Operator's Manual
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燃料を補給する
燃料は2号軽油を使用します。
燃料タンク容量は約 227 リットルです。
1. 燃料タンクのキャップ(図25)の周囲をきれいに拭く。
図 25
1. 燃料タンクのキャップ
2. 燃料タンクのキャップを取る。
• 危険 •
軽油は条件次第で簡単に引火・爆発する。発火したり爆
発したりすると、やけどや火災などを引き起こす。
• 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた状態で行
う。こぼれた燃料はふき取る。
• 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は燃料タンク
の首の根元から2.5cm程度下までとする。これは、
温度が上昇して燃料が膨張したときにあふれないよ
うに空間を確保するためである。
• 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎を絶対に
近づけない。
• 燃料は安全で汚れのない認可された容器で保管す
る。
3. 給油は燃料タンクの首の根元から 6~13 mm 下までと
する。入れすぎないこと。給油が終わったらキャップを
締める。
4. こぼれた燃料はふき取る。
冷却系統を点検する
冷却システムの容量は 34 リットルです。
ラジエターとスクリーン(図26)に付いているほこりを取
る; この部分は毎日の点検清掃が必要、ほこりの多い環
境では数時間おきに点検する。清掃要領については34ペ
ージ「ラジエターとスクリーンの清掃」を参照のこと。
図 26
1. ラジエター・スクリーン
2. ラジエター
ラジエターの冷却液はは水とエチレングリコール不凍液の
50/50 混合液です。毎日の作業前、エンジンを始動する前
に冷却液の量を点検してください。
• 注意 •
エンジン停止直後にラジエターのキャップを開けると、
高温高圧の冷却液が吹き出してやけどを負う恐れがあ
る。
• エンジン回転中はラジエターのふたを開けないこ
と。
• キャップを開けるときはウェスなどを使い、高温の水
蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。
1. 平らな場所に駐車する。
2. 冷却液の量を点検する(図27)。エンジンが冷えてい
る状態で、補助タンク側面についている 2 本のマーク
の間にあれば適正である。
図 27
1. 補助タンク










