Form No. 3355-686 ® • Greensmaster® 3100 トラクションユニット 2輪駆動グリーンズマスター Model No. 04356—Serial No.
• 警告 ページ 運転操作..............................................................................19 安全第一.......................................................................19 各部の名称とはたらき.................................................19 慣らし運転期間............................................................21 エンジンの始動手順....................................................21 インタロック・システムを点検する............................. 22 芝刈り用マークの作成................................................ 23 トレーニング期間.......................
はじめに 注意は、けがなどを防止するための安全注意事項です。 重要 このほか、は 製品の構造などについての注意点を、 注はその他の注意点を表しています。 この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十分に 理解してください。オペレータや周囲の人の人身事故や製 品の損傷を防ぐ上で大切な情報が記載されています。製 品の設計製造、特に安全性には常に最大の注意を払って おりますが、この製品を適切かつ安全に使用するのはお客 様の責任です。 安全 この機械は後輪に塩化カルシウム18 kg を搭載すると ANSI規格B71.
• ヘルメット、安全ゴーグル、耳プロテクタなど作業にふさ わしい服装と装備をしてください。長い髪、だぶついた 衣服、装飾品などは可動部に巻き込まれる危険があり ます。 • 何かにぶつかったり、 機体が異常な振動をした場合 は、 直ちに作業を中止して機体を点検してください。異 常を発見したら、作業を再開する前に修理してくださ い。 • 石、おもちゃ、針金など、機械にはね飛ばされて危険な ものが落ちていないか、作業場所をよく確認しましょ う。 • カッティングユニットに手足を近づけないでください。 • バックするときには、足元と後方の安全に十分な注意 を払ってください。 • ガソリンなどの燃料の取り扱いに際しては安全に特に ご注意ください。燃料は引火性が高く、気化すると爆 発する危険があります。 • 運転手以外の人を乗せないこと、また、人やペットを近 づけないでください。 • 旋回するときや道路や歩道を横切るときなどは、減速 し周囲に十分な注意を払ってください。刈り込み中以外 はリールの回転を止めておいてください。 – 燃料容器は必ず規格認可品を使用してください。 – エンジンが熱い時には絶対に燃料
• リールの点検を行うときには安全に十分注意してくだ さい。必ず手袋を着用してください。 – 急旋回時や斜面での旋回時は必ず減速してくださ い。急停止や急発進をしないこと。 • 可動部に手足を近づけないよう注意してください。エン ジンを駆動させたままで調整を行うのは可能な限り避 けてください。 – 道路付近で作業するときや道路を横断するときは 周囲の交通に注意する。常に道を譲る心掛けを。 – 下り坂ではブレーキを併用して十分に減速し、確実 な車両制御を行うこと。 • バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良い場 所で行ってください。バッテリーと充電器の接続 や切 り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜いてお いてください。また、安全な服装を心がけ、 工具は確 実に絶縁されたものを使ってください。 • 作業中の安全を確保するため、カッティングユニットや サッチャーには、必ず集草バスケットを取り付けてくだ さい。また、溜まった刈りカスを捨てる時は必ずエンジ ンを停止させてください。 • 各部品、特に油圧関連部が良好な状態にあるか点検を 怠らないでください。読めなくなったステッカーは貼り 替え
• 油圧のピンホール・リークやノズルからは作動油が高 圧で噴出していますから、手などを近づけないでくださ い。リークの点検には新聞紙やボール紙を使 い、絶対 に手を直接差し入れたりしないでください。高圧で噴出 する作動油は皮膚を貫通し、身体に重大な損傷を引き 起こします。 音圧 • 油圧系統の整備作業を行う時は、必ずエンジンを停止 し、カッティングユニットを下降させてシステム内部の 圧力を完全に解放してください。 音力 この機械は、EC規則98/37に定める手順に則って同型機 で測定した結果、オペレータの耳の位置での最大音圧レ ベルが 86 dBA 相当であることが確認されています。 この機械は、EC規則2000/14に定める手順に則って同型 機で測定した結果、音力レベルが 105 dBA 相当であるこ とが確認されています。 • 燃料ラインにゆるみや磨耗がないか定期的に点検して ください。必要に応じて締め付けや修理交換してくだ さい。 振動 • エンジンを回転させながら調整を行わなければならな い時は、手足や頭や衣服をカッティングユニットや可動 部に近づけないように十分ご注意ください。特にエ
安全ラベルと指示ラベル • 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損したりはが れたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 1 2 1 2 93-8075 1. 上昇ペダルを踏み込むとリールが上昇して停止する。 2. 刈り込みペダルを踏み込むとリールが下降して回転する。 3 1 1. リールのロックと解除 93-8062 1. ブレーキを解除するには、ラッチが落ちるまでペダルを踏み込 む。 2. 駐車ブレーキの解除手順:ペダルを踏み込む。 3. 駐車ブレーキ・ロック 93-9898 6 4 3 7 5 2 10 4 11 8 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11.
106-6367 1 2 1 93-6686 93-6691 1. 油圧オイル 2. オペレーターズマニュアルを読むこと。 1. オペレーターズマニュアルを読むこと 1 62–5070 1 93-8069 1. 表面が熱い/火傷の危険 - 近づかないこと。 2 1 93-8064 (CE用) 1. 警告 - 整備作業前にマニュアルを読むこと。 2. 手足の切傷の危険:各部が完全に停止するまで手足を近づけない こと。.
1 2 1 2 3 4 3 5 4 5 1. 2. 3. 4. 5. 104-2053 93-8063 (CE用) 警告:オペレーターズマニュアルを読むこと 転倒の危険: 15度以上の斜面で使用しないこと 異物が飛び出す危険 - 人を近づけないこと。 手足や指の切断の危険 - 可動部に近づかないこと。 警告:車両を離れるときは駐車ブレーキをロックし、エンジンを 停止し、キーを抜くこと。 1 93-8068 バッテリーに関する注意標識 1. ステアリング・アームのロックおよびロック解除方法についてはオ ペレーターズマニュアルを読むこと。 全てがついていない場合もあります. 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 爆発の危険 火気厳禁、禁煙厳守のこと 劇薬につき火傷の危険あり 保護メガネ等着用のこと オペレーターズマニュアルを読むこと。 バッテリーに人を近づけないこと。 保護メガネ等着用のこと: 爆発性ガスにつき失明等の危険あり バッテリー液で失明や火傷の危険あり。 液が目に入ったら直ちに真水で洗眼し医師の手当てを受けるこ と。 10.
仕様 注: 仕様および設計は予告なく変更される場合がありま す。 主な仕様 刈幅 149.9 cm ホイール・トレッド 125.7 cm ホイールベース 119.1 cm 全長 228.6 cm 全幅 117.2 cm 全高 123.2 cm 純重量(油脂類を含む) 463 kg リール搭載時重量 572 kg 1速ギア速度 約 6.1 km/h 2速ギア速度 約 13.0 km/h 後退速度 約 3.1 km/h リール速度 約 1975 rpm クリップ ― 11 枚刃カッティングユニット 約 0.18 in (4.6 mm) クリップ ― 8 枚刃カッティングユニット 約 0.25 in (6.
組み立て 注: 前後左右は運転位置からみた方向です。 名称 数量 用途 運転席 ナット, 5/16 運転席カバー 1 4 1 シート・ベースにシート・スライドと運転席カバーを取り付けます。 ホイール・アセンブリ 後スピンドル・スペーサ 1 2 後輪を取り付けます。 ハンドル ナット キャップ ネジ 1 1 1 1 ハンドルを取り付けます。 ボルト, 1/4 x 5/8. in ナット, 1/4 in. 2 2 バッテリー・ケーブルをバッテリーに固定するのに使用します。 ゲージバー ネジ, #105 x 5/8 in.
バッテリー液を入れて充電する • 警告 • 充電中は爆発性のガスが発生する。 バッテリーに補給する電解液は必ず比重 1.265 のものを 使用してください。 充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに火気を近づけ ない。 1. バッテリーを固定している蝶ナット、ワッシャ、バッテリ ー・クランプを外してバッテリーを取り出す。 重要 バッテリーを機体に載せたままで電解液を補充 するのはやめてください。電解液がこぼれた場合、機体 が激しく腐食します。 5. 充電器に接続し、充電電流を 3~4 A にセットする。 3~4Aで充電する。電解液の比重が 1.250 以上、液温 が16℃以上、全部の電極板から泡が出ていれば充電 終了である。 2. バッテリーの上部をきれいに洗浄し、通気キャップを外 す(図2)。 6.
後輪アセンブリを取り付ける 運転席を取り付ける 1. 後キャスタ・フォークの車輪取り付け穴についているボ ルトとロックナットを外す(図4)。 注: シートスライドの取り付け穴は前または後から選択で きます。調整範囲がそれぞれ前後に7.6 cm 広がります。 2. キャスタ・フォークに後輪を取り付ける。片方の穴から ボルトを差し入れ、スペーサを入れて車輪にボルトを通 す(図4)。 1. シートベースを持ち上げ、支持棒で保持する。 2. 出荷用カートンの合板のベースに固定されているシー ト・スライドを取り出す。取り外したロックナットは破棄 する。. 3. 付属部品のロックナット(5/16 in.)で、運転席とシー ト・パネルとシートスライドをサポートに固定する(図6 )。シート・パネルが、図6のように右側にくるように取り 付ける。 1. ボルト 2. スペーサ 3. ロックナット 図4 3. もう1枚のスペーサをボルトに入れ、ボルトを、キャスタ・ フォークの反対側の穴まで貫通させる。 4.
• 警告 • バッテリー・ケーブルの接続手順が不適切であるとケ ーブルがショートを起こして火花が発生する。それによ って水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れがあ る。 • ケーブルを 取り外す時は、必ずマイナス(黒)ケーブ ルから取り外し、次にプラス(赤)ケーブルを外す。 • ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス(赤)ケーブ ルから取り付け、それからマイナス(黒)ケーブルを 取り付ける。 1. ハンドル 2. ジャム・ナット 3. 4. 図8 キャップ 取り付けネジ カッティングユニットを取り付ける 1. マイナス(-) 2. プラス(+) カッティングユニット・モデル 04610 & 04611 の場合 図7 3. 黒いケーブル(アース側)はバッテリーの(-)端子に固 定する。レンチで締め付けて固定し、ワセリンを塗布す る。 注: 研磨、刈高調整などを行うときには、リール・モータを サポート・チューブ(フレーム前部)に入れておくとホースを 保護することができます。 4. 各端子に カバーをかぶせて終了。 1.
3. カッティングユニットをプル・フレームの下に引き入れ、 吊り輪(フープ)を昇降アームに引っかける(図10)。 7. リールモータを固定 するための取り付けボルトを各カ ッティングユニットに装着する。ネジ山を 13 mm 程度 突き出させておく(図12)。 1 2 1 1. 昇降アーム 2. リフト・フック 図 10 2 4. ボールジョイントのスリーブを後ろにずらし、プルアー ムを下げてソケットをボールスタッドに嵌め合わ取る。 スリーブから手を離すとスタッドとジョイントが結合す る(図9)。 1. キャップスクリュ 2. リール・モータ 8. カッティングユニットとリール駆動モータについている 保護カバーを取りはずす。 5.
運転の前に ガソリン・タンクに燃料を入れる 自動車用の無鉛レギュラー・ガソリンを御使用ください( ポンプ・オクタン価85 以上)。無鉛ガソリンが入手できな い場合には有鉛ガソリンを使用して差し支えありません。 注: 前後左右は運転位置からみた方向です。 エンジン・オイルを点検する 重要 メタノール、メタノール添加ガソリン、10%以上のエ タノールを添加したガソリンなどは本機の燃料システムを 損傷しますから絶対に使用しないでください。ガソリンに オイルを混合しないでください。 エンジンにはオイルを入れて出荷していますが、初回運転 の前後に必ずエンジン・オイルの量を確認してください。油 量は約1.65 リットル(フィルタ共)です。 • オイルは、API(米国石油協会)のSG,SH またはSJ グレー ドを使用します。オイルの粘度(重量)はSAE 30 です。 危険 • ガソリンは非常に引火・爆発しやすい物質である。発火 したり爆発したりすると、やけどや火災などを引き起こ す。 1.
Gulf Kendall Marathon Pennzoil Phillips Shell 76 Lubricants Sunoco Texaco Universal Tractor Fluid Hyken 052 Marafluid Super HT Hydra-Trans HG Fluid Donax TD Hydraulic/Tractor Fluid TH Fluid TDH グループ2(熱帯気候向けヘビー・デューティー 使用に適したオイル) 1.
通常の外気温が高い(65°F (18°C)~120°F (49°C))熱 帯地方では、グループ 2 のオイルをお使いください。.こ のグループのオイルは粘度が高いため、低温下で使用する と、始動困難、始動直後の不調、バルブの開閉不良、バッ ク圧の上昇などのトラブルが発生しやすくなります。 3. 量が不足している場合には、適正レベルまでゆっくりと ISO VG 46/48 オイル(または同等品)を補給する。異 なるオイルを混ぜないよう注意する。 注: グループと銘柄が異なると完全な互換性が得られな い場合がありますので、オイルを入れ換える時は、必ず古い オイルを完全に抜き取ってください。 重要 油圧回路の汚染を防止するため、オイルの缶を開け る前に、缶の表面をきれいに拭ってください。また、給油ホ ースやロートなども汚れがないようにしてください。 グループ3(生分解オイル) 注: 油圧系の目視点検は入念に行ってください。オイル漏 れ 、結合部のゆるみ、部品の脱落、接続や経路ミスなど に十分注意し、適切な措置をとってください。 ISO VG 32/46 アンチ・ウェア油圧作動油 Mobil 4.
運転操作 3 注: 前後左右は運転位置からみた方向です。 安全第一 2 このマニュアルに掲載されている安全上の注意事項をき ちんと読んでください。オペレータや周囲の人を事故から 守る重要な情報が掲載されています。 4 目、耳、手足などに対する防護を行うことをお奨めします。 注意 • • この機械の運転音は、オペレータの耳の位置で 85 dBA となり、長時間使用しつづけると聴覚に障害を起こ す可能性がある。 運転に際しては聴覚保護具を使用すること。 1 1 1. 2. 3. 4. 5. 刈り込みペダル 上昇ペダル 走行ペダル ブレーキ・ペダル 駐車ブレーキ・ボタン 5 図 17 駐車ブレーキ・ボタン 2 図 16 1. 注意 2.
スロットル・コントロール ヒューズ スロットル・コントロール(図19)は、エンジンの回転速度 をコントロールします。FAST の方へ動かすとエンジンの 回転数(rpm)が増加し、SLOW 方向へ動かすと遅くなり ます。 ヒューズ(図19)は電気回路を保護する大切な部品で す。10 A, ヒューズ1本を使用しています(最大で15 A まで 可能)。 注: スロットル・コントロールでエンジンを停止させること はできません。 アワー・メータ アワーメータ(図19)は左側コントロールパネルにあって 本機の稼働時間を積算表示します。始動スイッチをON 位 置にすると作動を開始します。 座席調整レバー 運転席の左下にあり(図19)、前後10 cm の調整が可能で す。 芝刈りペダル・ロック・レバー 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7.
慣らし運転期間 慣らし運転期間中のエンジンのオイル交換や保守につい てはエンジンマニュアルをご覧ください。 2 1 この期間中の取り扱いは、本機のその後の信頼性を確保 する上で非常に重要ですから、各機能や動作を入念に観 察し、小さな異常でも早期に発見・解決しておいてくださ い。また、この期間中はオイル漏れや部品のゆるみの点検 を頻繁におこなってください。 3 4 1. 2. 3. 4. 運転開始直後の8 時間を試運転期間とします。 図 21 シフト・セレクタ ハンドルアームの固定レバー 固定ネジ アジャスタ・ボルト ハンドルアームの固定レバー レバー(図21)を後に倒してゆるめるとハンドルの高さ調 整ができます。前に倒すと調整が固定されます。レバーの 作動範囲の調整は、以下の手順で行います: 1. レバーを後に倒してゆるめ、ハンドルを一番低い位置に セットする。 2. レバーの固定ネジをゆるめる。 3. 調整ボルト(左ネジ)を左に回すと締まり、右に回すと 調整がゆるむ。 4.
重要 エンジンは止めてください。各集草箱のリップと リールとが接触していないか確認してください。接触し ている場合は「カッティングユニットを取り付ける」に 従って調整してください。 3 2 C. ブレーキを踏み、本機が動かないようにしておいて 走行ペダルを前進・後退に踏み込んでみる。 D. 上記を約1~2分間行う。シフト・レバー、刈り込み ペダルと上昇ペダルをニュートラル位置に戻して駐 車ブレーキを掛け、エンジンを停止する。 E. オイル漏れがないか点検する。あれば各部の接続を 点検する。オイル漏れが止まらない場合には、トロ 社代理店に連絡し必要に応じて部品交換などの措 置を行う。 1. 走行スイッチ 2. シート・スイッチ 3.
5. 着席し、シフト・セレクタをニュートラルにセットする。 上昇ペダルを一杯に踏み込んでから足をはなす。エン ジンを始動し、刈り込みペダルを踏み込む。注意しな がら運転席から立ち上がる;エンジンが停止すれば正 常。エンジンが 停止すればインタロック装置は正常に 機能している。インタロックが正常に機能しない原因を 確かめて修理してから使用すること。補助が必要な場 合には、トロ社代理店に連絡する。 6. 着席し、シフト・セレクタをニュートラルにセットする。 上昇ペダルを一杯に踏み込んでから足をはなす。エン ジンを始動しごみや異物のない広い場所に移動する。 マシンの周囲に人がいないこと、特に子供がいないこ とを確認する。シフト・セレクタをニュートラルにセット し、刈り込みペダルが解除されていることを確認し、ス ロットルを半開きにセットし、ブレーキ・ペダルを踏み込 む(駐車ブレーキ・ボタンは踏まないこと)。ハンドルを しっかりと握り、デッキとブレーキ・ペダルにしっかりと 足を踏ん張り、セレクタ・レバーをNo.
刈り込みの手順 1. シフト# 1でグリーンに入ります。グリーンの一方の縁 から刈り始め、細長いじゅうたんを敷くつもりで真っ直 ぐに進んでください。このパターンで作業すると、無駄 な重なりをなくし、固結を最小限に抑えながら、美しい 縞模様を作ることができます。 4 1 2 3 重要 グリーンに入る時には必ず速度# 1位置にシフト して下さい。シフトしなくてもカッティングユニットが下 降すれば自動的に低速モードになりますが、その場合、 ユニットが上昇すると突然高速に戻ってしまいます。 2. 集草箱の先端がグリーンの縁に掛かったところで芝刈 りペダルを踏み込みます。これによりカッティングユニ ットが芝面に下降しリールが回転を始めます。 注: 1番(後部)ユニットは、2番、3番ユニットに遅れ て芝に入り、最後に回転を開始します。 重要 1番ユニットは遅れて回転を開始します。このタイ ミングをつかむと、仕上げの外周刈りの手間を最小限 にすることができます。 3. 行きと帰りでのオーバーラップができるだけ小さくなる ように運転します。隣の列との距離を一定に保って直 進するには、本機の前方約 1.
作業後の洗浄と点検 緊急時の牽引について 一日の作業を終え、エンジン温度が下がったら、洗車してく ださい。洗車には ノズルをつけない普通のホース を使用 します。ノズルや圧力洗浄器は、シール部分やベアリング に浸水させる恐れがありますので使用しないでください。 洗浄後、オイル漏れ、損傷、磨耗などがないか、またカッテ ィングユニットの 切れ具合を点検すると良いでしょう。芝 刈りペダル、上昇ペダル、及びブレーキシャフト・アセンブリ にはSAE 30 オイルかスプレーで潤滑し、明朝の仕事にそ なえましょう。 緊急時には牽引や手押しでの移動が可能です(移動距離 は400m以内程度)。ただし、通常の移動にはこの方法を 使わないでください。 重要 緊急移動時の速度は必ず4km/h以下としてくださ い。これは油圧走行系を保護するための措置です。長い距 離を移動しなければならない場合にはトレーラなどを使 用してください。 保守 注: 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨定期整備一覧表 定期整備間隔 最初の 8 運転時間後 整備内容 • エンジン・オイルを交換する。 • エンジン・オイルのフィルタを交換する。
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 第 点検項目 月 火 インタロックの動作 を点検する。 計器類の動作を点検する。 ブレーキの動作を確認する。 燃料残量 エンジン・オイルの量を点検する。 冷却フィンの汚れを落とす。 エンジンのエアフィルタとプレクリーナ を点検する。 エンジンから異常音がないか点検す る。 油圧ホースに磨耗損傷がないか点検 する。 オイル漏れなどがないか点検する。 タイヤ空気圧を点検する。 リールとベッドナイフの摺り合わせ。 刈高の調整の点検。 グリスアップ。1 刈り込み、昇降、ブレーキの各リンクの 潤滑を行う。 塗装傷のタッチアップ。 車体を水洗いした時は 整備間隔に関係なく直後に 行う。 1 要注意個所の記録 点検担当者名: 内容 日付 記事 1 2 3 4 5 6 7 8 9 26 水 週 木 金 土 日
• 警告 • 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエ ンジンを始動させることができ、危険である。 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停止し、キーを 抜いておくこと。点火コードが点火プラグに触れないよ うに十分離しておくこと。 潤滑 定期的に、全部のベア リングとブッシュにNo.2汎用リチウ ム系グリスを注入します。通常の使用では 50 運転時間ご とにベアリングとブッシュのグリスアップを行います。 グリスポイントは以下の通りです: • リア・ホイールのベア リング:1か所(図26) • ステアリング・フォークのシャフト:1か所) (図27) 図 26 • 昇降アームのピボット(3 か所)とピボット・ヒンジ(3 か所) (図28) • プルフレームのシャフトとローラ:12 か所(図29) • パワステ・シリンダ(図30) • 刈り込み/上昇ペダルのピボット(図31) • 昇降シリンダ:3か所(図32) • 刈り込みロック・レバー(図33) 1. 異物を押し込んでしまわないよう、グリスニップルをき れいに拭く。 2.
図 31 図 28 図 32 図 29 図 33 図 30 28
エンジン・オイルとフィルタの交換 1 最初の 8 運転時間でエンジン・オイルとフィルタの初回交 換を行います。その後、オイルは50運転時間ごとに交換、 フィルタは 100運転時間ごとに交換を行ってください。 1. ドレンプラグ(図34)を外し、排出されるオイルを廃油 受け容器に回収する。オイルが抜けたらドレン・プラグ を取り付ける。 1. エア・クリーナのカバー 図 35 3. スポンジ(図36)を点検し、汚れていればペーパー・エ レメントから外す。エレメントを丁寧に清掃する。 A. スポンジ・エレメントを石鹸で洗う。 温水を使うと よい。絞るとスポンジが破れるので押し洗いで汚れ を落とす。 2 B. 洗い上がったら、きれいなウェスにはさんで水分を 取る。ウェスをよく押して水分を十分に取る。 1 1. ドレン・プラグ 2. オイルフィルタ 図 34 2 2. オイル・フィルタ(図34)を取り外す。新しいフィルタの ガスケットに薄くエンジン・オイルを塗る。 3.
スロットル・コントロールの調整 キャブレタと速度コントロールの 調整 スロットルの正確な動作のために、スロットル・コントロー ルの正しい調整が必要です。スロットル操作に対する応答 が悪い場合、キャブレタを疑う前に、スロットルの調整が 正しいかどうかを点検する必要があります。 重要 この調整の前に、スロットルコントロールとチョー ク・コントロールが正しく調整されていることを確認してく ださい。 1. チョーク・ケーブルをエンジンに止めているクランプを ゆるめる(図37)。 1 2 4 5 • • この最終調整は、エンジンを回転させながら行う必要が ある。可動部や高温部に触れると非常に危険である。 3 • 作業前に、走行システムはニュートラルとし、駐車ブ レーキを確実に掛ける。 6 • 手足や顔や衣服を回転部やマフラやカッティング ユニットの刃などに近づけないよう十分注意するこ と。 1. エンジンを始動し、ハーフ・スロットルで約5分間のウォ ームアップを行う。 7 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 警告 2.
点火プラグの交換 燃料フィルタの交換 点火プラグは、800 運転時間ごとに交換します。 燃料フィルタはインライン・タイプで、燃料タンクとキャブ レタの間に設置してあります(図40)。800 時間ごと、又 は燃料の流れが悪くなれば交換してください。フィルタに 付いている矢印をエンジンの方に向けて取り付けてくださ い。 エア・ギャップを 0.76 mmに調整してください。 使用する点火プラグはチャンピオン(Champion)RC 14YC です。 • 注: 点火プラグは非常に耐久性のある部品ですが、エン ジンにトラブルが出た場合は必ず点検してください。 • ガソリンは非常に引火・爆発しやすい物質である。発火 したり爆発したりすると、やけどや火災などを引き起こ す。 1. 点火プラグを外した時にエンジン内部に異物が落ちな いように、プラグの周囲をきれいに清掃する。 • エンジンが冷えてから燃料タンクからガソリンを抜 き取る。この作業は必ず屋外の広い場所で行う。こ ぼれたガソリンはふき取る。 2.
油圧オイルとフィルタの交換 4. タンクに油圧オイルを入れる。容量は約17 リットル。18 ページの「油圧システムの整備」を参照。 通常は2000 運転時間でオイルとフィルタを交換します。 オイルが汚染されてしまった場合は油圧系統全体を洗浄 する必要がありますのでトロ代理店にご連絡ください。汚 染されたオイルは乳液状になったり黒ずんだ色なったりし ます。 5. エンジンを始動させ、3~5分間のアイドリングを行って オイルを全体に行き渡らせ、内部にたまっているエアを 逃がす。エンジンを止め、油量を再点検する。 6. 抜き取ったオイルは適切に処分する。 1.
• 注意 • 後カムシャフトの調整 狭い場所や人の近くでのブレーキテストは大変危険で ある。 カムシャフトとバルブ・バンク間の調整が狂うと以下のよう な症状がでます: ブレーキ調整の前後に行うテストは、必ず人や障害物の ない平坦で広い場所で行うこと。 • 移動走行位置(No.2)位置でも加速できない。 2. ブレーキが片効きであれば、コッター・ピンとクレビス・ ピンを外して、ブレーキロッドを外す(図43)。 • 芝刈りペダルから足を離すとペダルが戻ってしまう。 • カッティングユニットの上昇が遅い。 • カッティングユニットが回転しない又は回転が遅い。 上記のような症状が見られたら、カムシャフトを固定して いるキャップスクリュ(図44)をゆるめ、 症状の消える位 置までカムシャフトを動かして調整してください。最後にキ ャップスクリュを締めてください。 重要 カムシャフトの調整が終わったら、芝刈り/上昇スイ ッチの調整、および芝刈りペダルと上昇ペダルの高さ調整 を行ってください。 1. 2. 3. 4.
上昇ペダルと刈り込みペダルの高 さ調整 4. コッターピンとクレビスピンを取り付ける。ジャム・ナッ トを締め、トランスファ・ロッド・ガードを取り付ける。 5. 手で刈り込みペダルを動かしてみる。ペダル下の昇降ピ ボットがストップに当たらず、スプールが全行程を動け ることを確認する。 上昇ペダルと芝刈りペダルの高さを同じに調整することに より、バルブバンクのスプールの行程を正しい値とします: 1. スプールNo.1,No.2,No.3 をニュートラル位置(行程 ニュートラル位置の時に上昇ペダルと芝刈りペダルの 高さの中央)に置き、フット・パネルからトランスファ・ロ ッド・ガードを取る (図45)。 上昇ペダルと刈り込みペダルの段 差調整 ニュートラル位置で上昇ペダルと芝刈りペダルの高さが同 じでない場合には調整が必要です。 1 1. 昇降ピボット裏のナットをゆるめる(図47)。 2 1. 昇降ピボット 2. 偏芯ネジ 1. トランスファ・ロッド・ガード 図 45 3.
走行ペダルのの調整 カッティングユニットの昇降調整 以下の手順で、走行ペダルの前進・後退動作を点検調整し ます: 本機のカッティングユニット昇降回路にはフロー・コントロ ール・バルブがついています。このバルブは出荷時に約 3.5 回転の開度に調整されていますが、作動油温度、作業速 度などにより調整が必要にな場合があります。以下の手順 で調整します: 前進調整 1. No.5 セクションのバルブ・スプールが完全に引き出され る状態までペダルを前進方向に踏み込む。ペダルがス トップに当たれば調整は適正である(図48)。 注: 油圧オイルの温度が十分上昇してから調整にかかっ てください。 1. 座席を倒し、メイン・コントロール・バルブについている フロー・コントロール・バルブを露出させる(図49)。 1 図 49 1. 2. 3. 4. 前進いっぱい ペダル・ストップ 後退 コントロール・ロッド 図 48 ペダルがストップに当たっているのにスプールが完全に 出ていない、或いはスプールが出ているのにストップに 当たらない場合、ストップを調整する。調整手順: 2.
シート・スイッチの交換 トラクション・スイッチの交換 1. 運転席を倒し、支持棒で支える。 1. 運転席を倒し、支持棒で支える。 2. シートスイッチ(図50)のボタンに付いているゴム製カ バーを取る;このカバーは新しいスイッチに取り付ける ので捨てないでおく。スイッチの電気コネクタを外す。 2. セレクタ・バルブ・セクションのバルブ・バンク・ボンンネッ トに取り付けてあるトラクション・スイッチの端子からコ ネクタを引き抜く(図50)。 3. ジャムナットをゆるめ、ブラケットからスイッチ(ネジ込 みになっている)を取り外す。 3 4. シフト・セレクタをニュートラル位置にセットする。 2 5. 新しいスイッチを少しだけねじ込む。 6. スイッチ端子に導通テスターを取り付け、スイッチをゆ っくりねじ込んでいき、導通があった所で止め、そこから 1/2 回転(180 度)もどす。 7. ジャム・ナットを8 Nm(0.86 kg.m )にトルク締めす る。 1 1. 走行スイッチ 2. シート・スイッチ 3.
5. スイッチ端子に導通テスターを取り付け、スイッチをゆ っくりねじ込んでいき、導通があった所で止め、そこか ら1/2 回転(180°)戻し、ジャムナットを8 Nm(0.86 kg.m )にトルク締めしてボンネットにスイッチを固定す る。 バッテリーの手入れ • • カリフォルニア州 第65号決議による警告 重要 ジャム・ナットを締めつけ過ぎるとスイッチのネジ 部分を破損しますから注意してください。 6. 導通試験を行う;テスターをスイッチの端子に接続し、 芝刈りペダルを踏み込んでみる。導通がなければ適正 である。導通があれば、上記 4.をやり直す。導通があ れば7. 進む。 警告 バッテリーの電極部や端子などの部分には鉛や鉛含有 物質が含まれており、カリフォルニア州では、これらの物 質が癌や先天性異常の原因となるとされている。取り扱 い後は手を洗うこと。 8.
端子が腐食した場合は、 ケーブルを外し(マイナス・ケーブ ルから先に外すこと)、クランプと端子とを別々に磨いてく ださい。磨き終わったらケーブルをバッテリーに接続し(プ ラス・ケーブルから先に接続すること)、端子にはワセリン を塗布してください。 格納保管 長期間にわたって保管する場合には以下のような作業を行 ってください: 1. 機体からゴミや刈りカスをきれいに取り除く。必要に応 じてリールやベッドナイフの研磨を行う(カッティング ユニットのオペレーターズマニュアルを参照のこと)。 ベッドナイフやリールの刃にはさび止めを塗布する。グ リスアップと機体各部の潤滑を行う(27 ページの「潤 滑」を参照)。 2. タイヤに重量がかからないように完全にブロックす る。 3. 油圧オイルとフィルタを交換する。油圧ラインやフィッ ティングを注意深く点検し、必要に応じて交換する。 (「油圧オイルとフィルタの交換」: 31 ページ、および 「油圧ラインとホースの点検」: 32 ページを参照のこ と)。 4.
電気回路図 39
油圧回路図 40
故障探究 症状 考えられる原因 対策 エンジン: 1. エンジンのパワーが出ない。 1. ガス欠。 1. 燃料を補給する 2. 燃料ラインの詰まり。燃料タンク に異物がある。 2. 燃料タンクを清掃するきれいな ガソリンを使う。 3. 燃料フィルタが詰まっている。 3. 燃料フィルタを交換する。 4. エンジン・オイルの量が不足して いる。 4. 適正量までオイルを入れる。点検 頻度を増やす。 5. 適切なエンジン・オイルを使用し ていない。 5. 適正なオイルに交換する。 6. キャブレターの燃料ソレノイドの 異常。 6. ソレノイドと配線を点検する。 7. スロットル・ケーブルの設定が不 適切。 7. 必要に応じて修理する。 8. チョークが閉じている。 8. チョークを調整する。 9. エアクリーナのエレメントが詰ま っている。 9. エレメントを交換し、整備頻度を 増やす。 始動できない。 油圧系統 No.2 位置にセットしても走行速度が 上がらない。 10. キャブレターの不良。 10. 修理する。 11.
症状 考えられる原因 対策 No.1 位置と後退位置で走行できな い。No.2 位置では正常に走行でき る。 1. No.3 バルブ・セクションとNo.4 バル 1. バルブ・バンクを分解してディスク・ ブ・セクションの間にあるディスク・ シールを交換する。 シールが破損。 2. No.4 スプール内部のポペットが開 いたまま、あるいは正しく着座して いない。 2. バルブ・バンクを分解してNo.4 スプ ールを修理する。 3. No.4 スプールの走行リリーフ・カー トリッジが開いたまま。 3. リリーフ・カートリッジを外して修理 または交換する。速度は正常。 4. 走行モータの効率が悪い。内部ギ アでオイル漏れが発生している。 4. モータの性能試験を行う。モータ を修理または交換する。 5. 油圧ポンプの効率が悪い。内部ギ アでオイル漏れが発生している。 5. 試験をして診断を確認する。ポン プを修理または交換する。 走行できない、あるいはどの位置に 1. ブレーキが完全に解除されていな セットしても走行速度が非常に遅い。 い。 2. 走行リリーフ・カートリッジまたは No.
症状 考えられる原因 対策 カッティングユニットの上昇動作が遅 い。 1. 後カムシャフトの調整の狂い。 1. カムシャフトを調整する。 2. 刈り込み/昇降スイッチがNo.1 ス プールの動きを邪魔している。 2. スイッチを調整する 3. No.1 スプール・セクションの昇降 3. チェック・ポペットが半開き状態に なっている。 チェック・バルブを修理または交 換する。 1. 1. 後カムシャフトの調整の狂 い。No.3 スプールがボディから出 すぎている。 カムシャフトを調整する。 2. No.3 スプールについているチュー 2. ブが詰まっている。 詰まりを除去する。 3. No.3 スプール・セクションと右側 カバーの間のバルブ・リターン・ポ ートが詰まっている。 3. カバーを分解して詰まりを除去す る。 1. シリンダ内部でオイル漏れが発生 1. している。 ユニットを上昇させてブロックで 支える。ロウ付けチューブからラ インを引き抜いて詰まりを除去す る。オイル漏れしているラインの シリンダが不良である。シリンダ を修理する。 2.
症状 考えられる原因 対策 1本またはそれ以上のカッティングユ ニットの回転が遅いあるいは回転し ない。 1. ベッドナイフとリールの調整がき つすぎる。 1. カッティングユニットのマニュアル をみて調整する。 2. リール・ベアリングが固い。 2. 必要に応じて修理する。 3. 後カムシャフトの調整の狂い。 3. カムシャフトを調整する。 4. リリーフ・カートリッジのポペット が着座していない。 4. リリーフ・カートリッジを修理また は 交換する。 5. 吸い込みラインの接続が間違っ ている。ラインが破損している。 5. 吸い込みラインを外し、Toro の 純正品に交換する。 6. ラインのフィッティングに詰まり がある。 6. 必要に応じて修理する。 7. モータがひどく磨耗している。 7. 試験をして確認する。モータを修 理または交換する。 8. No.1 カッティングユニットの回転 が遅い。 8. シリンダ内部のオイル漏れ試験を 行う。シリンダを修理または交換 する。 9. ポンプがひどく磨耗している。 9.
症状 シフト・セレクタの位置や刈り込みペ ダルの位置に関係なくクランキングで きない。 シフト・セレクタと刈り込みペダルがニ ュートラル位置で、クランキングする が始動できない。 芝刈りペダルを踏み込んで(リールが 回転)運転席を離れてもエンジンが 停止しない(停止するのが正常)。 考えられる原因 対策 1. 芝刈り/上昇スイッチ、トラクショ ン・スイッチ及び/又はシート・スイッ チの調整不良或いは破損 。 1. 「トラクション・スイッチの交換」 、 「刈り込み/ 昇降スイッチの交 換」、 「シート・スイッチの交換」を 参照。 2. バッテリーの端子の腐食。 2. 端子を洗浄する。 3. 刈り込み/上昇スイッチ又はトラク ション・スイッチの配線がゆるい。 3. 配線を点検修正する。 4. バッテリーがあがっている。 4. バッテリーを充電または交換す る。 5. ソレノイドの破損。 5. ソレノイドを交換する。 6. キー・スイッチの破損。 6. キー・スイッチを交換する。 7. スタータの破損。 7. スタータを修理または交換する。 8. エンジンの焼き付き。 8.
症状 考えられる原因 対策 運転席に着席しており、シフト・セレク 1. シート・スイッチの調整不良または 1. 「シート・スイッチの交換」を参 タが走行位置にある、または芝刈りペ 破損。 照。 ダルが踏み込まれた状態にあるのに 2. 運転席のリターン・ピンのスプリン 2. 適切に潤滑してピンが自由に動け エンジンが止まる。 グが上位置に引っかかっている。 るようにする。スプリングが破損 している場合には交換する。 3. 駐車ブレーキ・スイッチの配線が ゆるい。 3. 適正に接続する。 4. 駐車ブレーキ・スイッチの配線が 断線している。 4. スイッチを交換する。 シフト・セレクタの位置や芝刈りペダ 1. 芝刈り/上昇スイッチ及び/又はトラ 1. 「刈り込み/昇降スイッチの交換」 ルの位置に無関係に(両方ともニュー クション・スイッチの調整不良或い および「トラクション・スイッチの トラルでも)運転席から離れるとエン は破損。 交換」を参照。 ジンが停止する。 2. 刈り込み/上昇スイッチ及び/又は 2. 適正に接続する。 トラクション・スイッチの配線がゆ るい。 3.
揮発性ガスの排出に関するメーカー保証 カリフォルニア州発性ガスの排出に関するメーカー保証 保証に関するお客様の権利および義務 ® • はじめに お客様がお買い上げになった2006年モデルを対象とする揮発性ガス排出規制保証に関し、カリフォルニア州空気資源委員会および Toro®カンパニーよりご案内申し上げます。カリフォルニア州においては、小型のオフロード用エンジンを使用する新しい機器は、州が定め た最も厳しいスモッグ防止基準を満たすべく設計製造され、必要品の装備を行うことが義務付けられております。これに伴い、Toro® 社に は、お客様がお買い上げになった機器が濫用、怠慢、整備不良などの取り扱いを受けないことを条件として、それらの機器に取り付けられ ている揮発性ガス排出防止システムに対し2年間の品質保証を行う責任が発生しております。お買い上げ製品の揮発性ガス排出防止シス テムには、燃料ライン、燃料ライン用フィッティング、クランプなどの部品が使われている可能性があります: メーカーによる保証: 揮発性ガス排出防止システムは、2年間の品質保証の対象となっています。お買い上げになった機器の揮発性ガス排出防
Toro 一般業務用機器の品質保証 2年間品質保証 ® • 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、 両社の 合意に基づき、Toro 社の 製品(「製品」と呼びます)の材質上また は製造上の欠陥に対して、 2年間または1500 時間* のうちいずれか早く到達した時点までの品質保証を共同で実 施いたします。この品質保証の対象となった場合には 、弊社は無料 で「製品」の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、 部品代、運賃が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から 有効となります。 *アワー・メータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、 「製品」を納入した弊社代 理店(ディストリビュータ又はディーラー) に対して、お客様から連 絡をして頂くことが必要です。 連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問がある場 合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products Service Department Toro Warranty Company