Operator's Manual
んでいる列にラインを合わせるようにするのがコツ
です図29および図30。ハンドルを目印にして距
離を合わせても良いでしょう。その場合、ハンド
ルの縁と本機前方の目標ラインとを重ねて見なが
ら運転します(図29と図30)。
4.集草バスケットの先端がグリーンの縁に掛かった
ところで芝刈りレバーを操作します。これにより
リールの回転は停止し、カッティングユニットが上
昇します。このタイミングが悪いとグリーンの縁を
刈り込んでしまいます。一方、グリーンの外縁を
刈り残しすぎると後の作業が多くなりますので、
程よいタイミングを体得してください。
5.Uターンする場合、反対側に一旦ハンドルを切っ
てから旋回すると、楽に、しかも効率良く回ること
ができます。例えば右に旋回したいときには、
軽く左に振ってから右に回ります。こうすると、U
ターン後のライン合わせを楽に行うことができま
す。左回りの場合は右に振ります。旋回半径は
小さいほど作業が早くなりますが、柔らかい芝を
傷つけやすくなるので注意が必要です。
g005116
図 図
図
30
1.目印
3.刈り終わった側左側
2.127mm程度4.刈り込み中は前方1.83m
に視線を合わせておく。
注 注
注
パワーステアリングの特性により、ハンドルは
自動的には元の位置に戻りません。
重 重
重
要 要
要
カ カ
カ
ッ ッ
ッ
テ テ
テ
ィ ィ
ィ
ン ン
ン
グ グ
グ
ユ ユ
ユ
ニ ニ
ニ
ッ ッ
ッ
ト ト
ト
を を
を
回 回
回
転 転
転
さ さ
さ
せ せ
せ
た た
た
ま ま
ま
ま ま
ま
グ グ
グ
リ リ
リ
ー ー
ー
ン ン
ン
の の
の
上 上
上
で で
で
停 停
停
止 止
止
し し
し
な な
な
い い
い
で で
で
く く
く
だ だ
だ
さ さ
さ
い い
い
。 。
。
芝 芝
芝
が が
が
損 損
損
傷 傷
傷
す す
す
る る
る
可 可
可
能 能
能
性 性
性
が が
が
あ あ
あ
り り
り
ま ま
ま
す す
す
。 。
。
ま ま
ま
た た
た
、 、
、
湿 湿
湿
っ っ
っ
た た
た
グ グ
グ
リ リ
リ
ー ー
ー
ン ン
ン
の の
の
上 上
上
で で
で
長 長
長
時 時
時
間 間
間
停 停
停
車 車
車
す す
す
る る
る
と と
と
タ タ
タ
イ イ
イ
ヤ ヤ
ヤ
跡 跡
跡
が が
が
残 残
残
る る
る
こ こ
こ
と と
と
が が
が
あ あ
あ
り り
り
ま ま
ま
す す
す
。 。
。
6.作業中にリークディテクタのアラームが鳴ったら、
直ちにカッティングユニットを上昇させ、グリーン
から退避してください。そして安全な場所に停止
して原因を確かめてください。
7.最後にグリーンの外周を刈ります。これも前回と
反対の方向から刈ってください。常に天候や芝状
態を考慮すること、刈りの方向を変えることが大
切です。旗を戻して終了です。
8.集草箱にたまった刈りカスを出して、次のグリー
ンに移動します。湿った重い刈りカスを入れたま
ま移動すると機体やエンジン、油圧系などに無理
な力がかかるので避けてください。
リ リ
リ
ー ー
ー
ク ク
ク
デ デ
デ
ィ ィ
ィ
テ テ
テ
ク ク
ク
タ タ
タ
の の
の
動 動
動
作 作
作
リークディテクタのアラームが鳴るのは
•118-177mlのオイル漏れが発生した。
•メインタンクの中のオイルの温度が下がったため
に、メインタンク内部のオイルの体積が118-177ml
少なくなった。
アラームがなったら作業をできるだけ早く中止してオイ
ル漏れがないか点検してください。グリーンで作業中に
アラームが鳴った場合には、まずグリーンから退避す
るのが適当でしょう。リークを放置したまま作業を続行
しないでください。リークが発見されず、誤動作が疑わ
れる場合には、1-2分間エンジンを停止してオイルレベ
ルの安定を待ちましょう。そして安全な場所でもう一度
リークのないのを確認してから作業を再開してください。
オイル体積の減少による誤警報は、作業後に長時間
のアイドリングをしているときに起こりやすいのです。ま
た、油圧系に大きな負担を掛けた後に軽い作業に切
り換えた場合にも、誤警報が起こりやすくなります。
誤警報を避けるには、一度エンジンを停止させてし
まうのが確実です。
移 移
移
動 動
動
走 走
走
行 行
行
を を
を
行 行
行
う う
う
と と
と
き き
き
カッティングユニットが一番上移動位置になっていること
を確認し、走行条件が良ければシフトとします。ラフ
や斜面を移動する時には位置で走行してください。下り
斜面ではブレーキを使用して車両を確実に制御してくだ
さい。ラフに入る時には必ず減速しシフトNo.、アップ
ダウンの大きな場所も十分注意してください。本機の
車両感覚車幅をマスターしましょう。狭い場所での無
理な通り抜けを避けましょう。ぶつけて破損するのは
時間と費用のロスです。
刈 刈
刈
り り
り
込 込
込
み み
み
作 作
作
業 業
業
後 後
後
の の
の
点 点
点
検 検
検
と と
と
清 清
清
掃 掃
掃
芝刈り作業が終わったら、ホースと水道水で洗車し
てください。水圧が高いとシールやベアリングに浸水
しますからノズルは使用しないでください。洗車が
終わったら、トラクションユニットおよびカッティングユ
ニット各部の磨耗・損傷などの点検を行ってください。
ブレーキシャフトアセンブリは、SAE30を塗りつける
か、スプレー式の潤滑剤を使って滑らかな動きの確保
と防錆を行ってください。
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