Operator's Manual
4. キーを差し込んで「ON」位置に回し、そのまま、グロ
ーインジ ケータが消える(約6秒後)のを待つ。
5. ランプが消えたらすぐにキーを「START」に回す。エ
ンジンが始動したらすぐにキーから手を放す。キーは
ON 位置に戻る。スロットル・コントロールをスロー位
置とする。
重要 スタータ・モータを10秒間以上連続で使用すると
オーバーヒートする危険があります。10秒間連続で使用
したら、60秒間の休止時間をとってください。
6. エンジンを初めて始動した時、エンジンのオーバーホ
ールを行った後などは、1~2分間の時間を取って前
進後退走行の確認を行う。また、ハンドルを左右一
杯に切って応答を確認する。その後、エンジンを停止
させ(停止手順はこの次の項を参照)、すべての可動
部が停止するのを待ち、オイルもれや各部のゆるみ
がないかを点検する。
停止
1. スロットルをSLOWに戻し、昇降・芝刈りコントロー
ルを解除位置にし、機能レバーをニュートラル位置と
する。
2. キーを左に回して「OFF」位置にする。事故防止のた
め、キーは抜き取っておく。
3. 長期保管する場合には燃料バルブを閉じる。
燃料系統からのエア抜き
1. 平らな場所に駐車する。燃料タンクに少なくとも半分
以上燃料が入っていることを確認する。
2. 燃料フィルタについているプライミング・ポンプを抵
抗が感じられるようになるまで押す(図35)。
3. エンジンを始動し、エンジンがスムーズに回転するよ
うになるまでプライミング・ポンプを押しつづける。
図35
1. 燃料フィルタ
. プライミング・ポンプ
. ドレン・プラグ
インタロック・システムのテスト
• 注意 •
インタロック・スイッチは安全装置であり、これを取り
外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。
• インタロック・スイッチをいたずらしない。
• 作業前にインタロック・スイッチの動作を点検し、
不具合があれば作業前に交換修理する。
• スイッチは、故障の有無に関係なく2年ごとにすべ
て交換する。
インタロック・システムは、オペレータやマシンに潜在的
な危険が存在する状態では運転操作をできないように
しています。
安全のために、以下の条件がそろわないとエンジンを始
動できないようになっています:
• 走行ペダルがニュートラルにセットされている。
• 機能コントロールがニュートラル位置にセットされて
いる。
インタロック・システムは、以下の条件が揃わない限り
走行を許可しません:
• 駐車ブレーキがOFF位置
• オペレータが着席
• 機能コントロールが「芝刈り」または「移動走行」位
置
また、「芝刈り」位置以外ではリールの回転を停止させ
ます。
以下の要領で、毎日インタロックの動作を確認してくだ
さい: