・モデル 04610 & 04611 の場合 注: 研磨、刈高調整などを行うときには、リール・モータ をサポート・チューブ(フレーム前部)に入れておくとホー スを保護することができます。 る。スリーブから手を離すとスタッドとジョイントが 結合する(図12)。 5. 集草箱をプルフレームに取り付ける:プルアームのジ ャムナットをゆるめ、ボールソケットを調整して集草 箱のリップとリール刃または前シールドとの間を6~ 13 mm とする。 注:これにより、刈り込み中にカッティングユニットが 集草箱に押されてアームから外れることがなくなりま す。 1. カッティングユニットをカートンから取り出す。同梱の カッティングユニット用オペレーターズマニュアルに 従って、希望の設定に組み立て、調整を行う。調整に は本機に付属の刈高ゲージを使用する。 2. カッティングユニット両端にそれぞれワッシャとボール スタッドを取り付ける(図10)。 1 1. プル・フレーム 2 プル・アーム 3.
注:カッティングユニットのカバーは保管してくださ い。ユニットを取り外した時、ベアリングを汚れから 保護するのに必要です。 2 9. ハンドグリスガンでカッティングユニット両端の窪み にグリス(リチウムベース一般用2号)を注入する。 1 10. リールモータのシャフトのスプライン部にグリスを 塗布する。モータを取り付け穴に正対させ、時計方向 にひねってスタッドを一回かわし、 次に左回りにひ ねって、キャップスクリュにフランジをしっかりと掛け る。キャップスクリュを締めてモータを固定する(図 12)。 リア・バラストの取り付けについて この機械はCEN安全規格EN836: 1997、ISO規格5395: 1990およびANSI規格B71.41999に適合する製品として 製造されています(ただし後輪に 18 kg の塩化カルシ ウムを搭載すること)。 1. ディップスティック 2. 補給口キャップ 図14 3.
ガソリン・タンクに燃料を入れる 2. 燃料タンクのキャップをしっかりとはめる。こぼれた ガソリンはふき取る。 自動車用の無鉛レギュラー・ガソリンを御使用ください (ポンプ・オクタン価85 以上)。無鉛ガソリンが入手で きない場合には有鉛ガソリンを使用して差し支えありま せん。 重要 メタノール、メタノール添加ガソリン、10%以上の エタノールを添加したガソリンなどは本機の燃料システ ムを損傷しますから絶対に使用しないでください。ガソ リンにオイルを混合しないでください。 • 危険 • ガソリンは非常に引火・爆発しやすい物質である。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災などを引き 起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた状態で 行う。こぼれたガソリンはふき取る。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。燃料を補給する 時は、タンク上面から約2.
Pennzoil Shell Texaco 油圧システムを点検する AW Hydraulic Oil 68 Tellus 68 Rando HD 68 初めての運転の前に必ず油量を確認し、その後は毎日 点検してください。 生分解油圧オイル - Mobil EAL 224H 重要Mobil EAL 224H はToro 社が使用を認めている 唯一の生分解オイルです。鉱物性のオイルが混合する と、生分解オイルの無毒性や生分解性能が悪影響を受 けます。従って、通常のオイルから生分解オイルに変更す る場合には、Mobil 社が発表している内部洗浄手順を 守ってください。くわしくはToro 代理店にご相談くださ い。生分解オイル(P/N 100-7674)は19 リットル缶で、 代理店でお求めになれます。 注:生分解オイルを使用する時には、オイル・クーラ・キ ット(P/N 104-7701)を取り付けてください。この生分 解オイルは 180°F (82°C)を超えると分解しやすくなりま す。 1. 平らな場所に駐車する。エンジンもオイルも冷えてい ることを確認する。 2.
ホイール・ナットのトルクを点検する • 警告 • 適切なトルク締めを怠ると車輪の脱落や破損から人 身事故につながる恐れがある。 運転開始後1~4時間で1回、また、10 時間で1回、 ホイールナットのトルク締めを行う(9.6 ~ 12.4 kg.m)。その後は 200 運転時間ごとに締め付けを行 う。 運転操作 注: 前後左右は運転位置からみた方向です。 安全第一 このマニュアルに掲載されている安全上の注意事項を きちんと読んでください。この機械についてよく知ってお くことがあなた自身や周囲の人を事故から守ることにつ ながります。 目、耳、手足などに対する防護を行うことをお奨めしま す。 注意 • • この機械の運転音は、オペレータの耳の位置で 85 dBA となり、長時間使用しつづけると聴覚に障害を起 こす可能性がある。 運転に際しては聴覚保護具を使用すること。 1 1. 注意 2.
駐車ブレーキ・ボタン スロットル・コントロール ブレーキペダルを踏み込み、さらにこのボタン(図18) を踏むと、ロックして駐車ブレーキとなります。ペダルを もう一度踏み込むと解除します。本機を離れるときには 必ず駐車ブレーキを掛ける習慣をつけてください。 スロットル・コントロール(図20)は、エンジンの回転速 度をコントロールします。FAST の方へ動かすとエンジン の回転数(rpm)が増加し、SLOW 方向へ動かすと遅く なります。 注: スロットル・コントロールでエンジンを停止させるこ とはできません。 3 2 4 1 1. 2. 3. 4. 5. 芝刈りペダル 上昇・ペダル 走行ペダル ブレーキ・ペダル 駐車ブレーキ・ボタン 5 図18 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7.
ヒューズ ヒューズ(図20)は電気回路を保護する大切な部品で す。10 A, ヒューズ1本を使用しています(最大で15 A ま で可能) アワー・メータ アワーメータ(図20)は左側コントロールパネルにあっ て本機の稼働時間を積算表示します。始動スイッチを ON 位置にすると作動を開始します。 1. シフト・セレクタ 座席調整レバー 燃料バルブ 運転席の左下にあり(図20)、前後10 cm の調整が可 能です。 図22 燃料バルブ(図23)は燃料タンクの下にあります。保管 時や搬送時にはこのバルブを閉じて下さい。 芝刈りペダル・ロック・レバー 芝刈りペダル・ロック・レバー(図21)はうっかりとペダル を踏み込んで不意にカッティングユニットが回転するの を防止するためのロック機構です。ロックを解除するに は、ロック・ピンを引き出し、右に回してレバーの端をブ ラケットの後部穴に差し込みます。 図23 1.
インタロック・システムを点検する 2. 運転席に座り、シフト・セレクタをニュートラルにセッ トし、芝刈りペダルと上昇ペダルとが同じ高さに揃っ ていることを確認する。 注意 • 3 走行ペダルから足を外し、ペダルがニュートラル位置 にあることを確認する。 • インタロック・スイッチは安全装置であり、これを取り 外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。 4. チョークを引いてON 位置にし(エンジンが冷えてい る時)、スロットルレバーは中間位置にセットする。 • インタロック・スイッチをいたずらしない。 5. キーを差し込んで右に回し、エンジンを始動させる。 エンジンが始動したら、エンジンがスムーズに回転 を続けられるようにチョークを調整する。なるべく早 くOFF位置に戻すようにする。 エンジンが温かい時に はチョーク操作は不要。 6. エンジン始動後、以下を点検する: A.
ション・ スイッチが正常に機能している)。エンジン がクランキングしなければ、第3項に進む。クランキン グした場合は代理店に連絡する。 3. 着席し、駐車ブレーキを掛ける。上昇ペダルを一杯 に踏み込んでから足をはなす。シフト・セレクタをニュ ートラルにセットし、エンジンの始動を試みる。エン ジンが始動して回転を続ければ正常(バルブ・バンク についているトラクション・ スイッチと刈り込み/昇降 スイッチが正常に機能している);第4項に進む。エ ンジンがクランキングしたけれど始動できなかった 場合は、インタロック以外の問題である。エンジンが クランキングしなかった場合は代理店に連絡する。 芝刈り用マークの作成 芝刈り作業時に列を揃えやすいように、#2,#3集草バ スケットに以下のようなマークを入れておきます: 1. 各集草箱の外側端から約13 cmを測る。 2. その位置に白色テープか白ペンキで集草箱の縁と平 行に目印を入れる(図25)。 4 4.
刈り込みの手順 1. シフト# 1でグリーンに入ります。グリーンの一方の 縁から刈り始め、細長いじゅうたんを敷くつもりで真 っ直ぐに進んでください。このパターンで作業する と、無駄な重なりをなくし、固結を最小限に抑えなが ら、美しい縞模様を作ることができます。 4 1 2 3 重要グリーンに入る時には必ず速度# 1位置にシフト して下さい。シフトしなくてもカッティングユニットが 下降すれば自動的に低速モードになりますが、その 場合、ユニットが上昇すると突然高速に戻ってしまい ます。 2. 集草箱の先端がグリーンの縁に掛かったところで芝 刈りペダルを踏み込みます。これによりカッティング ユニットが芝面に下降しリールが回転を始めます。 注:1番(後部)ユニットは、2番、3番ユニットに遅 れて芝に入り、最後に回転を開始します。 1. 2. 3. 4. 重要1番ユニットは遅れて回転を開始します。このタ イミングをつかむと、仕上げの外周刈りの手間を最 小限にすることができます。 3.
制御してください。ラフに入る時には必ず減速し(シフト No.
保守 注: 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨定期整備一覧表 定期整備間隔 最初の 8 運転時間後 整備内容 • エンジン・オイルを交換する。 • エンジン・オイルとフィルタを交換する。 50運転時間ごと • バッテリー液の量を点検する。 • バッテリー・ケーブルの接続状態を点検する。 • エアフィルタのプレクリーナを洗浄する。 • 各グリス注入部のグリスアップを行う。1 • エンジン・オイルを交換する。 100運転時間ごと • エンジン・オイルのフィルタを交換する。 • エア・フィルタのエレメントを交換する。 200運転時間ごと • リール・ベアリングの予負荷の点検を行う。 • ホイール・ナットのトルク締めを行う。 800運転時間ごと • 点火プラグを交換する。 • 燃料フィルタを交換する。 • エンジンの回転数を点検する(アイドル回転とフル・スロット ル)。 • エンジンのバルブ・クリアランスの点検調整を行う。 2000 運転時間ごとまたは2年間 (早く到達した方の時期) • 可動部ホースを交換する。 • インタロック・スイッチを交換する。 • 燃
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 第 点検項目 月 火 インタロックの動作を点検する。 計器類の動作を確認する。 ブレーキの動作を確認する。 燃料の量を確認する。 エンジン・オイルの量を点検する。 冷却フィンの汚れを落とす。 エンジンのエアフィルタとプレクリーナを点検する。 エンジンから異常音がないか点検する。 油圧ホースの磨耗損傷状態を調べる。 オイル漏れなどがないか点検する。 タイヤ空気圧を点検する。 リールとベッドナイフの摺り合わせを点検する。 刈高を点検する。 各グリス注入部のグリスアップを行う。1 刈り込み、昇降、ブレーキの各リンクの潤滑を行う。 塗装傷のタッチアップを行う。 車体を水洗いしたときは整備間隔に関係なく直ちにグリスアップする。 1 要注意個所の記録 点検担当者名: 内容 日付 記事 1 2 3 4 5 6 7 8 9 27 水 週 木 金 土 日
• 警告 • 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでも エンジンを始動させることができ、危険である。 整備・調整作業の前には必ずキーを抜きとり、念のた めに点火プラグのコードを外しておくこと。点火コード が絶対に点火プラグと触れることのないよう、確実に 隔離すること。 潤滑 図28 定期的に、全部のベア リングとブッシュにNo.2汎用リ チウム系グリスを注入します。通常の使用では 50 運転 時間ごとにベアリングとブッシュのグリスアップを行い ます。 1.
エンジン・オイルとフィルタの交換 8運転時間でエンジン・オイルとフィルタの初回交換を行 います。その後、オイルは50運転時間ごとに交換、フィル タは 100運転時間ごとに交換を行ってください。 図31 1. ドレンプラグ(図34)を外し、排出されるオイルを廃 油受け容器に回収する。オイルが抜けたらドレン・プ ラグを取り付ける。 2 図32 1 1. ドレン・プラグ 2. オイル・フィルタ 図34 2 オイル・フィルタ(図34)を取り外す。新しいフィルタの ガスケットにきれいなエンジン・オイルを薄く塗る。 図33 3. ガスケットが取り付け部に軽く当るまで手でねじ込 み、そこからさらに1/2~3/4回転締め付ける。締めす ぎないように注意すること。 4.
エア・クリーナの整備 4. スポンジを点検する時にはペーパーエレメントの状 態も同時に点検する。エレメントの平たい面を軽く叩 いて汚れを落とす。汚れがひどければ交換する。 50 運転時間ごとにプレクリーナ(スポンジ)を清掃、 100 運転時間ごとにカートリッジを清掃します。ホコリ のひどい場所では、整備間隔を短かくしてください。 5. スポンジ、ペーパー・エレメント、カバーを元通りに取 り付ける。 1. クリップを取り、エアクリーナ・カバー(図35)を外 す。カバーを丁寧に清掃する。 重要エレメントを外したままでエンジンを運転しないで ください。エンジンに大きな損傷が起きる場合がありま す。 2. エレメントをエアクリーナに固定している蝶ナットを 外す。 スロットル・コントロールの調整 1 スロットルの正確な動作のために、スロットルコントロー ルの正しい調整が必要です。キャブレタの調整前には、 必ずスロットル調整の確認が必要です。 1. スロットル・ケーブルをエンジンに止めているクラン プをゆるめる(図37)。 1 2 5 4 3 6 1.
チョーク・コントロールの調整 1. チョーク・ケーブルをエンジンに止めているクランプ をゆるめる(図37)。 2. リモート・チョークコントロール・レバーを一番前の( CLOSED)の位置に倒す。 3. ケーブルをしっかりと引いて、チョーク・バタフライを 完全に閉じ、クランプを締める(図37)。 キャブレタと速度コントロールの 調整 重要この調整の前に、スロットルコントロールとチョーク ・コントロールが正しく調整されていることを確認してく ださい。 • 警告 • この最終調整は、エンジンを回転させながら行う必 要がある。可動部や高温部に触れると非常に危険で ある。 • 作業前に、走行システムはニュートラルとし、駐車 ブレーキを確実に掛ける。 • 手足や顔や衣服を回転部やマフラやカッティング ユニットの刃などに近づけないよう十分注意する こと。 1. エンジンを始動し、ハーフスロットルで5 分間程度の ウォームアップを行う。 2. スロットルコントロールをSLOW 位置にする。アイド ル・ストップ・ネジを右に回し、スロットルレバーに当 たらなくなるようにする。 3.
油圧オイルとフィルタの交換 4. プラグの電極間のエアギャップを約0.76 mm に調 整後(図39)、シリンダヘッドに取り付け、23 N•m( 2.3kg.m)でトルク締めする。トルクレンチがない場 合は十分に締めつける。 通常は2000 運転時間でオイルとフィルタを交換しま す。オイルが汚染されてしまった場合は油圧系統全体を 洗浄する必要がありますので、Toro 代理店にご連絡く ださい。汚染されたオイルは乳液状になったり黒ずんだ 色になったりします。 1. ドレンプラグ(図41)を外し、排出されるオイルを廃 油受け容器に回収する。オイルが完全に抜けたらド レン・プラグを取り付け、締めつける。 図39 燃料フィルタの交換 燃料フィルタはインライン・タイプで、燃料タンクとキ ャブレタの間に設置してあります(図40)。800 時間ご と、又は燃料の流れが悪くなれば交換してください。フィ ルタに付いている矢印をエンジンの方に向けて取り付け てください。 • 危険 • ガソリンは非常に引火・爆発しやすい物質である。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災などを引き 起こす。 図41 1.
5. エンジンを始動し、3~5分間運転してオイルを十分 循環させ、混入している空気を逃がす。エンジンを止 め、油量を再点検する。 • ブレーキテストは必ず広い平坦な場所で人や障害物 を遠ざけて行ってください。 油圧ラインとホースの点検 警告 • 狭い場所や人の近くでのブレーキテストは大変危険 です。 6 廃油は適切に処分する。 • 注意 • 2.
• カッティングユニットが回転しない又は回転が遅い。 上記のような症状が見られたら、カムシャフトを固定し ているキャップスクリュ(図44)をゆるめ、 症状の消え る位置までカムシャフトを動かして調整してください。最 後にキャップスクリュを締めてください。 重要カムシャフトの調整が終わったら、芝刈り/上昇スイ ッチの調整、および芝刈りペダルと上昇ペダルの高さ調 整を行ってください。 1. 取り付けキャップスクリュ 2. カム・ブロック 2. ヨークを長いコントロール・ロッドに固定しているジャ ムナットをゆるめる。コッターピンとクレビスピンを 抜き取る。 3. 調整レバーを手で動かして、芝刈りペダルと上昇ペ ダルを同じ高さにそろえる。また、ヨークの穴と調整 レバーの穴が整列するようにヨークを調整する(図 46)。 図44 1. 2. 3. 4.
走行ペダルのの調整 カッティングユニットの昇降調整 以下の手順で、走行ペダルの前進・後退動作を点検調 整します: 本機のカッティングユニット昇降回路にはフロー・コント ロール・バルブがついています。このバルブは出荷時に約 3.5 回転の開度に調整されていますが、作動油温度、作 業速度などにより調整が必要にな場合があります。以下 の手順で調整します: 前進調整 1. No.5 セクションのバルブ・スプールが完全に引き出さ れる状態までペダルを前進方向に踏み込む。ペダル がストップに当たれば調整は適正である(図48)。 注: 油圧オイルの温度が十分上昇してから調整にかか ってください。 1. 座席を倒し、メイン・コントロール・バルブについて いるフロー・コントロール・バルブを露出させる(図 49)。 1 1. 2. 3. 4. 前進いっぱい ペダルストップ 後退 コントロール・ロッド 図48 ペダルがストップに当たっているのにスプールが完全 に出ていない、或いはスプールが出ているのにスト ップに当たらない場合、ストップを調整する。調整手 順: 2.
4. クレビスを回して希望の高さに設定する。 8. 運転席に座る。導通があれば適正である。導通が出 なければ上記4.~ 7. をやり直す。導通があれば9. 進 む。 5. クレビスをシリンダに接続し、ジャムナットを締め る。 9. スイッチの電気コネクタを接続する。 シート・スイッチの交換 トラクション・スイッチの交換 1. 運転席を倒し、支持棒で支える。 1. 運転席を倒し、支持棒で支える。 2. シートスイッチ(図50)のボタンに付いているゴム製 カバーを取る;このカバーは新しいスイッチに取り付 けるので捨てないでおく。スイッチの電気コネクタを 外す。 2. セレクタ・バルブ・セクションのバルブ・バンク・ボンネッ トに取り付けてあるトラクション・スイッチの端子から コネクタを引き抜く(図50)。 3. ジャムナットをゆるめ、ブラケットからスイッチ(ネジ 込みになっている)を取り外す。 4. シフト・セレクタをニュートラル位置にセットする。 1 5 新しいスイッチを少しだけねじ込む。 6.
4. 上昇ペダルをいっぱいに踏み込んだ状態で(バルブ ・バンクのスプールが完全に入った状態)、新しいスイ ッチを少しだけねじ込む。 4. 前ジャム・ナットを締めて調整を固定する。 5. スイッチ端子に導通テスターを取り付け、スイッチ をゆっくりねじ込んでいき、導通があった所で止め、 そこから1/2 回転(180 °)もどし、ジャムナットを8 N•m(0.86 kg.m )にトルク締めしてボンネットにスイ ッチを固定する。 ステアリング・アセンブリの整備 重要ジャム・ナットを締めつけ過ぎるとスイッチのネ ジ部分を破損しますから注意してください。 6. 導通試験を行う;テスターをスイッチの端子に接続 し、芝刈りペダルを踏み込んでみる。導通がなければ 適正である。導通があれば、上記4.をやり直す。 導通があれば7. 進む。 7. 上昇ペダルを踏んで放す(ニュートラル位置)。導通 があれば適正である。 8. スイッチの電気コネクタを接続する。 5.
バッテリーの手入れ • 警告 端子が腐食した場合は、 ケーブルを外し(マイナス・ケー ブルから先に外すこと)、クランプと端子とを別々に磨い てください。 磨き終わったらケーブルをバッテリーに接 続し(プラス・ケーブルから先に接続すること)、端子に はワセリンを塗布してください。 • カリフォルニア州 第65号決議による警告 格納保管 バッテリーの電極部や端子などの部分には鉛や鉛含 有物質が含まれており、カリフォルニア州では、これら の物質が癌や先天性異常の原因となるとされている。 取り扱い後は手を洗うこと。 長期間にわたって保管する場合には以下のような作業を 行ってください: 1.
電気回路図 39
油圧回路図 40
故障探究 症状 考えられる原因 対策 エンジン: 1. エンジンのパワーがすぐに落ち る。 1. ガス欠 1. 燃料を補給する。 2. 燃料ラインの詰まり。燃料タン クに異物がある。 2. 燃料タンクを清掃する。きれい な ガソリンを使う。 3. 燃料フィルタが詰まっている。 3. フィルタを交換する。 4. エンジン・オイルの量が不足して いる。 4. 適正量までオイルを入れる。 点 検頻度を増やす。 5. 適切なエンジン・オイルを使用し 5. 適正なオイルに交換する。 ていない。 6. ソレノイドと配線を点検する。 6. キャブレターの燃料ソレノイドの 7. 修理する。 異常。 8. チョークを調整する。 7. スロットル・ケーブルの設定が不 9. エレメントを交換、整備頻度を 適切。 増やす。 8. チョークが閉じている。 10. 修理する。 9. エアクリーナのエレメントが汚れ 11. 修理する。 ている。 12. フィンを洗浄する。エンジンを修 10. キャブレターの不良。 理する。 11. 点火装置の不良。 13. 修理する。 12. 冷却フィンが汚れていてエンジン 14.
症状 考えられる原因 対策 No.1 位置と後退位置で走行できな い。No.2 位置では正常に走行でき る。 1. No.3 バルブ・セクションとNo.4 バ ルブ・セクションの間にあるディス ク・シールが破損。 1. バルブ・バンクを分解してディスク ・シールを交換する。 2. バルブ・バンクを分解してNo.4 ス 2. No.4 スプール内部のポペットが開 プールを修理する。 いたまま、あるいは正しく着座し 3. リリーフ・カートリッジを外して 修 ていない。 理または交換する。 3. No.4 スプールの走行リリーフ・カー 4. モータの性能試験を行う。結果を トリッジが開いたまま。 みて修理または交換する。 4. 走行モータの効率が悪い。内部で 5. 試験をして診断を確認する。ポン オイル漏れが発生している。 プを修理または交換する。 5. 油圧ポンプの効率が悪い。内部 でオイル漏れが発生している。 走行できない、あるいはどの位置に セットしても走行速度が非常に遅 い。 1. ブレーキが完全に解除されてい ない。 2. 走行リリーフ・カートリッジまたは No.
症状 考えられる原因 対策 カッティングユニットの上昇動作が 遅い。 1. 後カムシャフトの調整の狂い。 1. カムシャフトを調整する。 2. 刈り込み/昇降スイッチがNo.1 スプールの動きを邪魔してい る。 2. スイッチを調整する 3. 3. No.1 スプール・セクションの昇 降チェック・ポペットが半開き状 態になっている。 チェック・バルブを修理または交 換する。 1. 後カムシャフトの調整の狂い。 1. No.3 スプールがボディから出す 2. ぎている。 3. No.3 スプールについているチュ ーブが詰まっている。 中央(No.1)カッティングユニットが 上昇位置で回転する。 2. 移動走行中にカッティングユニット が降りてくる(走行中)。 3. No.3 スプール・セクションと右 側カバーの間のバルブ・リターン ・ポートが詰まっている。 1. シリンダ内部でオイル漏れが発 生している。 2. No.1 スプール・ボディの昇降チ ェック・シールが破損している。 3. No.2 スプールの戻り止めスタッ ドがゆるんでいる。 4.
症状 考えられる原因 対策 1本またはそれ以上のカッティング 1. ベッドナイフとリールの調整が ユニットの回転が遅いあるいは回転 きつすぎる。 しない。 2. リール・ベアリングが固い。 3. 後カムシャフトの調整の狂い。 1. カッティングユニットのマニュア ルをみて調整する。 2. 修理する。 3. カムシャフトを調整する。 4. リリーフ・カートリッジのポペット 4. リリーフ・カートリッジを修理ま が着座していない。 たは 交換する。 5. 吸い込みラインの接続が間違 っている。ラインが破損してい る。 5. 吸い込みラインを外し、Toro の 純正品に交換する。 7 モータがひどく磨耗している。 8. シリンダ内部のオイル漏れ試験 を行う。シリンダを修理または 交換する。 6. 修理する。 6. ラインのフィッティングに詰まり 7. 試験をして確認する。モータを修 がある。 理または交換する。 8. No.1 カッティングユニットの回 転が遅い。 9. ポンプがひどく磨耗している。 10. バルブ・ボディに対してスプール がゆるい。スプール部でオイル もれしている。 9.
症状 シフト・セレクタの位置や刈り込みペ ダルの位置に関係なくクランキング できない。 考えられる原因 対策 1. 芝刈り/上昇スイッチ、トラクショ ン・スイッチ及び/又はシート・スイ ッチの調整不良或いは破損 。 2. バッテリーの端子の腐食。 3. 刈り込み/上昇スイッチ又はトラ クション・スイッチの配線がゆる い。 シフト・セレクタと刈り込みペダルが ニュートラル位置で、クランキングす るが始動できない。 2. 端子を洗浄する。 3. 配線を点検修正する。 4. バッテリーがあがっている。 4. バッテリーを充電または交換す る。 5. ソレノイドの破損。 5. ソレノイドを交換する。 6. キー・スイッチの破損。 6. キー・スイッチを交換する。 7. スタータの破損。 8. エンジンの焼き付き。 7. スタータを修理または交換す る。 9. キー・スイッチ,電圧計又はソレノ イドの配線がゆるい。 8. エンジンを修理する。 9. 適切に接続する。 10. 着席していない。 10.運転席に着席する。 1. インタロックの配線とは無関係 の問題である。 2.
症状 考えられる原因 対策 移動走行中にエンジンが何度も止 まるように感じる。 (数回程度は正 常である)。 1. シート・スイッチから運転席が浮 き上がりやすくなっている。 1. シート・スイッチの調整を行うか、 移動走行中は運転席にもっと深 く腰を下ろすようにオペレータを 運転席に着席しており、シフト・セレ 1. シート・スイッチの調整不良また クタが走行位置にある、または芝刈 は破損。 りペダルが踏み込まれた状態にある 2. 運転席のリターン・ピンのスプリ のにエンジンが止まる。 ングが上位置に引っかかってい る。 1. 「シート・スイッチの交換」を参 照。 2. 適切に潤滑してピンが自由に動 けるようにする。スプリングが破 損している場合には交換する。 シフト・セレクタの位置や芝刈りペダ 1. 芝刈り/上昇スイッチ及び/又はト 1. 「刈り込み/昇降スイッチの交 ルの位置に無関係に(両方ともニュ ラクション・スイッチの調整不良 換」および「トラクション・スイッ ートラルでも)運転席から離れると 或いは破損。 チの交換」を参照。 エンジンが停止する。 2.
Toro 一般業務用機器の品質保証 2年間品質保証 ® • 保証条件および保証製品 Toro社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、 両社の 合意に基づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます)の材質上また は製造上の欠陥に対して、2年間または1500運転時間* のうちいず れか早く到達した時点までの品質保証を共同で実施いたします。こ の品質保証の対象となった場合には、 弊社は無料で「製品」の修 理を行います。この無償修理には、 診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は 「製品」が納品された時点から有効となりま す。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、 「製品」を納入した弊社代 理店(ディストリビュータ又はディーラー) に対して、お客様から連 絡をして頂くことが必要です。 連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問がある場 合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products Service Department Toro Warranty Company