Operator's Manual
リール速度コントロール
リール速度コントロール(図32)で、前後のカッティング
ユニットの回転速度(rpm)を調整することができます。
1番位置は、バックラップ用の位置です。その他の位置
は、刈り込み用の設定位置です。使用方法はマニュアル
の該当個所をご覧ください。
図32
1. リール速度コントロール
座席調整レバー
運転席の左下にあり(図33)、前後18 cm の調整が可
能です。
図33
1. 座席調整レバー
燃料バルブ
燃料バルブ(図34)は燃料タンクの下にあります。保管
時や搬送時にはこのバルブを閉じて下さい。
図34
1. 燃料バルブ(燃料タンクの下)
慣らし運転期間
運転開始直後の8 時間を試運転期間とします。
この期間中の取り扱いは、本機のその後の信頼性を確
保する上で非常に重要ですから、各機能や動作を入念
に観察し、小さな異常でも早期に発見・解決しておいて
ください。また、この期間中はオイル漏れや部品のゆる
みの点検を頻繁におこなってください。
ブレーキの性能を最大限に発揮させるために、実際の
使用前にブレーキの「慣らし掛け」をしておいてくださ
い。まずブレーキを十分に掛けた状態から、本機を芝刈
り速度で運転し、臭いがするまでブレーキを加熱させま
す。この後、必要に応じてブレーキを調整(36 ページ参
照)してください。
始動と停止
始動
重要 以下の場合には燃料システムのエア抜きを実施す
る必要があります:
• 新車を初めて始動する時
• 燃料切れでエンジンが停止した時
•
燃料系統の整備作業、例えばフィルタ交換を行った後
燃料システムのエア抜き(27 ページ)を参照してくださ
い。
重要 エーテルなどの始動補助剤は一切使用しないでく
ださい。
1. 駐車ブレーキが掛かっていること、昇降・芝刈りコン
トロールが解除位置、機能レバーがニュートラル位
置、を確認する。
2 走行ペダルから足を外し、ペダルがニュートラル位置
にあることを確認する。
3. スロットルコントロールをフル・スロットル位置にす
る。