Operator's Manual
ベルトの調整
無用の磨耗を防止し、本機が正常に運転できるよう、ベ
ルトの調整を正しくおこなってください。新しいベルト
は取り付け後8運転時間で張りの調整を行います。
エンジン・ベルト(図44)は、クランクシャフト・プーリ
とオルタネータ・プーリの間を1kgで押した時に5mm
程度のたわみがあるのが適正です。
1.調整はオルタネータ固定ボルトをゆるめて行う。
2.調整が終ったらボルトを締める。
バッテリーの手入れ
バッテリー:電圧12v,クランキング電流530A
バッテリーの電解液は常に正しいレベルに維持し、バッ
テリー上部を常にきれいにしておいてください。高温下
で使用すると、涼しい場所に比べてバッテリーは早く放
電します。
25運転時間ごとに電解液の量を点検してください。格納
保管期間中は30日ごとに点検してください。
各セルへは、 蒸留水またはミネラルを含まない水を適正
レベルまで補給します。セルの上限(リング)以上に水
を入れないでください。キャップは換気穴を後ろ(燃料
タンク側)に向けて取り付けます。
バッテリー上部はアンモニア水または重曹水に浸したブ
ラシで定期的に清掃してください。清掃後は表面を水で
流して下さい。清掃中はセル・キャップを外さないでく
ださい。
バッテリーのケーブルは、 接触不良にならぬよう、端子
にしっかりと固定してください。
端子が腐食した場合は、ケーブルを外し(マイナス)端
子側から先に外すこと)、クランプと端子とを別々に磨
き、ケーブルを元通りに取り付け(プラス端子側から先
に取り付けること)、ワセリンを塗布してください
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図44
1.エンジン・ベルト
警 告
バッテリーには鉛や鉛を含む物質が使用されてい
る。鉛はカリフォルニア州ではガンや先天性異常を
引き起こす物質として知られている。バッテリーに
触れた後は手をよく洗うこと。
危 険
電解液には触れると火傷を起こす劇薬である硫酸が
含まれている。
・電解液を飲まないこと。電解液を皮膚や目や衣服
に付けないよう十分注意すること。安全ゴーグル
とゴム手袋で目と手を保護すること。
・万一皮膚に付いた場合すぐに洗浄できるよう、電
解液を取り扱う場所には必ず十分な量の真水を用
意する。
警 告
バッテリーの端子に金属製品や車体の金属部分が触
れるとショートを起こして火花が発生し、それによ
って水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る可能性
がある。
・バッテリーの取り外しや取り付けを行うときには
端子と金属を接触させないように注意する。
・バッテリーの端子と金属を接触させない。
警 告
バッテリー・ケーブルの接続手順が不適切であると
ケーブルがショートを起こして火花が発生し、それ
によって水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る可
能性がある。
・ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス(黒)ケー
ブルから取り外す。
・ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス(赤)ケー
ブルから取り付ける。










