Operator's Manual

2.キーを「OFF」に回す。安全のためにキーは抜き取る。
3.長期保管する場合には燃料バルブを閉じる。
燃料システムのエア抜き
1.平らな場所に駐車する。燃料タンクに少なくとも半
分以上燃料が入っていることを確認する。
2.燃料フィルタについているプライミング・ポンプを
抵抗が感じられるようになるまで押す(図27)
3.始動キーをSTART位置に回す。エンジンがスムーズ
に回転するようになるまでプライミング・ポンプを
押しつづける。
インタロック・システムの作動を確認する
インタロック・システムは、以下の条件が揃わない限り
エンジンが始動(クランキングも)できないようにする
安全装置です:
走行ペダルがニュートラル位置
機能コントロールがニュートラル位置
インタロック・システムは、以下の条件が揃わない限り
走行を許可しません:
駐車ブレーキがOFF位置
オペレータが着席機能コントロールがニュートラル
位置
機能コントロールが「芝刈り」または「移動走行」
位置
また、機能レバーが「芝刈り」位置以外ではリールを停
止させます。
毎日、以下のチェックを行い、 安全装置の動作を確認し
てください。
1.着席し、 走行ペダルをニュートラル位置とし、機能
コントロールをニュートラル位置とし、駐車ブレー
キを掛ける。走行ペダルを踏み込んでみて踏み込み
が出来なければ正常。 踏み込みが出来るのはスイッ
チの不良であるから直ちに修理する。
2.着席し、走行ペダルをニュートラル位置とし、機能
コントロールをニュートラル位置とし、駐車ブレー
キを掛ける。機能コントロールを「刈り込み」又は
「移動」にしてスタータを作動させる。クランキン
グしなければ正常。 クランキングするのはスイッチ
の不良であるから修理する。
3.走行ペダルをニュートラル位置とし、機能コントロ
ールをニュートラル位置とし、駐車ブレーキを掛け
る。着席してエンジンを始動、機能レバーを「刈り
込み」または「移動走行」にする。エンジンが停止
すれば正常。 停止しなければ直ちに修理する。
4.着席し、走行ペダルをニュートラル位置とし、機能
コントロールをニュートラル位置とし、駐車ブレー
キを掛ける。エンジンを始動し、機能レバーを「芝
刈り」位置として運転席から立ち上がる。エンジン
が停止すれば正常。停止しなければ直ちに修理する。
5.着席し、走行ペダルをニュートラル位置とし、機能
コントロールをニュートラル位置とし、駐車ブレー
キを掛ける。エンジンを始動し、昇降・芝刈りレバ
ーを前に倒してカッティングユニットを降下させ
る。カッティングユニットが降下するがリールは回
転しなければ正常。そうでなければ直ちに修理する。
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図27
1.燃料フィルタ   
2.プライミング・ポンプ
3.ドレン・プラグ
注  意
インタロック・スイッチは運転者の安全を確保する
ための装置であり、取り外したりバイパスさせたり
すると事故を防止できなくなる。
・絶対に取り外したり改造したりしてはならない。
・スイッチ動作を毎日確認し、動作不良があれば必
ず修理してから運転にかかること。
・スイッチは、作動状態に係わらず2年毎に全部交
換する。