Operator's Manual

2.注油口からキャップを外して量を点検する。給油口
についているスクリーン(図21)の底部までオイル
があれば適正。
3.油量が少なければ補給する。銘柄を確認し、入れす
ぎないように注意する。
オイルタンクに異物が入らないように注意してく
ださい。新しいオイルの缶に穴を開ける時には、
缶の上部をきれいに拭いてください。
4.キャップを締め、こぼれたオイルを拭いて終了。
フィルタ/セパレータから水を抜く
燃料フィルタ/水セパレータは毎日点検し、少しでも水が
たまっていれば必ず抜いてください。警告ランプが点灯
した場合にも水抜きを行ってください。
1.平らな場所に駐車し、エンジンを停止する。
2.フィルタ/セパレータの下に容器をおく。
3.フィルタ/セパレータのドレン・プラグを開き、たま
っている水を出す。必要ならプライミング・ポンプ
を使う(図22。水抜きが終わったらドレンを確実
に閉める。
4.エンジンを始動し、警告ランプが消えているのを確
認、リークがないか点検する。
:水は軽油に混じって出てきますから、必ず容器に受
けて適切に処分してください。
タイヤ空気圧を点検する
タイヤは空気圧を高めに設定して出荷しています。運転
前に正しいレベルに下げてください。適正圧は:
前輪 0.56 0.8 kg/cm
2
55.282.7kPa
後輪 0.561.05 kg/cm
2
55.2103.4kPa
です。
リールとベッドナイフのすり合わせを点検する
前日の調子に係わりなく、毎日の仕業点検の一つとして
必ず点検してください。リールとベッドナイフの全幅に
わたって軽い接触があればOKです。(カッティングユニ
ット・マニュアル,「リールとベッドナイフの調整」の
項を参照してください。
ホイール・ナットのトルクを点検する
適正トルクは9.712.4kg.m
初めて運転を開始してから1〜4時間で初回点検を行
い、その後は200運転時間ごとに点検してください。
重要
20
警  告
ホイール・ナットのトルク締めを怠ると車輪の脱落
や破損から人身事故につながる恐れがあるので十分
注意する。
運転開始後1〜4時間で1回、また、10時間で1回、
ホイール ナットのトルク締めを行う(9.612.4
kg.m。その後は200運転時間ごとにこの作業を行
う。
21
1.油圧オイルタンクのキャップ   2.スクリーン
22
1.燃料フィルタ
/
水セパレータ  3.ドレン・プラグ
2.プライミング・ポンプ