Operator's Manual

2.燃料タンクのキャップを取る。
3.タンクの天井(給油口の根元)から約1015 mm
まで燃料を入れる。 入れすぎ厳禁。給油が終わった
らキャップをしっかり締める。
4.こぼれた燃料は必ず拭き取る。
冷却システムを点検する
冷却液の容量は 3.4リットルです。
ラジエター・スクリーンとラジエター本体(図19)は毎
日清掃してください。非常にホコリの多い場所で使用し
ている場合には数時間おきに点検清掃(p.30を参照)し
てください。
冷却液は水とエチレングリコール不凍液の50/50混合液を
使用します。毎日の作業前に液量を点検して下さい。
1.平らな場所に駐車する。
.冷却液の量を点検する(図20。タンクのマークの
間まであれば適正(エンジンが冷えている時。
3.量が足りなければ冷却液を補給する。所定の冷却液
(水:エチレングリコール不凍液=5050)を使用
すること。入れすぎないこと。
4.タンクのキャップを閉めて終了。
油圧オイルを点検する
使用する油圧オイルについて
油圧システムはアンチ・ウェア・タイプの油圧作動油を
使用します。出荷時にISO VG 46/48 424油圧オイルを約
21リットル注入していますが、初めての運転の前後には
必ず油量を点検してください。その後は毎日点検してく
ださい。互換性のあるオイルを以下の表に示します。
表に挙げられた以外の銘柄を使用しないでくださ
い。システムを損傷する恐れがあります。
重要
18
19
1.ラジエター・スクリーン   2.ラジエター
20
1.冷却液タンク
危  険
軽油は引火しやすく、条件によっては爆発し、火災
や火傷など重大な事故にいたる可能性がある。保管
や取り扱いに十分注意すること。
・燃料補給は必ず屋外で行い、漏斗などを使ってこ
ぼさない工夫をする。こぼれた燃料はエンジンを
始動させる前に拭き取ること。
・燃料タンクを満タンにしないこと。補給口の根元
から10 15 mm程度の空間を確保し、温度上昇
によって燃料が膨張してもタンクから溢れ出さな
いようにする。
燃料取り扱い中は絶対禁煙とし、火気を近づけ
い。
・安全で汚れのない認可された容器で保存し、容器
注  意
エンジン停止直後にラジエターのキャップを開ける
と、高温高圧の冷却液が吹き出してやけどを負う恐
れがある。
・ラジエターのキャップを開ける時はエンジンが十
分に冷えていることを確認すること。
・キャップを開ける時はウエスなどを使い、高温の
水蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。