Form No. 3450-116 Rev A 輪駆 動 ト ラ Greensmaster® 3150 2輪 クションユニット シリ ア ル 番 号 407600000 以 上 モ デ ル 番 号 04358—シ 製品の登録は www.Toro.com.
はじめに この製品は、関連するEU規制に適合しています。詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 この機械は回転刃を使用するリール式乗用グリーンモ アであり、そのような業務に従事するプロのオペレータ が運転操作することを前提として製造されています。こ の製品は、適切な管理を受けている芝生の刈り込みに 使用することを主たる目的とする機械です。この機械は 本来の目的から外れた使用をすると運転者本人や周囲 の人間に危険な場合があります。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十 分に理解し、他人に迷惑の掛からない、適切で安全 な方法でご使用ください。この製品を適切かつ安全に 使用するのはお客様の責任です。 エンジンの保守整備のため、および米国環
始業点検表 ..................................................27 整備前に行う作業 ................................................ 28 シートアセンブリを取り外す ..............................28 車体をジャッキで持ち上げる場合 ......................28 潤滑 ..................................................................... 29 グリスアップを行う .........................................29 エンジンの整備 .................................................... 31 エンジンの安全事項.......................................31 エアクリーナの整備........................................
安全について この機械は、所定のウェイトキット、バラスト、CEデカ ル、ガードキットを追加することにより EN ISO 5395 お よび ANSI B71.
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損し たりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 decal131-2007 131-2007 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. リークディテクタのテストスイッチ 3. OFF 高速 8. 4. チョーク 5. ON 6. 無段階調整 7. 9. 10. 前後のライト ライト OFF 11. 前ライト 低速 decal93-6686 93-6686 1. 油圧作動液 2. オペレーターズマニュアル を読むこと 。 decal93-8062 93-8062 decal105-8306 105-8306 1. 前進速度 2. Fast 移動走行用位置 3. Slow 刈り込み用位置 4. ニュートラルバックラップ用 位置。 5 1. 駐車ブレーキを掛けるに は、ブレーキペダルとロッ クペダルを踏み込む。 2. 駐車ブレーキを解除するに は、ブレーキペダルを踏み 込む。 3.
decal136-8506 decal136-8505 136-8506 1. 136-8505 注 この機械は、業界で推奨される最大傾斜角度を用いた前後方 向および左右方向の標準安定試験に合格しており、使用を認めら れる法面の最大角度がデカルに記載されています。斜面で運転す る場合の条件や注意点について、また、特殊な天候や場所条件の もとでこの機械を使用することができるかどうかを判断する方法につ いて、 オペレーターズマニュアル で確認してください。同じ斜面上で あっても、地表面の条件が変われば運転条件が変わります。 警告 オペレーターズマニュ 4. 転倒する危険旋回開始前 に十分に速度を落とすこ アル を読むこと 必ず講習を と 高速でターンしないこと。 受けてから運転すること。 2. 警告 聴覚保護具を着用の こと。 3. 手足や指の切断の危険 可 6. 警告 車両を離れるときは 動部に近づかないことすべ 駐車ブレーキを掛け、エン てのガード類を正しく取り付 ジンを停止し、キーを抜く けて使用すること。 こと。 5. 異物が飛び出す危険人を 近づけないこと。 1.
decalbatterysymbols バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 1. 爆発の危険 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと。 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 5. 6. 9. バッテリーに人を近づけな いこと。 保護メガネ等着用のこと爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり。 オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 を読むこと。 禁止。 decal115-8156 115-8156 1. リール高さ 2. 5 枚刃カッティングユニット 3. 8 枚刃カッティングユニット 5. 14 枚刃カッティングユニット 4. 11 枚刃カッティングユニット 6. 7 リール速度 7. 高速 8.
decal139-2725 139-2725 decal105-8305 105-8305 1. リール下降して回転。 4. ON 2. リール上昇して停止 5. 3. エンジン停止 エンジン 始動 decal115-8226 115-8226 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 1 2 3 4 5 必要なパーツはありません。 – キャリッジボルト5/16" x ¾" ナット 5/16" ボルト ½" x 1¾" ボルト ½" x 1½" ナット ½" カッティングユニット 集草バスケット 2 2 2 6 8 3 3 ROPSを取り付けます。 必要なパーツはありません。 – 外側集草バスケットにマークを付けます。 後ウェイトキットP/N 100-6442別途購入 のこと 塩化カルシウム 19.
1 バッテリーを充電する 必要なパーツはありません。 手順 バッテリーを充電する; バッテリーを充電する (ページ 33)を参照。 g339221 図3 2 バッテリーを取り付ける 1. 機体前方 2. 3. プラス マイナス 3. この作業に必要なパーツ 2 キャリッジボルト5/16" x ¾" 2 ナット 5/16" 運転席の後ろに、端子を機体の前に向けてバッ テリーを取り付ける図 3。 2.
警告 3 シートベルトを着用せずに万一横転事故を起こすと 車両から投げ出されて大けがをする危険がある。 を取 り 付 け る ROPSを 運転中はシートベルトを常時着用すること。 4 この作業に必要なパーツ 2 ボルト ½" x 1¾" 6 ボルト ½" x 1½" 8 ナット ½" カッティングユニットを取り付 ける 手順 1. 機体右側にあるジャッキパッドを支えているね じとナットを取り外す。 2. ROPS バー図 4を、取り付けブラケットにセットし て取り付け穴をそろえる。 この作業に必要なパーツ 3 カッティングユニット 3 集草バスケット 手順 重要 リールモータをホルダー 保管位置 に入れたまま でサスペンションを「移動走行」位置にしないでくださ い。モータやホースが破損する恐れがあります。 注 研磨、刈高調整などを行うときには、リールモータ をサポートチューブフレーム前部と機体側部に入れてお くとホースを保護することができます。 1.
g020794 図6 1. プルフレーム 2. プルアーム 4. 3. g005103 図8 ボールスタッド 1. バスケットをプルフレームに取り付け、プルフレー ムのジャムナットをゆるめ、ボールソケットを調 整して、バスケットの縁からリール刃までの距 離を 6-13 mm にする。 注 これにより、刈り込み中にカッティングユニッ トが集草箱に押されてアームから外れることが なくなります。 2. 取り付けボルト 7. モータのスプラインシャフトにきれいなグリスを 塗る。 8. モータのフランジがスタッドをかわすようにモータ を右回しにひねり、そこから左にひねってフランジ をスタッドに嵌めてモータを取り付ける。 9. 取り付けボルトを締め付ける図 8。 注 集草バスケットのリップが、両側ともリールの 刃から等距離となるようにしてください。リールに 近すぎるとカッティングユニットを上げた時や下げ た時にリールに接触する可能性があります。 5.
7 CE ガ ー ド キ ッ ト を 取 り 付 け る この作業に必要なパーツ 1 CE ガードキットP/N 04440別売 手順 CE ガードキットを取り付けるCE ガードキットの、「グ リーンズマスター 3150- 2輪駆動トラクションユニット への取り付け」 を参照。 g005115 図9 目印 1. 2. 127 mm 程度 3. 刈り終わった側右側 4. 刈り込み中は前方 1.8-3 m 付近に視線を合わせてお く。 8 用デ カ ル を 貼 り 付 け る CE用 この作業に必要なパーツ 6 1 警告デカルP/N 136-8505 1 CE マークデカル 1 製造年デカル リアバラストとウェイトキットを 取り付ける 手順 この作業に必要なパーツ CE 地域内でこのマシンを使用する場合には、CE ガー ドキットを取り付けた後に、以下の作業を行ってください 1 後ウェイトキットP/N 100-6442別途購入のこと 1 塩化カルシウム 19.
製品の概要 g236138 図 11 1. 銘板 3. 製造年表示ステッカー 2. CE マークステッカー 9 g213344 図 12 1. 2. タイヤ空気圧を下げる エンジン コントロールパネル 3. ROPS バー 4. 運転席 必要なパーツはありません。 手順 5. ハンドル 6. 7. 走行ペダル フットレスト 8.
g032582 図 15 1. スロットルレバー 2. 3. チョークレバー ライトスイッチの場所 g032580 図 13 1. 走行ペダル 2. ブレーキペダル 3. 駐車ブレーキのタブ リークディテクタ試験スイッ チ 5. アワーメータ 4.
ジョイスティック カッティングユニット 操作レバー 刈り込み時にこのレバー図 17を前に倒すとリールが下 降して回転を開始します。レバーを引くとリールは上昇 して停止します。刈り込み作業中、カッティングユニット を上昇させずにリールだけを止めたい場合にはレバー を軽く引いてください。その後にレバーを軽く前に倒せ ばリールは再び回転を開始します。 g005505 図 18 1. ハンドルロックレバー ハンドルアームロックつまみ ノブ図 19の肩がハンドルアームのノッチをクリアする までノブをゆるめると、ノブの肩をアームのノッチに整 列させた状態でハンドルアームの高さを調整できるよう になります。調整ができたらノブを締めて調整を固定 してください。 g005504 図 17 1. モードレバー 2. 始動スイッチ 3.
運転操作 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 運転の前に 運転前の安全確認 g007385 安全に関する一般的な注意 図 21 1. バックラップレバー 2.
燃料についての仕様 2. 燃 料 タ ン ク 容 量 26.6 リットル 燃料を補給する時は、タンク上面から約 25 mm 下まで入れる。 これは、温度が上昇して燃料が膨張したときにあ 燃 ふれないように空間を確保するためである。燃 料タンク一杯に入れないこと。 推 奨 燃 料 オクタン価 87 以上の無鉛ガソリンを使ってく ださいオクタン価評価法は(R+M)/2 を採用。 3.
• • • • • • • • • • • 草バスケットを取り付けた上で、安全に十分注意 してください。 運転は、穴や障害物を確認できる十分な照明の もとで行ってください。 ぬれた芝の刈り込みは避けてください。接地力が落 ちてスリップする危険が高くなります。 カッティングユニットに手足を近づけないでください。 バックするときには、足元と後方の安全に十分な 注意を払ってください。 見通しの悪い曲がり角や、茂み、立ち木などの障 害物の近くでは安全に十分注意してください。 刈り込み中以外は必ずカッティングユニットを止め ておいてください。 旋回するときや道路や歩道を横切るときなどは、 減速し周囲に十分な注意を払ってください。常に道 を譲る心掛けを。 エンジンは換気の十分確保された場所で運転してく ださい。排気ガスには致死性ガスである一酸化炭 素が含まれています。 エンジンの掛かっているマシンからは離れないで ください。 運転位置を離れる前に – 平らな場所に駐車する。 – カッティングユニットを床面まで下降させユニット の動作が停止したことを確認する。 – 駐車ブレーキを掛ける。 – エンジンを止め、キーを抜き
エンジン始動後のマシンの点 検 エンジンの始動手順 注 芝刈機の下に物が落ちていないか確認してください。 1. 着席し、駐車ブレーキが掛かっていること、芝刈 りレバーが解除になっていること、モードレバー がニュートラル位置にあることを確認する。 1. スロットルレバーをFAST位置にセットする。 2. 芝刈りレバーを軽く前に倒す。 2. 走行ペダルから足を外し、ペダルがニュートラル 位置にあることを確認する。 全部のカッティングユニットが降下して回転すれば 正常。 3. エンジンが冷えている時のみチョークを引いて ON位置にする。スロットルレバーをハーフスロッ トルにセットする。 注 カッティングユニットが降下するためには、 4. エンジンを始動し、エンジンがスムーズに回転を 続けられるように調整する。 5. なるべく早く OFF 位置に戻すようにする。 モードレバーを中刈り込み位置にしておく必要 があります。 3. カッティングユニットが停止し、一番上移動位置ま で上昇すれば正常。 注 エンジンが温かい時にはチョークは不要です 6.
インタロックが適切に機能してエンジンが停止す るのが正常。 注意 インタロックスイッチは安全装置であり これを取り 外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。 • インタロックスイッチをいたずらしない。 • 作業前にインタロックスイッチの動作を点検し、 不具合があれば作業前に交換修理する。 正しく動作しないのはインタロックの故障である から直ちに修理する。 着席スイッチの動作の点検 安全インタロックは、人身事故や車両を損傷するなど の危険が存在する場合に強制的に運転を停止してオペ レータや機械を保護する安全装置です。 以下の条件がそろっていないとインタロックが作動し、 エンジンを始動することができません • 走行ペダルがニュートラル位置にある。 • モードレバーがニュートラル位置にある。 1. 着席し、走行ペダルがニュートラル位置、モード レバーがニュートラル位置、駐車ブレーキが掛 かっていることを確認する。 2. エンジンを掛ける。 3.
グリーンに異物が落ちていないことを確認し、カップか ら旗を抜き、刈り込みの方向を決めます。刈り込みの 方向は、前回の刈り込みの方向をもとにして決めま す。いつも前回とは違う方向から刈るようにすると、 芝が一定方向に寝てしまわないのできれいに刈るこ とができます。 グリーンを刈り込む 1. エンジンはフルスロットル、モードは芝刈りモード でグリーンに入ります。 2. グリーンの一方の縁から刈り始め細長いじゅうた んを敷くつもりで真っ直ぐに進んでください。 注 このパターンで作業すると、無駄な重なりをな くし、固結を最小限に抑えながら、美しい縞模様 を作ることができます。 3.
牽引時の安全事項 外周刈りと仕上げ 1.
• カッティングユニットの切れ具合を点検してください。 ブレーキシャフトアセンブリは、SAE 30 を塗りつけ るか、スプレー式の潤滑剤を使って滑らかな動き の確保と防錆を行ってください。 • トレーラへの積み込み • トレーラやトラックに芝刈り機を積み降ろすときには 安全に十分注意してください。 • 積み込みには、機体と同じ幅のある歩み板を使用 してください。 • 荷台に載せたら、ストラップ、チェーン、ケーブル、 ロープなどで機体を確実に固定してください。機体 の前後に取り付けた固定ロープは、どちらも、機体 を外側に引っ張るように配置してください 図 26。 g270390 図 26 1. ロープ掛けポイント左右に あり 2.
保守 注意 適切な保守整備を行わないと車両が故障・破損したり、搭乗者や周囲の人間まで巻き込む人身事故を 起こす恐れがある。 マニュアルに記載された作業を行って、マシンをいつも適切な状態に維持することが重要である。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注 www.Toro.
整備間隔 整備手順 100運転時間ごと • エアクリーナのペーパーエレメントの整備を行う(悪条件下ではより頻繁に)。 • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 200運転時間ごと • ホイールナットのトルク締めを行う。 800運転時間ごと • 燃料フィルタを交換する。 (燃料の流れが悪い場合には交換する。) • 推奨されていない油圧オイルをマシンに入れてしまった場合には、オイルの全量を抜き 取り、フィルタとタンクのブリーザを交換し、正規のオイルを入れてください。 • エンジンの回転数を点検する(アイドル回転とフルスロットル)。 • バルブのクリアランスを点検する。 1000運転時間ごと • 点火プラグを交換する。 • 推奨オイルをご使用の場合には、油圧オイルフィルタを交換してください。 2000運転時間ごと • 推奨オイルをご使用の場合には、油圧オイルを交換してください。 1年ごと • ブレーキの慣らし掛けを行います。 2年ごと • 燃料ラインとその接続を点検します。 • 可動部ホースを交換する。 26
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 土 インタロックの動作を点検す る。 計器類の動作を確認する リークディテクタの動作を確 認する。 ブレーキの動作を確認する。 燃料残量を確認する。 油圧オイルの量を点検する。 エンジンオイルの量を点検す る。 エンジン冷却フィンの汚れを 落とす。 エアフィルタとプレクリーナを 点検する。 エンジンからの異常音がない か点検する。 リールとベッドナイフの摺り合 わせを点検する。 油圧ホースの磨耗損傷を点 検する。 オイル漏れなど。 タイヤ空気圧を点検する。 刈高の調整具合を点検す る。 グリスアップ。 1 刈り込み、昇降、ブレーキの 各リンクの潤滑を行う。 塗装傷のタッチアップ 1.
整備前に行う作業 シートアセンブリを取り外す 注 座席を頻繁に付け外しする場合には、ロールピ ンの代わりに RキーピンP/N 3290-467を使用すると 便利です。 g005516 図 28 シートアセンブリを外してバルブブロックに手が届くよう にします。 1. ラッチを外し、座席を倒して支持棒で固定する。 2. 座席下のワイヤハーネスのコネクタ2個を外す。 3. 座席を降ろし、回転軸を固定しているロールピン を抜き取る 図 27 。 1. g005497 図 27 1. ロールピン 2. 座席ピボット軸 4. 座席ピボット軸を左側にずらす。 5. 座席を前方に動かして機体から取り外す。 6.
潤滑 • 昇降アームのピボット3か所とピボットヒンジ3か 所 図 31 グリスアップを行う 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 洗浄後はすぐに実施 定期的に、No.
• 昇降シリンダ3か所図 34 g017145 図 37 g005123 図 34 • 走行ペダル (図 35) g032715 図 35 • 速度セレクタのリンク部図 36 と 図 37 g005514 図 36 30 1. 異物を押し込んでしまわないよう、グリスニップ ルをきれいに拭く 2. ベアリング又はブッシュからグリスがはみ出てく るのが見えるまで注入する。はみ出したグリス はふき取る。 3. カッティングユニットを外した時にはリールモー タのスプラインシャフトと昇降アームとにグリス を塗布する。 4.
エンジンの整備 エンジンの安全事項 • エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めて 行ってください • エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。 エアクリーナの整備 整備間隔: 50運転時間ごと—エアクリーナのスポンジエ レメントの整備を行う悪条件下では より頻繁に 。 1. g005126 図 39 スポンジ 2. ペーパーエレメント 100運転時間ごと—エアクリーナのペーパーエレ メントの整備を行う悪条件下ではより頻繁に。 1. エアクリーナのカバーを清掃する図 38。 5. ペーパーエレメントの状態を点検するエレメント の平たい面を軽く叩いて汚れを落とす。汚れが ひどければ交換する。 6.
3. オイルフィルタ図 41を外す。 4. 新しいフィルタのガスケットに薄くエンジンオイル を塗る。 5. ガスケットがアダプタに当たるまで手でオイル フィルタをねじ込み、そこから更に 3/4-1 回転増 し締めする。 重要 フィルタを締めすぎないように注意してく ださい。 6. クランクケースにオイルを入れる エンジンオイル の仕様 (ページ 31)と エンジンオイルを点検す る (ページ 31)を参照。 7. 廃油は適切な方法で処理する。 g017134 図 40 1. ディップスティック 2. 給油口キャップ 点火プラグの交換 4. 首から引き抜いて油量を点検する。 5. オイルの量が不足している場合は、バルブカバー についている補給口のキャップを取り、ディップス ティックの FULL マークまで補給する。 整 備 間 隔 : 1000運転時間ごと 点 火 プ ラ グ の 種 類 : Champion RC 14YC エ ア ギ ャ ッ プ の 値 0.76 mm 補給するときはディップスティックで確認しなが ら少量ずつ入れる 1.
燃料系統の整備 電気系統の整備 燃料フィルタの交換 電気系統に関する安全確保 マシンの整備や修理を行う前に、バッテリーの接続 を外してください。バッテリーの接続を外すときには マイナスケーブルを先に外し、次にプラスケーブル を外してください。接続するときにはプラスを先に接 続し、次にマイナスを接続してください。 バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良 い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続 や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜 いておいてください。また、安全な服装を心がけ、 工具は確実に絶縁されたものを使ってください。 • 整 備 間 隔: 800運転時間ごと 燃料の流れが悪い場合 には交換する。 インラインタイプの燃料フィルタが、燃料タンクとキャブ レタの間に設置してあります図 43。 • 危険 燃料は非常に引火 爆発しやすい物質である。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災などを 引き起こす。 • • 1.
2. 固定具とバッテリークランプを外してバッテリー を取り出す。 3. 充電器に接続し、充電電流を 2-4 A にセットす る。液温 16°Cのときの電解液の比重が 1.250 に なり、全部のセルから泡が十分に立つようになる まで、充電電流 4A で最低2時間程度、または充 電電流 2A で最低4時間程度、充電を行う。 警告 充電中は爆発性のガスが発生する。 充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに火 気を近づけない。 g005523 重要 充電時間が不足しているとバッテリーの寿 図 45 命が短くなる可能性があります。 4. 充電が終わったらチャージャをコンセントから抜 き、バッテリー端子からはずす。 5. バッテリートレイの上にバッテリーを置き、先ほど 取り外したクランプと固定具で固定する。 6. プラス赤ケーブルをバッテリーのプラス 端子に接 続し、次にマイナス黒ケーブルをバッテリーのマ イナス 端子に接続して、先ほど外したボルトと ナットで固定する図 44。ショート防止のために 端 子にゴムキャップをかぶせる。 1.
走行系統の整備 タイヤ空気圧を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 タイヤ空気圧はターフのコンディションに合わせて適 宜変えてください適正範囲の最低値は 0.55 bar0.56 kg/cm12=8 psi、最高値は 0.83 bar0.84 kg/cm2=12 psi です。 後輪の空気圧も適宜変えてください 最低値は0.55 bar 0.56 kg/cm2=8 psi 、最高値は 1.03 bar 10.5 kg/cm2=15 psi です。 g016466 図 46 ホイールナットのトルクを点検 する 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 1 時間 1. 走行ケーブル 4. 偏芯ナット 2. バルクヘッド 5. ロックナット 3. ジャムナット 使用開始後最初の 10 時間 注 偏芯ナットをトランスミッション上部に止め ているナット図 46をゆるめる。 200運転時間ごと B. 機能コントロールレバーをニュートラルにセッ トし、スロットルを SLOW 位置にする。 C. エンジンを掛ける。 D.
g032584 g005520 図 48 図 47 1. 1. ペダルストップ トラニオンボルト 2. ジャムナット 1. モードレバーを移動走行位置にセットし、ペダルス トップを固定しているロックナットをゆるめる図 47。 2. トラニオンボルトを右に回すほど刈り込み速度が 遅くなり、左へ回すほど早くなる。 2. ペダルストップを締め込んで、走行ペダルから 離す。 3. 調整ができたらトラニオンボルトを回さないように 注意しながらジャムナットを締め、走行速度を チェックする。必要に応じてこの操作を繰り返す。 3. ペダルに軽く力を掛けながら、ペダルストップの 位置の微調整を行い、調整ができたらロックナッ トで調整を固定する。 重要 ケーブルのテンションを確認してください。 テンションが強すぎるとケーブルの寿命が短く なります。 移動走行速度を下げる調整 1. ペダルを踏み、ペダルストップを固定している ロックナットをゆるめる。 2. 希望する速度になるまでペダルストップをゆる める。 3. ロックナットで調整を固定する。 芝刈り速度の調整 出荷時設定 6.
ブレーキの整備 の遊びがあるのが適切である。必要に応じ て、ブレーキシャフトのクレビスで調整する。 E. ブレーキの慣らし掛けを行う 整 備 間 隔 : 1年ごと 重要 一年に一度、ブレーキの慣らし掛けを行ってくだ ペー ジ 37)を を参 照 。 さ い ブ レ ー キ の 慣 ら し 掛 け を 行 う (ペ ブレーキをしっかりと掛け、その状態のままで、刈り 込み速度で走行し、ブレーキが過熱して臭気がしてき たら終了します。慣らし掛け終了後にブレーキの調整 が必要になる場合があります ブレーキの調整 (ペー ジ 37)を参照。 ブレーキの調整 両輪を均等に調整できるよう、機体両側にブレーキ調 整ロッドがついています。 1. 走行中にブレーキペダルを踏み、両輪が均等に 制動されるか調べる。 注意 狭い場所や人の近くでのブレーキテストは大 変危険である。 ブレーキ調整の前後に行うテストは、必ず人 や障害物のない平坦で広い場所で行うこと。 2. ブレーキが左右均等に掛からない場合は以下 の手順で調整する A.
制御系統の整備 4. カッティングユニットの昇降タ イミングの調整 調整を確認し、必要に応じてステップ3を繰り返 し、適切に調整できたらジャムナットを締める。 昇降シリンダの調整 上昇位置移動走行時における前カッティングユニットの 高さを調整するには、昇降シリンダを調整します。 本機のカッティングユニット昇降回路にはフローコント ロールバルブ図 50がついています。このバルブは出 荷時に約3 回転の開度に調整されていますが、作動油 の温度、作業速度などにより調整が必要になる場合が あります。以下の手順で調整します 1. カッティングユニットを床面まで降下させる。 2. 調整したい昇降シリンダのカバープレートを固定 しているボルトを、シャーシのサポートブラケット から取り外す図 51。 注 油圧オイルの温度が十分上昇してから調整にか かってください。 1. 座席下にあるフローコントロールバルブを探し 出す 図 50 。 g229787 図 51 1. ボルト 2. 右側カバープレート 3. 左側カバープレート g229755 3.
油圧系統の整備 油圧系統に関する安全確保 • 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに専門 医の治療を受けてください。万一、油圧オイルが 体内に入った場合には、この種の労働災害に経 験のある施設で数時間以内に外科手術を受ける 必要がある。 • 油圧装置を作動させる前に、全部のラインコネクタ が適切に接続されていること、およびラインやホー スの状態が良好であることを確認すること。 g229788 図 53 1. クレビスフィッティング 2. ジャムナット 6. クレビスフィッティングを昇降アームに組み付けて クレビスピンとリテーナピンで固定し、ジャムナッ トを締め付ける図 52と図 53。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油が 高圧で噴出しているので、絶対に手などを近づけ ない。 7.
高粘度インデックス 低流動点アンチウェア油圧 作 動 液 , ISO VG 46 (cont'd.
油圧オイルとフィルタの交換 油圧ラインとホースの点検 推奨 さ れ て い な い 油 圧 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと—推 オイルをマシンに入れてしまった場合 には、オイルの全量を抜き取り、フィ ルタとタンクのブリーザを交換し、正 規のオイルを入れてください。 油圧ライン・油圧ホースにオイル漏れ、ねじれ、支持部 のゆるみ、磨耗、フィッティングのゆるみ、風雨や薬品 による劣化などがないか毎日点検してください。異常を 発見したら必ず運転を行う前に修理してください。 推奨 オ イ ル を ご 使 用 の 場 合 1000運転時間ごと—推 には、油圧オイルフィルタを交換してください。 リークディテクタの作動確認 推奨 オ イ ル を ご 使 用 の 場 合 2000運転時間ごと—推 には、油圧オイルを交換してください。 リークディテクタシステムは、油圧オイルのリークを早 期に発見し、オペレータに知らせます。メインタンクの 中のオイルの量が 118-177 ml 少なくなると、タンク内 部にあるフロートスイッチが作動します。秒後にアラー ムが作動してオペレータに異常の発生を知らせます図 59。
リークディテクタの動作を確認する 1. 始動キーをON 位置にセットする。エンジンは始 動させない。 2. 油圧オイルタンクの首から油圧タンク用ブリーザ を取り外す。 3. 汚れのついていない鉄の棒やねじ回しなどをタ ンクの首から差し込んで、スイッチのフロート図 60を押し下げる一秒後にアラームがなれば正常。 g228676 図 58 通常時 オイルは高温 1. 2. 電磁リターンバルブは閉じ ている フロート上昇スイッチ開 3. 警告ブザー 4. オイルレベル高温時 g228675 図 60 1. 汚れのない棒やドライバ 2. フロートを軽く押さえる 3. 警告ブザー 4. 押さえていたフロートを離すアラームが停止す れば正常。 5. 油圧オイルタンクにキャップを取り付ける。 6.
カッティングユニットの保守 誤警報を避けるには、一度エンジンを停止させてし まうのが確実です。 刈り込みブレードについての 安全事項 磨耗したり破損したりしたリール刃や下刃は使用中に割 れて破片が飛び出す場合があり、これが起こるとオペ レータや周囲の人間に多大の危険を及ぼし、最悪の場 合には死亡事故となる。 • リール刃や下刃が磨耗や破損していないか定期的 に点検すること。 • 刃を点検する時には安全に十分注意してください。 必ず手袋を着用してください。リールと下刃は研磨 するか交換するかのみ行い、たたいて修復したり溶 接したりしないでください。 • 複数のカッティングユニットを持つ機械では、1つの リールを回転させると他のカッティングユニットのリー ルも回転する場合がありますから注意してください。 リールとベッドナイフの摺り合 わせを点検する 前日の調子に関係なく、毎日、芝刈り作業を行う前 に、各カッティングユニットのリールとベッドナイフの接 触状態を点検してください。リールと下刃の全長にわ たって軽い接触があれば適正ですカッティングユニット の オペレーターズマニュアル を参照 リール
g229849 g014736 図 61 4. 運転席を倒して、支持棒で支える図 62。 g229880 図 63 1. ノブリール速度コントロール 3. 2. ハンドルバックラップレバー インジケータの矢印 注 リール速度の設定は、ターフの実情に合わせ て増減してかまいません。 g229847 リールのバックラップ 図 62 5. 警告 リールの速度を設定するには、リール速度コント ロールのノブ図 63を回して、ノブの矢印を、手 順3で決めた数値に合わせる。 バックラップ中にリールに触れると大けがをする。 44 • リールその他の可動部に手指や衣類等を近づ けないよう注意すること。 • エンジンが動いている間は、止まったリールを 絶対に手や足で回そうとしないこと。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下 させ、エンジンを停止し、キーを抜き取り、駐 車ブレーキを掛ける。 2.
重要 バックラップ中はエンジンの速度を変えな いでください。リールが停止する場合がありま す。バックラップはアイドル速度以外では行わ ないこと。 7. モードレバーをニュートラルにセットし、昇降レ バーを前に倒すとバックラップが始まる。 8. 長い柄のブラシを使ってラッピングコンパウンドを 塗布しながらラッピングを続ける。どんな場合でも 短い柄のブラシは使用しないこと。 g229847 図 64 3. バックラップしたい各カッティングユニットのリール と下刃をバックラップ用に設定する カッティングユ ニットのオペレーターズマニュアル を参照。 4. バックラップレバーを逆転R位置にセットする図 65 。 9. 10.
保管 格納保管時の安全確保 • マシンを停止させ、キーを抜き取り、各部の動作 が完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。調整、整備、洗浄、格納などは、機体が 十分に冷えてから行う。 • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容 器を保管格納しないでください。 格納保管の準備 長期間にわたって保管する場合には以下のような作 業を行ってください 1. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が 完全に停止し、機体が十分に冷えたを確認し てから格納する。 2. 機体からゴミや刈りかすをきれいに取り除く。必要 に応じてリールやベッドナイフの研磨を行う カッティ ングユニットのオペレーターズマニュアルを参照の こと。ベッドナイフやリールの刃にはさび止めを塗 布する。グリスアップと機体各部の潤滑を行う グ リスアップを行う (ページ 29)のページを参照。 3. タイヤに重量がかからないように完全にブロッ クする。 4.
メモ
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号決 議 に よ る 警 告 カ リ フ ォ ル ニ ア 州 第 65号 この警告は何? 以下のような警告ラベルが張られた製品を見かけることがあるでしょう 警 告 ガンおよび先天性障害の恐れ —www.p65Warnings.ca.gov.
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