Form No. 3367-466 Rev B Greensmaster ® 3250-D 2 輪 駆 動 ト ラ クションユニット 04383— —シ リ ア ル 番 号 311000001 以 上 モ デ ル 番 号 04383 製品の登録は: www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています; 詳細については、DOC シート(規格適合証明書) をご覧ください。 警告 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 カリフォルニア州では、ディーゼル・ エンジンの排気ガスやその成分には発癌 性や先天性異常の原因となる物質が含ま れているとされております。 図1 1.
目次 保守 ....................................... 推奨される定期整備作業 .................... 始業点検表 ............................ 潤滑 ..................................... ベアリングとブッシュのグリスアッ プ .................................. エンジンの整備 ............................ エアクリーナの整備 ..................... エンジンオイルとフィルタの交換 .......... スロットルコントロールの調整 ............ アイドル速度の調整 ..................... 燃料系統の整備 ............................ 燃料フィルタ・水セパレータ............... 燃料ラインとその接続 ................... 電気系統の整備 ............................ バッテリーの整備 ...
安全について ◊ オペレータやユーザーは自分自身や他の 安全に責任があり、オペレータやユー ザーの注意によって事故を防止すること ができます。 CEN安 安 全 規 格 EN 836:1997 836:1997、 、 ISO ISO規 規格 こ の 機 械 は CEN 5395:1990お およ び ANSI ANSI規 規格 B71.4-2004 B71.
• • • • • • • • • • • • • – 斜面を横切りながらの作業は、そのような作 業のために設計された芝刈機以外では絶対 行わないこと。 隠れて見えない穴や障害物に常に警戒を怠らな いようにしましょう。 道路付近で作業するときや道路を横断するとき は通行に注意しましょう。 移動走行を行うときはリールの回転を止めて ください。 アタッチメントを使用するときは、排出方向に 気を付け、人に向けないようにしてください。ま た作業中は機械に人を近づけないでください。 ガードが破損したり、正しく取り付けられてい ない状態のままで運転しないでください。イン タロック装置は絶対に取り外さないこと、ま た、正しく調整してお使いください。 エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジン の回転数を上げすぎたりしないでください。規 定以上の速度でエンジンを運転すると人身事故 が起こる恐れが大きくなります。 運転位置を離れる前に: – 平坦な場所に停止する; – PTOの接続を解除し、アタッチメントを下降 させる; – ギアシフトをニュートラルに入れ、駐車ブ レーキを掛ける; – エンジンを止め、キーを抜き取る
• 運転には十分な注意が必要です。転倒や暴走事故 • 修理作業に掛かる前にバッテリーの接続を外し を防止するために以下の点にご注意ください: てください。バッテリーの接続を外すときには マイナスケーブルを先に外し、次にプラスケー ブルを外してください。取り付けるときにはプ ラスケーブルから接続します。 – サンドトラップや溝・小川などに近づかな いこと。 – 急旋回時や斜面での旋回時は必ず減速してく ださい。急停止や急発進をしないこと。 • リールの点検を行うときには安全に十分注意し てください。ブレードを取り扱う時には必ず手 袋を着用したり布で包むなどして、安全に十 分注意してください。 – 道路付近で作業するときや道路を横断すると きは周囲の交通に注意する。常に道を譲る心 掛けを。 • 可動部に手足を近づけないよう注意してくださ い。エンジンを駆動させたままで調整を行うの は可能な限り避けてください。 – 下り坂ではブレーキを併用して十分に減速 し、確実な車両制御を行うこと。 • バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の • 作業中の安全を確保するため、カッティングユ 良い場所で行
してください。駐車ブレーキを掛け、そして、 エンジンを止め、キーを抜き取ってください。 • マシンから離れる時には、必ず、カッティング ユニットを完全に上昇させ、リールの停止を確 認し、キーを抜き取り、駐車ブレーキを掛け てください。 す; ただしこの数値には不確定値(K)1 dBA が 含まれています。 音圧レベルの確認は、EC規則 836 に定める手順に 則って実施されています。 振動レベル 保守整備と格納保管 腕および手 • 油圧系統のラインコネクタは頻繁に点検してく • • • • • • • • ださい。油圧を掛ける前に、油圧ラインの接続 やホースの状態を確認してください。 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油 が高圧で噴出していますから、手などを近づけな いでください。リークの点検には新聞紙やボー ル紙を使い、絶対に手を直接差し入れたりしな いでください。高圧で噴出する作動油は皮膚を 貫通し、身体に重大な損傷を引き起こします。 油圧系統の整備作業を行う時は、必ずエンジン を停止し、カッティングユニットを下降させてシ ステム内部の圧力を完全に解放してください。 燃料ラインにゆ
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損し たりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 115-3028 93–8068 1. 93-6681 ステアリング・アームのロックおよびロック解除方法について はオペレーターズマニュアルを読むこと。 1. ファンによる手足の切断の危険: 可動部に近づかないこと。 93-6689 1. 93–6686 1. 油圧オイル 2. オペレーターズマニュアル を読むこと。 93–9051 1.
107-9529 1. エンジン始動 6. リール上昇 11. ヘッドライト OFF 2. エンジン予熱/ON 7. オーバーヒート時の緊急始 動ボタン 12. モード・レバー 3. エンジン停止 8. エンジン冷却液温度 4. オペレーターズマニュアル 9. 燃料への水混入警告灯 13. 14. 移動走行位置 刈り込み位置 ヘッドライト ON 15. ニュートラル: バックラップ 時の設定位置 16. 17. スロットル - 低速 スロットル - 無段階調整 18. スロットル - 高速 を読むこと。 5. リール下降して回転。 10. 117–2718 93-7275 30631)) ( モ デ ル 30630 お よ び 30631 104–7729 1. 警告: 整備作業前にマニュ アルを読むこと。 2. 手足や指のけがや切断の 危険: エンジンを止め、各 部の完全停止を待つこと。 9 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 2.
6-5976 1. 冷却液の噴出に注意。 3. 警告:表面が熱い。触れな いこと。 2. 爆発の危険オペレーターズ マニュアル を読むこと。 4. 警告 — オペレーターズマ ニュアル を読むこと。 117–9536 93-8062 1. ブレーキを解除するには、 ラッチが落ちるまでペダル を踏み込む。 2. 駐車ブレーキの解除手順: ペダルを踏み込む。 3. 駐車ブレーキロック 10 1. 警告: 聴覚保護具を着用のこと。 2. 警告:オペレーターズマニュアル を読むこと; 必ず講習を受け てから運転すること。 3. 手や足のけがや切断の危険: 可動部に近づかないこと; す べてのガード類を正しく取り付けて使用すること。 4. 転倒する危険:旋回開始前に十分に速度を落とすこと; 高 速でターンしないこと。 5. 異物が飛び出す危険:人を近づけないこと。 6.
バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります 117–9537 CE 諸 国 で 117-9536 に 代 え て 使 用 す る . 1. 爆発の危険 6. バッテリーに人を近づけな いこと。 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこ と。 7. 保護メガネ等着用のこと: 爆発性ガスにつき失明等 の危険あり 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと 9. 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 * この安全ステッカーには、ヨーロッパの芝刈り機安全規格 EN 836:1997 に 適合するために必要な、斜面での運転に関する注意事項が記載されています。ここに記載 5. されている斜面の角度は、この規格で記述され、また要求されている控えめな角度です。 1. 警告: 聴覚保護具を着用のこと。 2. 警告:オペレーターズマニュアル を読むこと; 必ず講習を受け てから運転すること。 3.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 内容 数量 用途 ホイール・ハブ ホイール・ナット 車輪 ホイール・ボルト ロックナット スペーサ 運転席 ナット(5/16 インチ) 1 4 1 1 1 2 1 4 必要なパーツはありません。 – ボルト(1/4 x 5/8 インチ) ナット(1/4 インチ) 芝削り防止ローラ プル・リンク・アセンブリ ローラ・シャフト スペーサ ワッシャ ロックナット, 3/8-16 2 2 2 2 2 2 4 2 必要なパーツはありません。 – 必要なパーツはありません。 – オフセット・リフト・フック ボルト, M10–1.
手順 内容 数量 1 12 オペレーターズマニュアル (トラクション ユニット) エンジンのオペレーターズマニュアル (エ ンジン) パーツカタログ オペレータのためのトレーニング資料 納品前検査証 運転音認証証明書 認証証明書 始動キー 用途 1 1 1 1 1 1 2 運転を始める前にマニュアルを読み、ト レーニング資料をご覧下さい。 注 グリーンズマスター 3250-D へのカッティングユ ニットの取り付けに必要な部品はカッティングユ ニットに付属しています。 1 後輪を取り付ける この作業に必要なパーツ 1 ホイール・ハブ 4 ホイール・ナット 1 車輪 1 ホイール・ボルト 1 ロックナット 2 スペーサ 図3 1. 後車輪 4. 後キャスタ・フォーク 2. 3. ハブ ナット 5. 6. ホイール・ボルト スペーサ(2個) 6.
1. 出荷用カートンの合板のベースに固定されて いるシート・スライドを取り出す。取り外した ロックナットは廃棄する。 2. シートスイッチにワイヤハーネスを接続する。 3. 付属部品のロックナット(5/16 in.)で、運 転席とシート・パネルとシートスライドをサ ポートに固定する(図 4)。 図5 1. 3. キャップ 各セルに慎重に電解液を満たす。電極板が6mm 程度水没するぐらいが適当 (図 6)。 図4 1. 運転席の支持棒 2. シート・スライド 図6 1. 3 4. バッテリー液を入れて充電する 充電中は爆発性のガスが発生する。 手順 充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに 火気を近づけない。 バッテリーに補給する電解液は必ず比重 1.265 の ものを使用してください。 5. 充電器に接続し、充電電流を 2~4 A にセッ トする。液温 16°Cのときの電解液の比重が 1.250 になり、全部のセルから泡が十分に立 つようになるまで、充電電流 4A で2時間程 度、または充電電流 2A で4時間程度、充電を 行う。 6.
ンテナンスフリーですので、通常は水の補給 もほとんど必要ありません。 警告 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 バッテリーの電極部や端子などの部分に は鉛や鉛含有物質が含まれており、カリ フォルニア州では、これらの物質が癌や 先天性異常の原因となるとされている。 取り扱い後は手を洗うこと。 図7 1. マイナス(-) 2. プラス(+) 警告 バッテリーの端子に金属製品やトラクタの 金属部分が触れるとショートを起こして火 花が発生する。それによって水素ガスが爆 発を起こし人身事故に至る恐れがある。 4 バッテリーを取り付ける • バッテリーの取り外しや取り付けを行 うときには、端子と金属部を接触させ ないように注意する。 この作業に必要なパーツ • バッテリーの端子と金属を接触させな い。 ボルト(1/4 x 5/8 インチ) 2 ナット(1/4 インチ) 手順 警告 1. バッテリーの電解液充填と初期充電を適 切な方法で行わないと、バッテリーから ガスが発生したり、バッテリーの寿命が 短くなったりする。 7.
警告 5 バッテリーの端子に金属製品やトラクタの 金属部分が触れるとショートを起こして火 花が発生する。それによって水素ガスが爆 発を起こし人身事故に至る恐れがある。 前ローラを取り付ける • バッテリーの取り外しや取り付けを行 うときには、端子と金属部を接触させ ないように注意する。 2. この作業に必要なパーツ 2 芝削り防止ローラ • バッテリーの端子と金属を接触させな い。 2 プル・リンク・アセンブリ 2 ローラ・シャフト スタータからの赤い(+)ケーブルを(+) 端子に固定する(図 8)。レンチで締め付け て固定し、ワセリンを塗布する。ケーブルが 擦れて磨耗するような配線はさける。座席の 最後部でケーブルを傷つけることがあるので 特に注意すること。 2 スペーサ 4 ワッシャ 2 ロックナット, 3/8-16 手順 1.
6 7 キャリア・フレームのローラを調 整する オイル・クーラ(オプション) 必要なパーツはありません。 必要なパーツはありません。 手順 手順 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニット のキャリア・フレームを床まで下降させる。 2. キャリア・フレームのローラと床との間に 13 mm のすき間があることを確認する。 3. 調整が必要な場合には、キャリア・フレーム のストップねじ(図 10)についているジャ ムナットをゆるめ、ストップねじの高さを変 えてキャリア・フレームの高さを調整する。 調整ができたらジャムナットを締めて調整を 固定する。 周囲温度が 20 ℃~49 ℃になるような環境で使用す る場合や、大きな負荷の掛かる使い方(フェアウェ イ刈りに使用する、バーチカッターを取り付けて使 用するなど)をする場合には、油圧オイル・クーラ キット(P/No.
A. カウンタ・ウェイトをカッティングユニッ トの左側に固定しているボルト(2本) を外す。カウンタ・ウェイトを取り外す (図 13)。 図 11 1. 1. ここを支える(支えは図示 せず) 2. ベッド・バー調整ネジ(2) カッティングユニットをカートンから取り出 す。同梱のカッティングユニット用 オペレー ターズマニュアルに従って、希望の設定に組 み立て、調整を行う。 調整には本機に付属の 刈高ゲージを使用する。 2. 図 13 M10–1.5 ボルト(2 本)を使用して、カッティ ングユニット上部にオフセット・リフト・フッ ク(図 12)を取り付ける。各ボルトを 3.46~ 4.15 kg.m にトルク締めする。(34–40 Nm). オ フセット・リフト・フックは、フックを前に 向けて取り付ける。 1. カウンタ・ウェイト B. カッティングユニット右側のベアリング・ ハウジングについているプラスチック製 のプラグを外す(図 14)。 注 カッティングユニットのカバーは保 管してください。ユニットを取り外した 時、ベアリングを汚れから保護するのに 必要です。 C.
D. 駆動カップラをリール・チューブに固定し ているスナップ・リングを取る(図 15)。 駆動カップラを取り外す。 図 16 1. 6. カッティングユニットをプル・フレームの下に 引き入れ、吊り輪を昇降アームに引っかける。 7. ボールジョイントのレシーバのスリーブを後ろ にずらし、レシーバをカッティングユニット のボールスタッドに嵌め合わせる(図 17)。 図 15 1. 4. 5. スナップ・リング 2. ボール・スタッド 駆動カップラ E. 駆動カップラの内面にグリスを塗る。駆 動カップラを、カッティングユニットの リール・チューブの左端に取り付け、ス ナップ・リングで固定する。 F. 先ほど取り外した六角ネジ2本を使って、 カッティングユニットの左側にモータ取り 付ける。キャップスクリュを 1.66~2.07 kg.m にトルク締めする。(16–20 Nm). G.
図 18 1. 11. ネジ 2. 図 19 リール・モータ ハンドグリスガンでカッティングユニット両 端のくぼみにグリス(リチウム系汎用2号) を注入する。 12. リールモータのシャフトのスプライン部にグリ スを塗布する。モータを取り付け穴に正対さ せ、時計方向にひねってスタッドを一回かわ し、次に左回りにひねって、キャップスクリュ にフランジをしっかりと掛ける(図 18)。 13. 取 り 付 け ボ ル ト を 締 め 付 け る 。 (図 18)。 4. チェーン・リンク 5. 22 mm 1. 移動走行プレート 2. 調整ネジ 3. 移動走行プレート取り付け ねじ 9 移動走行時の高さを調整する 必要なパーツはありません。 図 20 手順 移動走行時の高さ(図 19 と 図 20)を点検し、必 要に応じて調整します。 1. 平らな場所に駐車する。 2.
10 リア・バラストを搭載する この作業に必要なパーツ 18 kg 塩化カルシウム(別途調達のこと) 手順 本機は、後輪に塩化カルシウム18 kg を搭載する とANSI B 71.4-2004 および EN 836 規格を満たし ます。 図 21 1. 移動走行プレート 2. 調整ネジ 3. 移動走行プレート取り付け ねじ 重要 塩化カルシウムを搭載してターフで作業中に 万一パンクした場合は、直ちにマシンをターフの外 へ退避させてください。そして、ターフへの被害を 防止するため、塩化カルシウム液がこぼれた場所に 十分な散水を行ってください。 4. オフセット・リフト・フック 5. 25 mm 4. 移動走行プレート取り付けねじをゆるめる (図 19 と 図 20 と 図 21)。 5. カッティングユニットを移動走行位置に上昇 させる。 11 EU 諸 国 用 ス テ ッ カ ー を 貼 付 す る 重要 リール・モータをホルダー(フレーム)に 入れたままでサスペンションを「移動走行」 位置にしないでください。モータやホースが 破損する恐れがあります。 6.
製品の概要 12 各部の名称と操作 マニュアルを読みトレーニング資 料を見る 走行ペダル 走行ペダル(図 22)は3つの機能があります;前 進、後退、停止です。ペダル前部を踏み込むと前 進、後部を踏み込むと後退です。前進中に後退位置 に踏み込むと素早く停止することができます。ペダ ルから足をはなせばニュートラル位置となり、車両 は停止します。足を休めるつもりで前進中にかかと をペダル後部に乗せないでください(図 23)。 この作業に必要なパーツ 1 オペレーターズマニュアル (トラクションユニット) 1 エンジンのオペレーターズマニュアル (エンジン) 1 パーツカタログ 1 オペレータのためのトレーニング資料 1 納品前検査証 1 運転音認証証明書 1 認証証明書 2 始動キー 手順 1. マニュアルを読む。 2. オペレータ用トレーニング資料を見る 3. 安全な場所に書類を保管する。 図 22 1. 走行ペダル 2. ブレーキペダル 3.
アワー・メータ となります。ペダルをもう一度踏み込むと解除しま す。本機を離れるときには必ず駐車ブレーキを掛け る習慣をつけてください。本機を離れるときには必 ず駐車ブレーキを掛けてください。 アワー・メータ(図 24)は、本機の積算運転時間を 表示します。始動スイッチをON 位置にすると作 動を開始します。 スロットルコントロール 始動スイッチ スロットルコントロール(図 24)は、エンジンの回 転速度をコントロールします。FAST の方へ動かすと エンジンの回転数(rpm)が増加し、SLOW 方向へ動 かすと遅くなります。走行速度は以下の通りです: • 刈り込み時前進速度: 3~8 km/h • 移動走行時最高速度: 14 km/h • 後退走行時速度: 4 km/h スイッチ(図 24)にキーを差し込んで右いっぱい (Start 位置)に回すとエンジンが始動します。エ ンジンが始動したらキーから手を放すと、キーは自 動的に「ON」位置に動きます。エンジンを停止する ときは、キーを左に回して「OFF」位置にします。 ハンドルアームの固定レバー 注 スロットル・コントロールでエンジンを停止さ
(図 24)を押し続けたままでエンジンを始動して 車両を緊急移動することができます。 注 このボタンから手を離すとエンジンは停止しま す。このボタンは緊急時に限り、ごく短時間だけ使 用するようにしてください。 バックラップ・レバー バックラップ・レバー(図 25)は、回転許可・禁止 レバー(ジョイスティック)およびリール回転速 度コントロールと連動し、リールをバックラップ するときに使用します。 図 26 1. 燃料バルブ 図 25 1. バックラップ・レバー 2. 座席調整レバー 燃料バルブ(図 27)は燃料タンクの下にあります。 保管時や搬送時にはこのバルブを閉じて下さい。 リール速度コントロール リール速度コントロール リール速度コントロール(図 25)は、リールの回 転速度(rpm)を調整します。 座席調整レバー 運転席の左下にあり(図 26)、前後 18 cm の調整 が可能です。 図 27 1.
仕様 運転操作 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があ ります。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 刈幅 ホイール・トレッド 128 cm ホイールベース 123 cm 全長(バスケットを含む) 238 cm 全幅 173 cm 全高 128 cm リールをふくめた純重量(8枚刃 4本ボルト) 安全第一 150cm このマニュアルに掲載されている安全上の注意事項 をきちんと読んでください。オペレータや周囲の人 を事故から守る重要な情報が掲載されています。 目、耳、手足などに対する防護を行うことをお奨 めします。 注意 この機械の運転音は、オペレータの耳の位置で 85 dBA と な り 、 長 時 間 使 用 し つ づ け る と 聴 覚 に障害を起こす可能性があります。 608 kg アタッチメントとアクセサリ 運転に際しては聴覚保護具を使用すること。 トロが認定した各種のアタッチメントやアクセ サリがそろっており、マシンの機能をさらに広げ ることができます。 詳細は弊社の正規サービス ディーラ、または代理店へお問い合わせください。 www.
重要 オイル量は 8 運転時間ごと又は毎日点 50時 時間 で エ ン ジ 検 し て く だ さ い 。 運 転 開 始 後 50 ン ・ オ イ ル の 初 回 交 換 を 行 い 、 そ の 後 は 、 150 運転時間ごとにオイルとフィルタを交換して ください。ホコリのひどい場所で使用する場 合には、より頻繁なオイル交換が必要です。 口のキャップを取り、ディップスティックの FULLマークまで ゆっくりと 補給する。補給す るときは、ディップスティックで確認しながら 入れ す ぎ な い こ と 。 少量ずつ入れてください。入 重要 エンジン・オイルを補給するときには、 ディップスティックを抜いておいてくださ い。Wエンジン・オイルを補給する時には、補 28に に示 す 給 口 と ジ ョ ウ ゴ な ど の 間 に 必 ず 図 28 ようなすき間が必要です。これは補給の際に 通気を確保し、オイルがブリーザ内部に侵入 しないようにするためです。 5.
• 混合後の成分構成が ASTM D975 または EN 590 に適合していること。 • バイオディーゼル混合燃料は塗装部を傷める可 能性がある。 • 気温の低い場所でバイオディーゼル燃料を使う 場合には、B5(バイオディーゼル成分が5%)ま たはそれ以下の製品をお使いください。 図 30 • 時間経過による劣化がありうるので、シール部 分、ホース、ガスケットなど燃料に直接接する 部分をまめに点検すること。 1. • バイオディーゼル燃料に切り換えた後に燃料 フィルタが詰まる場合がある。 • バイオディーゼルについて更に詳しい情報は、 2. 燃料タンクのキャップを取る。 3. 給油は燃料タンクの首の根元から 6~13 mm 入れ す ぎ な い こ と 。 給油が終 下までとする。入 わったらキャップを締める。 4. こぼれた燃料はふき取る。 代理店にお問い合わせください。 危険 燃料は非常に引火・爆発しやすい物質である。 発火したり爆発したりすると、やけどや火災な どを引き起こす。 燃料タンクのキャップ 冷却系統を点検する 冷却システムの容量は 3.
注 不適切なオイルの使用による損害については弊社 は責任を持ちかねますので、品質の確かな製品をお 使い下さる様お願いいたします。 注意 エンジン停止直後にラジエターのキャップを開 けると、高温高圧の冷却液が吹き出してやけ どを負う恐れがある。 • エンジン回転中はラジエターのふたを開け ないこと。 • キャップを開けるときはウェスなどを使 い、高温の水蒸気を逃がしながらゆっくり と開けること。 1. 平らな場所に駐車する。 2. 冷却液の量を点検する(図 32)。エンジンが 冷えている状態で、補助タンク側面について いる 2 本のマークの間にあれば適正である。 高粘度インデックス/低流動点アンチウェア油圧作動液, ISO VG 46 物性: cSt @ 40°C 44 - 48 粘度, ASTM D445 cSt @ 100°C 7.9 - 8.
て、通常のオイルから生分解オイルに変更する場合 には、所定の内部洗浄手順を守ってください。くわ しくは Toro 代理店にご相談 ください。 3. 量が不足している場合には、適切なオイル を、補給口の首の根元部分までゆっくりと補 入れ す ぎ な い こ と 。 給する。入 重要 油圧回路の汚染を防止するため、オイル の缶を開ける前に、缶のふたの表面をきれに 拭ってください。また、給油ホースやロート なども汚れがないようにしてください。 注 生分解オイルを使用する時には、オイル・クーラ・ キット(P/N 104-7701)を取り付けてください。 この生分解オイルは82°Cを超えると分解しやす くなります。 4.
リールとベッドナイフの摺り合わ せを点検する 「燃料系統からのエア抜き」を参照してください。 重要 始動補助剤(エーテルなど)を使用しない でください。 前日の調子に関係なく、毎日、芝刈り作業を行う前 に、各カッティングユニットのリールとベッドナイ フの接触状態を点検してください。カッティングユ ニットの全長にわたってリールとベッドナイフと がごく軽く接触している必要があります。「カッ ティングユニット」の「リールとベッドナイフの 摺り合わせの調整」の項を参照。 ホイールナットのトルクを点検する 1. 駐車ブレーキが掛かっていること、昇降刈り 込みコントロールが解除されていること、機 能コントロールがニュートラルであることを 確認する。 2. 走行ペダルから足を外し、ペダルがニュート ラル位置にあることを確認する。 3. スロットルを SLOW 位置にする。 4. キーを差し込んでON位置に回す。グロー・プ ラグ・ランプが消えるまでキーを ON 位置に保 持する(約 6 秒間)。 5.
態で走行ペダルを踏んでみる。インタロックに よりペダルが動かないのが正常。動くのはイン タロックの故障であるから直ちに修理する。 2. 着席し、走行ペダル「ニュートラル」位置、 モードレバー「 ニュートラル」位置、駐車ブ レーキが掛かっていることを確認する。この 状態からモードレバーを「芝刈り」または 「移動」走行位置に切り換えてエンジンを始 動してみる。エンジンが始動できないのが正 常。動くのはインタロックの故障であるから 直ちに修理する。 3. 着席し、走行ペダル「ニュートラル」位置、 モードレバー「 ニュートラル」位置、駐車ブ レーキが掛かっていることを確認する。この 状態からモードレバーを「芝刈り」または 「移動」走行位置に切り換える。エンジンが 停止すれば正常。動くのはインタロックの故 障であるから直ちに修理する。 4.
図 36 4. リールの速度を設定するには、ノブ(図 37) を回して、ノブの矢印を、所定の番号に合わ せる。 図 38 1. 目印 3. 2. 約12.7cm 4. 1.8~3 m程度先に視線を合 わせると良い 刈り終わった側 トレーニング期間 実際にグリーンの芝刈りを始める前に安全な場所 で運転操作に十分慣れておいてください。特に機 械の始動、停止、カッティングユニットの昇降動 作、旋回などに習熟してください。運転技術に自信 が生まれれば、機械の性能を十分に生かして頂く ことができます。 図 37 1.
3. 候や芝状態を考慮すること、刈りの方向を変 えることが大切です。旗を戻して終了です。 行きと帰りでのオーバーラップができるだけ小 さくなるように運転します。グリーン内をぶれ ずにきれいに直進し、刈り込みの済んだ列との 距離を一定に保って走るためには、車体前方 1.
があります。長い距離を移動しなければならない場 合にはトレーラなどを使用してください。 1. 油圧ポンプについているバイパス・バルブ (図 40)の溝が「縦」になるようにバルブ を回転させる。 図 40 1. 2.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 1 時間 • ホイールナットのトルクを点検する。 使用開始後最初の 8 時間 • オルタネータ・ベルトの張りを点検する。 使用開始後最初の 10 時間 • ホイールナットのトルクを点検する。 使用開始後最初の 50 時間 • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 • 油圧フィルタを交換する。 • エンジンの回転数を点検する(アイドル回転とフル・スロットル)。 使用するごとまたは毎日 • エンジンオイルの量を点検する。 • ラジエター・スクリーンとレジエター部分を清掃してください。 ほこりの多い環境で使用し ているときは 1 時間おきに点検してください。 • 油圧オイルの量を点検してください。 • リールとベッドナイフの摺り合わせを点検する。 • 油圧ラインとホースを点検する。 25運転時間ごと • バッテリー液の量を点検する。 (格納中は30 日ごとに点検します。) 50運転時間ごと • ベアリングとブッシュのグリスアップを行う (ほこりや砂のひどい場所で使用する場
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 土 インタロックの動作を点検す る。 計器類の動作 ブレーキの動作 燃料フィルタ・水セパレータを 点検する。 燃料残量 エンジン・オイルの量を点検 する。 スクリーンとラジエターを清掃 する。 エア・フィルタを点検する。 エンジンからの異常音 リールとベッドナイフの摺り合 わせを点検する。 油圧ホースの磨耗損傷を点 検。 オイル漏れなど。 タイヤ空気圧を点検する。 刈高の調整具合を点検する。 グリスアップ。 1 走行、ブレーキの各リンクの潤 滑を行う。 塗装傷のタッチアップ修理を 行う。 1.
潤滑 ベアリングとブッシュのグリスアッ プ 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと (ほこりや砂のひどい 場所で使用する場合は、より頻繁 に) 定期的に、全部のベアリングとブッシュにNo.2汎用 リチウム系グリスを注入します。通常の使用では 50 運 転 時 間 ご と に ベアリングとブッシュのグリス アップを行います。ブロアを水洗いしたときは整備 間隔に関係なく直ちにグリスアップしてください。 図 42 • 走行ペダルのピボット(1ヶ所; 図 43) グリスポイントは以下のベアリングとブッシュ部 分です: • 後ホイール・ハブ(1ヶ所; 図 41) 図 43 図 41 1. 異物を押し込んでしまわないよう、グリスニッ プルをきれいに拭く。 2. グリスガンでグリスを注入する。 3. はみ出したグリスはふき取る。 4. カッティングユニットを外した時にはリール モータのスプラインシャフトと昇降アームと にグリスを塗布する。 5.
エンジンの整備 フィルタをボディー内部にしっかり取り付け る。エレメントの外側のリムをしっかり押さ えて確実にボ ディーに密着させる。フィルタ の真ん中の柔らかい部分を持たないこと。 エアクリーナの整備 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 4. カバーについている異物逃がしポートを清掃 する。カバーについているゴム製のアウト レットバルブを外し、内部を清掃して元通り に取り付ける。 5. アウトレット・バルブが下向き(後ろから見 たとき、時計の5:00と7:00の間になるように) カバーを取り付ける。 • エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がない か点検してください。破損していれば交換して ください。吸気部全体について、リーク、破 損、ホースのゆるみなどを点検してください。 • 非常にほこりの多い場所で使用していてエンジ ンの能力の低下が認められる場合には、200運 転時間よりも短い間隔で整備を行なってくださ い。早めに整備を行っても意味がありません。 むしろフィルタを外したときにエンジン内部に 異物を入れてしまう危険が大きくなります。 6.
燃料系統の整備 燃料フィルタ・水セパレータ 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと フィルタの整備 1. 燃料タンクの下にある燃料バルブ(図 46) を閉める。 図 45 1. スロットル・ケーブル 3. 速度コントロール・レバー 2. ケーブル・クランプ 4. アイドル・スピード・ネジ 3. 速度コントロール・レバーがアイドル・スピー ド・ネジに接触するまでケーブルを動かす (図 45)。 4. ケーブル・クランクのネジを締めて、エンジン の rpm 設定を確認する。 • ハイ・アイドル: 2925 ± 50 rpm 図 46 • ロー・アイドル: 1500 ± 50 rpm 1. アイドル速度の調整 1. リモート・スロットル・コントロール・レバー を SLOW 位置にする。 2. アイドル・スピード・ネジのロックナットをゆ るめる(図 45)。 3. 1500 rpm となるようにアイドル・スピード・ネ ジを調整する。 4. ロックナットを締めつける。 燃料バルブ 2. フィルタ容器(図 47)の周辺をウェスできれ いにぬぐう。 3.
6. フィルタ取り付けバンドのキャリッジ・ボル トをゆるめてフィルタのキャニスタを取り出 す。適切に処分する。 7. 新しいキャニスタを取り付け、取り付けバン ドのキャリッジ・ボルトを締め付ける。 8. フィルタの上部に燃料ラインを接続する; 入 口側と出口側を間違えないように注意する。 9. フィルタのドレン・プラグを確実に閉めるこ と。燃料バルブを開く。 10.
走行系統の整備 警告 バッテリーケーブルの接続手順が不適切である とケーブルがショートを起こして火花が発生 する。それによって水素ガスが爆発を起こし 人身事故に至る恐れがある。 トランスミッションのニュートラル 調整 端子が腐食した場合は、 ケーブルを外し(マイ ナスケーブルから先に外すこと)、クランプと 端子とを別々に磨いてください。 磨き終わっ たらケーブルをバッテリーに接続し(プラス ケーブルから先に接続すること)、端子には ワセリンを塗布してください。 走行ペダルがニュートラル位置にあるのに機体が 動き出す場合にはトランスミッションの調整が必 要です。 1. どちらか一方の前輪を浮かして機体を支える。 注 注: 3 輪駆動キット装着車の場合には後輪 も浮かせてください。 • ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス (黒)ケーブルから取り外す。 2. • ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス (赤)ケーブルから取り付け、それからマ イナス(黒)ケーブルを取り付ける。 エンジンを始動し、スロットルをSLOW にセッ ト、浮いている前輪が回転していることを確 認する。 3.
2. ロック&芝刈ブラケットをペダル・ピボット に固定しているナットをゆるめる。 図 49 1. 走行ケーブル 4. 偏芯ナット 2. 3. バルクヘッド ジャムナット 5. ロックナット 図 51 1. 2. 移動走行速度の調整 走行ペダルは最高速度を出せるように出荷時に調 整されていますが、一杯に踏んでいるのにペダル ストップに当たらないようになったら調整が必要 です。また、最高速度を下げたい場合にも調整を 行います。 走行ペダルを踏み込んでみてください。ケーブル に張力が掛かる前にペダルがストップ(図 50)に 当たる場合には調整が必要です。 図 50 1. ペダル・ストップ 1. ペダル・ストップをフロア・プレートに固定 しているフランジヘッド・ロックナットをゆ るめる(図 50)。 2. ペダル・ストップを調整してペダル・ロッド にあたるようにし、ナットを締め付ける。 芝刈り速度の調整 出荷時に調整されていますが、速度を変えたい場合 には調整してください。 1. トラニオン・ボルトのジャムナットをゆるめ る(図 51)。 42 ジャム・ナット ナット 3.
冷却系統の整備 ブレーキの整備 ラジエター・スクリーンの清掃 ブレーキの調整 オーバーヒートを防止するため、ラジエターとス クリーンは常にきれいにしておいてください。基 本的にラジエターとスクリーンを毎日点検し、必 要であれば 1 時間ごとに清掃してください。汚 れやすい環境で使用している場合にはより頻繁な 清掃が必要です。 両輪を均等に調整できるよう、機体両側にブレー キ調整ロッドがついています。以下の手順で調整 します: 1. ラジエターのスクリーンを外す(図 52)。 2. ファン側からラジエターをエアで吹いて汚れ を落とす。 1. 走行中にブレーキペダルを踏み、両輪が均等 にロックするか調べる。 注意 狭い場所や人の近くでのブレーキテスト は大変危険である。 ブレーキ調整の前後に行うテストは、必 ず人や障害物のない平坦で広い場所で行 うこと。 2. ブレーキが片効きであれば、コッターピンと クレビスピンを外して、ブレーキロッドを外 す(図 53)。 図 53 1. クレビスピンとヘアピンコッ ター 2. ジャムナット 図 52 1. 3.
ベルトの整備 制御系統の整備 ベルトの調整 カッティングユニットの昇降タイミ ングの調整 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 本機のカッティングユニット昇降回路にはフローコ ントロールバルブ(図 55)がついています。この バルブは出荷時に調整されていますが、作動油温 度、作業速度などにより調整が必要になる場合があ ります。以下の手順で調整します: 機械を正しく動作させ、無用の磨耗を防止するため に、ベルト類は正しく調整してください。 1. オルタネータをエンジンと調整ストラップに 固定しているボルトをゆるめる。 注 油圧オイルの温度が十分上昇してから調整にか かってください。 図 54 1. 2. 1. 運転席を上げ、センター・プルフレーム用フ ローコントロールバルブ(図 55)を露出させ る。バルブは油圧マニホルドの側面について いる。 2. フローコントロール・バルブについているジャ ムナットをゆるめる。 3. 中央のカッティングユニットの降下が遅すぎ る場合、ノブを左に1/16 回転、降下が早すぎ る場合は、右に1/16 回転させる。 4.
1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニット を降下させ、エンジンを停止し、駐車ブレー キを掛ける。 2. 運転席を上げてリール・コントロールを露出さ せる。 3. 各カッティングユニットのリールと下刃をバッ クラップ用に設定する; カッティングユニッ トのオペレーターズマニュアル を参照。 バックラップ中にエンジン速度を変えると リールが停止することがある。 • バックラップ中は絶対にエンジン速度 を変えないこと。 • バックラップはアイドル速度以外では 行わないこと。 エンジンを始動し、アイドル回転にセットす る。 5. バックラップレバーを R 位置にセットする (図 56)。 図 56 1. バックラップレバー 2. リール速度コントロール 6. リール速度セレクタを 1にセットする (図 56)。 7. 機能コントロール・レバーをニュートラル位置 にして、昇降刈り込みコントロールを前に倒す とリールが回転してバックラップが始まる。 8.
油圧系統の整備 油圧ラインとホースの点検 警告 油圧オイルとフィルタの交換 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体 に重大な損傷を引き起こす。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 800運転時間ごと • 油圧を掛ける前に、油圧ラインやホースに 傷や変形がないか接続部が確実に締まって いるかを確認する。 オイルが汚染されてしまった場合は油圧系統全体を 洗浄する必要がありますのでトロ代理店にご連絡く ださい。汚染されたオイルは乳液状になったり黒ず んだ色なったりします。 1.
保管 長期間にわたって保管する場合には以下のような 作業を行ってください: 1. 機体からゴミや刈りカスをきれいに取り除 く。必要に応じてリールやベッドナイフの研 磨を行う( カッティングユニットのオペレー ターズマニュアル を参照のこと)。ベッドナ イフやリールの刃にはさび止めを塗布する。 グリスアップと機体各部の潤滑を行う;「潤 滑」のページを参照。 2. タイヤに重量がかからないように完全にブ ロックする。 3. 油圧オイルとフィルタを交換する。油圧ライ ンやフィッティングを注意深く点検し、必要 に応じて交換する; 「油圧オイルとフィル タの交換」および「油圧ラインとホースの点 検」を参照のこと。 4. 燃料タンクから燃料を抜き取る。エンジンを 始動し、燃料切れで自然に停止させる。燃料 フィルタを交換する;「燃料フィルタの交 換」を参照のこと。 5. エンジンがまだ暖かいうちに、エンジンオイル を抜き取る。新しいオイルに交換する;「エ ンジンオイルとフィルタの交換」を参照。 6. シリンダ、エンジン、フィン、ブロアハウジ ングなどをきれいに清掃する。 7.
図面 電 気 回 路 図 (Rev.
油 圧 回 路 図 (Rev.
メモ: 50
メモ: 51
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