Operator's Manual
0
バッテリーの保管
本機を30 日以上にわたって使用しない場合は、バッテ
リーを取り外して充電しておいてください。バッテリー
は、機体に取り付けて保存しても、別途保存してもかま
いませんが、機体に取り付けて保存する場合は、ケーブ
ルを外しておいてください。温度が高いとバッテリーは
早く放電するので、涼しい場所を選んで保管してくださ
い。バッテリーの凍結を防止するため、フル充電状態
で保管してください。このとき電解液の比重は1.265~
1.229 となります。
ヒューズ
ヒューズは座席下にあります(図55)。
図55
1. ヒューズ
バックラップ作業
• 危険 •
バックラップ中にリールの回転が停止し、また自然に
回転を始める場合がある。バックラップ中にリールに
触れると大けがをする。
• エンジン回転中は絶対にリールの近くに手足を出
さないこと。
• 回転の止まったリールを手や足で回そうとしないこ
と
• エンジン回転中はリールの調整を行わないこと。
• リールが停止してしまった場合は、リールに触れる
前にエンジンを停止すること。
1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを下降さ
せ、エンジンを停止させ、駐車ブレーキを掛けてキー
を抜き取る。
2. 機能コントロールをニュートラル/バックラップ位置と
する。
3. 運転席を倒し、リール回転方向バルブを右に回して、
ボール・スイッチが押し込まれるようにセットする。
4. フロー・コントロール・バルブを6番位置にセットす
る。
5. 全部のカッティングユニットを、バックラップ用に調
整する。
6. エンジンを始動し、機能コントロール・レバーを前に
倒してリールを回転させる。
7. フロー・コントロール・バルブを1番位置にセットす
る。
8. 長い柄のブラシを使ってラッピング・コンパウンドを
塗布しながらラッピングを続ける。
• 注意 •
バックラップ中にリールに触れると大けがをする。
リールその他の可動部に手指、足、衣類等を近づけな
いよう注意すること。
9. バックラップ中にカッティングユニットを調整する必
要が生じた場合は、機能コントロール・レバーを上昇
位置に操作する。エンジンを止める。調整が済んだ
ら、上記4~6の手順を行う。
10.バックラップが終了したら、リール回転方向バルブ
を左一杯に戻し(バックラップ位置から90°左に回
す)、フロー・コントロール・バルブを13位置にセット(
刈高設定 6mm 以下の場合の例)する。
注:ステッカーなどに書かれている注意事項もよく読
んでお守りください。
11.カッティングユニットについているコンパウンドを完
全に洗い流す。
注:さらに詳しい説明が、「Toro リール/ロータリー・モア
のための研磨マニュアル(Form No. 80-300 SL)」に掲
載されています。
注:バックラップが終わったら、ベッドナイフの前端に軽
くヤスリ掛けを行ってください。これによりベッドナイフ
前端に形成されたバリを取り除きます。このとき刃先を
削らないように注意してください。