Operator's Manual
6.リール速度セレクタを1にセットする
(図56)。
7.機能コントロール・レバーをニュートラル
位置にして、昇降刈り込みコントロールを
前に倒すとリールが回転してバックラップ
が始まる。
8.長い柄のブラシを使ってラッピング・コンパ
ウンドを塗布しながらラッピングを続ける。
柄の短いブラシは絶対に使用しないこと。
9.リールが停止したり回転にムラがある場合
は、速度設定を上げて回転を安定させてか
らもとの速度(或いは希望速度)に戻す。
10.バックラップ中にカッティングユニットを
調整する必要が生じた場合は、昇降刈り込
みコントロールを後ろに引き、エンジンを
停止させて、調整を行う。調整が終ったら
4~8を行う。
11.バックラップするユニット全部に上記手順
を行う。
12.バックラップが終了したら、バックラップ・
レバーをF位置に戻し、運転席を元にもど
して固定し、カッティングユニットに付い
ているコンパウンドを完全に落とす。必要
に応じてリールと下刃の間隔を調整する。
リール回転速度コントロールを、希望の速
度位置にセットする。
重 重
重
要 要
要
バ バ
バ
ッ ッ
ッ
ク ク
ク
ラ ラ
ラ
ッ ッ
ッ
プ プ
プ
・ ・
・
レ レ
レ
バ バ
バ
ー ー
ー
F F
F
位 位
位
置 置
置
に に
に
戻 戻
戻
さ さ
さ
な な
な
い い
い
と と
と
、 、
、
カ カ
カ
ッ ッ
ッ
テ テ
テ
ィ ィ
ィ
ン ン
ン
グ グ
グ
ユ ユ
ユ
ニ ニ
ニ
ッ ッ
ッ
ト ト
ト
の の
の
上 上
上
昇 昇
昇
な な
な
ど ど
ど
の の
の
操 操
操
作 作
作
を を
を
す す
す
る る
る
こ こ
こ
と と
と
が が
が
で で
で
き き
き
ま ま
ま
せ せ
せ
ん ん
ん
。 。
。
油 油
油
圧 圧
圧
系 系
系
統 統
統
の の
の
整 整
整
備 備
備
油 油
油
圧 圧
圧
オ オ
オ
イ イ
イ
ル ル
ル
と と
と
フ フ
フ
ィ ィ
ィ
ル ル
ル
タ タ
タ
の の
の
交 交
交
換 換
換
整 整
整
備 備
備
間 間
間
隔 隔
隔
: :
:
使用開始後最初の50時間
800運転時間ごと
オイルが汚染されてしまった場合は油圧系統全
体を洗浄する必要がありますのでトロ代理店に
ご連絡ください。汚染されたオイルは乳液状に
なったり黒ずんだ色なったりします。
1.フィルタ容器の周辺をウェスできれいにぬ
ぐう(図57)。フィルタの下に廃油受けを置
いてフィルタを外す。
注 注
注
オイルを抜かずにフィルタのみを交換す
る場合には、フィルタに入るラインに栓を
してください。
図 図
図
57 57
57
1.油圧オイル・フィルタ
2.フィルタにオイルを入れ、ガスケットをオ
イルで湿し、ガスケットがフィルタヘッド
に当たるまで手で回し入れる。その状態か
らさらに3/4回転締め付ける。これでフィ
ルタは十分に密着する。
3.タンクに油圧オイルを入れる。容量は約
21リットルである。「油圧オイルを点検
する」を参照。
4.エンジンを始動させ、3~5分間のアイドリ
ングを行ってオイルを全体に行き渡らせ、
内部にたまっているエアを逃がす。
5.機械を停止させ、油圧オイルの量を点検し、
必要に応じて補給する。
6.廃油は適切な方法で処理する。
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