Operator's Manual

芝刈り用マークの作成
芝刈り作業時に列を揃えやすいように、#2,#3カッテ
ィングユニットに以下のようなマークを入れておきま
す:
1.各集草バスケットの外側端から約13cmを測る。
2.その位置に白色テープか白ペンキで集草バスケット
の縁と平行に目印を入る(図28)
トレーニング期間
スタ 3250-D で実際にグリーンの芝刈りを
始める前に安全な場所で運転操作に十分慣れておいてく
ださい。 特に機械の始動、停止、カッティングユニット
の昇降動作、旋回などに習熟してください。運転技術に
自信が生まれれば、グリーンズマスター3250 の性能を十
分に生かして頂くことができます。
芝刈りを始める前に
グリーンに異物が落ちていないことを確認し、カップか
ら旗を抜きます。刈り込みの方向を決めます:いつも前
回と反対方向から刈ってやると、芝が一定方向に寝てし
まわないのできれいに刈ることができます。
刈り込みの手順
1.機能レバーを「刈り込み」としてグリーンに入りま
す。グリーンの縁から刈り始め、リボンを敷きつめ
る要領で刈ると、踏圧を最も低く抑え、美しく刈り
上げることができる。
2.集草箱の先端がグリーンの縁に掛かったところで昇
降・芝刈りレバーを倒す。これによりカッティング
ユニットが芝面に下降しリールが回転を始める。
1(後部)カッティングユニットは#23
ニットに遅れて芝に入り、最後に回転を開始しま
す。グリーンを出る時には#1ユニットは最後に
上昇・回転停止します。このタイミングに慣れて
下さい。遅れのタイミングをつかむと、最後の仕
上げ刈りの手間を最小限にすることができます。
3. 行きと帰りでのオーバーラップができるだけ小さく
なるように運転する。隣の列との距離を一定に保っ
て直進するには、機体の前方約2〜3mを視野に捕
らえておくとよい。ハンドルを目印にして距離を合
わせても良い。その場合、ハンドルの縁と本機前方
の目標ラインとを重ねて見ながら運転する。
4.集草バスケットの先端がグリーンの縁を越えるのに
合わせて機能レバーを引く。これによりリールの回
転は停止し、カッティングユニットが上昇する。
のタイミングが悪いとグリーンの縁を刈り込んでし
まうので注意が必要。一方、グリーンの外縁を刈り
残しすぎると後の作業が多くなるので、程よいタイ
ミングを練習する。
重要
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図28
1. 目印
2. 13cm
3. 刈り終わった側
4.マシンの前方約1.83m
程度先に視線を合わせる
と良い。
図29
1. 目印
2. 13cm
3. 刈り終わった側
4.マシンの前方約1.83m
程度先に視線を合わせる
と良い。